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Yamareco

記録ID: 1266499
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

【神室連峰】杢蔵山〜神室山縦走

2017年09月24日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 秋田県 山形県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
32.2km
登り
2,632m
下り
2,631m

コースタイム

日帰り
山行
11:11
休憩
0:00
合計
11:11
4:00
92
5:32
0:00
60
6:32
0:00
66
7:38
0:00
61
8:39
0:00
93
10:12
0:00
43
10:55
0:00
69
12:04
0:00
187
15:11
火打新道登山口
天候 ガス→晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山屋登山口の駐車場を利用(新庄市)
新潟市内から高速の無料区間・国道7号・国道47号で約4時間(ノンストップ)。

【ここを見ている身近な知り合いのために説明】
神室連峰とは地図の上では山形のいちばん右上の辺りで、主峰の神室山は秋田との県境となってます。
東北の小アルプス・東北一のヤセ尾根などと呼ばれてるようです。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト
山屋登山口→ポストなし
火打新道口→機能してなさそうなポストあり
朝4時スタート
水分は4,5リットル携行。
足元は長靴
2017年09月24日 04:00撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/24 4:00
朝4時スタート
水分は4,5リットル携行。
足元は長靴
ここら辺から傾斜が増す。
霧が出てたのでほとんど撮影無しで進む
2017年09月24日 04:51撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 4:51
ここら辺から傾斜が増す。
霧が出てたのでほとんど撮影無しで進む
杢蔵山避難小屋
2017年09月24日 05:10撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/24 5:10
杢蔵山避難小屋
小屋から20分ほどで杢蔵山到着
残念ながらガスの中
2017年09月24日 05:32撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/24 5:32
小屋から20分ほどで杢蔵山到着
残念ながらガスの中
晴れを信じて縦走開始
登山道はかなり滑るので注意
2017年09月24日 05:46撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 5:46
晴れを信じて縦走開始
登山道はかなり滑るので注意
杢蔵山から急降下して樹林帯に吸い込まれる
2017年09月24日 06:01撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/24 6:01
杢蔵山から急降下して樹林帯に吸い込まれる
概ねこんな道。
刈り払いはされてるが朝露がひどい
リュックまでビショビショに。
2017年09月24日 06:30撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/24 6:30
概ねこんな道。
刈り払いはされてるが朝露がひどい
リュックまでビショビショに。
一杯森到着
ガスがとれそうな気配
2017年09月24日 06:32撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/24 6:32
一杯森到着
ガスがとれそうな気配
市町境の分岐を越えて。
すでに高山帯な雰囲気。

2017年09月24日 07:04撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 7:04
市町境の分岐を越えて。
すでに高山帯な雰囲気。

