記録ID: 1538318
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂
富士山・吉田ルートにて初登頂
2018年07月13日(金) 〜
2018年07月14日(土)



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,764m
- 下り
- 1,781m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 5:19
2日目
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:14
6:00
6:53
53分
久須志神社付近
10:09
全般的にゆっくりめのペースを心掛けました。
2日目の本八合目から富士山上までは断続的に渋滞。
でもゆっくり登れて結果的には楽なナイトハイクでした。
2日目の本八合目から富士山上までは断続的に渋滞。
でもゆっくり登れて結果的には楽なナイトハイクでした。
天候 | 1日目晴れ時々曇り、2日目晴れ一時霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富士山有料道路スバルラインはマイカー規制中。(今年度7/10(火)7時 〜 9/10(月)17時) 五合目までシャトルバスを利用します。(往復券2,000円。2日間有効) |
コース状況/ 危険箇所等 |
しっかり整備された登山道で危険個所は特に見当たりません。 |
その他周辺情報 | 河口湖畔、カチカチ山ロープウェイ乗り場付近を散策して帰りました。 |
予約できる山小屋 |
頂上富士館
江戸屋
胸突江戸屋
日の出館
本七合目鳥居荘
白雲荘
|
写真
自宅から富士北麓駐車場まで所要約4時間。
過去に近くの三ツ峠へ行ったことがあるので、今回は殆どの区間は下調べ不要でした。
富士北麓駐車場に深夜に到着後3〜4時間仮眠を取りました。
4:30 始発のシャトルバスに乗車して五合目に向かいます。
下調べをするまでシーズン中にマイカー規制があることを知りませんでした。
バス停からは富士山の山小屋やヘッドライトの灯りが見えていました。
三ツ峠よりも更に近い富士山の光景を見て改めて胸が高まります!
過去に近くの三ツ峠へ行ったことがあるので、今回は殆どの区間は下調べ不要でした。
富士北麓駐車場に深夜に到着後3〜4時間仮眠を取りました。
4:30 始発のシャトルバスに乗車して五合目に向かいます。
下調べをするまでシーズン中にマイカー規制があることを知りませんでした。
バス停からは富士山の山小屋やヘッドライトの灯りが見えていました。
三ツ峠よりも更に近い富士山の光景を見て改めて胸が高まります!
富士スバルライン五合目(2,304m)
初めて来た富士山ですが、ヤマノススメを何度も見ていたので
やはり初めて来た気がしないです。
高度順応のために五合目で1時間弱過ごしていきます。
ここで朝食(コンビニで買ってたパンなど)を済ませました。
初めて来た富士山ですが、ヤマノススメを何度も見ていたので
やはり初めて来た気がしないです。
高度順応のために五合目で1時間弱過ごしていきます。
ここで朝食(コンビニで買ってたパンなど)を済ませました。
五合目レストハウス
昼間は観光客で溢れかえるようですが、早朝で静まり返っています。
登山口では富士山保全協力金1,000円を支払っておきました。
もらった木札の提示による周辺施設の割引制度があるようです。
昼間は観光客で溢れかえるようですが、早朝で静まり返っています。
登山口では富士山保全協力金1,000円を支払っておきました。
もらった木札の提示による周辺施設の割引制度があるようです。
6:40 六合目(2,390m)
五合目から続くトラバース道が終了する六合目に到着。
ここからいよいよ本格的な登りが始まります!
見上げるとどんどん雲が湧いてきており、涼しく登れそうと嬉しくなりました。
六合目出発前にトイレ休憩を取っておきます。
富士山のトイレは1回200円。小銭をたくさん用意しておくと便利です。
五合目から続くトラバース道が終了する六合目に到着。
ここからいよいよ本格的な登りが始まります!
