広沢寺から弁天御髪尾根ネクタイ尾根を経て大山へ。


- GPS
- 08:33
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,369m
- 下り
- 1,165m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:33
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
このところ宮ケ瀬から大倉への新春縦走を恒例にしていますが、今年は22日の大雪以降宮ヶ瀬三叉路に行くバスが運休になっていたので、スペアプランに切り替え、広沢寺からネクタイ尾根経由で大山へ行きました。
神奈中バスのHPでは25日現在宮ケ瀬行きバス部分運休となったまま情報が更新されていなかったので、もしやとの期待を持ちバス乗場に行くといつも通り6:55発の宮が瀬行バスがやって来ましたが、念のため運転手さんに確認すると未だ上煤ヶ谷と本厚木の間を折り返し運転しているとのことで、ホットコーヒーとドーナツで時間を潰し厚木バスセンター8:00発のバスに乗り広沢寺温泉に向かいました。
一面に雪が積もった広沢寺の駐車場に停めた車の前で準備をしていた数人のハイカーらしい人々は鐘ヶ嶽に向かうのか私たちとは逆方向に歩いて行き、軽トラックから降りたハンターらしい人が鉄砲をかついで駐車場の斜面を登って行くのを見送ってから出発しました。
林道から分岐して弁天岩に向かう路面には15cm近く雪が積もり、いつも閉まっているゲートが雪で開閉不能にならないように解放されているのを横目で見ながら進むと足元の雪もだんだんと多くなってきました。
ゲート先のヘアピンカーブを越えたところから登り始め、序盤は急ですが鐘ヶ嶽への分岐を過ぎる辺りから傾斜が緩み歩きやすい道を進みます。これまでもこのルートは冬の時期に歩くことが多かったのですが、今年は気温が低いせいか、先日降り積もった雪はさらさらの状態で、一度溶けた雪が凍って地面がツルツルになったりしていないので快適です。
無雪時とほぼ同じペースでサクサクと雪の中を歩き、12時過ぎに唐沢峠の東屋に到着し、日当たりの良いベンチで昼食にしますがさすがに風が吹くと食べているそばからカップラーメンが冷たくなりそうな寒さで、のんびりする間もなく出発しました。
石尊沢へ下る斜面はひときわ雪が深くなっていて径路が全く見えないので、とりあえず下れそうな傾斜を選んでひたすら降りて行きましたが、転んでも痛くないフカフカな雪の中を下れるのでいつもより楽に降りることができました。
降り立った石尊沢は吹き溜まりになっているところが多くて歩くのに難儀しましたが、同行者が持ってきたワカンを試しているのをみるとやはり効果絶大のようで歩きやすそうでした。
ネクタイ尾根の上は雪が吹き飛ばされるところと吹き溜まるところで極端に違い、ひざ上まで潜ったかと思うと地面が露出していたりで歩きやすいところを選びながら登りましたが、尾根上部の傾斜が急なところはアイゼンを使わずに済ませたものの、雪はフカフカで足を乗せても崩れてしまい、地面はキックしてもびくともしないほど固く凍りついて滑りやすくなっていました。
途中ネクタイを見ることもなくモノレールの軌道とウサギの足跡が現れて大山北尾根に到着、一ノ沢の方から大山に向かうひとり分のトレースを辿りながら見た富士山からは雪煙がたなびいていました。
フェンスを脚立で乗り越えて到着した大山の頂上にはさすがにこの時期のこの時刻、いつものような大勢の人はいませんでしたが頂上のトイレが閉鎖されていなかったのは少し意外でした。
頂上からの眺めを少し楽しんでから蓑毛に向かって下山開始。
念のためヤビツ峠でヘッデンを用意しましたが、暗くなるちょっと前に蓑毛バス停に到着しました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する