この時点でまだ1000メートルほどの標高だがご覧の稜線。
2017年09月24日 07:06撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
3
9/24 7:06
この時点でまだ1000メートルほどの標高だがご覧の稜線。
真ん中のピークが槍ヶ先
地味にアップダウンがある
2017年09月24日 07:10撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
6
9/24 7:10
真ん中のピークが槍ヶ先
地味にアップダウンがある
槍ヶ先到着
ここで標高1050メートル
ここから最上町の新倉見口へ下れる
2017年09月24日 07:38撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 7:38
槍ヶ先到着
ここで標高1050メートル
ここから最上町の新倉見口へ下れる
進みましょう
2017年09月24日 07:44撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/24 7:44
進みましょう
ようやくガスがはれ絶景が。
正面は中先というピーク
2017年09月24日 07:46撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
3
9/24 7:46
ようやくガスがはれ絶景が。
正面は中先というピーク
日差しのお陰で急速に朝露が消えてくる
2017年09月24日 07:50撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 7:50
日差しのお陰で急速に朝露が消えてくる
中先を越えて
右は大尺山
左は火打岳
2017年09月24日 08:05撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/24 8:05
中先を越えて
右は大尺山
左は火打岳
大尺山にて。
右奥は小又山
2017年09月24日 08:19撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/24 8:19
大尺山にて。
右奥は小又山
火打岳へ進みましょう
2017年09月24日 08:21撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4
9/24 8:21
火打岳へ進みましょう
見事に切れ落ちている
2017年09月24日 08:23撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
6
9/24 8:23
見事に切れ落ちている
2017年09月24日 08:26撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
3
9/24 8:26
頂上目前
2017年09月24日 08:35撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/24 8:35
頂上目前
火打岳到着
これで標高はわずか1238メートル
2017年09月24日 08:39撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7
9/24 8:39
火打岳到着
これで標高はわずか1238メートル
進行方向
真ん中のピークが小又山
目指す神室山は左奥の方。
2017年09月24日 08:41撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4
9/24 8:41
進行方向
真ん中のピークが小又山
目指す神室山は左奥の方。
進みましょう。
これがわずか1200メートルの稜線ですか?
2017年09月24日 08:45撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
8
9/24 8:45
進みましょう。
これがわずか1200メートルの稜線ですか?
火打岳からは急降下
転びます
2017年09月24日 08:46撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
3
9/24 8:46
火打岳からは急降下
転びます
飯豊や朝日にまったく引けを取らない景色
2017年09月24日 08:52撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7
9/24 8:52
飯豊や朝日にまったく引けを取らない景色
火打岳を振り返る
まさに怪峰。
2017年09月24日 08:58撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
14
9/24 8:58
火打岳を振り返る
まさに怪峰。
2017年09月24日 09:02撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 9:02
砂利押沢口への分岐
上級者しか下りるなと。
2017年09月24日 09:03撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 9:03
砂利押沢口への分岐
上級者しか下りるなと。
2017年09月24日 09:04撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 9:04
小又山へ次第に傾斜が増す。
山頂はかなり奥の方でまだまだ見えない
2017年09月24日 09:20撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/24 9:20
小又山へ次第に傾斜が増す。
山頂はかなり奥の方でまだまだ見えない
ようやく小又山を射程にとらえる
2017年09月24日 09:58撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 9:58
ようやく小又山を射程にとらえる
頂上直下
2017年09月24日 10:02撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
3
9/24 10:02
頂上直下
小又山到着
神室連峰最高峰
2017年09月24日 10:12撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
5
9/24 10:12
小又山到着
神室連峰最高峰
進む。
左のピークは天狗森
奥にようやく目指す神室山
2017年09月24日 10:25撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/24 10:25
進む。
左のピークは天狗森
奥にようやく目指す神室山
かなり快適な区間
2017年09月24日 10:29撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 10:29
かなり快適な区間
2017年09月24日 10:34撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 10:34
ここが天狗森の頂上であろうか。
ここ自体に眺めはない
2017年09月24日 10:55撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 10:55
ここが天狗森の頂上であろうか。
ここ自体に眺めはない
登山道に腰を下ろして食事。
いよいよ神室山が正面に。