見上げるとどんどん雲が湧いてきており、涼しく登れそうと嬉しくなりました。
六合目出発前にトイレ休憩を取っておきます。
富士山のトイレは1回200円。小銭をたくさん用意しておくと便利です。
7:03 下山道出口(2,440m)
六合目から一登りで下山道のブル道と合流。
下りは左手から出てくるようですが、実際にはこの後も下り中の登山者と数多くすれ違いました。
外国人を中心に周知が行き届いていないのが実態のようです。
六合目から一登りで下山道のブル道と合流。
下りは左手から出てくるようですが、実際にはこの後も下り中の登山者と数多くすれ違いました。
外国人を中心に周知が行き届いていないのが実態のようです。
六合目から七合目までは標準所要1時間。
ヤマノススメを見るまで富士山に気が向かなかった理由の一つだった、
ずっと同じ景観の登山道が続きます。
六合目から上は雲に巻かれる時間が長かったので涼しくなり、
母も調子が出てきてペースを上げ過ぎるまでになっていました。
より歩幅を小さくできるようにするのが母の課題です。
ヤマノススメを見るまで富士山に気が向かなかった理由の一つだった、
ずっと同じ景観の登山道が続きます。
六合目から上は雲に巻かれる時間が長かったので涼しくなり、
母も調子が出てきてペースを上げ過ぎるまでになっていました。
より歩幅を小さくできるようにするのが母の課題です。
7:53 花小屋(2,690m)
吉田ルート最初の山小屋である花小屋に着きました。
ここもヤマノススメを見ていて覚えていた山小屋で、
初めて来た気がしない場所でした。
後ほど数箇所の山小屋も同様のところが出てきます。
なお母にも富士登山後にヤマノススメを見せたところすっかり気に入ってくれて、
三ツ峠、高尾山、天覧山、谷川岳など舞台になった山に登りたくなったようです。
吉田ルート最初の山小屋である花小屋に着きました。
ここもヤマノススメを見ていて覚えていた山小屋で、
初めて来た気がしない場所でした。
後ほど数箇所の山小屋も同様のところが出てきます。
なお母にも富士登山後にヤマノススメを見せたところすっかり気に入ってくれて、
三ツ峠、高尾山、天覧山、谷川岳など舞台になった山に登りたくなったようです。
8:07 日の出館(2,720m)
急登も長くは続かずすぐに次の山小屋前に出てきます。
これだけたくさん山小屋があると心強いのは確かです。
なお考えてみれば当然なのですが、金剛杖へ焼き印を押してもらうのにお金が要るのを初めて知りました。
自分はテント泊装備でなければ基本的にポールも使わないのでフリーハンドで通しました。
急登も長くは続かずすぐに次の山小屋前に出てきます。
これだけたくさん山小屋があると心強いのは確かです。
なお考えてみれば当然なのですが、金剛杖へ焼き印を押してもらうのにお金が要るのを初めて知りました。
自分はテント泊装備でなければ基本的にポールも使わないのでフリーハンドで通しました。
次の山小屋まで少し間が空いています。
体調が悪くなれば上の山小屋まで長く感じると思います。
自分も初めてのアルプス登山で訪れた白馬山頂で気分が悪くなった経験があるので辛さは想像可能です。
但しその時は白馬山荘で行程を終える直前だったので山小屋で休養出来て運良く回復。
予定どおりに栂池から猿倉へ縦走出来たのですが、一時はどうなるかと思いました。
体調が悪くなれば上の山小屋まで長く感じると思います。
自分も初めてのアルプス登山で訪れた白馬山頂で気分が悪くなった経験があるので辛さは想像可能です。
但しその時は白馬山荘で行程を終える直前だったので山小屋で休養出来て運良く回復。
予定どおりに栂池から猿倉へ縦走出来たのですが、一時はどうなるかと思いました。
ヤマノススメではあおいちゃん、かえでさんが急遽泊まることになった山小屋ということで覚えていました。
今日宿泊予約を入れている富士山ホテルまであと2時間近く掛かるので、
ここで行程を中断することにしたかえでさんは適切な判断をしたのだと感じます。
今日宿泊予約を入れている富士山ホテルまであと2時間近く掛かるので、
ここで行程を中断することにしたかえでさんは適切な判断をしたのだと感じます。
10:27 白雲荘(3,200m)
太子館で八合目に入ってからだいぶ登ってきました。
広い山小屋前は多くの登山者が休憩中でした。
ここでこれまで登ってきた山では最高峰だった北岳を越えました。
富士山でしか体験できない世界を前にワクワクします。
太子館で八合目に入ってからだいぶ登ってきました。
広い山小屋前は多くの登山者が休憩中でした。
ここでこれまで登ってきた山では最高峰だった北岳を越えました。
富士山でしか体験できない世界を前にワクワクします。
明日暗いうちに出発するので、少し上側まで下見をしておきました。
明日が楽しみです!
