出会いに感謝の釈迦ヶ岳〜太古の辻まで〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 933m
- 下り
- 922m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
いつもですが、ルートは適当な手書きです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
晴れ予報の土曜日、どの山に行こうかと考えました。
今年まだ行っていない高見山あたりは雪も霧氷も期待できないだろう。
そろそろ大峰の釈迦ヶ岳はどうだろうか。
最近のレコがないので雪の状況は全くわかりませんでした。
去年2月初めにはhigasaさんのおかげで山頂まで行くことができました。
あの時よりは雪は少ないだろう。
単独なので無理せず行かれる所まで行こう。
ということで前鬼から釈迦ヶ岳を目指しました。
前日は下北山村のスポーツ公園入口の駐車場で車中泊。
前鬼のゲートまでの林道は雪もなく凍結もしていませんでしたが、落石が多いのでゆっくり慎重に運転しました。以前落石でパンクしたことがあるのです。
歩きだしてすぐに雪が出てきましたが、すぐに消え、雪はあったりなかったりでした。
階段が出てきてしばらくして雪も増えてきたのでチェーンスパイクを付けました。
二つ岩の先から雪が多くなりました。
途中までは1週間くらい前のものらしいトレースがありましたが、それも消えました。
トラバースの雪道は滑りそうで慎重になります。
つい上のほうを歩いてしまいます。
ルートロスをして少し道探しをすると階段が見えたので、ほっとしましたが、急斜面を下らないといけなかったので、もっと歩きやすそうな道を探してまたウロウロ。
もう引き返そうかと何度も思いました。
何とか階段にたどり着き、その後は標識やテープも出てきてほっとしました。
去年は沢ルートを登りましたが、今回は沢筋にははっきりしたトレースがなかったので、登るのは大変だろうと思いました。
それで尾根道を登りかけましたが、すでに11時近く。ルートロスで何度も急な斜面を登ったり下ったりしたのでけっこう疲れてきました。
この先太古の辻まではさらに急登になるし、トレースがなかったらラッセルもきついので、もうここまででいいやと思い、戻り始めました。
10分ほど戻ったところで、下から登って来る男性が!
その方はとりあえず太古の辻までは登ると言うので、私も登りなおすことにしました。
その方のトレースを使わせていただいたり、別ルートをラッセルしてみたり。
気分的にも余裕が出てきました。
雪は靴が埋まるくらいまでの深さのところが多かったですが、たまに踏み抜くと腰まで埋まる所もありました。
深い所は余裕がないので写真は撮りませんでした。
太古の辻より少し天狗山寄りの稜線に着きました。
太古の辻に直接上がるよりも傾斜が緩く登りやすいです。
無事太古の辻に着きホッとしました。
一人だったら途中で引き返していました。一緒になった方に感謝です。
その方は雪の釈迦ヶ岳は初めてで、もっと人が入っていてトレースもちゃんとあるだろうと思っていたそうです。
スパッツを探しても出てこなかったけど、人のトレースをたどればいらないだろうと思ってないまま来たそうです。
私のトレースがなかったらもっと手前で引き返していただろうと言ってくださいました。
下りは急なところは尻セードも楽しみました。そんな余裕も一人でなかったから生まれたものです。
「雪山は一人だと不安になりますね。」とその方が言いましたが、本当にそうです。
小仲坊に着いた所でお別れしました。
私は行者堂にお礼のお参りをし、小仲坊の五鬼助さんに声をかけました。
すると中から「おっ、お嬢さんかな?」という声がして五鬼助さんが出てこられました。
少しお話して帰路に着きました。
土日に前鬼に来るのは五鬼助さんとお話できることが楽しみだからなのです。
駐車場に戻ると先の男性がまだいてくれました。
お名前は聞きませんでしたが、今日のこの出会いにお互い感謝しました。
今年になって鈴鹿の雪山に3回行きましたが、いずれも人が入っていてトレースはしっかりしているので、迷うこともないし、楽しいばかりの雪山でした。
でも、大峰は違います。
入る人は各段に少ないです。特に冬の釈迦ヶ岳のレコは少ないです。
今回も1週間くらい前のものかなと思われるトレースが所々に出てきましたが、トレースが消えているところが多かったです。
私の力量では太古の辻まで行かれただけでも十分でした。
無事下山できて帰宅できたことに感謝です。
大峰は今日雪になったでしょうか。
私の迷走トレースが消えてくれるといいのですが・・・
さあ、次はお釈迦様に会えますように!!!
釈迦へのお気に入りのコ−ス、あそこは一度行きましたが、雪の時はトレ−スが無ければ大変ですね、一人の登山者と逢ってよかったですね。僕は4月1日の残雪を楽しみにしています。
sskamosikaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
本当に出会った方に感謝です。
私はけっこう出会いに恵まれています。
4月1日に登られるんですか?
そのころには太尾登山口への林道も通れるようになっているのでしょうね。
大峰は今日も雪だったのかな。
でも、これから気温が上がるから雪はどんどん減るでしょうね。
どんな姿を見せてくれるか楽しみですね。
私はできたら3月にまた前鬼から登りたいと思っています。
えらい雪の中、釈迦ヶ岳へはいつもの小中坊からですね。
最もこの時期はまだ太尾への林道は無理でしょうね。
きれいな雪庇と風紋がとても素敵です。
登らないとこのような風景には出会えませんね。
おつかれさまでした
s_fujiwaraさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
そうなんです!
登ってこそ見られる景色、登って良かったなあと思いました。
これから気温が上がって来るので、雪もどんどん解けるんでしょうね。
1日ごとに様子が変わるのでしょうか。
この日の景色はこの日だけのもの。
ご縁にも恵まれ、登って良かったとつくづく思いました。
雪山の完全な一人旅はまだ一度しか経験がありません。
トレースなければ自分が歩きやすいルート探すのも入山者少ない山ならではの楽しみです。
雪山安心して歩くには無雪期に何度も歩いていることが大切ですね。
山頂たどり着けたらラッキーくらいの方が楽しめます。
たどり着かなければ再チャレンジするでしょうからいろいろ作戦考えますし。
そんなこと考えるのも雪山ならではです。
無理は禁物ですがそう遠くないうちにお釈迦様に会えるといいですね。
tomhigさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
ただいまスマホと格闘しています。
釈迦ヶ岳は無雪期にも一番歩いていますが、雪があって初めてわかることが多いですね。
ヤマレコ以前にも何度か一人で積雪期に歩きました。
雪がすごくて途中まで、太古の辻まで、そして少し雪が少なくなって山頂まで行けました。
トレースがないと大変だけど、じっくりと山と向き合えますね。
一人だからこそあれやこれやと考えるし。
いい経験になります。
こちらは今夜はかなりの雨で、山も雨なのかな。
気温も高くなるし、雪はどんどん解けるでしょうね。
今年最後の雪山らしい釈迦ヶ岳だったかもしれません。
次に行く時は残雪の山になっているでしょうね。
きっとお釈迦様に会えると思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する