高取山 高取城址

たもちゃん
その他2人 - GPS
- 06:20
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 548m
- 下り
- 537m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
装備
| 個人装備 |
コンロ
鍋
コンソメの素
|
|---|
感想
例会の案内は<3大山城 高取城>だったが、壺阪山駅を降りると<最強の山城 高取城>の幟が何本も立ててある。その意味は帰りにケーキセットを食べるまで知らなかった。<最強の山城>は今年6月にNHKで放送された番組で使われたフレーズで、高橋英樹さんが出演していたようだ。
壺阪山駅から土佐街道を歩く。がなぜ<土佐街道>なのか意味不明だったが、街道途中にあった案内板で意味が判明する。この街道は趣があり、コーヒーを飲ませる小さなお店も少しある。帰りはこの店でコーヒーを、と気に入ったお店もあった。高取城址へは緩い街道の登りの道から始まるが、やがて急な登り道にと続く。途中飛鳥に分岐する道に猿石がある。50年近く前、ミノルタのSRT-101を初めてのカメラとして購入して、白黒の写真を撮りまくっていた時の印象に残る猿石なのだ。80代と70代の老人グループなのでのんびりと坂道を登ったが、追い抜かれたのは単独行の2人だけで、昔は植林などなかっただろうが静かな城址への道を味わう。
猿石を過ぎると二の門跡はすぐで、まだ先にある本丸を考えると高取城の大きさを想像できる。 まだ本丸へは遠いのだが、私たちを追い抜いた山城を巡っている神奈川の方が、疲れたと下りてきた。
大手門から二の丸跡に入るとそのスケールに驚いたのだが、実はその先もすごかった。ようやくたどり着いた本丸の入り口に、根っこ付きの一木作りの案内とお城が立っていいる。方位盤のある日当たりのいい場所で、暖かいスプーだけは用意してきたので早速コンロでお湯を沸かす。
お湯が沸きあがったところへ東京からの素敵な女性がやってきた。方位盤に荷物を置いていたので片付けながらお話し、暖かいスープを勧める。話し上手な方で、こんな出来事があると印象に残るのでと、自撮りをしながら楽しく参加している山城クラブなどの話をする。今回は和歌山城、大阪城と巡り堺で1泊し、今日はレンタカーで千早赤阪城とこの高取城、その後宇陀城を巡る予定だと。この後も方位盤で2人連れの女性にも出会う。私たちが上った道を下るそうなので壺阪山駅近くで見つけお店で会えるかも、と話をして別れる。
方位盤からは東に雪で白くなった高見山や、南の吉野の町が見下ろせる。天守跡からは飛鳥の町も見下ろせる。
下りは壷阪寺奥の院 五百羅漢を経由して壷阪寺のバス停へ。一人が股関節に痛みがあるとのことで、便があればバスでと思ったが2時間先までなくノンビリと歩くことにする。
道を間違えながらようやく土佐街道に出、朝見つけていた<町家のギャラリー輝>の隣の地元のおばさんが2人いる<ひとやすみ>でモンブランのケーキセットとお話で楽しむ。16時には店を閉める地元の店で、うどんなどの食事も出している。城址で会った女性2人連れが来店したか聞いてみたら、店の中を覗いいていたようだが中には入らなかったみたい。この店は食事も出していてコーヒーだけでは入り辛いお店だが、地元の人は回数券で利用しているドリップ式の店で、ケーキは知り合いのお店から仕入れているそうだ。
天気もよくて風もなく、色々な人と出会い楽しい1日だった。そうそう、今はお酒を造っていないが、近くの酒造所から分けてもらっているという金剛力酒造で酒かすも買ってきた。











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