2017年09月24日 11:00撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/24 11:00
登山道に腰を下ろして食事。
いよいよ神室山が正面に。
進む
地元山形の男性とおしゃべり
今日はじめてのスライド。
2017年09月24日 11:04撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
3
9/24 11:04
進む
地元山形の男性とおしゃべり
今日はじめてのスライド。
2017年09月24日 11:11撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 11:11
神室山まではけっこうな登りを強いられる
2017年09月24日 11:23撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/24 11:23
神室山まではけっこうな登りを強いられる
かなりの勾配
2017年09月24日 11:40撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 11:40
かなりの勾配
振り返る
2017年09月24日 11:43撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/24 11:43
振り返る
歩き出しから8時間程経ってるので苦しい登りだった
2017年09月24日 11:43撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 11:43
歩き出しから8時間程経ってるので苦しい登りだった
頂上射程距離
神奈川からの2人組とおしゃべり
2017年09月24日 11:59撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
3
9/24 11:59
頂上射程距離
神奈川からの2人組とおしゃべり
神室山到着
2017年09月24日 12:04撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
3
9/24 12:04
神室山到着
前神室山方向
可能ならあのピークを越えて役内口で縦走を完了させたいところ。
だが自転車では帰れない
2017年09月24日 12:15撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/24 12:15
前神室山方向
可能ならあのピークを越えて役内口で縦走を完了させたいところ。
だが自転車では帰れない
歩いてきた方向
真ん中やや左の三角が小又山
火打岳はかなり小さい
2017年09月24日 12:16撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/24 12:16
歩いてきた方向
真ん中やや左の三角が小又山
火打岳はかなり小さい
避難小屋
下山しましょう
2017年09月24日 12:20撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/24 12:20
避難小屋
下山しましょう
かなりの勾配で下る
ちなみに正面のピークは登る
2017年09月24日 12:32撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 12:32
かなりの勾配で下る
ちなみに正面のピークは登る
神室山を振り返る
2017年09月24日 12:48撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/24 12:48
神室山を振り返る
けっこう登り返しあり。
ただでは下れない
2017年09月24日 12:53撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 12:53
けっこう登り返しあり。
ただでは下れない
2017年09月24日 13:16撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/24 13:16
分岐
土内口へ下る
2017年09月24日 13:33撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 13:33
分岐
土内口へ下る
エチコマのグシガハナコースを思わせる道
2017年09月24日 13:41撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/24 13:41
エチコマのグシガハナコースを思わせる道
けっこうな傾斜
長靴の不得意科目
2017年09月24日 13:43撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 13:43
けっこうな傾斜
長靴の不得意科目
ここから沢沿いの登山道になる
2017年09月24日 14:00撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 14:00
ここから沢沿いの登山道になる
何回も渡渉を繰り返す
このコースを暗い時間帯に歩くのは避けたい。
2017年09月24日 14:02撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/24 14:02
何回も渡渉を繰り返す
このコースを暗い時間帯に歩くのは避けたい。
ここはこわかった。
少し下に迂回路があったようだが増水時は無理だろう。
2017年09月24日 14:03撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4
9/24 14:03
ここはこわかった。
少し下に迂回路があったようだが増水時は無理だろう。
沢沿いの道がうんざりするほど続く
2017年09月24日 14:22撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 14:22
沢沿いの道がうんざりするほど続く
おそらくここが土内口の登山口。
ここまで車で入れなかった。
2017年09月24日 14:54撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 14:54
おそらくここが土内口の登山口。
ここまで車で入れなかった。
あとは林道を歩く
2017年09月24日 14:56撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/24 14:56
あとは林道を歩く
ゴール
火打新道登山口
デポしておいたチャリで山屋登山口まで移動。
所要時間1時間15分ほど
2017年09月24日 15:11撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/24 15:11
ゴール
火打新道登山口
デポしておいたチャリで山屋登山口まで移動。
所要時間1時間15分ほど
ちなみに山と高原地図には神室連峰の半分くらいしか載っていない(神室山〜火打岳の一部のみ)。
最上地域観光協議会からいい地図が出ています(400円)。
リュックに携帯するにはややデカいですが
2017年09月24日 15:11撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
3
9/24 15:11
ちなみに山と高原地図には神室連峰の半分くらいしか載っていない(神室山〜火打岳の一部のみ)。
最上地域観光協議会からいい地図が出ています(400円)。
リュックに携帯するにはややデカいですが
撮影機器:

