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Yamareco

記録ID: 1457964
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

大遠見山(一昼夜の強風でヘタれ、五竜岳はアタックせず)

2018年05月05日(土) 〜 2018年05月06日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
7.9km
登り
776m
下り
776m

コースタイム

1日目
山行
3:19
休憩
0:13
合計
3:32
10:28
10:38
24
11:02
11:05
56
12:01
2日目
山行
2:41
休憩
0:20
合計
3:01
6:35
56
7:31
7:35
29
8:04
8:12
60
9:12
9:20
16
9:36
ゴール地点
トレースは手書きです。
天候 1日目 晴れ
2日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
白馬五竜スキー場を目指します。自家用車の場合、ェスカルプラザ近くよりテレキャビンとおみ駅近くの駐車場(上の駐車場)に停めた方が楽です。グリーンシーズンとは異なり、片道なり往復なりのチケットを駅の有人改札口で購入します(順番待ちの行列に並ぶときは右側推奨)。スキーヤー、スノーボーダーに交じって並んでいると自動改札に導かれてしまいますので改札が近づいたら右の有人改札を目指しましょう(というか、もう冬営業は6日で終わったので来期のアドバイスになりますね)。
テレキャビン往復チケットは1800円です。
第三リフト(グリーンシーズンの展望リフト)は現金払いで400円らしいのですが今回は利用しませんでした。
コース状況/
危険箇所等
登山届のボックスはとおみ駅階段付近にあります。朝は遭難対策協議会の人がおられ、登山等についてアドバイスがもらえます。
その他周辺情報 立ち寄り湯は利用しませんでしたが十郎の湯あたりでしょうか。
復路の方が良い写真が撮れているので往路は4枚だけです。
歩き始めて間もなくです。正面は地蔵の頭。今回は巻きますので左のすそ野を目指します。
2018年05月05日 08:39撮影 by  N01F, DoCoMo
5/5 8:39
復路の方が良い写真が撮れているので往路は4枚だけです。
歩き始めて間もなくです。正面は地蔵の頭。今回は巻きますので左のすそ野を目指します。
二ノ背髪から小遠見山を見ています。
2018年05月05日 10:13撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/5 10:13
二ノ背髪から小遠見山を見ています。
五竜岳を見ています。雪煙が上がっているのがわかりますでしょうか?ここも風が強かったです。
2018年05月05日 13:57撮影 by  N01F, DoCoMo
4
5/5 13:57
五竜岳を見ています。雪煙が上がっているのがわかりますでしょうか?ここも風が強かったです。
大遠見山に到着してすでにテント設営終了しています。八方尾根越しに白馬乗鞍岳を見ています。
2018年05月05日 13:57撮影 by  N01F, DoCoMo
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5/5 13:57
大遠見山に到着してすでにテント設営終了しています。八方尾根越しに白馬乗鞍岳を見ています。
恐怖の一夜でした。こんなしょぼい防風壁では安心できませんでした。アタックを取りやめて帰ります。テントを撤収しました。右の岩峰からG1、G2、五竜岳の順だと思います。
2018年05月06日 06:08撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/6 6:08
恐怖の一夜でした。こんなしょぼい防風壁では安心できませんでした。アタックを取りやめて帰ります。テントを撤収しました。右の岩峰からG1、G2、五竜岳の順だと思います。
右、唐松岳。左、白岳。
2018年05月06日 06:10撮影 by  N01F, DoCoMo
2
5/6 6:10
右、唐松岳。左、白岳。
このトレースを辿ってすでにほとんどの人がアタックに出かけました。
2018年05月06日 06:12撮影 by  N01F, DoCoMo
2
5/6 6:12
このトレースを辿ってすでにほとんどの人がアタックに出かけました。
鹿島槍ヶ岳。
2018年05月06日 06:12撮影 by  N01F, DoCoMo
3
5/6 6:12
鹿島槍ヶ岳。
八峰キレットを見ています。
2018年05月06日 06:12撮影 by  N01F, DoCoMo
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5/6 6:12
八峰キレットを見ています。
大遠見山の広尾根。右奥が自分のテント跡地。
2018年05月06日 06:15撮影 by  N01F, DoCoMo
5/6 6:15
大遠見山の広尾根。右奥が自分のテント跡地。
白岳、五竜岳に挨拶して帰ります。写真ではわかりませんがすでに数パーティー、白岳のトラバースに取りついています。早朝に出発した組は頂上アタックしていると思われます。
2018年05月06日 06:35撮影 by  N01F, DoCoMo
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5/6 6:35
白岳、五竜岳に挨拶して帰ります。写真ではわかりませんがすでに数パーティー、白岳のトラバースに取りついています。早朝に出発した組は頂上アタックしていると思われます。
大遠見山からの下りに入っています。中遠見山、小遠見山と下山していきます。
2018年05月06日 06:46撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/6 6:46
大遠見山からの下りに入っています。中遠見山、小遠見山と下山していきます。
爺ヶ岳です。左奥にいろいろ見えていますが同定できません。
2018年05月06日 07:31撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/6 7:31
爺ヶ岳です。左奥にいろいろ見えていますが同定できません。
鹿島槍ヶ岳のカクネ里雪渓は中遠見山からがよく見えます。今年1月に氷河と確認されました。
2018年05月06日 07:31撮影 by  N01F, DoCoMo
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5/6 7:31
鹿島槍ヶ岳のカクネ里雪渓は中遠見山からがよく見えます。今年1月に氷河と確認されました。
中遠見山から大遠見山越しに白岳、五竜岳を見ています。
2018年05月06日 07:31撮影 by  N01F, DoCoMo
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5/6 7:31
中遠見山から大遠見山越しに白岳、五竜岳を見ています。
小遠見山まで戻ってきました。ザックにくくりつけられた未使用のヘルメットが寂しげです。
2018年05月06日 08:04撮影 by  N01F, DoCoMo
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5/6 8:04
小遠見山まで戻ってきました。ザックにくくりつけられた未使用のヘルメットが寂しげです。
天狗岳を見ています。
2018年05月06日 08:05撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/6 8:05
天狗岳を見ています。
見返り坂まで降りてきました。帰りは手前に見えるピーク、地蔵の頭を経由しましょう。遠景に左から、雨飾山、焼山、火打山、妙高山、乙妻山、高妻山、戸隠連峰、飯縄山など。
2018年05月06日 08:56撮影 by  N01F, DoCoMo
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5/6 8:56
見返り坂まで降りてきました。帰りは手前に見えるピーク、地蔵の頭を経由しましょう。遠景に左から、雨飾山、焼山、火打山、妙高山、乙妻山、高妻山、戸隠連峰、飯縄山など。
地蔵の頭です。八方尾根越しに白馬三山を見ています。
この後、地蔵の頭を降りてスキー場を歩き、アルプス平駅にて山行終了。
2018年05月06日 09:12撮影 by  N01F, DoCoMo
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5/6 9:12
地蔵の頭です。八方尾根越しに白馬三山を見ています。
この後、地蔵の頭を降りてスキー場を歩き、アルプス平駅にて山行終了。
撮影機器:

装備

備考 反省点
・天気予報で「晴れ」だけに注目しており、風の影響を全く考えていませんでした。
・テントの設営場所をミスしました。設営時点で強風だったので風のあたらない場所をしつこく吟味すべきでした(テント跡地だからと言ってそれが風に対しての適地とは限らない)。
・竹ペグの用意、本数を減らして持ってきたのが痛恨のミス。出発前に「重たいものではないし、ちゃんと持っていこうか」と考えていたのに「今までずっと必要以上にテント固定していたようだし、まあいいか」をやってしまいました。
・仮にそうであっても、今振り返ってみるとテントを強く固定するために手持ちのものや周囲のものを使ってやりようはあったのですがその時はかるいパニック状態で余裕がなくなっていました(テント本体の固定は結局四隅のみ)。
・「聞くは一時の恥」をやらなかったことです。隣のテントはスコップできれいにブロックを作ってそれなりに高い防風壁を作っておられました。自分は低い土手程度に雪をつみ上げるだけでした。新雪を集めてブロック状に固めていたのかな?と思いますが教えを請いに行けばよかったです(テントが吹き飛ばされる恐怖に震えるよりもしっかりした防風壁を作った方がよほどましです)。
・自分に都合の良い予測をしたこと。「いくらなんでも夜までには風はおさまるだろう」と都合の良い予測をしましたが強風は翌朝まで継続しました。
・一日目の夕方時点で撤退の決断を下してたのですが二日目の未明に「やっぱりアタックしようか」という迷いが生じたこと。迷った時に風がまた吹いてきたので「帰りなさい」ということだろうと思いました。中途半端な気持ちでアタックするとろくなことがないのでこれで良いのだろうと思います。

感想

ヤマレコでG.W前半の五竜岳記録群を読んだところ、今年の難易度は自分でも挑戦できるくらいだと思いました。また、五竜山荘がお休みなので人が少なく、難所上り下りの待機時間もあまり発生しないと踏みました(帰りのテレキャビンに時間制限があり、足がそんなに速くない自分にとってはこういう時間が気になります)。
気になるのは天気ですが5月3日が大荒れで4日がその余波があり、5日から回復という感じなので5、6日なら何とかなると思いました。
週間予報支援図もそれを示唆していました。
http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html
富山県、長野県の天気予報も5、6日はおおむね好天予想でした。
実際好天ではあったのですが、幕営地は強烈な風にさらされました。
対応できる方、慣れている方にとっては何でもないことかもしれませんが、自分にとってはサバイバルの一夜でした。
風と、風に対する対応の未熟さによりヘタれてしまい、五竜岳にはアタックせずに帰ることにしました。
目標には届きませんでしたが、今回はいろいろ勉強になりました。五竜岳は登りやすい季節に変えて挑戦するか、来年同時期に挑戦するかにします。

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体力レベル
1/5

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