それと富士山では宿泊客もトイレ使用料200円が必要ということをこの日に初めて知りました。
小銭がたくさん必要なわけです。これも富士山ならではの事情です。
明日が楽しみです!
それと富士山では宿泊客もトイレ使用料200円が必要ということをこの日に初めて知りました。
小銭がたくさん必要なわけです。これも富士山ならではの事情です。
午前1:30起床。1:55出発。
富士山ホテルを一歩出ると、既に山上へ向けて大勢の登山者が歩いていました。
ヘッドライトの列ですごく明るいです。
渋滞気味ではありましたが、休み休み登るのがペース配分としては良かったようです。
母も自分も余裕を感じるくらいで遂に富士山山上に到達しました!
富士山ホテルを一歩出ると、既に山上へ向けて大勢の登山者が歩いていました。
ヘッドライトの列ですごく明るいです。
渋滞気味ではありましたが、休み休み登るのがペース配分としては良かったようです。
母も自分も余裕を感じるくらいで遂に富士山山上に到達しました!
3:56 大賑わいの富士山上に到達(3,710m)
最後の鳥居をくぐって初めて山上へ到達しました!
母は友人にさっそくメールを送信したがっていましたが、
自分としては剣ヶ峰登頂を最優先したいので先を急いでもらいました。
ご来光までまだ間がありますが、剣ヶ峰に向けてお鉢めぐりを開始します。
最後の鳥居をくぐって初めて山上へ到達しました!
母は友人にさっそくメールを送信したがっていましたが、
自分としては剣ヶ峰登頂を最優先したいので先を急いでもらいました。
ご来光までまだ間がありますが、剣ヶ峰に向けてお鉢めぐりを開始します。
4:36 頂上浅間大社奥宮(3,710m)前にて小休止。
母は郵便局からハガキを出したがっていましたが五合目からも出せるからと伝え、
ひたすら剣ヶ峰を目指しました。
ちなみに山上の郵便局は朝6時からの営業です。
母は郵便局からハガキを出したがっていましたが五合目からも出せるからと伝え、
ひたすら剣ヶ峰を目指しました。
ちなみに山上の郵便局は朝6時からの営業です。
影富士と南アルプス遠景
影富士も見事でしたが、昨年夏に縦走した聖岳〜荒川三山を横から眺めたことが自分にとって嬉しくなりました。
めちゃくちゃしんどい縦走でしたが、一つの山がでかい南アルプスを満喫出来た縦走でした。
影富士も見事でしたが、昨年夏に縦走した聖岳〜荒川三山を横から眺めたことが自分にとって嬉しくなりました。
めちゃくちゃしんどい縦走でしたが、一つの山がでかい南アルプスを満喫出来た縦走でした。
6:05 久須志岳(3,720m)
お鉢めぐりの締めに立ち寄った久須志岳。
巨大な富士山火口「大内院」を一望の下に眺めることが出来ます。
もし出来るなら火口の底まで下りてみたい気持ちなのですが、
大内院は神域とされ立入は出来ないようです。
実際上にも崖状の急斜面に囲まれて下りれないように見えました。
※火山によっては火口底まで下りられるところもあります。
お鉢めぐりの締めに立ち寄った久須志岳。
巨大な富士山火口「大内院」を一望の下に眺めることが出来ます。
もし出来るなら火口の底まで下りてみたい気持ちなのですが、
大内院は神域とされ立入は出来ないようです。
実際上にも崖状の急斜面に囲まれて下りれないように見えました。
※火山によっては火口底まで下りられるところもあります。
指導標に従って吉田ルートの少し南側にある下山道へと入ります。
六合目付近で吉田ルートに合流するまで下り専用のルートとなります。
ずっと柔らかい砂地で滑るように下っていきました。
下りでは自分もトレッキングポールを使用して、半分スキーの感覚で下りました。
山のススメでは高山病のために先に下山する2人のシーンで描かれてます。
下山道では登りルートのような岩場は無いという点も安全上有効であり、下り専用とされている理由の一つかなと感じました。
六合目付近で吉田ルートに合流するまで下り専用のルートとなります。
ずっと柔らかい砂地で滑るように下っていきました。
下りでは自分もトレッキングポールを使用して、半分スキーの感覚で下りました。
山のススメでは高山病のために先に下山する2人のシーンで描かれてます。
下山道では登りルートのような岩場は無いという点も安全上有効であり、下り専用とされている理由の一つかなと感じました。
9:16 六合目・下山道入口(2,430m)
富士山上からの長い下りを終えました!
