記録ID: 1778790
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
浅間山/火山館コース
2019年04月01日(月) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,304m
- 下り
- 1,291m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 9:38
下りでの一ノ鳥居付近でGPS軌跡に乱れがあります。
いつもどおり撮影しながらなので、ペース的にはゆっくりです。
いつもどおり撮影しながらなので、ペース的にはゆっくりです。
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
チェリーパークラインと分かれてからはダートですが、路面状態は比較的良好です。 天候によっては冬用タイヤかチェーン必携です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前掛山への稜線は強風による転滑落注意。 |
その他周辺情報 | 自分は直帰しましたが、浅間山荘・天狗温泉で日帰り入浴可能です。 |
写真
4:04 浅間山荘・天狗温泉前(1,410m)
このコースは2年ぶり2回目。前回はまだ噴火警戒レベル2で前掛山は規制が掛かっていたにも関わらず、とにかく浅間山を間近に観たくて外輪山へと向かったのでした。
ということで、浅間山荘から順当に前掛山へ登るのは今回が初めてです。
登山口から薄っすらと積雪があり、最初の橋を渡った後でさっそく12本爪アイゼンを装着。結果からいえばカモシカ平辺りまではチェーンスパイクでも行けたかもしれませんが、出来るだけ換装に取られる時間を短縮したかった狙いもありました。
このコースは2年ぶり2回目。前回はまだ噴火警戒レベル2で前掛山は規制が掛かっていたにも関わらず、とにかく浅間山を間近に観たくて外輪山へと向かったのでした。
ということで、浅間山荘から順当に前掛山へ登るのは今回が初めてです。
登山口から薄っすらと積雪があり、最初の橋を渡った後でさっそく12本爪アイゼンを装着。結果からいえばカモシカ平辺りまではチェーンスパイクでも行けたかもしれませんが、出来るだけ換装に取られる時間を短縮したかった狙いもありました。
カモシカ平までやってくると、迫力あるトーミの頭の絶壁が間近に迫ります。
この辺りからワカンを付けたくなるほどの積雪となってきましたが、一時的に吹き溜まってるのかもしれないと考えてもう少しアイゼンだけで進んでみます。
この辺りからワカンを付けたくなるほどの積雪となってきましたが、一時的に吹き溜まってるのかもしれないと考えてもう少しアイゼンだけで進んでみます。
6:35 湯ノ平口(2,010m)
火山館から一登りで湯ノ平口。
ここに辿り着くまででトレースは消えかかるくらいに深い雪が積もっていました。もうツボ足ではしんどいということでワカンを装着しました。想像より雪が多くて、使用率は低くてもワカンを携行していて正解でした。
なお草すべり側はトレース無し。これだけの積雪があると当分は草すべりは使えないものと思われます。
6:47 湯ノ平口出発
火山館から一登りで湯ノ平口。
ここに辿り着くまででトレースは消えかかるくらいに深い雪が積もっていました。もうツボ足ではしんどいということでワカンを装着しました。想像より雪が多くて、使用率は低くてもワカンを携行していて正解でした。
なお草すべり側はトレース無し。これだけの積雪があると当分は草すべりは使えないものと思われます。
6:47 湯ノ平口出発
7:08 前掛山登山口・賽ノ河原分岐点(2,080m)
湯ノ平口から約20分で前掛山登山口に到着。
ここも相変わらず雪が深くて、賽ノ河原方面へもトレースは皆無。
行程の進み具合によっては賽ノ河原まで寄り道することも念頭に置いてましたが、早くも諦めてまたの機会としました。
湯ノ平口から約20分で前掛山登山口に到着。
ここも相変わらず雪が深くて、賽ノ河原方面へもトレースは皆無。
行程の進み具合によっては賽ノ河原まで寄り道することも念頭に置いてましたが、早くも諦めてまたの機会としました。
樹林帯を抜けカラマツの疎林を突っ切って浅間の西斜面へ。
ここまで来てようやく浅間が貫禄ある姿を見せてくれます!
雪がしっかり積もっていて、スキーが出来そうな状況です。
オープンスペースでは前日までのトレースはすっかり風雪で消えていましたが、半年前の無雪期の経験があったので、ルートの見当は付きました。
ここまで来てようやく浅間が貫禄ある姿を見せてくれます!
