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Yamareco

記録ID: 1671893
全員に公開
トレイルラン
近畿

高御位山〜桶居山☆夜景と朝陽を楽しみに

2018年12月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:20
距離
13.4km
登り
853m
下り
830m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:06
休憩
0:14
合計
3:20
距離 13.4km 登り 853m 下り 848m
5:15
14
5:29
31
6:00
6:01
4
6:05
29
6:34
6:41
30
7:11
7:12
14
7:26
7:29
31
8:00
3
8:03
8:04
11
8:15
11
8:35
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
曽根駅より
下山は御着駅に
コース状況/
危険箇所等
整備された一番登山道
少し尾根を上がると視界に飛び込んでくるのは
高砂火力発電所の煙突
2018年12月08日 05:47撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/8 5:47
少し尾根を上がると視界に飛び込んでくるのは
高砂火力発電所の煙突
高砂バイパスが夜景の中心に一条の光の筋をひく
2018年12月08日 05:55撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/8 5:55
高砂バイパスが夜景の中心に一条の光の筋をひく
高砂、加古川方面
2018年12月08日 06:00撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/8 6:00
高砂、加古川方面
2018年12月08日 06:16撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/8 6:16
高御位山
2018年12月08日 06:21撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/8 6:21
高御位山
東の空が明るくなる
東の山麓では市街地の明かりは星空のように
2018年12月08日 06:23撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/8 6:23
東の空が明るくなる
東の山麓では市街地の明かりは星空のように
高御位山山頂直下の岩場
2018年12月08日 06:29撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/8 6:29
高御位山山頂直下の岩場
東の空は急速に明るくなってゆく
2018年12月08日 06:34撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/8 6:34
東の空は急速に明るくなってゆく
海の向こうに淡路島のシルエット
2018年12月08日 06:34撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/8 6:34
海の向こうに淡路島のシルエット
2018年12月08日 06:36撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/8 6:36
南の山麓
中央左手に煙を吐き出し続ける高砂の火力発電所
2018年12月08日 06:37撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/8 6:37
南の山麓
中央左手に煙を吐き出し続ける高砂の火力発電所
高御位山山頂より
2018年12月08日 06:37撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/8 6:37
高御位山山頂より
辿ってきた登山路を振り返る
2018年12月08日 06:40撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/8 6:40
辿ってきた登山路を振り返る
2018年12月08日 06:46撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/8 6:46
どうやらツツジの花のようだ
2018年12月08日 06:51撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/8 6:51
どうやらツツジの花のようだ
2018年12月08日 06:59撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/8 6:59
鷹ノ巣山の手前で
左手には高御位山のシルエット
2018年12月08日 07:04撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/8 7:04
鷹ノ巣山の手前で
左手には高御位山のシルエット
遂に雲の上に太陽が顔を出す
2018年12月08日 07:05撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/8 7:05
遂に雲の上に太陽が顔を出す
鷹ノ巣山
2018年12月08日 07:06撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/8 7:06
鷹ノ巣山
朝陽を浴びる鷹ノ巣山から南に伸びる稜線
2018年12月08日 07:12撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/8 7:12
朝陽を浴びる鷹ノ巣山から南に伸びる稜線
高御位山から登り縦走路を振り返る
2018年12月08日 07:14撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/8 7:14
高御位山から登り縦走路を振り返る
ススキの穂も朝陽を浴びて
2018年12月08日 07:16撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/8 7:16
ススキの穂も朝陽を浴びて
東の加古川方面
2018年12月08日 07:16撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/8 7:16
東の加古川方面
朝陽を浴びるミツバツツジ
2018年12月08日 07:19撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/8 7:19
朝陽を浴びるミツバツツジ
朝陽を浴びる桶居山への縦走路に
2018年12月08日 07:21撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/8 7:21
朝陽を浴びる桶居山への縦走路に
桶居山方面
桶居山は真ん中の送電線鉄塔(中央左手)に重なってわずかに頭を出すのみ
2018年12月08日 07:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/8 7:28
桶居山方面
桶居山は真ん中の送電線鉄塔(中央左手)に重なってわずかに頭を出すのみ
鷹ノ巣山を振り返る
2018年12月08日 07:32撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/8 7:32
鷹ノ巣山を振り返る
朝陽が高御位山の上に
2018年12月08日 07:42撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/8 7:42
朝陽が高御位山の上に
ようやく桶居山の鋭峰が見える
2018年12月08日 07:51撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/8 7:51
ようやく桶居山の鋭峰が見える
2018年12月08日 07:52撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/8 7:52
遂に桶居山が近くに
2018年12月08日 07:55撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
12/8 7:55
遂に桶居山が近くに
山頂からの姫路の市街
2018年12月08日 08:02撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/8 8:02
山頂からの姫路の市街
縦走路を振り返る
右手には鷹ノ巣山
2018年12月08日 08:11撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/8 8:11
縦走路を振り返る
右手には鷹ノ巣山
出張も終わり、外に出ると日が沈んだところであった‥残念
ところで、どこかわかりますでしょうか?
2018年12月08日 16:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/8 16:45
出張も終わり、外に出ると日が沈んだところであった‥残念
ところで、どこかわかりますでしょうか?
2018年12月08日 16:48撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/8 16:48

