記録ID: 1621548
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
阿弥陀岳南稜中央稜、ハプニングいっぱいのバリエーション
2018年10月20日(土) [日帰り]

体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:49
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,329m
- 下り
- 1,309m
コースタイム
| 天候 | 晴れ後霰、麓はところにより雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
登りは南稜、下りは中央稜で。 森林地帯は地元の領土争い(?)の爪痕が異様な光景。 特に南稜は、それ自体がある意味過剰なほどのマーキングになっており、まず道迷いはないでしょう(笑) ただし中央稜の方は若干...じゃなく色々と問題があり注意が必要。 ここ最近降雪があったようだが日中晴れてルート上の雪はほとんど解けているものの日陰の土や岩の上に残った雪が足場を悪くしている。 当日の夜中にも降ったのか2400m辺りからまだ新しい雪(霰?)がうっすら。 解けた雪は気温が上がらないため日陰では凍結しており、特にP3ガリーはルート上うっすらと残雪や凍結箇所も点在、アイゼン履くには早いし、岩場ではチェーンスパイクもつま先がかからないと意味がないし... とにかくスリップには十分注意が必要。 |
写真
感想
初めての南稜、噂の岩場は可能ならフリーで登ろうと思ったが、遠目ではホールドも多く行けそうな気がしたものの実際近くで見るとかなり粗い礫岩、風化が進んで岩肌ボロボロ。
つまんで揺すると表面がポロッと剥がれるし、大きなカチホールドでも確認のため握って揺するとグラグラ...
とても体を預ける気が起きなかった。
駐車場では良い天気だったのに、頂上に着く頃には周囲が見えないくらいに雲で真っ白。
日が出てる時は8℃くらいあった気温も3〜4℃と寒くなってきたので早々に下山。
下山は中央稜で。
途中首筋にペチペチと痛いほどの勢いで霰が降ってきた。
ルートは頂上からしばらくマーキングも無いし、落ち葉で踏み跡も隠れ、雲で周囲が見えないためルートファインディングが大変。
しかも濡れた落ち葉に隠れた岩で滑って転ぶわというダメさ加減(笑)
更にログの中央稜取り付き辺りで、熊とカモシカにニアミス、熊出没注意の看板もなし(これは「バリルートなんだから熊に出くわして襲われようが自己責任でな」という意味なのか?)
熊を大きく迂回したため、ここでもまたルートをロストしまうという...
どうにか水の干上がった川に出て、川沿いに渡河した南稜入り口まで戻って来れて一安心。
大変でしたが生涯記憶に残る面白い山行になったことは言うまでもありません。
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captaincurry
jigemo











キャプテンお疲れ様でした。
熊に食われずに生きて帰ってこれて本当に良かったです。また、どこかのバリエーションでルーファイやりやしょう!
いえいえこちらこそ!
これからも厳しい山ばっか狙って行きますが、よろしくお願いします!<(`・ω・´)ビシッ‼
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