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Yamareco

記録ID: 1343589
全員に公開
雪山ハイキング
比良山系

新雪の権現山

2017年12月28日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:51
距離
6.5km
登り
623m
下り
619m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:49
休憩
0:47
合計
4:36
距離 6.5km 登り 623m 下り 628m
9:53
80
11:13
11:26
64
12:30
12:59
31
13:30
11
13:40
13:44
7
13:50
13:52
36
14:28
天候
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
平に駐車
コース状況/
危険箇所等
アラキ峠までの間に倒木が集中する所が一箇所あり。積雪はアラキ峠までは多いところでも50cm以下。トレイルは全くなし。
アラキ峠より上では一気に1mほど積雪。スノーシューかワカンが必要と思われる。ここからはテープはほとんど見当たらず、ルートの見極めが極めて困難。
頂上直下の尾根も倒木が多数あるが、雪のため、倒木を迂回することは容易。
平集落
2017年12月28日 09:57撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
12/28 9:57
平集落
国道367号から花折林道に入る
2017年12月28日 10:00撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 10:00
国道367号から花折林道に入る
林道の入り口
2017年12月28日 10:06撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 10:06
林道の入り口
貯水場を超えたところにある、林道からアラキ峠への山道の分岐
2017年12月28日 10:10撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 10:10
貯水場を超えたところにある、林道からアラキ峠への山道の分岐
いよいよ登山道。トレースは全くなし
2017年12月28日 10:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 10:16
いよいよ登山道。トレースは全くなし
倒木が集中。この倒木を越えたところでルートを探すのに少し手間取る。山側から迂回するのがベターであり、ルートの続きを探しやすいと思われる。
2017年12月28日 10:25撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 10:25
倒木が集中。この倒木を越えたところでルートを探すのに少し手間取る。山側から迂回するのがベターであり、ルートの続きを探しやすいと思われる。
雪が強くなり、積雪も深くなってきた
2017年12月28日 10:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 10:39
雪が強くなり、積雪も深くなってきた
2017年12月28日 10:54撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 10:54
スノーシューを装着
2017年12月28日 11:14撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 11:14
スノーシューを装着
少しだけ日が差してきた
2017年12月28日 11:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 11:16
少しだけ日が差してきた
アラキ峠。ここから尾根筋を辿る
2017年12月28日 11:22撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 11:22
アラキ峠。ここから尾根筋を辿る
全く登山路がわからないので、ルートの見極めにかなり苦労しながら、急登を登る。このあたりではしばしば、スノーシューも50cmほど雪に沈む。
2017年12月28日 12:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 12:18
全く登山路がわからないので、ルートの見極めにかなり苦労しながら、急登を登る。このあたりではしばしば、スノーシューも50cmほど雪に沈む。
倒木多し。もはや登山路は全くわからないが、雪のお陰で迂回は難しくはない。むしろこの尾根道をスノーシューで快適に歩を進めることに愉悦を覚える。
2017年12月28日 12:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 12:21
倒木多し。もはや登山路は全くわからないが、雪のお陰で迂回は難しくはない。むしろこの尾根道をスノーシューで快適に歩を進めることに愉悦を覚える。
ついに頂上直下の開けたところに
この景色に出逢うためにここに来たのだ‥
2017年12月28日 12:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 12:24
ついに頂上直下の開けたところに
この景色に出逢うためにここに来たのだ‥
霊仙山方面のみ、雲が晴れて展望が得られた
2017年12月28日 12:25撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 12:25
霊仙山方面のみ、雲が晴れて展望が得られた
山頂方面
2017年12月28日 12:26撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 12:26
山頂方面
山頂直下。雲がのあいだににわずかに晴れ間を垣間見る
2017年12月28日 12:28撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 12:28
山頂直下。雲がのあいだににわずかに晴れ間を垣間見る
頂上より
2017年12月28日 12:28撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 12:28
頂上より
山頂標
2017年12月28日 12:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 12:30
山頂標
もう一つの山頂標。ホッケ山、蓬莱山方面は五里霧中
2017年12月28日 12:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 12:30
もう一つの山頂標。ホッケ山、蓬莱山方面は五里霧中
晴れ間から一瞬の陽光
2017年12月28日 12:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 12:31
晴れ間から一瞬の陽光
再び稜線を。一瞬の陽光が凍てついた樹々のシルエットを演出する
2017年12月28日 12:33撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 12:33
再び稜線を。一瞬の陽光が凍てついた樹々のシルエットを演出する
山頂標のシルエットが美しく思える
2017年12月28日 12:33撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 12:33
山頂標のシルエットが美しく思える
再び霊仙山方面
2017年12月28日 12:33撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 12:33
再び霊仙山方面
なんとマッチがすべて湿っており、昼食のカレーはお預け。いつも携帯しているはずのライターが今日に限って持参してしなかったのが悔やまれる。予備の行動食のオニギリがあってよかった。折しも、再び吹雪始めたので、下山開始
2017年12月28日 13:04撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/28 13:04
なんとマッチがすべて湿っており、昼食のカレーはお預け。いつも携帯しているはずのライターが今日に限って持参してしなかったのが悔やまれる。予備の行動食のオニギリがあってよかった。折しも、再び吹雪始めたので、下山開始
頂上直下のなだらかな尾根道にも倒木多数
2017年12月28日 13:07撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 13:07
頂上直下のなだらかな尾根道にも倒木多数
再び倒木を振り返って
2017年12月28日 13:08撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 13:08
再び倒木を振り返って
下山は自らのトレースを辿るので、登りに比べてかなり楽
2017年12月28日 13:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 13:11
下山は自らのトレースを辿るので、登りに比べてかなり楽
トレースが雪と風でかなり消えているところも
2017年12月28日 13:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 13:18
トレースが雪と風でかなり消えているところも
アラキ峠より折立山に向かう
2017年12月28日 13:38撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 13:38
アラキ峠より折立山に向かう
頂上には山頂標は見当たらず、ヤマレコのGPSが山頂であることを示すのみ。落葉していなければ全く眺望もないところであろう
2017年12月28日 13:42撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 13:42
頂上には山頂標は見当たらず、ヤマレコのGPSが山頂であることを示すのみ。落葉していなければ全く眺望もないところであろう
折立山山頂
2017年12月28日 13:43撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 13:43
折立山山頂
折立山から下山開始
2017年12月28日 13:44撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 13:44
折立山から下山開始
アラキ峠からの下り
2017年12月28日 14:05撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 14:05
アラキ峠からの下り
わずかに陽光がさす瞬間、雪の中に幻影のように樹々のシルエットが浮かぶのが美しいのだが、シャッター・チャンスをものに出来なかったようだ
2017年12月28日 14:06撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 14:06
わずかに陽光がさす瞬間、雪の中に幻影のように樹々のシルエットが浮かぶのが美しいのだが、シャッター・チャンスをものに出来なかったようだ
登りに難儀した倒木。今度は山側から迂回
2017年12月28日 14:08撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 14:08
登りに難儀した倒木。今度は山側から迂回
登山口にある貯水場がなんともシュールだった。
2017年12月28日 14:15撮影 by  iPhone 6s, Apple
12/28 14:15
登山口にある貯水場がなんともシュールだった。
撮影機器:

