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Yamareco

記録ID: 195077
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

摺古木山〜安平路山

2012年05月27日(日) [日帰り]
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GPS
08:15
距離
13.4km
登り
933m
下り
933m

コースタイム

登山口7:30−摺古木直登分岐8:20−摺古木山頂8:45−白ビソ山頂10:00−安平路避難小屋10:35−11:50安平路山頂12:15
−安平路避難小屋12:50−白ビソ山頂13:40−摺古木山頂14:45−摺古木直登分岐15:15−登山口15:45
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道8号飯田南木曽線から大平の集落を超えて入る東沢林道はかなりの悪路です。
道幅は広いですが未舗装路で段差やでこぼこだらけ。
どんなに慎重に走っても普通の車高の車では1箇所絶対にこすってしまう場所が;
グループで来る際は、車高高い車をお持ちの方に依頼しましょう。

登山口に5台駐車可能ですが、その手前にも道路のふくらみが数箇所あり、
停めれる場所は多いです。(登山者は少ないので混まないとは思いますが)
コース状況/
危険箇所等
まず登山口までのアプローチが厳しい(笑)

登山ポストは見当たらず…

登山口から摺古木山頂までは危険箇所なく整備の行き届いた登山道です。

摺古木山頂〜安平路山頂までは1mほどの高さの笹薮がほとんど。
しかも、登山者が少ないためかぱっとみルートはみえません;
ただ、踏み跡はあるのできちんと選んで歩けば笹の抵抗は楽になります。
ルートファインディングに自信のない人や落ち着きのない人は引き返すのが無難かも。
かなり汚れますし抵抗強いので、長袖・長パンにスパッツ要です。

5月末ということで笹が切れる樹林帯はほぼ残雪です。深さは50センチくらい?
雪はしまっていて踏み抜きは少なめですが、体重によりけりかも?
アイゼンはなくても歩けますが、ダブルストックありだと楽です。
(笹薮内ではつかずに身体に沿わせるように持っていると抵抗減ります)

ルート上の水場はすべて確認できました。
まずは目指す摺古木山方面。登山口からよく見えます。
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まずは目指す摺古木山方面。登山口からよく見えます。
バイカオウレンかな。
バイカオウレンかな。
先導してくれるコマドリ。
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先導してくれるコマドリ。
イワウチワが見ごろ!
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イワウチワが見ごろ!
摺古木登山道はきちんと整備されてます。
摺古木登山道はきちんと整備されてます。
お隣の夏焼岳。
摺古木山頂。三角点もあります。
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摺古木山頂。三角点もあります。
摺古木から安平路に向かってすぐからの中央アルプス。
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摺古木から安平路に向かってすぐからの中央アルプス。
笹原!を撮ったわけでなく…これが登山道です;;
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笹原!を撮ったわけでなく…これが登山道です;;
途中ピーク、白ビソ山頂。
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途中ピーク、白ビソ山頂。
安平路避難小屋と念丈岳…かな?
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安平路避難小屋と念丈岳…かな?
安平路山頂。
奥が北沢尾根(伊奈川〜南駒に通ずる)、手前が遠見尾根(伊奈川〜越百山に通ずる)と思われます。遠見尾根は越百小屋のあるコルが明確だなー。
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奥が北沢尾根(伊奈川〜南駒に通ずる)、手前が遠見尾根(伊奈川〜越百山に通ずる)と思われます。遠見尾根は越百小屋のあるコルが明確だなー。
摺古木の展望岩で。
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摺古木の展望岩で。
残雪歩きが響いて無駄にガニマタです(笑)夏焼岳方面への展望があります。
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残雪歩きが響いて無駄にガニマタです(笑)夏焼岳方面への展望があります。

感想

2000m級の山は今が暑くなく登り時?
あとトレーニングをかねて長いルート歩きたいなぁということで、
行ってきました、中央アルプス摺古木〜安平路山。
笹薮+残雪必至と思い、長袖に冬パンツ、冬用スパッツ、
アイゼン、ダブルストックを用意。

まず…登山口への車でのアプローチが厳しい。
大平の廃村集落(廃村とのことですが民宿や店がある)から、
東沢林道に入るとすぐに未舗装の悪路が40分ほど続きます。
でこぼこが多くてすってしまうし、距離も長い。

摺古木山頂までは整備の行き届いた登山道。
開けている部分も多く、摺古木山頂や夏焼岳が綺麗に見えます。
登山道にはバイカオウレンとイワウチワが群生。
直登ルートをとりましたが、それほど急勾配はありません。
直登分岐から少し登って右側に大きな岩があり、
看板等の案内はないものの踏み跡があり、岩に登ることが可能。
ちょうど展望岩みたいになっていますのでオススメ。
この登山道沿いにコマドリに遭遇!かわいい先導者に胸ときめく。

しゃくなげ群生地を抜け樹林帯に入ったと思うとすぐ摺古木山頂です。
中央アルプスに向かい、展望が開けていますが、距離を感じます。

安平路へと向かいます。まずは下り…ですがはやくもすごい笹。
でも、まだこのあたりは道として判別可能。
そうこうするうち、残雪が増え、スパッツを装着。
残雪はしまっていて歩きやすく、アイゼンの必要性は感じず。
この日は数人の入山者でトレースは明瞭というほどではありません。
ところどころ消えている感じでした。
そして、どんどんわかりにくくなる笹薮のみち・・・
とはいえ踏み跡自体はあるので、
コツを覚えれば最小限の抵抗であるけます。
しかし、この残雪+笹薮が繰り返される小ピークの繰り返し。
道迷いも微妙にしそうで、精神的な疲労もあります。
目印テープは多いとこと少ないとこの差が激しい気がしました。

えっちら歩いて展望なしの白ビソ山頂を超え、安平路避難小屋へ。
避難小屋はドアあけて広い土間があり、
奥のドアを開けると板敷きの部屋(ロフトあり)でした。
ちなみに安平路避難小屋のあるコルに下るあたりが
一番中央アルプスへの眺望がいい気がしました。
あとは水場をすぎ、緩やかな登りに続き、急登。
山頂。やっぱり樹林帯で展望なし;;

下山。下山は実際全然下りでなく登り返しも多かったし、大変。
ストックを出して歩くと雪の上は歩きやすかったです。
笹薮では邪魔でした。あと昼になり、残雪が溶けて、
笹薮で足元が見えない部分に水が染み出してズルズル…
滑りそうで歩きにくかったです。

摺古木からはやっと下り。
展望岩のようなところで達成感の溢れる背中を撮ってみました。
残雪+笹薮こぎの疲れてかなんかガニマタですが。

その後、さくさく歩いて登山口へ。
いいトレーニングでしたが…展望を楽しめるのは摺古木まででした。

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