感想

この日の出張のため、前夜の高松への出張と打ち上げが終わり、最終の新幹線で姫路まで移動する。出張の合間の時間で屋島を縦走した後のためか、あるいはマリンライナーに乗り込む直前までの酒宴のためか、執着の岡山に到着する直前まで意識を失っていたようだ。姫路に投宿したのはこの日の出張先に高松からだと間に合わないというのが表向きの理由なのだが、播磨アルプスこと高御位山への登山を目論んでのことである。しばらく前に親しくさせて頂いているwildyukkyさんがこの山に訪れたことで以前より山陽新幹線の車窓から気になっていたこの山への興味が大きく膨らむのだった。勿論、出張に間に合うためにはのんびりと登山している訳にはいかないので、必然的に早朝のトレランにならざろう得ない。

高御位山から鷹ノ巣山までのコースで留めておけばいいものを、欲張って桶居山までの縦走を考える。どちらの側から登り始めるか思案することになるが、どうやらこの日は朝から晴天が期待出来そうである。ということならば山頂での御来光を期待して高御位山から登り始めることにする。

この日から冬型の気圧配置となり急に気温が冷え込む予報である。曽根駅で下りるとかつての西国街道を東に向かう。立派な旧家や寺院が散見し、昼間であれば堪能することが出来たであろう旧街道の趣が楽しめないのは些か心残りではある。

神社のすぐ右手につけられた登山道を辿ってゆく。すぐに岩場が現れ、周囲の夜景が見渡せるようになる。背後を振り返るとモクモクと煙を吐き続ける煙突が目に入る。
岩場が連続するも、いずれもなだらかな斜面なので登るのに難儀することはない。周りの樹木も低木となり見晴らしのよい尾根が続く。東側には加古川方面の明るい夜景を見渡すようになる。一条の明かり光の筋は2号線の高砂バイパスのようだ。

北山奥山の山頂に辿り着くと平坦な尾根を辿ることになる。やがて鞍部にかけての下りが始まると、それまでのなだらかな尾根の様相とは一転して、意外にもかなりの下りのように思われた。辺りが暗いのでどの程度下るのか見当がつかず、実際よりも下りが急に感じたのかもしれない。

次のピークにかけて登り返していくと東の空の一端から緞帳を引き上げるかのようにうっすらと明るくなっていく。
高御位山の山頂直下に至ると、驚いたことに多くの人が登っている。登ってきたコースでは全く人影を見かけなかったが、果たして何処から登ってきたのだろうか。地図を確認すると頂上に近い成井登山口から登ってこられたように思われる。

頂上に着いたのは6時半過ぎ、既に10人以上の人がおられる。皆さんはご来迎目当てで登って来られたのだろう。確かに東側の眺望は遮るものがないので、ご来迎を拝むには恰好の山だろう。男性の声が聞こえる・・・「まだまだやん」。確かに、少なくともあと15分近くはかかるだろう。冷たい風に間断なく吹いているので、このままここでご来迎を待つのは身体が冷え切ってしまう可能性がある。しかも桶居山まで縦走するという欲張ったコース取りを目論んでいることを考えると、時間に余裕がない。ご来迎を諦めて、先に向かうことにする。

尾根はほぼ真っすぐに西に進むのでしばらくは朝陽を望むことは無理そうだ。山頂のすぐ西側でも一人の男性とすれ違ったが、その後は人影が一切見当たらない静かなトレイルとなった。尾根上は丈の低い松を中心とする灌木帯であり、終始、好展望が続く。小さな赤い花が咲いているので何かと思って立ち止まるとなんと躑躅である。気がつくと数多くのミツバツツジが咲いている。12月だというのに・・・今年は秋口にも各所で躑躅の花を見かけたが、狂い咲きが異様に多いように思われる。

大きく下って登り返すとすぐに鷹ノ巣山の手前のピークに辿り着く。桶居山への分岐点となるのでジャンクション・ピークと呼んでおこう。振り返ると高御位山の右手で雲の中が一際明るくなっている。すぐ目の前には鷹ノ巣山のピークが間近に見えるので、鷹ノ巣山までは往復することにしよう。鷹ノ巣山の登りに差しかかると丁度、太陽が雲の上に顔を出すところであった。ススキの穂が朝陽を浴びて、黄金色に輝いてゆく。

先程のジャンクション・ピークに戻ると桶居山を目指し、縦走路を辿る。尾根筋が大きく蛇行して桶居山が視界に入らないせいだろうか。ここから先は急に長く感じられた。縦走路が西に大きく曲がり、送電線鉄塔のあるピークにたどり着くと桶居山の鋭鋒が間近に迫る。しかし、桶居山の手前には幾つもの小さなピークがあり、アップダウンを繰り返すことになる。

時間を気にしなくてもよい山行であれば良かったのだが、徐々に出張の時間が気になり始める。桶居山からは姫路の市街が望む。ここからの姫路の夜景も綺麗だろう。しかし、縦走路を西に進むとさらに幾つものピークが連なっており、アップダウンを繰り替えることになる。大人しく鷹ノ巣山から下山しておけばよかったかと一瞬、後悔するが、まだギリギリ何とかなるだろう。初志貫徹、御着の駅を目指す。

こけし岩、かんざし岩と奇岩が続き、眺望もよいところなのだが、ここからは全く写真を撮っている余裕もなく、フルスピードでのランニングで一気呵成に白髭神社まで下ると、その勢いで御着の駅まで辿り着く。姫路のホテルには何とか9時前に帰着し、大急ぎで身支度を整えると慌ただしく次の出張先に向かう。

新幹線の車窓から再び望む桶居山から高御位山は縦走するのにさしたる困難のない山に思えてしまうのだが、実際には登ってみないとわからないものである。辿った山々は一瞬で車窓から過ぎ去ってゆくのだった。

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