光岳〜やっぱりイイね南の南


- GPS
- 30:32
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,950m
- 下り
- 2,944m
コースタイム
- 山行
- 9:28
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 10:47
天候 | 26日:薄曇り 27日:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備は行き届いており指導標も多いため要点のみ。 静高平に登る沢状のルート以外残雪は有りません。静高平へのルートはアイゼン無しでもOKですが軽アイゼンが有った方が楽です。 遠山川沿いの林道はしばしば落石が有りますので、車での通行や芝山ゲート以降の歩行の際も注意が必要です。 全般にコースは明白で目印の赤テープも沢山有りますので道迷いの心配は少ないと思います。(一部倒木も有りますが問題なく通過できます) コース上特に危険な場所は有りません。 光小屋に水は有りません。小屋から水場まで往復20分程かかるようですので静高平で水を汲んで行った方が良いと思います。 |
その他周辺情報 | 道の駅遠山郷、神楽の湯。広々きれい、サウナ露天風呂有り。食事もgood! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
軽アイゼン
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感想
南アルプス最南端の秀峰、光岳に行ってきました。
光岳は昨年の10月に行く予定でしたが、雨で一日短縮したため行けなくなってしまい出来るだけ早い機会に行こうと思っていました。
前回の白馬岳で今シーズンの【雪山】を終わりましたので【夏山】の第一弾として行くことにしました。
本来なら光岳から上河内岳へ縦走して聖岳まで登りたいのですが、そうなると2泊になってしまうためなかなかスケジュールが取りにくく、残念ながら今回は光岳のみ易老渡から往復するルートとなりました。
昨年10月と同様に芝沢ゲートで車中泊、翌朝早く登り始めました。
易老渡まで約1時間林道を歩き登山口へ、登山口から易老岳まではコースタイムで5時間以上、標高差1,500mとなかなかタフなルートです。
この時期光小屋は無人小屋ですので、テント泊からテントを除いた全装備・食料が必要で、久々に引っ張り出した60Lザックほぼ一杯で私にとっては重装備の13Kgにもなってしまい、本当にこれを背負って光岳まで行けるのか不安になりました。
先週に引き続き2週連続の山行も久しぶりでしたが、意外にこれが良かったのか登り始めると確かにキツいものの、それほどヘロヘロになることも無く何とかコースタイム通りで歩くことが出来ました。
易老岳からは多少のアップダウンは有るものの稜線を進む快適な道、ここ数ヶ月は岩稜や氷雪の道ばかり歩いていましたので、深い樹林帯の腐葉土や木々の良い匂いをかぎながら、ああ南アルプスは良いなぁとつくづく思いました。
静高平への最後の登りで残雪が有りましたが、残雪が夏道のゴーロ帯を隠してくれて歩き易く快適でした。
光小屋は快適そのもの、普通冬期解放は山小屋全体では無く別棟の小さい建物の場合が多いのですがここは小屋全てが解放され、トイレも1ヶ所ですが開放されています。
こんなきれいで快適な冬期小屋は初めてでした。小屋を利用する登山者のマナーも良く、ゴミはもちろん無く掃除もしっかりされておりました。
この日小屋に泊まったのは10人ほど、2階建ての小屋を広々使って皆さん満足されていた様でした。
翌朝は4時頃からご来光を待って外で写真を撮ったりしていましたが、多少風が有っても寒くないのは季節が確実に夏山に移りつつ有るのを肌で感じました。
富士山が近いので思わず拝んでしまいそうに立派な富士山が夜明け前の紫掛かった色から朝日を受けて赤みの掛かった色に移り変わる様を思う存分楽しみました。
下山は行きに寄らなかったイザルヶ岳に登って、茶臼岳や上河内岳から聖岳に続く稜線を眺め、この稜線を縦走しにまた来ようと心に誓いました。
易老岳からの下山路は登りにあんなに苦労したのが嘘の様に楽々で、途中一度も休むこと無く2時間程で易老渡まで下りました。
前日と打って変わって快晴の暑い日になりましたが、昼前には駐車場まで戻り道の駅でゆっくり温泉につかって汗を流してから長い帰路につきました。
ここまで書いて肝心の光岳の事を全く書いてないことに気がつきました。
光岳の山頂は確かに展望は無く聖岳や赤石岳の様な派手さは有りませんが、南アルプス最南端の秀峰として間違いない存在感が有ります。この山は山頂をどうこう言う山では無く光岳全体として大らかさを感じる山なのだと思いました。(でも光石はそれなりに派手ですし、展望も良いですよ(^o^)
yamayaさん、今週もお疲れさまでした。
先週は確か白馬を歩かれていたので暗黙の了解で今週はお休みかと思っていました
南の南だから遠いんだろうなと思い行きの経路を見たら登山口まで6時間弱もかかるんですか?
塩見岳・悪沢岳・赤石岳・聖岳・光岳、行ってみたいけど日数もかかりますよね。以前のyamayaさんレコだと、どこを目指しても前日移動(車中泊)で2日は必要となるとなかなか難しいエリアです
yamayaさんの写真を見ていると北アルプスと違い、南アルプスは山深く凄いドッシリとした印象の山容が良いですね。毎回yamayaさんの南アルプスレコを見ているといつかは歩きたいと思っているけど何時になるのかな
来週には関東地方も梅雨入りになりそうですね、yamayaさんは次の山はどこでしょう。次回は穗高とか槍ヶ岳あたりかな?
opiroさんこんばんは。
元々は今週末に行くつもりだったのですが、ちょっと用事が入ってしまい1週間早めて行ってきました。
アプローチは中央道の飯田インターなので千畳敷に行く駒ヶ根と大差は無いのですが、高速を降りてから下道を1時間以上、その後落石だらけの林道をこれまた1時間ですので相当遠いです。普通に夜の10時くらいに出発すると現地で仮眠する時間も無くなってしまいますので、今回も午後から半日有休を取って15時過ぎに出発して現地で車中泊しました。
それでも静岡側からアプローチするよりはまだ近い気がします
「南の南」はこの不便さが幸いしてすいているのは良いのですが、ちょっとした覚悟が無いとなかなか行く気になりませんね
どうせ行くなら今回の私のパターンでは無く、光岳・上河内岳・聖岳を縦走する山中2泊のコースが良いと思います。大変ですが達成感と感動は相当大きいと思います。
いよいよ梅雨入りですかね?私はさすがに今週は山には行けないので、次回行く頃は梅雨入りしてしまいそうです。雨の山は辛いからこれからは天気頼みですね
opiroさんのアルプスレコ、楽しみにしています。
いつもコメントありがとうございます。
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