北八ヶ岳
長野県
zel
- GPS
- 05:35
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 672m
- 下り
- 662m
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| 天候 | 曇り〜強風〜快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
駐車場は渋御殿湯(500円) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
渋の湯〜高見石、渋の湯〜黒百合ヒュッテは積雪あるもトレースもしっかりしていて、アイゼンなしで行けた。今時点の状況ではない方が楽かも。 賽の河原・高見石は岩に霧氷・氷がついているところがあり、注意が必要。 天候の影響もあったと思うが、中山頂上手前の左折点で道標が一方向(高見石方面)にしかなく、強風でトレースも消えていたため、一瞬道を見失った。 |
| 予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
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感想
前日に美ヶ原からみた八ヶ岳に心奪われ、天気もいいと見込んで行くことに。
目的は「雪の中の白駒池」と「温泉」。可能であれば、白駒池湖畔をスノーシューハイクする・・とか色々考えつつ、とりあえず奥蓼科渋温泉へ。
麓の茅野は快晴だったが、見上げる北八の峰は雲の中。
しかも相当気温が低い。久々に鼻毛と睫毛が凍る感覚を味わう。
渋の湯奥の登山口へ、硫黄の強い香りのなか橋を渡り山中へ。
登山道に雪はあるが数日前の新雪でまだやわらかく、水分が少ないので歩きやすかった。
前日に高見石でクリスマスパーティーをやっていたとかで、登山者も多かったようです。
雪の樹林帯を暫く歩くと、突然「賽の河原」に出る。
鬱蒼とした樹林帯と荒涼とした石のザレ場のコントラストはなかなか面白い。
このあたりから雲の中に入ってしまったが、振り返ると山間から明るい茅野の街並みが。
こういう、ちょっとしたアメにのせられて気づくと山に登ってんだよな(笑)
賽の河原からまた左手の森の中に入り、雪の森をハイキング。
雪の白さがみせる効果か、あまり登っている感覚のないまま気づくと高見石小屋に到着。
ここ、極寒でした。
稜線に近づいて強くなった風と、多分粉雪が吹き飛ばされておこる吹雪が体にしみる。。
それでも目的の白駒池を見ようと、高見石へ。
完全凍結した白駒池は、自然の造形物というより山肌に填め込まれた人工物のようだった。
美しさには感動したけど、それ以上に寒さに耐え切れず湖畔で遊ぶことは断念。
かといってこのままピストンで帰るのもつまらないので、黒百合ヒュッテ経由で渋の湯に下りることに。
高見石から中山間での道は、小屋前の看板の通り「だらだら登り」。
そして登りきったところで強風と霧に捲かれ道を見失う。
地図にもこんな分岐ないぞーと思いつつ、方角的に間違ってはいないと思われる方向にみえる道らしきところへ。
結果正しかったからよかったけど、このとき初めて方位磁針を活用。
時にはアナログもすばらしい^^
そこからは雲も晴れ、北側の裾野とにゅう、天狗の一部を眺めながら峠を越えて黒百合平へ。
ヒュッテに着くことには完全に青空でした。
この日、昼過ぎから天気回復したんだね。。あと二時間時間あったら天狗行ったんだけどな。
結局、使いそびれたスノーシューを無駄に担いで登下山してしまったが、それでもこの季節にこの労力で得られる楽しさとしてはかなりお得な気がする。
今後雪の状態がどうなるかによるけど、また年明けにでも行きたいです。
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