記録ID: 1516667
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
赤岳・県界尾根から真教寺尾根【山梨県北杜市】
2018年06月17日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,577m
- 下り
- 1,564m
コースタイム
天候 | 快晴。未明の山麓だけ霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
県界尾根、真教寺尾根とも上部は急坂とクサリ場の連続です。 |
その他周辺情報 | 直帰しました。 |
写真
ここまでの行程
2:00 美し森駐車場(1,470m)を霧雨のなか出発。
2:42 車道終点(1,670m)。この頃には星空が見えていました。
3:20 県界尾根へ向けて急登開始(1,860m)
4:02 小天狗分岐到着(2,160m)
ようやく薄明るくなってきた頃に小天狗分岐に到着。
ここまででも長い道のりでしたが、やっと県界尾根に乗りあげました!
大門沢沿いからの道のりはなかなかの急登でしたが、
よく歩き込まれた登山道でした。
息を整えてからいよいよ待望の県界尾根歩きを始めます!
2:00 美し森駐車場(1,470m)を霧雨のなか出発。
2:42 車道終点(1,670m)。この頃には星空が見えていました。
3:20 県界尾根へ向けて急登開始(1,860m)
4:02 小天狗分岐到着(2,160m)
ようやく薄明るくなってきた頃に小天狗分岐に到着。
ここまででも長い道のりでしたが、やっと県界尾根に乗りあげました!
大門沢沿いからの道のりはなかなかの急登でしたが、
よく歩き込まれた登山道でした。
息を整えてからいよいよ待望の県界尾根歩きを始めます!
小天狗分岐付近の展望スポット(2,190m)
いきなり樹林帯が途切れ、初めて姿を現す赤岳に思わず「わお!」といきなり感動でした。
まだまだ遠い赤岳に向って蛇行しながら突き上げていく県界尾根が壮大です。
これは歩き応えがありそうということでワクワクしました。
いきなり樹林帯が途切れ、初めて姿を現す赤岳に思わず「わお!」といきなり感動でした。
まだまだ遠い赤岳に向って蛇行しながら突き上げていく県界尾根が壮大です。
これは歩き応えがありそうということでワクワクしました。
赤岳頂上山荘(2,890m)
本当に良い場所というか、山頂にある山小屋です!
同様な一等地にある山小屋というと、北穂高小屋くらいしか思いつきません。
赤岳の山バッジを買いたいところですが、まずはさておき赤岳登頂を優先します!
本当に良い場所というか、山頂にある山小屋です!
同様な一等地にある山小屋というと、北穂高小屋くらいしか思いつきません。
赤岳の山バッジを買いたいところですが、まずはさておき赤岳登頂を優先します!
赤岳北峰山頂(2,890m)
赤岳頂上山荘を過ぎると北峰はすぐ隣です。
三角点のある本峰よりゆったりしていて、比較的空いているようです。
ここが本峰としても全く遜色のない素晴らしい北峰でした!
阿弥陀岳に居る人も肉眼で見えていましたし、
この日は遠く北アルプスの山々まではっきり見えるほど空気が澄んでいました。
赤岳頂上山荘を過ぎると北峰はすぐ隣です。
三角点のある本峰よりゆったりしていて、比較的空いているようです。
ここが本峰としても全く遜色のない素晴らしい北峰でした!
