西岳・編笠山〜初冬の八ヶ岳南部で遊ぶ その2


- GPS
- 08:07
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,302m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 8:04
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この日はコース全般に積雪は少なくアイゼンやピッケルは不要でした。 標高2100m位から凍結した雪道となりますので、チェーンスパイク等の軽アイゼンが有った方が安心です。 今後寒波が来ると積雪が増えることが予想されますので出かける人は最新の積雪状態をご確認ください。 【ゲート〜不動清水】 富士見高原ゴルフコースの駐車場に登山者用駐車スペースが有ります。 駐車場からしばらく車道を進み10分程度で登山口となります。ここに登山ポストが有ります。 登山口から先も林道とは何度か交差します。地図に有るより先まで林道は延びているようです。 不動清水はこの日は沢山の水量で出ていました。 【不動清水〜西岳】 不動清水からは登山道となり樹林帯の展望の無い道を緩やかに一直線に登っていきます。 急な傾斜が有るわけで無く、淡々とした登りが続きます。 この日は標高2100m位から凍結した圧雪が現れましたのでチェーンスパイクを使いました。 樹林帯が途切れガレ場に出ると山頂は間近です。 山頂は北東側は樹林帯ですが南西側には大展望が広がっています。 【西岳〜青年小屋】 山頂から東に向かって樹林帯を下っていきます。 青年小屋まで大きな上り下りは無く深い樹林帯を進みます。 この日は積雪も少なく明白なトレースも有りましたので楽勝でしたが、積雪後でトレースが無いとラッセルとルーファイが必要になり難路になると思います。 目印のテープは比較的沢山あります。 小屋の手前に乙女の清水の水場が有りますが既に凍結して使用不能でした。 青年小屋には本館とは別棟で冬期避難小屋が有ります。 【青年小屋〜編笠山】 小屋から目の前に見える編笠山へは大きな岩の重なった道をペンキマークに導かれて進みます。 積雪が多くなればどこでも歩けると思いますが、この日は積雪が少なく夏道通りにしか歩けない状態でしたが、岩の間に中途半端に積雪が有り難儀しました。 山頂は広々としており360度の大展望が広がっています。 【編笠山〜富士見高原】 山頂からは観音平に下る道と富士見高原に下る道があります(青年小屋に下る道も有りますが)。 標識が有りますので間違う事は無いと思いますが注意してください。 下り初めは大きな岩を伝って歩く歩きにくい道ですが、しばらく下ると樹林帯に入ります。 登山者が少ない為か樹林帯に入るとやや荒れた感じとなりますが、標識や目印のテープ類が多く有りますのでルーファイに困ることは無いと思います。 「杯流し」を過ぎると林道と交錯する様になり登山口のゲートに至ります。 |
その他周辺情報 | 駐車場の近くに八峰苑鹿の湯が有ります。内湯サウナ露天風呂有り。ホテルの温泉なので施設はきれい。 |
写真
今回青年小屋(冬期小屋)泊まりを中止した最大の理由はこの水場の利用可否が分からなかった為でした。結果として水の確保が出来なかった為、中止は正解でした。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
初冬の八ヶ岳、二日目は西岳と編笠山に登ります。
初日権現岳を下山後いつも日帰り温泉で馴染んでいる樅の湯に移動、豪華に樅の木荘に宿泊しました。
樅の湯の隣りに宿泊施設が有ることは以前から気になっていて、一度泊まってゆっくりしてみたい思っていました。
樅の木荘は山小屋では無く普通の旅館ですので、部屋は広々食事も立派、それでいて一人で泊まっても1万円でおつりが来るリーズナブルな宿でした。
さすがに朝食まで食べていては山に登る時間が無くなってしまう為、朝食は自前で済まし明るくなったらすぐに出発しました。
西岳の登山口は富士見高原ゴルフコースから、実はこのコースは初めて登りました。
元々西岳に下から登った事は無く青年小屋からピストンばかりでした。
八ヶ岳は40年以上前から毎年何回も登っているのですが、西岳に登ったのは数回のみ、私にとって八ヶ岳で最も登った回数が少ないピークです。
コースは冬枯れの明るい樹林帯を緩やかに登るだけのやや単調な道でしたが、八ヶ岳の広々とした裾野を実感できる道でした。
途中展望は殆ど無く、逆に山頂直下で一気に広がる展望が感動的でした。
積雪は少なく標高2100m位から若干積雪がある程度、チェーンスパイクで快適に歩けました。
西岳から青年小屋に向かう樹林帯はやや積雪が多かったのですが、しばらく新雪は降っていない様でラッセルなどは必要なく快適な雪道でした。
今回青年小屋(冬期避難小屋)泊まりを断念した最大の理由、「乙女の清水」はやはり凍結していて給水は出来ませんでした。
何となくほっとしました(^_^;)
青年小屋から編笠山に登る大きな岩が積み重なった道は中途半端に雪が積もって岩の間に落ちそうで、ちょっと緊張する場面も有りました。
編笠山では昨日今日と歩いたコースをすべて見渡せて、楽しかった初冬のハイキング振り返ることが出来ました。
今日も快晴の日曜日ですが、やはり登山者は少なく出会ったのは4人のみ、本当に静かな山でした。
さて、いよいよ八ヶ岳の季節スタートです、次回は大定番の赤岳に登ろうと思っています。
yamayaさん、続いての書き込みです
2日目も終日快晴で気持ち良い山歩きが出来たようですね。
西岳〜編笠山の周回は距離的にも標高差も、冬山では私にちょうど良いコースだったと記憶しています。
数年前の年末にこのコースを歩いた事があるんですが、その時は数日前に降雪があり、西岳から青年小屋までは先行者がなくラッセルと言うほどではありませんでしたがヘロヘロになったのと寒風が吹き、寒がりな私にとっては
でも編笠山山頂から南八の阿弥陀・赤岳・権現が間近に見る事ができ、展望が良く好きな場所でもあります。
今夜あたりからの寒波で八ヶ岳あたりにも降雪があるんじゃないかと思いますが、次回yamayaさんが訪れるときはたっぷりと積雪もありそうですね
次回の赤岳レコも楽しみにまっております!
私も雪山に行きたいなぁ〜と思っておりますが所用が立て込んでおり、今シーズンも雪山初めは再来週あたりなりそうな感じです。
Opiroさん、引き続きコメントありがとうございます。
権現岳を日帰りで登ってそのまま帰ることも出来たのですが、今回登らないと西岳や編笠山は絶対に登らないなぁと思って、強引に行ってきました。
まあ、ゆっくり温泉に泊まりたっかたのも有りますが・・・
編笠山は多分10回位は登っていると思うのですが、西岳は3、4回目だと思います。
確かにメインルートから離れていて、これと言った特徴も少ない山なのでマイナーなのは否めませんが、その分人が少なく静かなのが良いですね
おっしゃる通り、距離や標高差もちょうど良い感じで1日静かにのんびり楽しむには最適な山かもしれませんね。
Opiroさんの雪山初めは再来週頃ですか?今年は雪が多そうなので期待できそうですね
でも良い雪が積もるとスキーにも行きたくなるので、難しい選択になりそうですね
スキーでも山でもレコお待ちしています
※今回2日とも山頂は独り占めでしたので、残念ながら自撮りは有りませんでした
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