阿須丘陵・霞丘陵 〜塩船観音寺で初詣〜


- GPS
- 03:40
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 258m
- 下り
- 164m
コースタイム
15番道標 09:15-09:55
七国峠 10:40
笹仁田峠 11:05
塩船観音寺 11:40-12:10
大塚山公園 12:30-12:35
東青梅駅 12:40
天候 | すっきりと晴れた一方で、北風が冷たい1日でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飯能駅 08:49-(西武バス)-08:54 阿須バス停 (帰り) JR青梅線 東青梅駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●阿須丘陵七国コース (阿須バス停 〜 旧上州道まわり 〜 七国峠 〜 笹仁田峠) マイナーな阿須丘陵七国コースだけに、阿須交差点側の入口がどこにあるのかは、事前にネットでいくら調べても分かりませんでした。 その入口は、交差点を少し西側に入った阿須バス停から、さらに僅かに西側に進んだところで、左の細い道に入ると、その奥にありました。 一旦コースに入ればあとは道標が完備されています。多数の分岐も出てきますが、メインルートを進む限り迷う心配はまずありません。 ただし七国峠付近はその例外となります。道標は完備されているものの、多数の枝道が錯綜しているために、同じ行先が示された分岐道が次々と現れたりするので、それなりの下調べがないと、思った通りのルートには進めないかもしれません。 なお「丘陵」という名前通り、道の傾斜は一貫して穏やかで、少なくとも今回歩いた区間では、急な坂道を1回も見ませんでした。 住宅地から近い割には、意外と森が深くて、人工物との遭遇が少なかったのも好印象です。特別な見所や展望地こそありませんが、「登山」的な心構えは不要の道で、お散歩感覚での軽いハイキングに適しています。 ●笹仁田峠 〜 霞丘陵ハイキングコースの東側入口 笹仁田峠から立正佼成会の「青梅練成道場」と書かれた門の中に入って、ずっと立正佼成会の敷地内を進みます。 舗装道路に終始しますが、入口付近を除けば歩行者専用で安心して歩けます。そしてこの単なる舗装道路が、意外にも雰囲気があって気持ち良く歩けました。桜並木が続いていたようなので、とりわけ春は見事なのでしょう。 ●霞丘陵ハイキングコース (東側入口 〜 塩船観音寺) 少々のアップダウンはありますが、道標は完備されており、道の状況も良好です。距離が短くて体力的にも楽に歩けるので、ほぼお散歩道と考えて問題ない状況です。 特にハイキング用の装備が無くても差し支えないと思われるほどですが、それゆえに普段山を歩いている人にとっては、ここだけを歩いたのでは物足りないでしょう。 ●塩船観音寺 〜 東青梅駅 舗装道路を歩くしかありません。前半は、さほど交通量の多い道路ではなく、1人で歩く分にはさほど危険を感じませんでした。 でも路側帯が狭いので、人が並んで歩いたりするとちょっと危ないと思います。数人以上のグルーブで訪れた時は、バスなどの交通機関を使うほうが良さそうです。 駅が近くなると交通量の多い道路が増えますが、その頃には幹線道路には歩道がありますし、車の通らない細い道を繋いで歩く選択肢も生まれています。 |
写真
感想
私にとってはこの日が遅めの初詣で、その行先として青梅市の塩船観音寺を選びました。
初詣がメインとはいえ、ただ参詣するだけでは面白味がないので、飯能市側からスタートして、阿須丘陵と霞丘陵を結んだルートを歩いていきます。
そしてその軽いハイキングの最後に塩船観音寺に寄って、今年1年の無事と健康を願ってきました。
阿須丘陵は、そのエリアを単独のコースとして紹介するガイドブックを見たことがありません。私が見つけた中では、飯能市のサイトにあった概略図レベルのものが最も詳しい資料となりました。
この丘陵内では、七国峠から岩蔵温泉へと下る道が、しばしばガイドブック等で霞丘陵とセットで案内されているので、その区間はそれなりに歩かれているらしく、ネットでもいくつかの記録を探せます。
でもなるべく丘陵内を歩く距離を長く取ろうと、阿須交差点から歩き始めることにしました。
ただそれだと、飯能市が案内している順路の逆向きに進むことになるためか、入口への案内は現地でも見つからなくて、勘を頼りに探り当てることになります。
阿須交差点側は、飯能市の想定では単なる出口に過ぎなくて、決して入口ではないのでしょう(苦笑)。
しかしルートに入れば、上の「コース状況」に書いた通りの好印象の道でした。
時折すれ違う人たちはみな軽装で、もっぱら地元の人たちに歩かれているように思われたのですが、もっと広く知られても良いルートではないでしょうか。
阿須丘陵コースと霞丘陵コースは少し離れていて、その間を立正佼成会の敷地内を歩いて結ぶのですが、こちらも意外にも、「コース状況」に書いた通り雰囲気の良い道でした。
それなのに、なんで舗装道路なんかにしてしまったのでしょうか。
霞丘陵ハイキングコースは距離が短くて、それ単体では物足りない感じでしたし、ゴルフ場の脇をかすめて進むなど、印象も今ひとつで終わります。
塩船観音寺は、とうに三が日が過ぎたとあって、人出もほどほどで落ち着いて参拝できました。
ここでは観音像からの展望が見所なのですが(とりわけハイカーにとっては)、そこが混み合うこともなく、じっくりと眺めていられたのが良かったです。
最後に、地形図を見ながら歩いて東青梅駅が近付いた頃、駅の手前にちょっとした小山があるのを発見します。
そういえば、今日は「山」と名が付く所が全然出てこなかったな、と思って、ちょっと寄り道を試みました。
その小山の中腹は公園になっていて、そのまま頂上まで登れそうに見えたのですが・・・
しかし頂上寸前でフェンスに行く手を遮られて万事休すでした。頂上部には水道施設があって立入禁止で、珍しくこの日は登頂した「山」がゼロで終わります。
山の格好で出掛けて、登った山が全くなかったのは、過去には2005年の上高地散策の時しかなく、今回が2度目になりました。
ちなみに反対側に下った所で、公園の名前が「大塚山公園」だと分かったので、山の名前もきっと「大塚山」なのでしょう。登りたかったな。
詳細な記録のページ(まだ執筆中です)
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2012_01_03/mt2012_01_03.html#20120107
写真主体のブログ版 (ヤマレコと同じ写真しか使用していません)
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2012-01-07
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