丹沢制覇vol.5 最終回 神ノ川〜檜洞丸〜蛭ヶ岳 周回
神奈川県
koitan
体力度について
- GPS
- 09:35
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,535m
- 下り
- 2,552m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:24
| 天候 | 曇、時々雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ヒュッテのポストにお金を入れるので、何時でも利用可能。どの車のお金かわからないので、封筒にナンバーを書いて入れたほうが良いとの情報あり。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
台風の影響で倒木多数、迂回を余儀なくされる箇所も多く、痩せ尾根上の倒木もあり非常に危険 檜洞丸〜蛭ヶ岳間は痩せ尾根多し、急登鎖場、深い藪で遭難の危険もあり 冬季は遭難者も出ているらしく、非常に危険 |
| その他周辺情報 | 道志みちのコンビニ（たぶんセブンイレブン）が最後なので、早めの買い出しを |
写真
また樹林帯を上がります。道がわかりにくいですが、尾根をずっと上がる感じです。
といっても800m登り続けるという意味ですよねコレw
真ん中の道を登ります。基本尾根なので、尾根を上がる感じでいけば大丈夫です。
左が正解でした。地形図が手放せません。
スマイル！こういうの好きです。和みます。他にも「山♥」とか、「富士山」とか「檜洞丸」とかバリエーションあるので探してみてくださいw
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他にも「山♥」とか、「富士山」とか「檜洞丸」とかバリエーションあるので探してみてくださいw
まぁ、この後体感するんですけどね、、、。
雲の下に来たら暑かったので、レインウェアを脱ぎました。
ここ、上にもハシゴがかかってるんですが、そのハシゴはハズレです。巻道が当たりです。
大きく右の方から迂回しました。
左側に迂回しましたが、左は谷なので結構怖かった。
先に急角度の山が見えますが、それを登ります。。
ここ、道だと思えなくて引き返して道っぽいところに行ったら、外れでした。これが当たり。
冬に来た時はここ登ってきたんですけど、よく登ったなぁと。
雨でも大丈夫。
ここでレインウェア脱ぎました。
雨降ってましたけど、面倒だったので木陰に入りながら下ってしまいました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
|
|---|
感想
このルート、上級者向きです。
崩壊地の上を歩く痩せ尾根、急角度の切り立った斜面上の鎖場、迷いやすい環境、加えてアップダウンが激しくかつ角度が急で、平坦な部分がほとんどありません。
体力もいりますが何より怖い。ということで相応の覚悟を持ってこのルートを選択されることをオススメします。
今回は檜洞丸登頂が主目的でしたが、前に登った蛭ヶ岳の山ピンズをなくしてしまったのでもう一回買いたいなということで、檜洞丸〜蛭ヶ岳が一緒に登れないかと。裏丹沢、道志方面で駐車場のある登山口がないなぁと思っていたのですが、神ノ川ヒュッテの駐車場が有料ながらも使えるということがわかり、ここからの周回ルートを作りました。
最初のピーク、熊笹ノ峰までのヤタ尾根は2時間ずっと急登です。とにかく登る。眺望もほとんどありません。熊笹ノ峰からは稜線に出るので晴れていたら綺麗に見えると思います。檜洞丸周辺は思ったより花が咲いていて楽しめました。
檜洞丸〜蛭ヶ岳間は道がかなり荒れていて険しいです。標高差のあるアップダウンを繰り返します。中でも特に臼ケ岳〜蛭ヶ岳間は丹沢でもトップクラスの難所ではないかと思います。痩せ尾根が続き危険です。さらに蛭ヶ岳直下の急登は、ほんとにこれ登るの？みたいな角度の急登が40分くらい続き、一気に標高差約300mを一気に上がります。切り立った岩の上の鎖場が何回もあり、滑落の危険が大いにあります。加えて、藪が深い場所もあり、道に迷いやすいです。1回道間違えました。
蛭ヶ岳〜姫次はこのルートでもっとも緩やかな場所です。ただし、蛭ヶ岳からの下りはここも標高差300mを一気に下ります。木道が整備されているので、危険という感じではないですが、階段なので疲れます。
姫次から袖平山はすぐです。袖平山から先の風巻尾根もなかなかの急斜面で、ここから先は95%下りで、急斜面です。丁度登りのヤタ尾根と同じような感じですね。
姫次周辺以外、ほぼすべて急斜面で構成されているかなりの難ルートという感想です。一方で、蛭ヶ岳に行くには最短ルートではないかと思います。最短には理由があった、という感じです。アドベンチャー好きな健脚の方にはオススメしますが、初心者だけで行ったら天気が悪ければ本気で立ち往生、遭難しますのでやめたほうがいいと思いました。ついでに鹿には会いましたが、人間は小屋の人を除いて誰にも会いませんでした。つまり、助けも来ませんこのルート。あ、あと猿は声が聞こえましたw
とは言うものの、山行としては達成感も大きく、楽しめました。
でも、冬は通りたくないです。苦笑
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