ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1765292
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

伊豆ヶ岳東尾根へのサトちゃんの道を調査する(西吾野駅→花桐林道→サトちゃん→東尾根→伊豆ヶ岳→長岩峠コース→正丸駅)

2019年03月22日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
10.1km
登り
718m
下り
658m

コースタイム

日帰り
山行
4:34
休憩
0:21
合計
4:55
8:56
197
12:13
12:34
12
12:46
12
12:58
35
13:33
18
13:51
0
13:51
ゴール地点
今日はずっと気になっていた伊豆ヶ岳の花桐川ルートにある「サトちゃん」です。
「サトちゃん」って、あの象のサトちゃんです。佐藤製薬のマスコットのサトちゃん。
決してハッピーシュガーライフのサトちゃんではありません(をい)。

花桐川と久通川の合流点から花桐川ルートに少し入った地点に山道の入口に「サトちゃん」が乗っかっている柱があります。東尾根ルートを歩いた人なら必ず見た事のある「ドラえもん」の様に。但し頭だけですが。

ひょっとして「サトちゃん」と「ドラえもん」は繋がっているのではないか?
そんな考えが初めて花桐川ルートを歩いて帰って来てからムクムクと湧き上がって来ました。いつかいつかと思っていたのですが、もし困難な道の場合は夏の様な植物が生い茂っている時はダメだろうと思って冬枯れの時期を狙っていました。
今日、やっとそれを実現する日が来ました。

果たして「サトちゃん」と「ドラえもん」は繋がっているのか?
天候 晴れ

週間天気予報ではあまりパッとしない予報だった金曜日ですが、前日には午前中は晴れに変わりました。その通りに午前中は晴れ。昼ぐらいから段々雲が増えて来て、飯能に戻って来た頃には大分曇り。
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き
飯能着8:10の準急
飯能発8:22の西武秩父行き
西吾野着8:53
流石に平日は朝の下りも結構混んでますね。
一方西武秩父行きはガラガラ。


帰り
正丸発13:59の飯能行き
飯能発14:40のFライナー快速急行
正丸ではガラガラだった飯能行きも飯能到着の頃にはボックスが全部埋まる程に。
コース状況/
危険箇所等
・西吾野駅→サトちゃん
最初は国道299号線を細井の集落付近まで歩きます。
これが車の往来が多くてダルい。
細井から先は舗装道路と言っても車のほぼ通らない細い道なので楽になります。
花桐川の方へ入って5分程でサトちゃんが居ます。

・サトちゃん→東尾根合流点
途中まで非常に明瞭な道です。
驚くべき事に狢入→東尾根→伊豆ヶ岳の道としての案内まであります。
これは驚愕。本当に驚いた。
歩きやすい山道を進むと廃集落に出ました。
軽く検索してみましたが、この廃集落に関する情報は全く出てきませんでした。
そしてここからが問題。道が無い様に見えます。
どうしたものか。地図上では東尾根は南側にありますが、そちらの傾斜は非常に急で登るのは困難そうです。このまま沢を突き進むとやはりダメではないか(本当はそれが正解だった)と思って北側の尾根に這い登る事にしました。これはなかなか大変でした。
尾根に出ると例によって楽になります。
やがて林道と出会います。登山詳細図を見るとこの林道を南方向(下り方向)へ行くと東尾根と近づく様なので南方向へ向かい、無事に東尾根に合流しました。

・東尾根→伊豆ヶ岳
昨年3/3に東尾根を下降した時はそんなに意識しなかったのですが、結構キツイですね。
今回は登りなので尾根間違いをする事はほぼ無いので方角的には迷わず進みました。特にテープを見る事もなく。
しかしそのせいでどうやら一箇所無茶に直登した場所があったみたいです。
このルートは半分位から落葉広葉樹が広がる地帯なので他のどのルートよりも明るい登山が出来ます。

・伊豆ヶ岳→長岩峠コース→正丸駅
女坂、もうちょっとなんとかならないですかね。
私が伊豆ヶ岳に行く様になったのは既に旧女坂が崩落で今の女坂が「迂回路」とされた時からなのですが、今日見たら「新女坂」に格上げされていました。ならもうちょっと足元が滑り落ちない様にお願いしたい。