装備

個人装備
長靴

感想

以前から気になっていた神室連峰にお邪魔した。

朝4時登山口スタート
水はまず4,5リットルを携行する。
前回の山行で登山靴の防水が完全に終わっているのが確認されたので、足元はほぼ新品の長靴だ。
実戦投入がいきなり長距離縦走なのはやや不安があるがなんとかなるだろう。
登山道はしばらく沢沿いを進む
滝や遊歩道との分岐があるが標識はしっかりしてるので大丈夫だ。
幾度か渡渉を繰り返しながらゆるやかに高度を上げていく
やがて「七曲の坂」「心臓破りの坂」と傾斜が増すがたいしたことはない。
急に空が近くなったと思ったら三角山からの道と合わさる。
そこから僅かで杢蔵山荘に到着だ
こちらの熊鈴に気づいたのか男性が顔を出したので挨拶する。
頂上へはもうひと登りしなくてはいけない。途中の水場で水筒を満たす。
杢蔵山の頂上はガスの中であった。予報はかなりいいので縦走を開始する。
ここからの下り道が滑りやすいと事前情報があったがその通りであった。
傾斜のつよい草つきの道に朝露びっしりなので難儀する
ここを安全に下るにはスパイク長靴などが有効だろうが無雪期にはご法度だ。
やがて樹林帯の中を進むようになるがこれが地味に長い
刈り払いはされてるようだが朝露がひどいので上半身まで濡れた。
念のため長靴の上からさらにスパッツを着用してたので事なきを得る。
一杯森の山頂に着くころにはだいぶガスは薄れてきていた。
幾つかのアップダウンを越えると市町境で八森山からの道と合わさる
ここら辺はまだ標高1000メートル付近だがすでに森林限界の雰囲気だ
ガスっていたおかげで水分の消費は少ない
槍ヶ先のピークでようやくすっきりと晴れだした。
中先・大尺山と標識のないピークを越えていく。なかなかアップダウンがあるが長靴の調子はよろしい。
大尺山のあたりからはだいぶ先の小又山まで縦走路が見渡せるようになる。
目指す神室山は遥か先でよくわからない
火打岳に到着したのはまだ9時前であった。
地図上ではちょうど半分くらいなのでいいペースだと思う
目の前には1200メートルちょっとの標高が疑わしいほどの稜線が広がる
この稜線を写真で見るたびに神室連峰への憧れが強まっていたのだ
火打岳からは急降下で鞍部まで下りる。けっこうな斜度なので長靴ではつらい。
途中に砂利押沢口への分岐がある
ここからしばらく下ると水場があるようだが縦走中にはなるべく余計な体力は使いたくない。
神室連峰は南の杢蔵山から北の神室山まで20キロ近い縦走が楽しめるが、稜線上に水場はないので夏場の縦走はけっこうな覚悟がいると思う。
小さなアップダウンを繰り返しながら次第に小又山へ向け傾斜が増す。
目の前のピークが山頂かと思っていたが実際はずいぶんと先であった。
予想よりやや時間を要しつつ山頂に到着。
ゆっくり腰を下ろしてコンビニおにぎり(やみつき炒飯)を食べる。
ここからはいよいよ神室山が射程に入る。見たところ2時間ちょいで行けそうだ。
次のピークの天狗森まではゆるやかで体力の消耗はわりと少ない。いや、もしかしたらアミノバイタルが効いていたのかもしれない。
それにしても素晴らしい眺めの稜線が続く。神室連峰は飯豊や朝日に比べると知名度はやや劣ると思われるがまったく負けていない。
天狗森でふたたび休憩をとり神室山への登りにそなえる。
ここで摂取したカロリーが鞍部までの下りでうまく吸収され、登りにさしかかる頃に丁度良くエネルギーにかわる・・・などとイメージするが実際はどうなのだろうか。
鞍部からは200メートルほどの登りだが傾斜はかなりある。
さすがに疲労が蓄積されてるので休み休み登るしかない。
神室山へはちょうど12時頃到着。予定通りではあるが前半の涼しさにだいぶ助けられたはずだ。
出来ればこのまま北へ進み前神室山を経て役内口へ下り縦走の完了としたいが、そこから出発地点まで戻るのはたいへんだ。
なので今回はここから土内口へ下り自転車で戻る計画だ。
あまりすっきりしない終わり方だが主要なピークは踏んでるので良しとしよう。
さてここからの下山路がなかなか厄介であった。
とにかく長い。最初のうちこそ神室山の雄姿を振り返りつつ歩けたが、樹林帯の尾根歩きはうんざりさせられた。
やがて急降下ののち沢沿いの道になると今度は渡渉を繰り返すようになる。
ここからもまた長い。しかもなかなか危険な箇所もあった。
沢の増水時には使えないのもうなずける。
もともと沢沿いの登山道は陰気で好きではないのでゲンナリしてしまった。
神室山から3時間もかけようやく自転車デポ地点の火打新道登山口に到着。
無事に神室連峰の縦走を終えられた。
心配していた新品の長靴は少し足裏がヒリヒリするくらいで問題はなかった。
もともと長靴で20キロ以上歩くのは平気だったが30キロオーバーも可能なのが今回分かった。
こうなると登山用品店でさんざん登山靴のフィット感を確認してたのは何だったのか?となってしまう。
まぁ、さすがに真夏はつらそうなのでうまく使い分けていくとしよう。
山屋登山口までの自転車移動は8割くらい乗車できた。
帰りは新庄〜尾花沢〜寒河江〜長井〜小国と満足感に浸りながらドライブ。
途中、白鷹町の金ちゃんラーメンに寄る(かれこれ4回目)。
帰宅は9時過ぎとなった。

新潟県民にはあまり馴染みのない神室連峰だが想像以上に素晴らしい世界であった。
山形はいい山がたくさんある。ただし、ガソリンは新潟より15円くらい高い。

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コメント

ついに神室連峰へ
行かれましたね〜。

それにしてもこのルートはなかなか大変そうです(*_*)
30km以上歩いて自転車1時間以上とは…。

下りのルートは私は歩いた事がないのですが
長くかつ危険が伴いそうですね。
(実は来年周回でこの下りルートを狙っていました)

標高は低いですが小アルプスと言われるだけのことはある
素晴らしい稜線ですよね〜。
レコ見てまた行きたくなりました(^_^)v

登山口までの長旅含めてお疲れ様でした!
2017/9/28 0:02
Re: ついに神室連峰へ
ありがとうございます。
今回ao_hachiさんの縦走記録がたいへん参考になりました
自分で実際に歩いてみてao_hachiさんの苦労がわかりました。
よくあの暑い時期に歩かれたなと 新庄駅から登山口まででもお腹いっぱいだと思います・・・
しかもワインボトルまで携行ですからね(笑)
自分もまたぜひ神室を歩きたいです。
2017/9/28 19:28
身近な知り合いとは
私の事ですよね〜😁
東北遠征するとは聞いていましたが、まさか長靴&🚲デポとは…💧
翌日も何食わぬ顔で仕事をしているtoujimaさんに脱帽ですm(._.)m

