八経ヶ岳（トンネル西in・天の川温泉out）
奈良県
子連れ登山
penguin-hiker
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,138m
- 下り
- 1,664m
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| 天候 | 1日＝雨、2日＝霧、のち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
栃尾辻から先は廃道だろうと思います。昭文社「山と高原地図」を信用しすぎました。 |
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感想
10連休、遠出ができて、雪がなさそうな山ということで大峰を選定。下山後すぐに温泉に入れるということで下山ルートを選んだが、事前のリサーチ不足で結構大変な目にあった。
初日のアプローチは2日前にタクシーを予約。結構ギリギリなタイミングだった。とはいえ下市口には複数のタクシー会社があるので、もしかしたら余裕はあったかも。
天気については、天気回復の予報が半日ほど後ろにずれ、5月1日はほぼ終日雨、5月2日は午前の早い時間までガスで視界なし。非常に残念な天気だった。
行者還トンネル西口のトイレ、駐車場非利用者は200円、非常にきれいなトイレだった。
弥山小屋は非常にきれいな小屋だった。ドコモの電波は届いていた。
5月2日は栃尾辻までは言うことなし。
下山後に検索した他の人の記録では、栃尾辻でロープが張ってあり進めないようになっていたとあったが、今回、ロープは張ってなかった。
栃尾辻を出発して、いきなり道が不明瞭になり獣の糞も落ちていた。はっきり言って、登山道ではなく、単なる踏み跡または獣道。事前にダウンロードしておいたヤマレコマップとGPSを使って現在地確認をしながら進んだ。
大原の巻道、全体的に歩きにくかった。1か所完全に登山道が流出しているところがあり、非常にまずいと思ったが、周りをよく見てワイヤが張られてあることに気づいたので、それを使って通過。
トラバースが終わった後は、登山道、そして林道と非常に歩きやすい道が続き、天気も良くなって、テンション上がりまくり。
標高883m付近で林道は尾根筋に続いていたがヤマレコマップでは尾根筋を外れることになっていたので、注意深く見ていたら、なにやらロープが張ってありその先に登山道らしきものが続いていた。あたりを見渡すと、「坪内弥山コースは、大規模な山腹崩壊により登山道・林道が消滅しています。川合弥山コースをご利用ください。天川村」という案内が地面に落ちていた。
それで合点したが、この案内はロープに取り付けられていて、登ってきた人を追い返すためのものだったのだろう。
で、ここから再び登山道。ヤマレコマップで不自然にアップダウンを繰り返しているところがあったので、たぶん道が流れて歩きやすいところを通ったからだろうと軽く考えていたが、その場所まで歩を進めてみて、目を疑った。
目の前には、巨大な法面工事現場が広がっていた。
地図ではこの法面工事の向こうに道が続いていることになっている。が、どうやっても向こう側に行けそうにない。進退窮まったかと思ったが、下を見ると、工事用道路が造成されていた。これしかないと思い、這う這うの体で法面を下り、工事用道路を使って事なきを得た。
こうやって無事山を下りてこられたのは天気も含めて幸運でしかないと思いながら登山を終えた。昭文社の「山と高原地図」、毎年「何年版」というのが出るので情報が新しいのだろうと信頼していたが、とんでもなかった。栃尾辻から先は、赤い実線はおろか、赤い破線ですらなく、登山道表記を消しておくべきであろう。もちろん、自分のリサーチ不足も反省点としてあるが。
下山後、天の川温泉に入って天河神社にお参りすることを楽しみにしていたが、バスまでの時間がほとんどなく、温泉に軽く浸かっただけで終わったのが残念。
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