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Yamareco

記録ID: 1705834
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

あれから4年。冬。西穂高岳〜西穂山荘テント泊〜

2019年01月11日(金) 〜 2019年01月12日(土)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:58
距離
7.8km
登り
697m
下り
910m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:00
休憩
0:00
合計
1:00
13:50
60
西穂高口
14:50
西穂山荘
2日目
山行
3:39
休憩
3:01
合計
6:40
6:50
14
西穂山荘
7:04
34
7:38
7:48
16
8:04
8:12
5
8:47
9:06
17
9:39
9:42
11
9:53
10:02
27
10:29
10:30
8
10:38
12:34
26
13:00
24
13:24
13:29
1
13:30
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
往復:新宿(バスタ新宿)-平湯温泉(濃飛バス)-西穂高ロープウェイ
コース状況/
危険箇所等
写真にて説明
その他周辺情報 平湯温泉:平湯プリンスホテル:日帰り浴600円
バスタ新宿より朝発のバスにて西穂高ロープウェイへ。公共交通登山がやはり自分には良いかな。
2019年01月11日 13:19撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/11 13:19
バスタ新宿より朝発のバスにて西穂高ロープウェイへ。公共交通登山がやはり自分には良いかな。
あはー。目が覚めたあ。中国の皆さん、これが日本の山ですよー。
2019年01月11日 13:19撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/11 13:19
あはー。目が覚めたあ。中国の皆さん、これが日本の山ですよー。
観光客の皆さんと別れ山荘へと歩く。西穂ですか?頑張ってください!と言われた。はい。
2019年01月11日 14:07撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/11 14:07
観光客の皆さんと別れ山荘へと歩く。西穂ですか?頑張ってください!と言われた。はい。
冬のテント泊装備でも、コースタイムよりずっと余裕をもって歩くことができるようになった。
2019年01月11日 14:51撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/11 14:51
冬のテント泊装備でも、コースタイムよりずっと余裕をもって歩くことができるようになった。
平日ですもん。1時間かけて掘って掘って整地する。となりにツエルト泊?すげー。(のちにともに歩くことに)
2019年01月11日 15:43撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/11 15:43
平日ですもん。1時間かけて掘って掘って整地する。となりにツエルト泊?すげー。(のちにともに歩くことに)
吹雪いてなくてよかった。これも楽しい山仕事。
2019年01月11日 16:12撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5
1/11 16:12
吹雪いてなくてよかった。これも楽しい山仕事。
冬の穂高よりきれいなものを見たことありません。
2019年01月11日 15:47撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/11 15:47
冬の穂高よりきれいなものを見たことありません。
溜息。山荘上の斜面を独り登る。
2019年01月11日 16:34撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/11 16:34
溜息。山荘上の斜面を独り登る。
あのときと同じ風景。4年前。
2019年01月11日 16:35撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/11 16:35
あのときと同じ風景。4年前。
確かにこの景色を見ました。この時間でした。
2019年01月11日 16:36撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5
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確かにこの景色を見ました。この時間でした。
泣きそうになったっけ。
2019年01月11日 16:36撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
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泣きそうになったっけ。
山はじめて涙もろくなった。はじめてのお使い、見ても泣く。
2019年01月11日 16:36撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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山はじめて涙もろくなった。はじめてのお使い、見ても泣く。
感情をおもてに出すことは苦手だけど。
2019年01月11日 16:36撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
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感情をおもてに出すことは苦手だけど。
明日、登れなくてもいい。またここに来れたことだけでも。
2019年01月11日 16:36撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
1/11 16:36
明日、登れなくてもいい。またここに来れたことだけでも。
霞沢岳はどうしても冬季バリエーションで登りたいと思っている。
2019年01月11日 16:37撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
1/11 16:37
霞沢岳はどうしても冬季バリエーションで登りたいと思っている。
乗鞍岳はたぶん、行かない。
2019年01月11日 16:37撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
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乗鞍岳はたぶん、行かない。
冬の上高地は、歩きたい。
2019年01月11日 16:37撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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冬の上高地は、歩きたい。
5年前、初めて冬の西穂に登った時泣きそうになったのは人生で一番の景色に巡り合えたからだと思う。
2019年01月11日 16:38撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5
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5年前、初めて冬の西穂に登った時泣きそうになったのは人生で一番の景色に巡り合えたからだと思う。
笠ヶ岳から三俣蓮華、冬に裏銀座を歩く人がどれだけいるんだろう。
2019年01月11日 16:39撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
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笠ヶ岳から三俣蓮華、冬に裏銀座を歩く人がどれだけいるんだろう。
降りましょう。夕暮れの絶景。独り占めでした。
2019年01月11日 16:41撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5
1/11 16:41
降りましょう。夕暮れの絶景。独り占めでした。
ただいまー。
2019年01月11日 16:46撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/11 16:46
ただいまー。
ナンガの冬季用シェラフ。かつて冬季用なんていらないと夏用シェラフで冬の八ヶ岳へ行っていました。馬鹿です。
2019年01月11日 17:13撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
1/11 17:13
ナンガの冬季用シェラフ。かつて冬季用なんていらないと夏用シェラフで冬の八ヶ岳へ行っていました。馬鹿です。
さて今晩の山ごはんは。
2019年01月11日 17:19撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/11 17:19
さて今晩の山ごはんは。
これで分かる人はするどい。または山梨県人。
2019年01月11日 17:31撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/11 17:31
これで分かる人はするどい。または山梨県人。
醤油味ベースの野菜たっぷり煮ほうとう。
2019年01月11日 17:48撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
1/11 17:48
醤油味ベースの野菜たっぷり煮ほうとう。
あったまる―。おやすみなさい。
2019年01月11日 17:50撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/11 17:50
あったまる―。おやすみなさい。
すごい星空だった。ヘッドライトが要らなくなるくらい明るくなってからゆっくり出発する。
2019年01月12日 07:09撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/12 7:09
すごい星空だった。ヘッドライトが要らなくなるくらい明るくなってからゆっくり出発する。
さて行きましょう。吹く風は当たり前だが冷たい。
2019年01月12日 07:09撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 7:09
さて行きましょう。吹く風は当たり前だが冷たい。
見えてきた。独標を越えていく人が見えた。少し安心。
2019年01月12日 07:21撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/12 7:21
見えてきた。独標を越えていく人が見えた。少し安心。
もう一番で行きたくない。もう正直、怖い。です。