雪がしっかり積もっていて、スキーが出来そうな状況です。
オープンスペースでは前日までのトレースはすっかり風雪で消えていましたが、半年前の無雪期の経験があったので、ルートの見当は付きました。
斜面はピラミッドのような階段状に。時々雪も深いので、12本爪アイゼンとワカンの組み合わせが効果的でした。
だいぶ登った頃でいつしか夏道を外れていました。
登りやすいところを辿って直登気味に山上へ向かいます。
だいぶ登った頃でいつしか夏道を外れていました。
登りやすいところを辿って直登気味に山上へ向かいます。
前掛山から黒斑山を含む外輪山の眺望。
昨年冬はまだ噴火警戒レベルが2で、もう待ち切れなかった自分は自己責任でもここまで来るつもりでした。
幸いにもタイミング良く警戒レベルが1になり、公式的にも登れるようになりましたが。
これも思考は現実化する一例?ということにしときましょう。
昨年冬はまだ噴火警戒レベルが2で、もう待ち切れなかった自分は自己責任でもここまで来るつもりでした。
幸いにもタイミング良く警戒レベルが1になり、公式的にも登れるようになりましたが。
これも思考は現実化する一例?ということにしときましょう。
あおいとひなたにも寒いのは我慢してもらって、前掛山山頂でのひと時を楽しんでもらいました。
ヤマノススメではまだ噴火警戒レベル2で歩ける範囲に留まってるので、登れる今のうちに前掛山まで登ってもらいたいものです。
ヤマノススメではまだ噴火警戒レベル2で歩ける範囲に留まってるので、登れる今のうちに前掛山まで登ってもらいたいものです。
10:00 前掛山山頂出発
名残惜しいけど午後は天気が下り坂ということもあり、早めに下りたく思います。
寒かったけどやはり自分にとって近くに居たい程の大好きな山なので、滞在時間はいつの間にか1時間に及んでました。
名残惜しいけど午後は天気が下り坂ということもあり、早めに下りたく思います。
寒かったけどやはり自分にとって近くに居たい程の大好きな山なので、滞在時間はいつの間にか1時間に及んでました。
下りは夏道を出来るだけ辿ってみました。
やはりトレースは皆無なので、あくまでも適当です。
少し降りたところで、登りで付けた自分のトレースに合流できました。
この頃、見上げれば二人の登山者が直登中でした。この日は自分を含めて8人の登山者だったと思われます。
やはりトレースは皆無なので、あくまでも適当です。
少し降りたところで、登りで付けた自分のトレースに合流できました。
この頃、見上げれば二人の登山者が直登中でした。この日は自分を含めて8人の登山者だったと思われます。
13:00 一ノ鳥居(1,550m)
ここで12本爪アイゼンからチェーンスパイクに換装。
写真ではしっかり雪が付いてますが、結果から言うと二ノ鳥居でチェーンスパイクに換装するほうがベターでした。
午前の日差しで雪が消えた区間が長かったです。
13:14 一ノ鳥居出発
ここで12本爪アイゼンからチェーンスパイクに換装。
写真ではしっかり雪が付いてますが、結果から言うと二ノ鳥居でチェーンスパイクに換装するほうがベターでした。
午前の日差しで雪が消えた区間が長かったです。
13:14 一ノ鳥居出発
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
薄手のビーニー
毛帽子
靴
ザック
ワカン
チェーンスパイク
12本爪アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
タオル
カメラ
交換レンズ
三脚
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
前年秋に初登頂出来た浅間山(前掛山)ですが、積雪期にも登りたいと思っていました。
但し八ヶ岳や谷川岳など優先したい山もあったし、独立峰に近い浅間山は冬季は暴風であることが普通ということでタイミングが難しかったです。
でも今回は偶然に好条件が揃いました。前日までの寒の戻りのおかげもあって、トレースが部分的に消えたうえに新雪を踏んでの登頂!
浅間が今回も穏やかに迎えてくれたことに感謝しつつ下山しました。
浅間は自分にとって間違いなく、何度となく登りたい山です。
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コメント
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志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
浅間山(浅間山荘スタート、前掛山、Jバンド、黒斑山、草すべり、浅間山荘)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
遅くなり 失礼しました。
スマホでは拝見したのですが コメントをかけなくて、、。
早朝から8時間を超える山行で お疲れ様でした。
前掛け山では 1時間の滞在と
山頂を目に焼き付けられたようですね。
御写真でも 素晴らしい景色が判ります。
やはり 無雪期に登っておくのは大切ですね。
トレースがすっかりなかったようですが、
きちんとルートを覚えておられてよかったです。
どのお写真も素晴らしい景色を 切り取っておられます。
(^^)すばらしい。
カメラ回収作業が大変だったでしょう。
ルーンさんの思いが届き 噴火警戒レベルが 1に下がり
大手を振って登れる!となられたのでしたね。
青い空 白い雪のお写真の連続ですが
後半 くもりぞらに、
帰路では雨に見舞われたようですね
12本アイゼン チェーンスパイクと 雪山装備も
万全ですね。
私は 4本 6本を持っています。
今の所12本はいりませんでしたが、、。
なんだか とりとめがない内容になりました。
6日のも拝見いたします。
ありがとうございました。
こんばんは、mayasanpoさん。
お忙しくされておられるのに、毎回コメントをいただきましてありがとうございます。
mayasanpoさんは多くの方とやり取りされておられますので、全くお気遣い無用です。
早くからご覧いただいていて、本当にありがたいです。
無雪期経験があるのは本当に心強いですね。浅間山は比較的分かりやすい地形ですが、
例えば無雪期経験の無かった少し前の赤岳(美濃戸口より)に登る時は綿密に下調べをして臨んでいました。
写真撮影がちょうど良い休憩になって、カメラ回収も想像ほど大変ではないんですよ。
浅間山はどこで撮っても絶景なので、やはり撮影には時間が掛かりました。
いつでも行ける時に日帰りで浅間山に行きたい!というのが長野に転居した動機の一つでありました。
事前に調べてるうちに噴火警戒レベル2で前掛山は規制が掛かってることを知った時は、
もうどうしようかと思いましたよ。(笑)
思ったよりも早くレベルが下がったのはただただ本当に運が良かったです。
雪山装備は何かと大層で、山スキーも入れると本当に物入りでした。(>_<)
短期的にはスキーを辞める前より間違いなく大きな出費だったでしょう。
でも一旦揃えるとそれなりに長く使えますし、これから元を取っていきたいです。
12本爪アイゼンがあると、本当に雪山に登りたくてたまらなくなりますよ。
道具が手元にあるときっと使いたくなることは保証します。
少し前までは4月からは春山登山に移行しようと思ってたのですが、
寒の戻りによる降雪、そして山スキーをもうしばらく使いたいということで、
今しばらく雪山登山を続けようと思います。
次の佐渡山のも続いてご覧いただきまして、ありがとうございます。
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