PS.山形のラーメンのお味はいかがでしたか?😄
2017/9/28 0:17
Re: 身近な知り合いとは
はい。おそらくsistersさん達は神室の「か」の字も分からないと思われたので簡単に説明させていただきました(笑)
長靴姿のよそ者が自転車で疾走してたのはかなり不審だったと思います。。。
金ちゃんラーメンは山形のチェーン店のようですよ
自分は食べ物に関して冒険はしないので同じ店ばかり何度も通ってしまいます。
2017/9/28 19:49
かむろ
20年ぐらい前の山と渓谷の秋におすすめのエリアみたいな特集がありまして、、下見ドライブしたことあります。
ノンストップで4時間、往復するだけでバタンキューですね、今のあたしにゃ
でも いつか っていう気にさせてもらえました 。サンクスです。
2017/9/28 1:41
Re: かむろ
あまり活動範囲を広げたくないのですが、期待以上に素晴らしい山行となりました。
縦走路はオーバーユースとは無縁といった感じだったので、おそらく登山者は神室山に集中していると思われます。
たまに気分を変えて・・・なんて時は是非!4時間かける価値はあります

追伸・・・ハイパーVソールのさらなるレビューに期待してます。個人的に山道でのグリップや耐久性に関心あり
2017/9/28 19:55
長靴大好き
1000mクラスで、この稜線は魅力的ですね。機会があったら火打岳くらいまででも歩いてみたいです。
長靴いつも通りインソールにはスーパーフィートでしょうか。
ちなみに私は、消耗品と考え2000円台の長靴を愛用してますが、何かコダワリとかありますか?(^^)
2017/9/28 6:58
Re: 長靴大好き
あの標高であの稜線は反則でした
緑の稜線好きなら誰もがノックアウトでしょう。
今回も中敷はスーパーフィートを仕込んでました。
自分も今までは安い長靴ばかりでしたが今度のは違うんです
老舗長靴メーカー「ミツウマ」のシーザーウルフというちょっと上級な品を奮発
メーカーの能書きによると高機能素材で軽さとクッション性にこだわったようです。
確かに片足で700グラムくらいと長靴としてはけっこう軽いので登りでは軽登山靴なみに歩けた印象です
ただグリップに関しては微妙だったような。もうちょっと山行を重ねないとわかりませんね。
長靴で西蒲三山往復が目標です
2017/9/28 20:05
ゲスト
長靴道?
こんにちは。
長靴で11時間強ですか、ん〜この時期ならではでしょうか。
私の場合、ブランド物の登山靴はみな老齢、年齢のこともあり、もう買い替えには気が進みません。長靴か、地下足袋をと考えているのですが、先日も地下足袋派の飯豊の仲間に相談したら、六十過ぎて地下足袋デヴュー?と笑われてしまいました。(笑)
いずれにせよ、飯豊以外の山行は、大体、長靴でとおしてはきています。恥ずかしながら、1000円〜2000円台のものばかりで、ストレスが溜る箇所はどうしても破れが出やすく、今までのものは2年ぐらいの寿命でした。
最近はメッシュ繊維が入った、『親方寅さん』を試していますが、100%満足というわけにはいきません。やはり、清水の舞台から飛び降りるつもりで(笑)、5000円〜6000円台のものを求めないといけませんでしょうか。
山で試した長靴の批評など期待して居ります。
ほんと長靴はラクだし、汚れにも強くていいですよね。
2017/9/30 17:31
Re: 長靴道?
こんばんは。
やはり皆さん長靴の話題には食いつきますね(笑)
自分の場合は軽登山靴の履き方が悪いのか防水がすぐにダメになってしまうんです。
1年に1足買い替えるのはなかなかもったいないものがあるので、今後は長靴の出番を大幅に増やそうかなと
水や汚れにはめっぽう強いし、下り方にさえ気を付ければ案外問題ないものですよね。
自分も安い長靴の寿命はやはり2年くらいでした。
長靴でけっこう重大な問題は踵の辺りの内張が破けることですよね。その箇所と摩擦して靴下まで破けるのが悩みです。
なにしろ登山用靴下の方が高価ですから(笑)
今回奮発した高級(?)長靴もそのへんがどうなのか注目です。
長距離登山での長靴レビューはなかなか珍しいかもしれないので、できるだけ気付いたことなどこれから書かせていただきます
2017/10/1 21:10
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