2019年01月12日 07:28撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 7:28
もう一番で行きたくない。もう正直、怖い。です。
雪は少ない。岩肌がここまで出ているとは。
2019年01月12日 07:30撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 7:30
雪は少ない。岩肌がここまで出ているとは。
独標。ここで引き返す人もいる。
2019年01月12日 07:35撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 7:35
独標。ここで引き返す人もいる。
あのとき、自分は引き返すべきだったのか、今でも分かりません。
2019年01月12日 07:35撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 7:35
あのとき、自分は引き返すべきだったのか、今でも分かりません。
独標。今回も快晴です。
2019年01月12日 07:41撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 7:41
独標。今回も快晴です。
これから進む道。
2019年01月12日 07:43撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 7:43
これから進む道。
前穂高。吊り尾根。
2019年01月12日 07:43撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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前穂高。吊り尾根。
独標降りる。先行者の男女2人。女性は初の冬穂高なのか、少し緊張してる。
2019年01月12日 07:44撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 7:44
独標降りる。先行者の男女2人。女性は初の冬穂高なのか、少し緊張してる。
ピラミッドピーク。この手前のなんでもない小さな岩場のトラバースが一番の核心だった。(足が短いからかしら)
2019年01月12日 08:07撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
1/12 8:07
ピラミッドピーク。この手前のなんでもない小さな岩場のトラバースが一番の核心だった。(足が短いからかしら)
雪は少ないがそれでもすごい景色。
2019年01月12日 08:07撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 8:07
雪は少ないがそれでもすごい景色。
振り返る。笠ヶ岳が白銀に輝く。
2019年01月12日 08:08撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 8:08
振り返る。笠ヶ岳が白銀に輝く。
登山ルートを振り返る。小さなピークを登ったり、トラバースしたり。
2019年01月12日 08:19撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 8:19
登山ルートを振り返る。小さなピークを登ったり、トラバースしたり。
こう見ると本当に雪が少ない。
2019年01月12日 08:32撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 8:32
こう見ると本当に雪が少ない。
山荘を最後に出た自分が気が付くと先頭を歩いている。
2019年01月12日 08:37撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 8:37
山荘を最後に出た自分が気が付くと先頭を歩いている。
もう最後の雪壁だ。
2019年01月12日 08:39撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 8:39
もう最後の雪壁だ。
雪壁というほどのものでは今回はなかったが。
2019年01月12日 08:49撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 8:49
雪壁というほどのものでは今回はなかったが。
無事、登頂!あら、人がいた。テントのとなりにいたツエルトの女性でした。
2019年01月12日 08:51撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 8:51
無事、登頂!あら、人がいた。テントのとなりにいたツエルトの女性でした。
ここをはじめて冬に登った時の感動は忘れない。芋羊かんもってウルウルしたっけ。懐かしい。
2019年01月12日 08:49撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 8:49
ここをはじめて冬に登った時の感動は忘れない。芋羊かんもってウルウルしたっけ。懐かしい。
4年前の2度目は。。取返しのつかないミスをした。自分のせいで。
2019年01月12日 08:51撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4年前の2度目は。。取返しのつかないミスをした。自分のせいで。
今の山岳会にお世話になって4年目。
2019年01月12日 08:51撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 8:51
今の山岳会にお世話になって4年目。
単独にこだわるわがままは変わってないなー。
2019年01月12日 08:52撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 8:52
単独にこだわるわがままは変わってないなー。
槍ヶ岳。
2019年01月12日 08:52撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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槍ヶ岳。
ツエルトの女性、このまま奥穂行けないかなーと本気で言っていた。いやいや。(;'∀')
2019年01月12日 08:52撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ツエルトの女性、このまま奥穂行けないかなーと本気で言っていた。いやいや。(;'∀')
その女性に撮ってもらいました。ありがとうございます。
2019年01月12日 08:54撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 8:54
その女性に撮ってもらいました。ありがとうございます。
この日、朝、山荘を出た6名が山頂に揃いました。
2019年01月12日 08:59撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 8:59
この日、朝、山荘を出た6名が山頂に揃いました。
男女2人で来た方も。女性はうれしそうでした。良かったですねー。
2019年01月12日 09:01撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 9:01
男女2人で来た方も。女性はうれしそうでした。良かったですねー。
さて、帰りましょう。山荘に帰るまで気は抜けません。
2019年01月12日 09:21撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 9:21
さて、帰りましょう。山荘に帰るまで気は抜けません。
この7峰は山頂から降りるとき、間違えやすい。トラバースのトレースに惑わされずピーク付近まで登ってから小さく巻く。
2019年01月12日 09:31撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 9:31
この7峰は山頂から降りるとき、間違えやすい。トラバースのトレースに惑わされずピーク付近まで登ってから小さく巻く。
ただ風はほとんどなく、それほど緊張もしなかった。
2019年01月12日 09:32撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 9:32
ただ風はほとんどなく、それほど緊張もしなかった。
でも岐阜県の救助ヘリが飛んできたときは、緊張した。ただのパトロールだったみたい。
2019年01月12日 10:09撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 10:09
でも岐阜県の救助ヘリが飛んできたときは、緊張した。ただのパトロールだったみたい。
山は何も言わないけど、ありがとうございました。
2019年01月12日 10:11撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 10:11
山は何も言わないけど、ありがとうございました。
こんどの登山ももう終わってしまうー。
2019年01月12日 10:17撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 10:17
こんどの登山ももう終わってしまうー。
ああー。帰ってきてしまった。
2019年01月12日 10:34撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/12 10:34
ああー。帰ってきてしまった。
お疲れ様でした。テント回収。たくさんの人が登ってきた。そうか今日から世間様は3連休か。
2019年01月12日 10:42撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 10:42
お疲れ様でした。テント回収。たくさんの人が登ってきた。そうか今日から世間様は3連休か。
私は明日から仕事だよー。(泣)でも、やっぱうまいな。この味噌ラーメン。
2019年01月12日 12:18撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
1/12 12:18
私は明日から仕事だよー。(泣)でも、やっぱうまいな。この味噌ラーメン。
帰路。本当に登らせてくれてありがとうございました。一緒に登ったみなさん、お疲れさまでした。
2019年01月12日 13:45撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 13:45
帰路。本当に登らせてくれてありがとうございました。一緒に登ったみなさん、お疲れさまでした。
今回読んだ本。随筆集です。
2019年01月12日 22:48撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/12 22:48
今回読んだ本。随筆集です。
今回の一枚。15年前東北一人旅したときもこれ持って聴いた覚えあり。今回の景色に合うと思う。
3
今回の一枚。15年前東北一人旅したときもこれ持って聴いた覚えあり。今回の景色に合うと思う。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

