白山〜いつも見ていた遠くの白い山へ


- GPS
- 08:59
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,517m
- 下り
- 1,507m
コースタイム
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 8:53
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白山公園線は別当出合まで開通しました、夏と同じ所まで入れます。 この日は別当出合の駐車場はガラガラでした。 別当出合のトイレはまだ冬季用のみ使用可能です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白山公園線の冬季閉鎖が26日に終了し別当出合まで車で入れる様になり一気に日帰りのハードルが下がりました。登山口の吊り橋も開通です。 前日に新雪が有りましたが新たな積雪は少なく、この日は踏み抜きも無く快適に登れました。 吊り橋から積雪が有り山頂までずっと雪の上を歩いて行けます。中飯場からアイゼンを付けている方が多く、私も少し上からアイゼンで歩きました。ピッケルは無くても大丈夫ですが、砂防新道上部で急峻な斜面のトラバースがありますので持っていた方が安心です。 ルートはほぼ夏道に近いですが基本直登になるため傾斜は急です。 甚之助小屋からはエコーラインに向かいますが、南竜道へトラバースせず稜線に直登します。(積雪期ですのでコース取りは自由です) 室堂は5月1日から営業開始でこの日は荷揚げと小屋開けで忙しそうでした。 山頂(御前峰)までも雪が繋がっていますのでコース取りは自由です。 |
その他周辺情報 | 翌日、荒島岳に登るため小松市内で宿泊しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
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感想
「加賀の白山」この山を知ったのはもう50年近く前の高校生の頃でした。
初めて北アルプスの山に登り、遠くにアルプスでは無いのに高くて白い山があることに気がつき先輩に聞いたのが「加賀の白山」との出逢いでした。
その後、南アルプスや八ヶ岳、奥秩父の山に登っても「遠くの白い山」が見えることに気がつき、北陸にはアルプスに匹敵する様な凄い山があると認識していました。
その後あちこちの山に登るたびに「遠くの白い山」を探すのが楽しみになって、そのうち登ろうとずっと思っていました。
但し、実行に移すとなると関東からの距離が遠く、新幹線も高速道路も無かったためそう簡単では無くずっと先送りになっていました。
ここ数年は今まで行こうと思っても行けなかった山を積極的に登る様にして、遠くの未登の山を訪れる様にしております。
日本百名山も以前は余り興味無かったのですが、長年山をやって来たからには全て登るのが「礼儀」だろうと考える様になり、山歴50年となる2020年までに全山登頂しようと考えて機会を見つけては未登の山に登っております。
前置きが長くなってしまったのですが、ずっと気になったいた「遠くの白い山」に行ってきました。
白山は花の百名山で有名で、ハクサンイチゲやハクサンコザクラ等ハクサンの名前の付く高山植物も多いので花の季節も非常に魅力的だったのですが、やはり「白い山」を実感できる残雪豊富なこの時期としました。
例年GW前に別当出合までの車道の冬季閉鎖が解除になるとのことで今年も同じだろうとは思っていたのですが、最終的に開通したには出発の前日でヒヤヒヤしました。
初日は移動だけでしたが500km超の運転、北陸道では雪に降られる等予想以上に苦労しました。
車中泊も久々に寒い車内となり朝起きると窓ガラスが凍り付いており季節外れの寒波に震えました。
幸い登った日は天気が良く風も次第に収まって山頂では北アルプスの大展望を眺めながらゆっくり出来る好天となりました。
長年の宿題だった山がまた一つ登れたのは良かったのですが、何となく寂しい思いも否めませんでした。
まあ、登って居ない山はまだまだ「山ほど有り」一々感傷に耽っていても仕方が無いので、次は花の咲く白山に来よう、そう思いながら元気に下山し次の山に向かいました。
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