甲武信ヶ岳


- GPS
- 06:30
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,294m
- 下り
- 1,502m
コースタイム
毛木平 08:10-08:15
信濃川・千曲川源流 10:20-10:30
甲武信ヶ岳 11:00-11:10
木賊山 11:30-11:40
近丸新道/徳ちゃん新道分岐点 12:40-12:45
西沢渓谷入口 14:00
天候 | 晴れ時々曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
信濃川上駅 07:05-(川上村営バス)-07:29 梓山バス停 (帰り) 西沢渓谷入口バス停 14:25-(山梨貸切自動車バス)-15:25 塩山駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※登山行程が1日に収まっているため、1日行程として登録しましたが、前夜に小淵沢へ移動して前泊しているので、行程全体としては1泊2日となっています。 登りの千曲川源流遊歩道、下りの戸渡尾根→徳ちゃん新道ともに、危険箇所のない歩きやすい道です。 ただし、千曲川源流遊歩道は「遊歩道」とは名ばかりで、れっきとした登山道なので、登山用の足拵えは必要です。 ※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。 ※GPS導入前なので、ルートは推測です。 |
感想
金曜日は夕方まで都心で普通に仕事をし、そのあと一旦帰宅してから、小淵沢に向かいました。
翌日に乗りたいと思っている小海線の始発電車は、中央線からの接続が全くないので、小淵沢にでも泊まっておかない限りは乗車不能なのです。
当日、他線からの接続のない小海線の始発電車は、小淵沢駅をガラガラの状態で出発します。でも甲斐大泉駅以降はクラブ活動の生徒さんたちが結構乗ってきて、それなりに賑わいのある車内となりました。
信濃川上では私のほかに登山者姿5人のグループが降りましたが、彼らはタクシーを選択したようで、村営バスの乗客は私ひとりだけでした。
梓山バス停で降りて、少しだけ交通量の多い県道を歩きますが、すぐにその県道と分かれた後は、一面の畑の中に延びる農道を歩いていきます。
最初に少しだけ登れば、あとは平坦に近いほぼ直線の道で、のどかな景色の中を歩いて、大きな駐車場やトイレのある毛木平に到着しました。
毛木平からは、千曲川沿いの遊歩道に入って、傾斜の緩い道をどんどん登っていきます。
ずっと谷筋を進むので眺望はありませんが、森と沢の織りなす景色は美しく、時折現れるナメ滝などが目を楽しませてくれました。
沢の流れは、標高を上げるとともに徐々に小さくなっていき、いよいよ源流域に到着です。
源流地点では沢に降りて、最初の流れに手を浸してみると、10秒と続けて浸していられないほど、冷たい水でした。
源流地点までは緩やかな登りでしたが、源流を後にすると、稜線に上がるまでの短い間はなかなかの急登でした。
稜線に出て一旦平坦に近い区間があったのち、最後のひと登りを経ると甲武信ヶ岳の頂上です。
頂上からの展望は素晴らしく、八ヶ岳はほぼ全体がすっきりと見えていて、富士山も雲の上に顔を出しています。
振り返れば秩父方面には、雲海が一面に広がる幻想的な光景もありました。
残念だったのは、北アルプスや南アルプスは多くの山頂が雲の中にあって、裾野しか見られなかったことでしょうか。
甲武信ヶ岳からは、一旦100mほど下ってから、木賊山へ登り返します。
短い距離ながらも、かなり急な登りに耐えて到達した頂上は、どのガイドブックにも書かれているように展望が全くなく、少々報われない気分でした。
その後は戸渡尾根を下り、さらに近丸新道への分岐を見送って徳ちゃん新道に入ります。
極力傾斜が緩くなるようにという意図がはっきりと感じられる道で、長い下りにもかかわらず、過度な足への負担がなく、むしろ歩きやすいとすら感じました。
1400m近い標高差を下りたのに、膝がガクガクすることもなく、快調に下りきることができています。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2006_07_09/mt2006_07_09.html#20060902
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