感想

天気予報では京都北山から比良山系にかけては天候が非常に悪いことは十分に予想できていた。晴天はないにせよ、湖南や湖東、あるいは西山に向かえば雪中の山行を強いられる可能性は低いであろうが、スノーシューを装着して新雪の中を歩いてみたいという欲求により北に向かった自分は雪山に取り憑かれた愚者とでも笑って頂きたいと思う。

朝の国道367号は花折トンネルを越えたところから路面は雪でかなり白い。峠からの下り坂の途中にある平集落の駐車場に車を停めて、花折林道に入ると案の定、トレースの痕跡すらない。途中まではテープもほとんどなく、地形から雪に埋もれた登山道を判断していく。
アラキ峠までスノーシューは必要ないだろうと見込んでいたが、峠直下のトラバースのあたりで登山路もついに不明瞭となり、雪も深くなったので、スノーシューを装着。

アラキ峠からは急に積雪が深くなり、スノーシューでもかなり沈む状態。さすが積もったばかりの新雪である。道標のテープはほとんどなく、それなりの急登であるので、ここで思い切り時間をとられてしまったように思う。杉林が切れたところで傾斜も緩くなり、視界も一気に明るくなる。そして倒木を迂回しながら山頂を目指すと、凍てついた樹々の幻想的な光景が待っていた。この山を登ってよかった、この景色に出逢うために登ってきたんだ‥と思う瞬間だった。


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