リハビリ山行11 〜雷鳥トレーニング霊仙山〜

 滋賀県
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								- GPS
- 04:51
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 760m
- 下り
- 801m
コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 4:47
| 天候 | 朝、醒ヶ井の駅過ぎた所で小雪が舞ったときは焦りました。 が、その後は晴れ間も広がり好日 | 
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 | 
| アクセス | 利用交通機関: 
																																								自家用車										
																																																 | 
| コース状況/ 危険箇所等 | 日が昇ると泥濘地獄 | 
写真
装備
| 個人装備 | 
																長袖シャツ
																長袖インナー
																ハードシェル
																タイツ
																ズボン
																靴下
																グローブ
																アウター手袋
																予備手袋
																防寒着
																雨具
																ゲイター
																毛帽子
																靴
																ザック
																アイゼン
																行動食
																非常食
																飲料
																水筒(保温性)
																レジャーシート
																地図(地形図)
																コンパス
																笛
																計画書
																ヘッドランプ
																予備電池
																GPS
																筆記用具
																ガイド地図(ブック)
																ファーストエイドキット
																常備薬
																日焼け止め
																保険証
																携帯
																時計
																サングラス
																タオル
																ツェルト
																ストック
																ゴーグル
																ピッケル
															 | 
|---|
感想
					湧谷山から帰ってきた雷鳥ハンターSは悩んでいた。
「雷鳥に逢えない…なぜだ?」
「舟伏山はいなかった…湧谷山でも出逢えなかった…なぜだ?なぜなんだ!」
「land-raiderは一度ならずニ度三度と雷鳥に遭遇しているのに、なぜオレは…。」
「何が違う?land-raiderは雷鳥に逢えてオレは逢えない…ヤツとオレの違いは何だ!」
「!! そうだ…ヤツに在ってオレに無いもの、ピッケルだ!雷鳥出逢うにはピッケルなんだ!」
雷鳥ハンターSは迷わなかった。
思い立ったら即行動(即ポチとも言う)。
そして訪れた日曜、新しい武器を手にした雷鳥ハンターSは、期待を胸に霊仙山の登山口に向かうのであった。
さて、そんなワケで(どんなワケだ?)行ってきました霊仙山。
私の目的は古い重登山靴を久しぶり(実に30年ぶり)に履く事。
15歳の時、オヤジが突然買ってきてくれたザングツ。
当時の考えは足に合う靴を、ではなく、靴に足を合わせろなどと乱暴な事を言ったもので
したが、この靴は奇跡的にも大して痛いところも無く足に馴染んだ記憶がありました。
何となく、もう一度履いてみたくて、安牌な霊仙山なら大丈夫だね、と。
しかし、コバがないので履けるアイゼンがオクトス10爪しかない…。
コクワガタ(♂)で大丈夫か?
そんな折、プロローグで紹介した雷鳥ハンターSがピッケル使いたくて、三週連続参加表明。
しかし、彼の足元はスノースパイク10byモンベル。
コクワガタ(♀)…。
まぁ、互いの目的はなんとかなるか、と決行。
結果は上々でしたね。
古い靴はソール剥がれのリスクがあるが、古過ぎる靴はかえって剥がれにくいと聞いた事があったけど、実際まったく問題なし。
古過ぎる靴が剥がれない理由は当時使用していた接着剤が超強力だったのだけれど、後にシンナーなんやらの規制で使用不可になり、それ以降の接着剤は経年で剥がれる物になったとか。
真偽は定かではないですが。
Sのピッケル練習は霊仙山に良く見られるドリーネ地形を利用して急斜面直登やら、頂上下斜面で斜登高やらを安全に練習できました。
特にドリーネでは60度〜それ以上の角度の斜面が形成されていて、且つ高さが数メートル程度で安全とあり、急斜面を想定した練習には最適です。
今回の練習でSはシャンクの強い靴と12爪のアイゼンの必要性を理解したようで、価値があったのではないでしょうか。
また、彼には素人の私からのアドバイスだけでなく、今後、冬季登攀基礎の講習を熟達者から受けてみては?と勧めようと思います。
コバの無い軽い靴にライトなアイゼンで伊吹直登等を想定している方が、このレコをご覧になっているなら、霊仙山で試されては如何でしょうか。
「大丈夫、イケる。」と手応えを感じたなら、自信に繋がるでしょうし。
「アカン、やっぱ靴とアイゼン買おう。」と思ったなら安心に繋がるでしょう。
まぁ、伊吹直登は、その時の雪面の硬さ次第でどっちでも登れると思います。
心配なのは、その延長で木曽駒八丁坂に突撃しちゃうとエラい事になるワケで。
爪を履いたら一歩一歩進める時に心の中で「蹴る!蹴る!蹴る!」と念じながら歩くべしとは、ピッケルアイゼンを教えてくれた木曽駒のKさんの教えでした。
山ブームが熱を増す中、道具さえ揃えれば登れるようになると思い込んだ方の事故が増えない事を祈るばかりです。
ってな事言ってるけど、キチンと山スキー習ってない私が乗鞍で前十時切ってるくせに、言えたものではないけどね!
自重自重…と。
					

 
									 
									 
									 
									 
									 
									 
									 
									 
									 
									 
									 
									 
						 
										
 
							 
										 
										 
										 
										 
										 
										 
										 
										 
										








 
									
 
					 
					 
					 
					 
					 
		
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