山小屋泊まり!今シーズン最後の平標山山スキー

- GPS
- 08:19
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
| 天候 | 曇り、雪後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
ヤカイ沢やばそう |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
時計
サングラス
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
寝袋
マット
|
|---|
感想
2年前から計画していた平標山山小屋泊。
宴会メインの登山です。朝7:00から営業しているイオンで買い物して10時から登山開始。
天気予報も見れば西からの移動性高気圧で回復傾向。
山小屋でのパラダイス(お仲間いるかなあ?)もありえると予想して登ります。
しかし、今年は1月にあれだけ降ったわりには雪がありません。
すでに林道は雪もなく板を担ぎます。
今夜の宴会用の酒類が重く肩に圧し掛かります。普段の山スキーなのにかなりの重労働。たどり着けるのか不安。
また、ヤカイ沢を見ればデブリだらけ、おまけにこの荷物で一瞬『撤退』がよぎりましたが、踏ん張り時には「宴会」の掛け声で登り上げます。
夏道は2年前の惨劇を思い出し、ヤカイ沢へ。もちろん、ヤカイ沢はデブリで近づくこともままならず、ヤカイ沢北斜面を詰めます。
これがなかなかナイスな斜面でこれが本来の冬道のスタンダードだと気が付きました。
来シーズンからはイチかバチかのヤカイ沢よりこっちを通う回数が増えそうです。
ですが、ここも1700m付近から雪切れです。際どい尾根伝いに雪を拾いながらシールで登攀。アイゼン走行のほうがもちろん安全で確実ですが自称山スキーヤーなのでシールに拘ります。
平標山主稜線に登り詰めます。
とりあえず、この大荷物を小屋にデポします。なので滑走。凸凹カチカチ雪で楽しくないです。
そしてこの天気。ピーク見えないし、一度まったりしてしまったのでこれから再度登るモードに切り替わらず小屋で過ごします。
小屋で酒宴をするのは早すぎるので、何やら始めました。
小屋はこの日は貸し切りで3人だけ。この広い空間がとても寒く、もしかしたら雪洞の方が暖かいと思い初めての雪洞作りです。
二人がかりでせっせと小一時間。どうにか2人で入れる空間を手に入れたようです。
中は想像通り暖かく間違いなく小屋より暖かいと思いました。
やることやったので、曇っていて夕焼けも期待出来ないので宴会です。
この時のために、重い荷物を背負ってきたのですから。
しかし、この寒さ。隊長のモンベル#0番は余裕で耐えられそうですが、ナガさんの夏用シュラフ、私のナンガオーロラ450は大丈夫なのでしょうか?
相当酔っていつのまにか寝袋で熟睡でした。寒さで2,3回目が覚めましたけど想像以上に快適でした。ナガさんは深い眠りにつくことはなく細切れ睡眠。隊長は暑くてしかたなかったそうです。さすが#0番
朝は楽しみにしていたモルゲンも天気の都合で見ることは叶わず、ゆっくり起床。
ご飯食べたりで8時出発。当初はピークを取る勢いでしたが、なぜか天気回復せず。稜線は結構な強風。ピークにこだわる山スキーヤーのはずが、3人同意で昨日登り上げた斜面へと進路を変更するのでした。
さて、滑走。昨日降り積もった雪でまさかのパウダー。下はアイスバーンですが程よく降り積もって斜面がリセットされたのか一面雪景色。パフパフのパウダーでないけど、気分が否が応でも盛り上がります。
広い斜面。木立をかき分け落ちます。途中、登山者とすれ違ったり賞味期限過ぎてますがさすが人気の山です。
この斜面を滑っている時に劇的に天気が回復。後30分、いや、3時間早く回復すれば最高だったんですが仕方ありませんね。
最後にご褒美をくれたと信じて今シーズンの平標山山スキーを締めくくるのでありました。
永
jiboo



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