阿弥陀岳に居る人も肉眼で見えていましたし、
この日は遠く北アルプスの山々まではっきり見えるほど空気が澄んでいました。
正真正銘の絶景が広がる赤岳山頂。
自分が山頂滞在中にも各方面から続々と登山者が到着し、
狭い山頂なのでだいぶ混み合うようになってきたのを機に腰を上げました。
一旦引き返して赤岳頂上山荘でバッジを購入。
ゆったり出来る北峰でもうしばらく過ごしていきます。
自分が山頂滞在中にも各方面から続々と登山者が到着し、
狭い山頂なのでだいぶ混み合うようになってきたのを機に腰を上げました。
一旦引き返して赤岳頂上山荘でバッジを購入。
ゆったり出来る北峰でもうしばらく過ごしていきます。
竜頭峰(2,850m)
先ほどまで居た赤岳がまだ間近に見えています。
ここは巻いて下ることも出来るようですが、真教寺尾根の分岐を見落とすことを警戒していたこともあって
出来るだけ主稜線から離れないように歩いていました。
先ほどまで居た赤岳がまだ間近に見えています。
ここは巻いて下ることも出来るようですが、真教寺尾根の分岐を見落とすことを警戒していたこともあって
出来るだけ主稜線から離れないように歩いていました。
真教寺尾根分岐(2,830m)
分岐には目立つように指導標があって見落としようがなかったです。
風も無く素晴らしい登山日和と眼前の絶景に主稜線を離れ難かった…。
分岐で滞在中にちょうど仕事の電話が入り、しばらく休憩となりました。
分岐には目立つように指導標があって見落としようがなかったです。
風も無く素晴らしい登山日和と眼前の絶景に主稜線を離れ難かった…。
分岐で滞在中にちょうど仕事の電話が入り、しばらく休憩となりました。
牛首山山頂(2,280m)
赤岳を出発して3時間以上掛かってようやく牛首山到着。
ここから美し森駐車場まで所要時間は100分ではあるけど、
下りの行程での踏破距離はまだ半分くらい。
せっかくベンチがあるので、ここで脚を休ませておきます。
赤岳を出発して3時間以上掛かってようやく牛首山到着。
ここから美し森駐車場まで所要時間は100分ではあるけど、
下りの行程での踏破距離はまだ半分くらい。
せっかくベンチがあるので、ここで脚を休ませておきます。
牛首山からの下りは樹林帯のみと思っていましたが、
良い意味で予想を外しました。
麓まで一面が森に覆われていて圧巻です。
赤岳山頂付近で出会った単独の女性登山者に追いつかれたので、
しばらくお話しして小休止となりました。
良い意味で予想を外しました。
麓まで一面が森に覆われていて圧巻です。
赤岳山頂付近で出会った単独の女性登山者に追いつかれたので、
しばらくお話しして小休止となりました。
1,906m標高点。「賽の河原」
あちこちの山でけっこう見かける賽の河原。
真教寺尾根の賽の河原は、なんでここだけ木が生えないのか不思議な光景でした。
振り返るとだいぶ遠くなった赤岳がまだ見えていました。
なお登りの時に気付きましたが、大門沢から真教寺尾根へ上がるルートもあって、
この賽の河原に通じていたようです。
あちこちの山でけっこう見かける賽の河原。
真教寺尾根の賽の河原は、なんでここだけ木が生えないのか不思議な光景でした。
振り返るとだいぶ遠くなった赤岳がまだ見えていました。
なお登りの時に気付きましたが、大門沢から真教寺尾根へ上がるルートもあって、
この賽の河原に通じていたようです。
一瞬だけ観光地に入って下界の空気に触れましたが、
清里テラスから美しの森駐車場までの標高差は400m余り。
スキーで滑り降りれればあっという間なんでしょうけど、
やや単調な光景が続くことやだいぶ疲れてきたこともあって
長く感じた下りでした。
清里テラスから美しの森駐車場までの標高差は400m余り。
スキーで滑り降りれればあっという間なんでしょうけど、
やや単調な光景が続くことやだいぶ疲れてきたこともあって
長く感じた下りでした。
一旦森が途切れると羽衣の池(1,610m)に到着。
池の端のベンチで一息入れました。
この辺りまではウォーキングや観光の方も散策に来られるようです。
羽衣の池からは公園の遊歩道のような雰囲気に変わってきました。
池の端のベンチで一息入れました。
この辺りまではウォーキングや観光の方も散策に来られるようです。
羽衣の池からは公園の遊歩道のような雰囲気に変わってきました。
美し森山展望台(1,542m)
長い周回もようやく終盤。ここまで来ると駐車場は近いです。
いつしか遠く離れた赤岳が午後遅くなってもきれいに見えていました。
よく歩いたな〜!と達成感に包まれる光景でした。
長い周回もようやく終盤。ここまで来ると駐車場は近いです。
いつしか遠く離れた赤岳が午後遅くなってもきれいに見えていました。
よく歩いたな〜!と達成感に包まれる光景でした。
装備
個人装備 |
三脚
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
標準ズームレンズ
望遠ズームレンズ
GPS
ラジオ
|
---|
感想
長大な二つの尾根の道のり、そして絶景の赤岳山頂。
全てにおいて大満足の1日となりました!
