記録ID: 1909594
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ハイキング
奥多摩・高尾
32.高柄山(四方津駅→上野原駅)
2019年06月29日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 04:58
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,005m
- 下り
- 1,079m
コースタイム
天候 | 小雨、曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR中央線各停(高尾行) 高尾駅05:13着(同じホームの向)05:14発 JR中央線本線(大月行) 四方津駅05:21着 <帰> 上野原駅11:40発 JR中央線本線(高尾行) |
コース状況/ 危険箇所等 |
倒木はほとんど伐ったりどかされており急坂やザレバにはロープが張ってあったが、二ヶ所ほど道が崩落していて慎重に通る必要あり。林道を横切ってまた山道に入る入り口が草に覆われ分かりにくく標識を見逃す恐れあり注意。梅雨時で道がぬかるんでいるかと思っていたがさほどではなかったが、急下りが多くスリップしやすいので注意。熊注意看板のとおり、地元の方によると熊がよく出没するらしいので熊鈴必携。 |
その他周辺情報 | 川合峠付近に通称「お立ち台」と言われる中央本線の上下線の鉄橋が見える撮り鉄の絶好の撮影スポットがあるらしいです。(今回はガスでけぶってよくわかりませんでした。) |
写真
ユキノシタのような葉っぱからスズランのような花。なんでしょう?→友人から”イチヤクソウ”と教えてもらいました。ずっと前に甲武信岳の登山口で見た薄ピンクでもっと大柄なベニバナイチヤクソウのイメージが強すぎて気づきませんでした。確かに画像検索するとこの写真そっくりなのがありました。
ここからが迷走の始まり。この休憩所のすぐ先の大地林道を左に横切り登山道に入り大地峠との分岐を高柄山方面にしばらくいくとまた林道に出て左に「少し歩いて再度登山道に入る」はずが、しばらく行ってもそれらしき入り口がなく変だなぁと思ったらやっと登山道が。でもその登山道は来た方向の山域のような?林道を横切ることにならずにおかしい?しかも先ほどの標識より高柄山への時間が長い??と思いつつその山道入り口を登ってしばらく行くと
林道に降りる場所で一回目は絶対に滑ると思って慎重に2本ストック使って降りたのに見事に滑って尻もちをついてしまいお尻がどろどろになったところ、さすがに2回目なんで滑らずに降りることができました。当たり前か。
もう一度林道を目を皿のようにしてゆっくりゆっくり歩きます。そしたら辛うじて細い道らしきものが目についた所を入ってみてしばらく歩いて正解だと確信してもう一度入り口を写真に撮る為に戻ってみると標識がありました!林道からだと茂った草で見えにくくなっていました。はぅ〜。
600年前(応永年間)にこの地に移住し金鉱を発見した星野氏の先祖(星野正美(まさたね))が祀られている祠らしいです。現在の福岡県八女郡で金山衆だった星野氏は、南北朝の動乱で九州を追われ、この地にたどり着いた、ということらしいです。
ここで山道は終わりです。集落を歩いていると地元の主婦の方に「御前山に行ってきたのかね?きつかったでしょう?」と声をかけられ、私「はい、高柄山からこっちへきました。」、すると「熊出没情報があるし怖いのにねぇ」と言われ、私「そうなんです、看板のあるところで熊鈴つけたんですが、こういう天気の時は昼間でも熊が出やすい気がしてびくびくでした。」という会話を交わし。
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖Tシャツ
雨具上着
帽子
ザック
スポーツタイツ
アサヒメディカルシューズ
行動食
飲料(1000ml水)
コンパス
地図
スマホ(GPS)
日焼け止め
ビニールテープ
ココヘリビーコン
タオルマフラー
2本ストック
防虫スプレー
防虫ネット
滑止付グローブ
熊鈴
|
---|---|
備考 | 行動食に魚肉ソーセージを入れ忘れ、栄養ゼリー2個は◎ |
感想
朝起きると雨がザーザー降っていたので山は諦めるかと思って念のため天気図を見ると高尾や中央線沿線には雲がかかっておらず午前中なら持ちそうな雰囲気だったので初めての高柄山に行ってみることにしました。今までの経験で「雨だと地図やGPSの確認が疎かになりやすく視野も狭くなるので迷いやすい」、「登り始めや途中の林道から登山道に戻るところが迷いやすい」というのを学んできたつもりでしたが、今回は二つともやってしまいました。どちらも「振り出しに戻る」という教訓が生かせました。
先日、友人といかに効率よく脳内物質を出しクライマーズハイに持っていけるか、という話になって、友人は「笑いながら登ると驚くほど早く出せる」というのでやってみましたが、体質によるのでしょうか、状況によるのでしょうか、私には効果がイマイチ実感できませんでした。今度は3000m級の山で試してみたいと思いました。
熊注意の看板のところで熊鈴をつけましたが、直登の際は意外と音が出ないものなので体を左右に振りながらなるべく音が出るように歩きましたが、尾根脇に灰黒のとぐろを巻いた握りこぶし大の糞を発見、ちょっと背筋がぞわっとしました。あれが熊の糞だったのでしょうか?調べてみるとほとんど匂いがしないと書かれており、確かに匂いはしなかった…。
ある方のヤマレコ記録を拝見したらこの山域の整備をボランティアでされている方のようでした。本当に感謝感謝でございます。ありがとうございます。
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