順調に下ってきて、登りで歩いた吉田ルートに合流しました。
この頃は晴れたり曇ったりと目まぐるしく空模様が変わっていました。
富士山上からの長い下りを終えました!
順調に下ってきて、登りで歩いた吉田ルートに合流しました。
この頃は晴れたり曇ったりと目まぐるしく空模様が変わっていました。
10:09 富士スバルライン・吉田口五合目(2,304m)
戻ってきました!!
五合目は登山者と観光客でごった返しています。
本当に急に観光地に出てきたのが、穂高から上高地へ下りてきた時に似た感じでした。
戻ってきました!!
五合目は登山者と観光客でごった返しています。
本当に急に観光地に出てきたのが、穂高から上高地へ下りてきた時に似た感じでした。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
100円玉たくさん
|
---|
感想
富士山、満喫しました!!
ヤマノススメをきっかけに登った初めての富士山。
二人とも高山病に掛からず、天候にも恵まれ最高の富士登山でした。
昨年の槍に続いて富士山にも登れたと母もたいへん喜んでくれて、
自分も無事にガイドの役割を果たせて嬉しかったです。
また一つ、素晴らしい思い出の山行が増えました!
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:664人
ここより高い三角点は 日本にはない!!
やはり 達成感高いようですね。
母上様と 無事登頂下山 おめでとうございます。
しかしすごい 下山後 河口湖畔(カチカチ山ロープウェイ乗り場付近)へ立ち寄られる 余力がおありで、すばらしいです。
焼け岳がよい 足慣らし 高度順応になられましたね。
続きのコメントは後程に、
ルーンさん 勘違いしていました。
富士山のあと、焼岳でしたね。
詳しいれぽで 登りたい方々の参考になると思います。
細かく 登山道 山小屋などレポしてくださり、
よくわかります。これだけ山小屋が並んでいれば、
ほんとに安心ですね。
富士山自体は赤い土の ざらざらした登山道ですが
やはり 展望が素晴らしいですね。
昨年の槍に続き 母上様は宝物が増えましたねっ!!
すばらしいです。
こんばんは、mayasanpoさん。
ご多忙のところを2度にわたってコメントいただきましてありがとうございます!
ヤマノススメの聖地巡礼もあって、今回も頑張って撮影してまいりました。
吉田ルートは山小屋が多くて、初めてでも心強く登ることが出来ますよ。
昨年は長雨のせいでなかなか思うように登山できませんでしたが、
今年は母が来てからすぐに富士山へ行けました。
槍に富士山と立て続けに憧れの山に登れて母もたいへん喜んでくれています。
登山を始める母のためにまず碇山や高御位山へ連れていったのが遠い昔のようです。
やはり日本最高峰だけあって、富士山は他にない展望ですね!
長らく気が向きませんでしたが、自分としても思い切って行ってみて良かったです。
富士山、焼岳までは予定どおりに消化出来ましたが、
先週の台風と今週末も微妙ということで天気は思い通りにはいきませんね。
天候も見ながら無理なく登れる山に変更するようにしたいです。
ありがとうございました。
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