八ヶ岳は昨年より蓼科や天狗から登り始め、そのたびに赤岳の姿には惹かれていました。
初めての赤岳をどこから登るのか…。
じっくり検討しましたが、県界尾根、真教寺尾根の周回が自分好みでした。
加えて美し森の駐車場は無料♪ということも自分にとって非常に重要な点です。(^^;
最近は夏山シーズンを前にあえて背負う重量を増やしていますが、
今回は出来るだけ軽装にして急峻な尾根歩きに臨みました。
真教寺尾根に比べて(登山道部分の)距離の短い県界尾根を登りで使うことで、赤岳までの所要時間を短縮。
また脚に響く車道歩きを下りに残さないことも反時計回りのほうが得策と考えた理由です。
とはいえ下りは本当に疲れるもので、サンメドウズ清里スキー場のリフトには乗りたくなりましたが…。
八ヶ岳の個々のピークを踏んでいくにつれて、主稜線を縦走したいという思いが強くなってきました!
次はどこへ行こう…。
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ルーンさん レポをありがとうございます。
勝手に 美濃戸からと思っておりました。
数年ぶりに八ヶ岳地図を開くと ありました。
清里 美しの森から登られたんですね。
登り 4時間 とありますが、きつそう、、(><)ですね。
(どうも 長文になると 送れないので 短めに切ってやってみます)
すばらしい 景色ですねぇ、、。
拍手を一杯してしまいました。(^^)
岩場の、登り下り風景を 写してくださり
そのたびに 登られ 下られたのか!と思いました。
ありがとうー!!ございます!!!
お昼の準備をします。
また 後程拝見ー★
昼食が終わりました。
先日山で作った クリームスパゲッティーでした。(^^)
簡単で 休みの日の昼食によいです。
天気が良くて、、どのシーンも 素敵な景色ですねぇー!
すばらしい。
汗をかき息を切らした登ったの登山者へのプレゼント!
風を感じながら 景色に魅入られたことでしょう。
昔、昔 ノンノン アンアンと言うファッション雑誌がありまして、
小脇に 旅に出るのが流行っておりました。
そのころ 小海線をしり、清里にも行ったのですが、、、、
何を見たのやら記憶のかなた、、です。(笑)
あのころ 山には目覚めていなかったので惜しいです。(笑)
ヤマノススメ 3 読売 月曜AM2時ですねぇー!!
Uチューブ待ちかな?(^^)
お忙しい中、ありがとうございました。
バーチャル
こんにちは、mayasanpoさん。
お忙しいところをたくさんコメントいただきまして本当にありがとうございます!
赤岳レポでお楽しみいただけまして、本当に13時間掛けて周回した甲斐があります。(^_^)
かつて書店で働いてたのでノンノン、アンアン知ってますよ。懐かしいです。
清里はメルヘンでブームになったと、だいぶ前に「空から日本を見てみよう」で観たことがあります。
自分も一応鉄ちゃんなので、小海線の列車には乗りたいなと思いますが山優先なのでいつになるやらです。
自分も登山を始めたのは早くないので、ヤマノススメのように学生の頃に登山に目覚めてたらなと思いますよ。
ヤマノススメを地上波で観られても、なんで深夜にやるんでしょうね。
だいたい有料となりますが、ネットだといつでも観れますよ。
長野では放送が無くて、TVがあっても役に立たないなと嘆いてます。
そうそう、雨の影響ですが大したことはありませんでした。
美濃戸からだと駐車場でお金が掛かる、登山者が多い、尾根歩きが少ない、ということで計画から外しました。
聞いた話では駐車場も相当混むそうです。
清里からだと駐車場無料、長大な尾根歩きでしかもピストンを避けられるので、
自分にとっては条件の良いことばかりです。
一日で周回するのは本当に歩き応えがありましたが、十二分に絶景を満喫して報われました。
たくさん写真を撮って、その分余計に登り降りしましたが、それもすごく楽しい作業です。
八ヶ岳、ぜひぜひいずれお孫さんをお連れして登ってみて下さいね!
きっとお孫さんもますます山好きになるんでしょうね。
久しぶりに登山無しの週末で、谷川馬蹄形レポを作成したりしてのんびりしています。
週間予報を見る限りでは、いよいよ梅雨明けの気配かなと思います。
南海上でちょろちょろしてる台風が来ないように高気圧に頑張ってほしいものです。
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