黒山三滝〜関八州見晴台


- GPS
- 03:24
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 999m
- 下り
- 1,022m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 3:24
天候 | はれときどきくもり |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とくになし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
地図(地形図)
日焼け止め
携帯
時計
カメラ
|
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感想
病み上がりだったので、ゆっくり目のスタートで出掛けられる近場の山を選びました。
黒山三滝は以前きたこともあり、駐車場から沢沿いに進むのも記憶にありました。
まずは滝を拝んでから、その滝の上を行く登山道を進みます。
はじめは崩れ落ちたような箇所もあり不安に思いながら歩きましたが、やがて舗装路にぶつかります。
そこからはしばらくその舗装路を行きます。緩やかな傾斜で、登っている感じはしませんでした。
沿道にはシャガの花が群れをなし、日差しを浴びています。初夏のような暖かい日でした。
舗装路から登山道への入り口には水場があったので、手を浄めていざ登りにかかります。
とはいえ、なだらかな道で歩きやすく、渋い雰囲気を味わいながら登っていきます。
だんだんと傾斜が出てきて一登りすると、眺望が開けました。
反対側の山には、ポコポコとピンクの桜が見えて春らしいいい雰囲気。
樹林帯から外れたので直射日光があたり、かなり暑かったので、ゆっくり登っていきます。
一組の登山者を追い抜き、舗装の林道に出ました。
ここから少し舗装路を歩き、関八州見晴台へは途中から再び山道へ入ります。
ここは左手に林道を見下ろしながら、ぐんぐん登っていきます。暑くてバテそうになりながら、時々吹く風に癒されて進みます。
七曲峠のピークまできつい登りでしたが、そこからは一旦下るもゆっくり登り詰めていく道でした。
空が開け、東屋が見えました。暑いながらも、なんとか山頂に到着です。
山頂では散りかけの桜が、出迎えてくれました。
見晴台というだけあり、方角にあわせて山座同定図も設置されていました。あいにく今日はガスなのか曇りなのか、よく見えませんでした。
時間も時間なので、すぐに高山不動尊方面へと下りはじめます。
すぐに車道にぶつかり、振り返ると大きな石碑がありました。見晴台入口と書かれた立派なものだったので、こちらから登ったほうが気分がいいかも、と思いました。
奥の院が山頂だったことも、お参り順的には逆だったかもしれません。
再び登山道へ入り、急坂を下ります。
すぐに大きな建物の屋根が見えてきました。
高山不動尊の裏手に出たようです。
そして建物を迂回するように回り込む道で、衝撃の出会いがありました。
ガサガサっと音がしたので横を見ると、足元に首を立ち上げてこちらを見つめる黒い瞳が!
「ギャー」と思わず声をあげもうダッシュ( ̄□ ̄;)!!
目があったのは、蛇。しかも黒目のまわりにキラキラ赤い柄が光っていたので、おそらくヤマカガシ( ̄□ ̄;)!!
高山不動尊の正面に出ても、まだ心臓がバクバクと音を立てていました。
あんなに至近距離であったのははじめてでしたし、目があったし、キラキラしてたし、もうなにがなんだか。。
高山不動尊からはお経を読むような音が聞こえてきてとても厳かな雰囲気でしたが、わたしは呼吸を整えるのに精一杯でした。
ようやく落ち着いて、そのまま鳥居から階段を下っていくと、大イチョウがありました。
高山不動尊の歴史を感じる、古く大きなイチョウでした。
さて、ヤマカガシ事件でかなり体力と気力を消耗しましたが、黒山三滝まで戻らなければいけません。
まずは花立松ノ峠まで、林道を歩きます。
時々アップダウンがあり、暑くてしんどい歩きが20分ほど続きました。
そして、花立松ノ峠からは、朝見上げてきた反対の山道をいくことにしました。
はじめに少し登りますが、そこからはわりと平坦で朝見上げたピークたちは踏まない道になっていました。
薄暗い道が静かで黙々と歩きました。
林道にぶつかったところが傘杉峠で、立派な標識があります。
そしてその横の登山道から、下りはじめます。
最初は岩も多い急坂で足元に気を使いましたが、途中からなだらかな道になっていきます。
小川も流れる涼しげな道でしたが、標高は下がり暑くなってきました。
今日はほんとうに夏の陽気です。
水の音が近付いてくると天狗滝の上あたりに出たようで、東屋もありました。
そこから下ると黒山三滝手前に出たので、駐車場まで舗装路を戻ります。
下界は暑く、もう夏がきたかのようでした。
ソロで黙々と歩くにはぴったりのコース、蛇との出会いは刺激的でしたがこれまたいい経験となりました。
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