厳冬期の畦ヶ丸


- GPS
- 06:45
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 783m
- 下り
- 880m
コースタイム
09:45 本棚
11:45 畦ヶ丸山頂(昼食)
15:30 大滝橋バス停
天候 | 曇りのち晴れ 気温は西丹沢自然教室周辺で2°ほど 山頂は-5°ほど |
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過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
07:04 新松田駅到着 07:20 新松田駅出発<西丹沢自然教室行きのバス> 08:31 西丹沢自然教室到着 ☆あらかじめ新松田駅付近の富士急湘南バス案内所で「西丹沢温泉セット券」2,200円を買っておくと、とてもお得です。新松田〜中川温泉〜西丹沢自然教室のバス乗車券と、町営「ぶなの湯」の入浴券がセットになっています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西丹沢自然教室で登山計画提出でき、明るいお兄さんが丁寧に登山者の装備の確認とコースの状況説明をしていました。教室の奥の部屋には暖炉とみかんがおいてあって、一度入ったら二度と出られなくなってしまいそう(笑) 登りはアイゼンなしで行きました。教室の側にあるつり橋を渡って歩き始めます。本棚までの沢道は軽く雪がかかっています。本棚を過ぎ、どんどん高度をあげていくにつれて雪も本格的に深くなっていきます。山頂では50-70cmほどだったでしょうか。トレースがしっかりついているので、ツボ足はあまりせず歩きやすかったです。 下りは、林道にでるまでずっと6本爪アイゼンを装着しました。大滝橋に向かう道は雪が深い上、急下りもあるので慎重に。本来階段があるところに積雪している個所もあるので、ときどき足がズボっと沈みます。転んでも雪のクッションがあるので笑えば済みます。 大滝橋からは、バスですぐの中川で途中下車し「ぶなの湯」に行きました。とても清潔で気持ちのいい施設です。お湯も少しぬめりがあり、良い感じでした。 |
写真
感想
憧れの厳冬期の山歩きでした。丹沢の地図をぼーーっと眺めていて、目に入ったのが今回の畦ヶ丸でした。駅からそこそこ遠いですが、短めのルートが初心者的に心強かったこと、見どころの大きな滝、名前のカッコよさが決め手でした。山頂の展望がないことで人気がいまいちのようですが、個人的にはそんな登山者の都合に「媚びない」、渋いながらも奥ゆかしい素敵な山だと感じました。
最初の沢道は薄い雪化粧だけで、小川も気持ちよく流れていました。見どころの下棚・本棚の滝はそれぞれ脇道で見に行けるようになっています(私のパーティは誤って下棚は通過してしまいました)。本棚は迫力満点で、周辺のつららや石にへばりついた氷と合わせてとても幻想的な光景になっていました。
高度を上げると徐々に積雪量が増え、山頂付近では50-70cmほど積もっていたと思います。トレースがあったので道迷いの心配はありませんでしたが、やはり雪はそれなりに体力を消耗させます。山頂は木に囲まれた穏やかなスペースで、うわさ通り広がるような展望はあんまりないです。親切に設置されていたテーブルでカップ麺をいただきました。ちかくにトイレ付の避難小屋もありました。
下りはずっと6本爪アイゼンを装着していました。山頂付近はときどき強い風が吹くので、ハードシェルのジャケットを着ていてよかったです。道具に関してはどちらかというと小物に疎い方ですが、サングラスの大事さを痛感しました。雪はすっごくまぶしくなりますし、サングラスをしているとトレースが見つけやすくなります。
来月は高い雪山にチャレンジする予定なので、気持ちよく雪歩きの練習ができて大満足の日曜日でした。下山後、ぶなの湯の休憩室でのんきに三ツ矢サイダーを飲んでたら、震度4の地震がありました。最近また多くて怖いですね。。。
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