岩手・源太ヶ岳 きのこの森と、広大な湿原ワンデリング


- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 809m
- 下り
- 814m
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
熊の痕跡、いろいろ。登山口の温泉でも、ミズバショウの実の食み跡あり。 湿原は抜けるのに2時間かかります。 |
その他周辺情報 | 松川温泉のキャンプ場は、温泉宿から300m。 テントサイトは30張りの大きさ。 炊事棟など2棟。雨でも軒下を借りれる。 水洗トイレ完備。 |
写真
トンビマイタケについては、下記の記録に。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-74994.html
感想
源太ヶ岳は、岩手山と八幡平の展望の山。往復するのに5時間ほどかかるため、大腿骨頸部骨折の病み上がりの足腰で、行って来れるか、不安をかかえての出発でした。
登山道は、最初の2キロは整備されていました。しかし、次第に、流水で掘れた溝状となり、泥で滑ったり、浮き石を踏んでの荒れ道になり、慎重に上がりました。
登山道としては、どこにでもある荒れ道ですが、転倒すると、患部に良くない。
ケガ以来、一番きつい悪路をすすみました。
中腹まで上がったところで、源太ヶ岳の山頂部が見えてきました。
ピッチを守って、山頂到着。
岩手山に見とれました。
尾根を西に進んで、さらに北へ急降下。その途中で、私は、山腹のルートへ降りるのが、長い道のりになりそうで、ひるみました。
でも、カミさんは、行けると、叱咤。
30分弱を下って、大深山荘に出ました。
ここからは、山腹の湿原の踏み跡を、源太ヶ岳の中腹まで、トラバースしました。
想像を遙かに超える、長い道。大中小の湿原が点在し、そのに、沢や崩壊した土砂、小川、坂の上り下りが連続します。ちょっと、珍しい、湿原。でも、花が次々と現れ、歩くごとに、八幡平方面の景観も、移り変わって、気分はずっと高揚したままでした。
途中、1回の休憩を入れて、2時間近くかかって、この湿原ルートの終点につきました。
ここからは、午前中に登ってきた松川温泉への下山。
下って、下って、あと3キロほどのところで、骨折しなかった方の右足に、傷みがきました。どうしても、かばってしまう。
そこからは、両足をできるだけ均等に使って、傷みが収まった。なんとか、コースタイムの範囲で下山しました。
(3月に、医師からは、高尾山程度なら、と言われて、その後は、奥多摩で足慣らし。今回は初めて、往復7時間弱のルートを大事なく、歩き通せました。)
コメント
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こんにちは!
なかなかハードな道だったと思います。
距離もそこそこ長いですし、足場が悪いところがあるので。
もうブナハリタケ出始めてましたか!
今年は早いようですね。
先日凄く寒くなったので、また一気に出てきているかもしれません。
アカジコウが見たいです。
それらしいものは見てるんですが、まだ経験が足らず、
確信が持てなくて。
ここの湿原、お気に入りなので、夏は通ってしまいます。
お盆明けに行きたいんですが、天気が・・・
mitugasiwaさん、岩手山一帯の山々は、のびやかで、いいですね。
今回は、周回コースで、延々と続く湿原を歩けて、幸せでした。あと半月早く、再訪したくなる一帯ですね。小屋も泊まりたい風情でした。
尾瀬に匹敵する規模の、こんないい場所なのに、帰りは、湿原から松川温泉の下山口まで、誰にも会わなかったのも、すごい。
きのこは、あの森の中なら、2,3日、歩いていたいくらい、期待がもてるところでした。
今回の岩手は、温泉を巡りながら、7日間の旅でした。
八幡平に初めて行きました。
最終日の国見温泉でも、熊に合いました。
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