紅葉の飯能アルプス、全山縦走

- GPS
- 09:58
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 1,871m
- 下り
- 2,062m
コースタイム
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 9:46
| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
帰りは飯能駅まで |
| コース状況/ 危険箇所等 |
とても歩きやすいです。 |
写真
感想
縦走してきました、全山縦走。
広義には武甲山スタートもあるようですが、トレランではないのでノーマルの正丸駅スタート飯能駅ゴール。有名ピークで言うと伊豆ヶ岳〜天覧山ですかね。
私はこの縦走ルート3セクションだと感じました。
伊豆ヶ岳〜子の権現が前半戦
子の権現〜久須美山が中盤戦
久須美山〜天覧山が後半戦
正丸駅を6時くらいにスタートしてせっかくなので正丸峠経由で登ります。
この時期は低山がとても気持ちよくて歩くだけで楽しいですね。正丸峠からは雲が多めですが、空気が澄んでいる朝の都会を眺めました。
ここでとりあえず稜線に乗ったので、まずは伊豆ヶ岳を目指します。その間にピークを数個踏みます。なのでその度にアップダウンはありますが大したことはありません。今日はこれの連続ですから。
また、時間短縮のため伊豆ヶ岳の男坂はパスして中間ルートです。女坂も崩落で通行止めだそうです。
昔は展望が良かったであろう東側を眺めますが、年々眺望が悪くなっている気がします。棒ノ嶺のように展望確保はできないのでしょうか。伊豆ヶ岳でおにぎりを一つ食べて歩きます。山頂直下は昨年12月に楓が赤く染まってましたが今年は少し早かったそうです。ただ、下の道は落ち葉でほぼ見えない状態でしたので下る方は要注意です。傾斜が急なので転ぶと大怪我必至ですよ。
次のピークは古御山です。ここは他の稜線から見ると伊豆ヶ岳と並んで双子のように見える山です。このピークを過ぎると次の大きなピークは子の権現です。その間にも小さいピークはありますが、樹林帯の中にあって大したものではありません。
そして天目指峠へ下ると、ここから長い登り返しがあります。前半では全くないですが、ここを登り切った子の権現が大体前半戦を終えたことになります。ここ終えて吾野駅に下っていくのもアリかと感じました。FTRのランナーの方々とすれ違いました。山を走るってすごいですね。特に下りを走るのは技術が必要だと感じました。
さて、中盤戦に突入です。ここから、飯能駅近物件の山々まで長い縦走路が始まります。
地図では破線ルートになってますが、歩きにくい箇所はそんなにありません。強いて言えば、トラバース道が少し細かったり、岩と砂利で滑りやすい坂があるだけで道迷いの心配は少ないし藪漕ぎは皆無です。
さて、ハイカーを苦しめるアップダウンがあるだけで展望はほぼありません。植林帯の中から見える青空や石灰掘削場などが見えますが。栃谷ノ頭をすぎて車道を横切ると大高山への登りに入ります。個人的にここから久須美山が大変でした。破線ルート以上に細かいアップダウンがしつこく纏わりついてきます。大高山へのアップとそこから天覚山への道程がかなり長く感じました。この縦走の序盤は蝶ヶ岳と常念岳のサーキットより余裕かな〜なんて思ってましたが、全くそんなことはありませんでした。北アルプスよりきつい飯能アルプス、恐るべし!
久須美山を登り終え、いよいよ住宅地へ。そこから飯能アルプスと標識の書いてある天覧山方面へ進みます。若干糖分の不足を感じましたが、前進あるのみを考え黙々と登ります。トオノス山からはドラマティックな景色が広がり、遠くに武甲山が見えてこれまで歩いてきた奥武蔵の尾根が西陽に照らされていました。汗を拭い水分補給をして、最後の登りへと繰り出します。
天覧山の手前では色づいた美しいカエデが励ましてくれました。山頂には散歩がてら歩いてきた人々の姿。記念写真を撮る人など。
伊豆ヶ岳から天覧山への飯能アルプス、登り終えました。
日没までに登り切ることができて感無量です。本来であれば紅葉の時期ではなく3月〜4月の涼しくて日が長い時期の方がいいと思いました。
ご当地アルプスの中でもタフなルート、クリアできて満足です。
YUHYA











いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する