日の出山・御岳山・大岳山


- GPS
- 06:05
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,369m
- 下り
- 858m
コースタイム
滝本不動尊 09:05-09:15
日の出山 10:25-10:40
御岳山 11:25-11:35
大岳山荘前 12:55-13:00
大岳山 13:15-13:30
御岳山駅 14:55
天候 | 晴れのち曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
古淵 07:02-07:23 八王子 07:26-07:36 立川 立川 07:45-08:16 武蔵五日市 08:32-08:49 松尾 (帰り) 御岳山 15:00-15:06 滝本 〜 ケーブル下 15:23-15:31 御嶽 御嶽 15:41-16:29 立川 16:35-16:47 八王子 八王子 16:49-17:00 橋本 17:04-17:15 古淵 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●松尾バス停 〜 日の出山 アプローチの車道はしっかりと除雪されていました。 滝本からの登山道は、起点付近で早速小規模なアイスバーンが見られたので、最初から軽アイゼンを付けました。 しかしその後は雪の少ない箇所がほとんどで、アイゼンを付けずに歩くほうが快適だと思われる区間が大半だったと感じています。 しっかりと雪が見られるようになるのは、かなり標高を上げて、林道経由のルートと合流するあたりからでした。 日の出山の直下で急な木段が続くあたりになると、凍結に近い箇所もあったので、アイゼンを着けるとより安全です。 ●日の出山 〜 御岳山 ほぼ平坦で歩きやすく、普段から歩く人の多いコースです。 このため、降雪後の4日間でも多くの人たちに歩かれて、圧雪されて歩きにくくなっているではと心配していました。 ところが意外にも雪質は良好で、凍結は全くなく、アイゼンなしでも問題なく歩けたのではと思います。 なおケーブルカーの駅から武蔵御嶽神社までは、よく除雪されています。 ●御岳山 〜 大岳山 大岳山への道にも凍結箇所やぬかるみが全く見られず、何の問題もなく歩けてしまいます。というか、むしろ歩きやすい状態だと言えるでしょう。 低温が続いていて、日中に雪が融けないのが幸いしているらしく、降雪直後の雪質が良く保たれているようです。 この4日間に歩いた人の数もさほど多くないのか、踏み固められてアイスバーンになっている箇所もありませんでした。 ■ただし、大岳山直下の、大岳神社と頂上の間だけは、少し事情が変わります。 無雪期ならば難しくない箇所なのですが、急な岩場に雪が付いていて、要注意箇所もありました。 フラットな足場がなく、傾いた地面に足を置くことが度々あって、正直、軽アイゼンでは心許なかったです。 復路で下る際には、珍しくストックを使ったのですが、それでも冷や冷やモノでした。 柔らかい雪質をとどめていたことで、軽アイゼンの鈍い爪でも地面を良く捉えてくれて、結果的には無事に通過できたものの、もっと地面が固まっていたら、軽アイゼンではアウトだったかもしれません。 ※使用した軽アイゼンは、モンベルの「コンパクトスノースパイク」です。軽アイゼンの中でも簡易的なモデルだと思います。 |
写真
感想
さる23日の深夜には、東京で6年ぶりに積雪4センチを記録していて、奥多摩の山々もすっかり雪化粧しています。
最初に登った日の出山も、頂上部では雪が厚く積もっていたのですが、御岳山を越えるといよいよ一面の銀世界に変わって、大岳山はもう立派な雪山と化していました。
こんな日はさすがに山に入る人も少なめで、清閑な雪景色の凜とした空気と、まだ柔らかさの残る雪の感触を、存分に堪能してきました。
ところで、この日の当初の予定は、日の出山 〜 御岳山 〜 大塚山と、すぐお隣りどうしにあって高さもほぼ同じ3つの山を巡った後で、丹三郎へ下山して古里駅まで歩く、というものでした。
慣れない雪道に多少は難儀すると予想されたので、そのくらいの標高帯と歩行距離が無難だろうと判断していて、大岳山などに行くつもりはありませんでした。
しかし、日の出山から御岳山までの雪道の状態が良かったことに加えて、武蔵御嶽神社の石段の途中から分岐する大岳山方面への道も、とても歩きやすそうに見えたので、予定を変更して大岳山まで行ってみることにしました。
期待通り、大岳山への雪道の状態は極めて良好で、キュッキュッと音を鳴らしながら、柔らかな雪を踏みしめていくのが、もう楽しくて仕方ありません。
帰路で下りになると、今度はずっと続く緩斜面で、フカフカの雪の上を滑るようにして下るのがこれまた快感でした。無雪期よりもスピードが出るので、帰りはあっという間だった印象です。
ただし良かった点ばかりではありません。
大岳山直下の急な箇所は、年に1〜2回しか雪道を歩くことのない経験値と軽アイゼンの組み合わせでは、無事に通過できるギリギリのラインだったように感じます。
この日はたまたま雪質が良かったために頂上に到達できましたが、少しでも凍結があったりすれば、恐らくは頂上を目前にして撤退することになっていたと思います。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2012_01_03/mt2012_01_03.html#20120128
写真主体のブログ版 (使用写真はヤマレコと同一です)
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2012-01-28
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