記録ID: 180291
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積雪期ピークハント/縦走
道東・知床
斜里岳 北西尾根(三井ルート)
2012年04月06日(金) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:59
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,511m
- 下り
- 1,502m
コースタイム
6:15 林道入り口
7:25 三井コース登山口
9:10 標高1250m アイゼンに履き替え
9;50 ワイヤー箇所
10:10 斜里岳頂上(〜10:30出発)
11:00 ワイヤー箇所
13:15 林道入り口
注)ルートマップは、iphoneのGPSによるトレースです。
多少、ノイズがのるため、ルートマップ上の距離は、実際の歩行距離より多めに出ています。
7:25 三井コース登山口
9:10 標高1250m アイゼンに履き替え
9;50 ワイヤー箇所
10:10 斜里岳頂上(〜10:30出発)
11:00 ワイヤー箇所
13:15 林道入り口
注)ルートマップは、iphoneのGPSによるトレースです。
多少、ノイズがのるため、ルートマップ上の距離は、実際の歩行距離より多めに出ています。
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自分は林道入り口付近に路上駐車して、そこから林道を徒歩で行きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
本日、早朝は冷え込んでいたため(出発時、マイナス5℃)、初手から雪表面はクラストしていました。そのため、林道歩きは壷足で進みました。 林道から外れると、さすがにヌカルので、スノーシューを装着しました。 その後、標高1250mまでは、スノーシューでやりすごし、 それより上の急傾斜部分は、アイゼン&ピッケルで進みました。 下山時は、やはり標高1250m付近でスノーシューに履き替えました。 標高500mより下は、気温が高くなったせいで、だいぶ雪が緩んでました。 |
写真
北西尾根方面へ向かうには、林道を歩くか。初手から、牧場を突っ切るかですが。
自分は林道を行きます。
アクセス林道は3本ほどあるみたいで、
この林道は、少し除雪が入っていたので、ここから歩き出します。
自分は林道を行きます。
アクセス林道は3本ほどあるみたいで、
この林道は、少し除雪が入っていたので、ここから歩き出します。
自分撮り。
上手く撮れました。
自分が行くルートは右側の北西尾根。
ちなみに中央が難易度の高い北壁。ここを登攀されてる方達がいらっしゃいます。
そして、左手に見える恐竜の背中みたいなのが、北稜です。
自分のレベルで登ることができるのは、北西尾根のみだと思います。
上手く撮れました。
自分が行くルートは右側の北西尾根。
ちなみに中央が難易度の高い北壁。ここを登攀されてる方達がいらっしゃいます。
そして、左手に見える恐竜の背中みたいなのが、北稜です。
自分のレベルで登ることができるのは、北西尾根のみだと思います。
標高上げてくると、樹氷が形成されています。
完全な氷が着いているので、いわゆる「雨氷」というものです。
綺麗です。
この時期、この標高で雨氷?といった感じです。
週初めの低気圧は、この標高においても雨を降らせたのではないかと思います。
完全な氷が着いているので、いわゆる「雨氷」というものです。
綺麗です。
この時期、この標高で雨氷?といった感じです。
週初めの低気圧は、この標高においても雨を降らせたのではないかと思います。
頂上が見えてきました。
このあと、このコースの難所。
有名なジャンプポイントがあります。
1mほど、ほぼ垂直に下に落ち込むのですが、飛び降りるには、勇気いります。
自分は、ここで行くのか引き返すのか5分程度悩みました。なんとか、アイゼンが壁の中程に引っかかったので、思い切ってジャンプしました。
このあと、このコースの難所。
有名なジャンプポイントがあります。
1mほど、ほぼ垂直に下に落ち込むのですが、飛び降りるには、勇気いります。
自分は、ここで行くのか引き返すのか5分程度悩みました。なんとか、アイゼンが壁の中程に引っかかったので、思い切ってジャンプしました。
ジャンプポイントをジャンプ後に反対側から撮った写真です。
写真の右側を飛び降ります。
左側は、ワイヤーとなっているのですが、ワイヤー下はアイス&急傾斜となっているので、こちらを巻いて行くのは無理でした。
写真の右側を飛び降ります。
左側は、ワイヤーとなっているのですが、ワイヤー下はアイス&急傾斜となっているので、こちらを巻いて行くのは無理でした。
さて、下山です。
この急勾配を降りていくのはかなりの恐怖。
正直、アイス&急勾配の下山は今回は初めてなので、かなり慎重に進みました。
一度、アイゼンが両足ともすっぽ抜けてしまい、あわや滑落。
ピッケルが十分刺さっていたので、全体重をピッケルにまかせて、落ちずに済みました。
下りの歩行並びにピッケル操作の練習がもっと必要だと痛感させられました。
この急勾配を降りていくのはかなりの恐怖。
正直、アイス&急勾配の下山は今回は初めてなので、かなり慎重に進みました。
一度、アイゼンが両足ともすっぽ抜けてしまい、あわや滑落。
ピッケルが十分刺さっていたので、全体重をピッケルにまかせて、落ちずに済みました。
下りの歩行並びにピッケル操作の練習がもっと必要だと痛感させられました。
下りでもやってまいりました。
ジャンプポイントです。
今度は、ジャンプではなく、攀じ登ります。
ピッケルをこの岩の上面に打ち込み、アイゼンを効かせて攀じ登りました。
ジャンプほど苦労しませんでした。
ジャンプポイントです。
今度は、ジャンプではなく、攀じ登ります。
ピッケルをこの岩の上面に打ち込み、アイゼンを効かせて攀じ登りました。
ジャンプほど苦労しませんでした。
感想
4月中に代休を取らなくてはならないので、
憧れの冬の斜里岳に登ることにしました。
金曜が天候条件良さそうなので、休暇申請を出し、決行としました。
当日、週間天気予報通り、晴れ。
冷え込みも狙い通り。
ちょっと風は強いですが、好条件での山行となりました。
初の本格冬山登山ですが、なんとか無事に帰ってくることができました。
主な感想は写真にコメントします。
メモ:2012年山行日数 仁頃山15 その他11
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はじめまして、お隣の町に住んでいるようで(ちなみに私は美幌です)、いつも山行記録楽しみに読ませていただいています。
iPhoneを持って登っていらっしゃるようで、ちょっと提案があります。実は、下のアドレスのブログの中の360度パノラマ写真を見て
http://snowforest.blog23.fc2.com/blog-entry-742.html
心を奪われてしまって、以後デジカメで撮って努力しているのですが、どうしてもあれほどのものができません。最近、iPhoneのphotosynthという無料アプリでないと無理ではないかということが判りました。英語のアプリですが、直観でも使えるようです。パノラマ写真もphotosynthのホームページにアップロードしてyoutubeのようにヤマレコに張り付けられます。ぜひ上記のアドレスの東斜里岳山頂の絶景を体感して、これから登る山頂でやってみてください。
私は何とか電話契約しないでiPhoneを手に入れようと画策している次第です。
長くなりましたが、これからの山行も期待しています。
はじめまして。
自分もよくh2013mさんの山行記録を読ませて頂いてます。
情報量多く、季節を問わない山行なので、大変重宝しております。
photosynthですが、面白いアプリですね。
早速、インストールしてみましたので、今度、天気の良い日にでもチャレンジしてみます。
今後とも、宜しくお願い致します。
絶景のパノラマ、よろしくお願いします。私も今日、アイゼンが届いたので、ちょっとだけ山レベルを上げられそうです。(でも1mジャンプできないと思います)それではまた。
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