女坂をクリアするとその後は長岩峠コースは大変な区間はありません。
その他周辺情報 トイレは西吾野駅、旧南川小学校、正丸駅にあります。
8:56 良い天気の金曜日。
お早うございます。さあ出発しましょう。
1
8:56 良い天気の金曜日。
お早うございます。さあ出発しましょう。
西吾野駅下の梅が満開。
西吾野駅下の梅が満開。
右の花桐川ルートへ。
右の花桐川ルートへ。
9:33 6分程でサトちゃんに到着。
9:33 6分程でサトちゃんに到着。
サトちゃんです。
2
サトちゃんです。
左の道に何かあります。
左の道に何かあります。
ああっ!
狢入・東尾根の道標じゃないですか!
この道に来ても良いんだ。
ああっ!
狢入・東尾根の道標じゃないですか!
この道に来ても良いんだ。
普通に山道しています。
普通に山道しています。
こんなに明瞭に伊豆ヶ岳を案内しているではありませんか。
こんなに明瞭に伊豆ヶ岳を案内しているではありませんか。
9:47 少し開けた場所に来ました。
9:47 少し開けた場所に来ました。
「下出跡(したであと)」と言う地名だそうです。
「下出跡(したであと)」と言う地名だそうです。
誰も居なくなっても梅はちゃんと咲いてます。
誰も居なくなっても梅はちゃんと咲いてます。
さて、ここからが分からない。
今迄あった明瞭な道が途切れます。
左方向が沢ですが、そっちに行って良いものか。
しかし前方にやはりグレーの管があります。
前方の斜面を登れば良いのか。
そっちに釣られて私は北側にある尾根に向かって登り始めました。
スタートは9:52
さて、ここからが分からない。
今迄あった明瞭な道が途切れます。
左方向が沢ですが、そっちに行って良いものか。
しかし前方にやはりグレーの管があります。
前方の斜面を登れば良いのか。
そっちに釣られて私は北側にある尾根に向かって登り始めました。
スタートは9:52
なかなか大変だ。
なかなか大変だ。
10:15 そこそこ苦労して尾根に出ました。
23分の格闘か。
尾根に出たらこっちのもの。
10:15 そこそこ苦労して尾根に出ました。
23分の格闘か。
尾根に出たらこっちのもの。
10:17 林道と合流。
登山詳細図を見たら左に少し下ると東尾根と合流できそうです。
右はどうなるか分かりません。
いつか調べるかw
10:17 林道と合流。
登山詳細図を見たら左に少し下ると東尾根と合流できそうです。
右はどうなるか分かりません。
いつか調べるかw
東尾根との合流前に左手の沢から道らしきものが上がって来ました。
うーん、沢をそのまま行った方が正解な感じですかね。
東尾根との合流前に左手の沢から道らしきものが上がって来ました。
うーん、沢をそのまま行った方が正解な感じですかね。
10:24 東尾根との合流点です。
眼の前の稜線が東尾根です。
林道から少しだけ登ります。
10:24 東尾根との合流点です。
眼の前の稜線が東尾根です。
林道から少しだけ登ります。
東尾根に出たー
そして目の前に急坂。
東尾根に出たー
そして目の前に急坂。
10:31 ドラえもんに到着。
ドラえもんってこの急坂の上だったか。
サトちゃんから凡そ一時間。途中であの斜面登りが無かったら15分以上は早く着けたかも。
1
10:31 ドラえもんに到着。
ドラえもんってこの急坂の上だったか。
サトちゃんから凡そ一時間。途中であの斜面登りが無かったら15分以上は早く着けたかも。
こんな結果です。
サトちゃんから廃集落までは問題無し。
廃集落からはまっすぐ登れば(水色)良かった?マゼンタの線の様に苦労して尾根に取り付いたのは良くなかった?
グレーは林道で、ひょっとしたら一旦北側の尾根に向かうとドラえもん分岐の封鎖方向に出られる?
もしこれが正しいのなら、東尾根から西吾野駅へはこれが最短ルートになりそう。
森坂峠は低いけど、一応峠越えになるのを考えると。
1
こんな結果です。
サトちゃんから廃集落までは問題無し。
廃集落からはまっすぐ登れば(水色)良かった?マゼンタの線の様に苦労して尾根に取り付いたのは良くなかった?
グレーは林道で、ひょっとしたら一旦北側の尾根に向かうとドラえもん分岐の封鎖方向に出られる?
もしこれが正しいのなら、東尾根から西吾野駅へはこれが最短ルートになりそう。
森坂峠は低いけど、一応峠越えになるのを考えると。
10:40 斜面登りで苦労したので登山詳細図で「物見台跡」と書かれている地点で8分程飲み物休憩です。
10:40 斜面登りで苦労したので登山詳細図で「物見台跡」と書かれている地点で8分程飲み物休憩です。
11:34 一気に写真はここに来ます。
見通しが良いのでここをまっすぐ、直登しましたが、メチャクチャきつかった。
昨年こんな急斜面を下った筈は無いのでどうやら本来のルートは左に迂回していた模様。
11:34 一気に写真はここに来ます。
見通しが良いのでここをまっすぐ、直登しましたが、メチャクチャきつかった。
昨年こんな急斜面を下った筈は無いのでどうやら本来のルートは左に迂回していた模様。
11:53 殿入谷右岸尾根ルート(左に見えるピンクテープ)との合流点。
東尾根ルートはここをまっすぐ登ります。
11:53 殿入谷右岸尾根ルート(左に見えるピンクテープ)との合流点。
東尾根ルートはここをまっすぐ登ります。
12:13 伊豆ヶ岳に到着です。
前の晩の気持ちではお昼前に着くと思っていたのですが、気持ちよりは時間がかかりました。
ここでお昼にします。
12:13 伊豆ヶ岳に到着です。
前の晩の気持ちではお昼前に着くと思っていたのですが、気持ちよりは時間がかかりました。
ここでお昼にします。
山頂では馬酔木がいっぱい咲いていました。
東尾根の途中でもそこかしこに馬酔木がありました。
12:34に出発します。
山頂では馬酔木がいっぱい咲いていました。
東尾根の途中でもそこかしこに馬酔木がありました。
12:34に出発します。
12:46 五輪山です。
昔来た時は五輪の輪があったと思ったのですが。
12:46 五輪山です。
昔来た時は五輪の輪があったと思ったのですが。
何も道標がありませんが、右が長岩峠コースへの大蔵山への道です。
左の道に行って行き過ぎても戻る道はありますが、無駄ですので。
何も道標がありませんが、右が長岩峠コースへの大蔵山への道です。
左の道に行って行き過ぎても戻る道はありますが、無駄ですので。
12:58 大蔵山です。
12:58 大蔵山です。
13:33 馬頭観音の登山口に下りて来ました。
13:33 馬頭観音の登山口に下りて来ました。
13:51 正丸駅に到着です。
舗装道路に出てから時刻表を調べたら13:59に電車があると言うのでちょっとだけ小走りしました。標準タイムだと馬頭観音から25分だそうです。
1
13:51 正丸駅に到着です。
舗装道路に出てから時刻表を調べたら13:59に電車があると言うのでちょっとだけ小走りしました。標準タイムだと馬頭観音から25分だそうです。