4年前、冬の西穂高。自分のせいで、人を大けがさせてしまった。
独標から先、それほど行かない場所で、「人が落ちた」と大きな声が聞こえた。自分はピラミッドピークに差し掛かった斜面を登っていた頃で、まさかと思い、現場へ戻った。独標を降りたところまで戻ると何が起きたかはすぐに分かった。落ちた男性は上高地側に張り出した雪庇を踏み抜いて雪の斜面を100mから150mほど滑落してしまったのだ。さっきまで独標に一緒にいた男性4名とでまず山小屋へ連絡、それから警察に届け救助ヘリを呼んだ。滑落してしまった男性はこちらの呼びかけにすぐに手を振って応えてくれた。他の救助にあたった方たちはみな安心していた様子だったが、自分は茫然としたままだった。そこに一緒にいた八甲田山のガイドをやっている男性は「君のせいじゃないから」と言った。一時間ほど待ったころ、岐阜県警のヘリがやってきて男性は収容された。男性は県内の病院に入院した。足を骨折したとのことだった。のちにその時のブログを見た男性から救助のお礼のメールをいただいた。私は、あのとき、トレースの消えた道を先に進んだのは僕です。自分が雪庇の傍をもっと避けて歩いていれば、こんなことにはなりませんでした。とのような内容を書いて返信した。その返事はとくになかった。
その後、退院した男性は奥穂、西穂間を歩いたブログなどが更新されており、ひとりで山を続けているようだった。私はあのときの八甲田山のガイドさんの繋がりで偶然知り合った人の所属する山岳会へ入会し、間もなく、その会の広報誌を担当することになった。その広報誌では、山のリスクや基本的な技術などを毎回特集し、今も書いている。それが4年前の冬の西穂だった。
あれから4年。山頂では山荘から来た泊り客の4人とツエルトの女性と私。皆が揃ったのは、ほんの少しの時間だったが、なんだがみんなで登ったような気がした。最後に登って来た男性2人は疲れたような表情ではじめ座り込んでいたが、最後はみな笑顔で、信じられないような冬の穂高の絶景を眺め、写真を撮り合っていた。雪は例年より少なく黒い岩肌が出ていたが、風もなく穏やかで、むしろ暖かさを感じるようだった。山荘のテン場に戻ると、間もなくみな降りてきて、「お疲れ様でしたー」とテントを片付け始める私に手を振ってくれた。西穂山荘はロープウェイの始発で登ってきたと思われる多くの登山者が続々と到着したころだった。昨日までの静けさが嘘のようで、一気に賑やかな冬の山荘へと変わろうとしていた。

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コメント

独標以降ご一緒した男女2人組です
初めまして、nekonekofiveと申します。普段は単独で登っていることが多いです。今回は山頂まで行くかどうしようか迷っていたのですが、makasioさんに良いペースで引っ張っていただき、無事登頂することが出来ました。山頂での写真もありがとうございました!私も遭難や滑落には細心の注意を払っていますが、今までひやっとしたことは何回かあります。今後も適度に気持ちを引き締めて山を楽しんでいこうと思います(^-^)
ちなみに私のお山の定番はマラ2の復活です(単に好きなだけなんですが)。
2019/1/15 8:50
Re: 独標以降ご一緒した男女2人組です
nekonekofiveさん、こんにちは😃。
私も独標から先におふたりが進むのを見て安心しました。あの日は風もなく、最後まで絶景でしたね。写真にすこし。おふたりが写り込んでいますね。ご容赦ください。🙇ネコネコさんは冬山登山に慣れていてすごいなぁと思いました。お連れの女性、嬉しそうでしたね。無事にみんなで登頂できて良かったなぁと思いました。雪山ってほんとに良いですね。また、どこかでお会いしましょうー。お疲れ様でした!🤗
2019/1/16 12:24
夕暮れの景色が綺麗!
makasioさん、こんばんは。

冬の西穂。
私にとってはトラウマの場所。
何年たっても忘れることはありません。
それはともかく、明日は我が身。
makasioさんが気にすることはないですよ。
引き続き安全第一で山へ向かってください。

大島亮吉ですか。
冬の北尾根は厳しいんだろうな。
私は無雪期だけにしときます。

あ、ナンガのシュラフいいな。
テントシューズとダウンパンツは持ってるんですよ。
シュラフも欲しいな〜。でもお金が・・・
2019/1/25 1:05
Re: 夕暮れの景色が綺麗!
シリウスさん!コメント遅れてごめんなさい!ヤマレコ、最近、見てませんでした。そうでしたね、シリウスさんにとってもトラウマの場所でした。あの事故は私のせいだと思っています。でも山は止めることはできませんでした。山の会に入ったのに未だに1人で山に行っています。許してくれる会に感謝です。夕暮れの景色、最高でした!冬季用のシェラフ、あったかいですよー。^_^
2019/2/7 23:42
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西穂高岳西尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
冬季西穂高、山荘泊りでP/Pまで二往復
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
冬季西穂高、山荘泊りでピラミッドピークを二往復!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
西穂独標(西穂高口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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