吹雪と爆風の白草山・箱岩山-2019-03-24


- GPS
- 04:26
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 818m
- 下り
- 825m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
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感想
林道ゲート 6:44−黒谷林道終点7:17−白草山:8:56−箱岩山:9:19−10:24黒谷林道終点10:35−林道ゲート10:54
昨日、爆風の極寒の御嶽山に登ってきた。車中泊で、翌日もう一山登ることにしていた。御嶽山で冷え切ったので、どこか温泉に浸かりたかったが17時を過ぎており、濁河温泉の旅館御岳の日帰り入浴時間は過ぎてしまっていた。下呂温泉の日帰り入浴に行こうと考えて、下呂まで行ったが、入浴施設は温泉街の中。車で乗り入れてすぐに入れる今どきの温泉施設ではなく、駐車場からしばらく歩く必要があった。面倒なので、温泉には入らずに、加子母の道の駅へ。ネットでは24時間営業と書いていたが既に店は閉まっていたのでコンビニ弁当を食べて、空いている第二駐車場で車中泊。エアーマットにモンベルのダウンシュラフ#3+#5、さらにダウンジャケットを着ることで、ほとんど寒くなく寝ることが出来た。2時間ごとに目が覚め、時折、仕事のトラブルの悪夢に気がめいった。ようやく目が覚めると5時前。フロントガラスには雪。夜半途中までお月さんがきれいだったんだが、予報通り荒れたみたい。時折、雪が降るが、とりあえず登山口まで行ってみよう。
白草山へは、乗政温泉からの林道を利用する。家屋が少なくなると道は狭くなり、待避所のない1車線の道路。対向車が来たら、カーブでやりすごすしかない。幸い、早朝に山から下りてくる変態さんはいないようで、途中の雪でスリップしかけたものの、トラブルもなく、林道ゲートに到着した。予習した通り、駐車場は200m先との表示がガードレールに書かれていたが、そこへは下りになっており、道路全面に雪がついていたので、帰る際に上がれないことを心配してゲート前の広いスペースに駐車させてもらった。まだ、誰も居ない。
まず、お湯を沸かして、準備をしていると、また、雪が降ってきた。SCWで今後の雲の流れを見てみると、これから回復してくる予報。
白草山の標高はそれほど高くなく、数日前のレポではチェーンアイゼンで良さそうなので、12本刃とピッケル、ヘルメットは車に置いて登ることにした。
熊鈴をつけてスタート。今朝、薄く積もった雪を踏みしめて、30分の林道歩きだが、あまりスピードが出ない。右は黒谷で冷たい風が吹き上げてくる。昨日の爆風の続きみたいだ。右手にこれから登る尾根が見え、道の左には大きな岩壁が聳えて、大きなツララが出来ている。ここを過ぎるとまもなく、登山口。白草山まで2.7kmの表示。ここから水の流れる谷に沿って登り出す。2.5kmの表示があり大きく右に回ると、道はアイスバーンでつるつる滑る。分厚い氷の上に薄く雪が積もっている。たまらず、チェーンアイゼン装着。
ここから右から左へ曲がって徐々に高度を上げて稜線に近づく。行く手の左には高森山が見えている。きれいな笹山だが、そこまでは激ヤブらしい。冬季限定で行けるかもしれないが、今日は帰宅しないといけない。登山道は整備されているが、石の合間に氷が発達しており、滑りやすい。登りはよいが下りは気を遣いそうだ。再び右に折れると稜線が近くなり、ほどなく稜線に乗ったが、木々やササで景色は良くない。その代り、それらが爆風にあおられて激しく音を立てる。
稜線の東南側を進むようになり、白草山が見えてくる。そうしてそのうち、樹林帯に入るとそこが箱岩山との分岐。このあたりから表示がまったくないが、そのまま樹林帯を抜けると、右に白草山と、そこへのルートがきれいに見ててきた。風は強く、木々や笹についた雪が吹き飛ばされて吹雪のようになる。結構寒く感じるが-7℃くらいだった。昨日のほうが寒かったのか😳。一気に白草山山頂に到着。darinさん&なんしーさんのレポで知った白草山。写真で見覚えのある山頂の標識。まったりしたいところだが、展望はなく冷たい爆風のため、1分もしないうちに下山開始、途中の樹林の影で一休み。横殴りの強い吹雪になった。箱岩山も無理かなあと思ったが、吹雪が止むとやっぱり行きたくなって、登ってみる。山頂は木々の影響で御嶽山は見えないが、それは別にしても、この天気では仕方ない。分岐点まで下りて、御嶽山の雄姿が見られないか少し粘ってみる。一瞬ガスが少なくなって御嶽山の中腹が見えたが山頂はガスがかかったままだった。今日の夜には地元の所用があるので、そろそろお暇しよう。下山し始めてソロの方2名とお会いできた。誰も来ないかと思ったので寂しかったが、仲間が居て嬉しくてお話してしまった😋。登山口までおりても風は冷たかったが、雪はほとんど消えて、早朝の雪景色は完全に消えてしまった。11時前には登山ゲートまで戻って、付知峡温泉でお風呂に入り、道の駅で飛騨牛丼を頂いた。この頃には天候はすっかり回復し、今朝と同じ人は思えない陽気。中津川への道の先に大きな恵那山が見える。ここにも、また行きたいものだ。
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