感想

サトちゃんとドラえもんを繋ぐ道、まあまあ全容解明出来ました。
しかもちゃんとした道標まであるとは驚きでした。

仮説が合っていれば、東尾根と正丸駅を繋ぐ最短ルートになりそうな感じです。
とは言え、299号線歩きは辛いので、足に余裕があれば森坂峠を越えたくなりますよね。

ところでドラえもんの柱の文字は、今回のサトちゃんの道の道標の文字と同じ人が書いた感じがします。もしそうならやはりサトちゃんとドラえもんは繋がっている。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:841人

コメント

花桐ルート
こんにちは(^_^)
1年ぶりのおじゃまかな?
毎週の様に登られていますね、すばらしい!!

花桐ルートの件です。
そうですね、集落跡から斜面を直登されたところは沢沿いにまっすぐがきっと良いでしょう(^_^)
踏み跡は薄いですが、この時期ならラインが見えると思います。確かそのあたりからは沢の右岸に踏み跡があった気がします。いや、ちょっと記憶が曖昧なので右岸は忘れて下さい(^_^;(^_^;
1,2回つづらをきって林道の脚立が放置された所にでます。
林道を左に行けば、teoimperialさんの歩いたルートです。右に行くと伊豆ヶ岳から下ってきてドラえもんを直進した尾根に行き着きます。
左ルートの方が若干近い気がします。微妙・・・(^_^;

サトちゃんとドラえもんは同じ方が設置されたんでしょうね、きっと(^_^)

花桐ルートは正丸駅に帰るには近くて良いルートでしょう。
私は東尾根は下山に使うことが多いのですが、特に正丸駅に降りる必要は無いので琴平神社から森坂峠を越えて西吾野駅に降りるのがほとんどです。

昨年は花桐ルートを降りているので、その時のGPSログを私の日記にあげておきます。
・・ちょっとでも参考になれば良いのだけど・・

では、ますますのご活躍を!!
bye・・(^_^)/~~~

p.s. ちなみに、 今「えんどろ〜」の録画見てます・・(^_^;(^_^;(^_^;
2019/3/26 21:31
Re: 花桐ルート
こんにちは。

丁度一年ほど前の初めて東尾根を下りた時の記録では色々なお話をいただいてありがとうございました。そして今回、GPSログを拝見しました。なるほど、あの廃集落からは真っ直ぐで良かったのですね。

それからやはりドラえもんを直進したら林道に到達するとは。本当に色々なルートを見ておられますね。伊豆ヶ岳への道は奥が深いです。


「えんどろ〜!」今期の週末の癒し枠で楽しんで見ています。
昨晩はわたてんが終わってしまって、今週末えんどろが終わるととても寂しい限り。
2019/3/27 16:12
Re[2]: 花桐ルート
詳しいのは伊豆ヶ岳だけなんですよ(^_^;
ここ最近、伊豆ヶ岳はフィジカルコンディションのチェックのため、しばしば登るのであちこち探検してしまうのです。
それと、最近は遠出しなくなったので(めんどー(^_^; )自然と家から近い奥武蔵、奥多摩に足が向きます。
そうですね、伊豆ヶ岳は駅近の低山なのに変化に富んだ良い山だと思います。自然林もけっこう残っているし、地形も変化に富んでいます。男坂はどこへ出しても恥ずかしくない立派なクサリ場だし、沢登りのルートはありませんが、沢沿いにはボルダリングの課題もあるのですよ(^_^)
2019/3/27 18:29
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥武蔵 [日帰り]
伊豆ヶ岳 花桐ルート
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら