ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1565311
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

沼平〜茶臼岳〜光岳〜加加森山〜池口岳〜池口岳登山口

2018年08月15日(水) 〜 2018年08月18日(土)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
80:00
距離
36.5km
登り
3,222m
下り
3,688m

コースタイム

1日目
山行
5:30
休憩
0:30
合計
6:00
7:20
20
7:40
50
8:30
8:40
80
10:00
10:20
140
12:40
2日目
山行
4:30
休憩
0:20
合計
4:50
5:40
30
6:10
30
6:40
10
6:50
10
7:00
70
8:10
8:30
60
9:30
60
3日目
山行
6:50
休憩
1:10
合計
8:00
6:50
20
7:10
7:20
130
9:30
9:40
90
11:10
11:20
10
11:30
30
12:00
10
12:10
12:40
10
12:50
40
13:30
13:40
10
13:50
60
14:50
ザラナギ平
4日目
山行
3:20
休憩
0:40
合計
4:00
5:50
10
ザラナギ平
6:00
10
6:10
40
6:50
7:30
70
8:40
70
9:50
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:竹橋からアルペン号で沼平へ
帰り:大島バス停からかぐらの湯/飯田駅までバス
その他周辺情報 下山後はかぐらの湯で温泉入浴可能
http://tohyamago.com/osusume/kaguranoyu/
畑薙大吊橋
2018年08月15日 07:33撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
8/15 7:33
畑薙大吊橋
光石から左手に双耳峰の池口岳、右手に加加森山。
2018年08月17日 07:18撮影 by  iPhone 8, Apple
8/17 7:18
光石から左手に双耳峰の池口岳、右手に加加森山。
光石から2381m峰の鞍部に向かって、尾根を下る
2018年08月17日 08:02撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
8/17 8:02
光石から2381m峰の鞍部に向かって、尾根を下る
シダが繁茂していて、ルートが覆われているものの、テープもあって、結構、大丈夫
2018年08月17日 08:19撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1
8/17 8:19
シダが繁茂していて、ルートが覆われているものの、テープもあって、結構、大丈夫
トリカブトとアキノキリンソウ。南アルプスの秋の花畑らしい雰囲気。
2018年08月17日 08:23撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
8/17 8:23
トリカブトとアキノキリンソウ。南アルプスの秋の花畑らしい雰囲気。
稜線ですが、二重山稜のようになっている箇所があり、この窪地がルートです。
2018年08月17日 08:29撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1
8/17 8:29
稜線ですが、二重山稜のようになっている箇所があり、この窪地がルートです。
思った以上にメンテナンスされているみたいで、倒木にはフレッシュな切り跡。整備していただき、ありがたや。
2018年08月17日 09:01撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1
8/17 9:01
思った以上にメンテナンスされているみたいで、倒木にはフレッシュな切り跡。整備していただき、ありがたや。
北面の木々の間から下栗の里が見える
2018年08月17日 09:18撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
8/17 9:18
北面の木々の間から下栗の里が見える
シラビソの林の中、林床はシダが青々と茂っている
2018年08月17日 09:24撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
8/17 9:24
シラビソの林の中、林床はシダが青々と茂っている
踏み跡は明瞭な部分もあれば、わかりにくい部分もある
2018年08月17日 09:32撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
8/17 9:32
踏み跡は明瞭な部分もあれば、わかりにくい部分もある
加加森山山頂への分岐。山頂へはここから3分程度。
2018年08月17日 09:43撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
8/17 9:43
加加森山山頂への分岐。山頂へはここから3分程度。
加加森山山頂。渋い!
2018年08月17日 09:48撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1
8/17 9:48
加加森山山頂。渋い!

感想

光岳から池口岳まで縦走する人の参考になれば。沼平から光石までは一般ルートなので割愛。

光岳から池口岳までは、エアリアマップなどの地図を見ても点線もしくはルート記載がなかったりしたので、ルートについていろんな人の山行記録を読んで、心配しながらのスタート。念のため、国土地理院の地形図と携帯アプリのGeographica(GPS)も持参しました。結果的には大きなロストなく、縦走が出来ました。GPSがあると、大きなロストになる不安もないので、精神的に楽でした。思っていたよりは、踏み跡も比較的しっかりしていますし、テープ(ピンクや白)も意外に多く、慎重に歩けば、あまり心配することはないという印象です。ただ、天気が悪かったり、ガスっていたりすると、大変だと思います。また、コース取りは標高の観点からも光岳から池口岳に西へ縦走する方が難易度は低いように思います。コース自体もメンテナンスはある程度なされているようで、コース上の倒木も最近、チェーンソーで切って整備したような跡がありました。

【光石分岐-加加森山】
光石への分岐から尾根上を歩きますが、いきなり軽くロストしてしまいました。基本的には尾根上なので、それを意識して下れば、やや細めの尾根でもあることから、踏み跡をたどりながら、歩けると思います。2381m峰との鞍部に下るところは結構急です。途中、トリカブトとアキノキリンソウの花畑も綺麗でした。

一部、二重山稜のようになっている箇所もあり、そこは窪地の部分を歩くことになります。その後もいくつかピークを越えていきますが、上り下りについては比較的明瞭なルートを容易に見つけられますが、高低差の少ない箇所、ピークの上部や鞍部などは慎重に歩いたほうが良いと思います。

【加加森山-JCT】
加加森山からは一度、大きく下ります。途中、縞枯れのように木々が白骨化して立ち枯れしているエリアがあります。倒木も多いのですが、人の手で切断されていて、ルートを見つけるのに助かりました。ただ、途中でわかりにくくなって、何度か行ったり来たりする場面もありました。この場所は登りだと余計にルートファインディングに苦労するかもしれません。

そのエリアを過ぎてしばらく歩くと、右手にガレ場があり、草原のようになっています。谷の向こうに下栗の里が見え、振り返ると、加加森山もどっしりと。進む先には池口岳の北峰がそびえています。

再び樹林帯に入りますが、細い尾根状のところを歩く箇所があります。シャクナゲなどの樹木が生い茂っているので、高度感はないものの、慎重に歩く必要があります。その後、水場下降点と書かれた、水場の標識がありますが、この沢は昨日まで雨が降っていたのものあるのでしょうが、豊富に水が出ていて、3分もせずに水に辿り着けました。かなり下の方まで踏み跡が付いている感じだったので、晴れの日が続くと、少し下まで下る必要があるのかもしれません。その後、最後のJCTへの登りはかなりの急登で大変です。

【JCT-池口岳北峰-池口岳南峰】
JCTから池口岳北峰はほとんど一般道と行っても良いルートで、不明瞭な箇所もなく、大きな問題はありませんでした。ただし、北峰から南峰は見えている以上に時間がかかります。北峰からはまず笹が繁茂した滑りやすい中を慎重に下ります。ルートはテープもあって、比較的明瞭なものの、足元が笹で見えないので、どうしてもスイスイとは進めません。その後、鞍部では西側のガレ落ちているところを通過したり、急な笹斜面をトラバースしたりとあまり気が抜けないところを歩き、最後は再び南峰まで登ります。南峰への登りの後半は窪んだ尾根状になっていて、その登りの途中で笹平への分岐が西側にあります。笹平まではかなり下るようですが、雰囲気の良い草原のように見え、行ってみたい気もしますが、実際に辿り着くのは笹も深く、かなり大変なように思えました。池口岳南峰も北峰と同じく木々に囲まれ、大展望とはいきませんが、鬱蒼とした感じでなく、木々の間から、光岳も見え、少し広いので、休憩にはぴったりです。

【JCT-ザラ薙平】
一般的なルートではありますが、だからといって決して楽といったわけではなく、JCTからのしばらくの間の下りは傾斜もきつめで、巨岩の間を確保しながら通過する場所もあります。補助的にロープが付いています。ザラ薙平は平らで下は芝生のようになっているので、テント泊には快適な場所でした。ただし、水やトイレはないので、水は上記のJCTから加加森山側へ降りたところの水場で汲んでくるか、池口岳登山口から登る場合は多めに持っておくことが必須です。トイレも今回は携帯トイレを持参しました。ちなみに、光岳の水場は水量豊富でした。

【ザラ薙平-池口岳登山口】
これまでの道に比べると、道も明瞭で非常に快適。あまり展望は開けませんが、一部、ザラナギ、黒薙では池口岳および南側の展望が開けます。黒薙以降は普通の登山道といった感じです。天然林だけでなく、北側はカラマツ林、さらに高度を下げると、ヒノキやアカマツの植林地も出てきて、想像していた鬱蒼とした感じではありませんでした。が、大島のバス停に着いてスパッツを脱ぐと、ヤマビルが一匹。念のため、スパッツをはいていて良かったです。

【池口岳登山口-大島バス停】
池口岳登山口まで降りると、林道になります。舗装はされていないですが、結構締まっているので、車でも問題なく来れそうで、実際に車も何台か止まっていました。今回は歩きなので、大島のバス停まで下ります。途中、824mのところから大島の集落にショートカット出来そうな道が地図上はあるので、その道らしき道を歩いて行ったつもりだったのですが、途中で道がなくなり、これが今回の山行で最大のロストでした(笑)最初は車が昔通っていたような轍の上だったので、安心していたのですが、途中でそれが行き止まり。道があるかと周辺を探し回ったのですが、見つからず、かろうじで見つけたピンクテープを頼りに下りにかかりましたが、おそらく、これは林業用のテープだったのだと思います。植林地の中に迷い込み、道らしき道は見つからず、歩くのも大変でした。薄っすらと残る作業道(林業機械の通った道?)を辿り、道なき道を下って、なんとか植林地内の大きな作業道に合流。大島集落の上部で池口川の北を通る舗装路と合流。これは遠回りでも、池口岳登山口からは、初めから、舗装路を歩いたほうが良いと思いました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1271人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら