Y子さんとジャンダルム そして松濤明
長野県
岐阜県
mmakira
その他1人 - GPS
- 80:00
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,677m
- 下り
- 1,664m
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| 天候 | 台風まえの快晴猛暑 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
いつもの河童橋付近の風景 何度来ても爽やか上高地そして登山開始の高揚感を感じます。2週間前に痛風発症し、治りかけです。鎮痛剤を沢山持って入山！！
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岳沢登山口。台風の影響で 暑い！！これから3日間ずっと猛暑！！痛風悪化の原因www。（本当は治りかけてるのに山に来るお馬鹿さんが原因です）
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明日登る天狗のコルそしてコブ尾根の頭！ 畳岩がおいで！おいで！と呼んでますが 今回は痛風でつま先立ちができないので 登攀道具は何も持ってません。
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岳沢も暑い 日陰で昼寝したいんですが 暑くて 汗べたべた！！偵察行く気力も出ない。明日の早朝は 天狗沢の道迷いは必須wwww。
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ビッグベンテント�兇陵沙僉�！快適なテントでした。しかし夜になっても暑くて パンツ一丁で寝ました。Y子さんと一緒でないとできないですねwwww。
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しかし夜になっても暑くて パンツ一丁で寝ました。Y子さんと一緒でないとできないですねwwww。
前室 荷物がいっぱい置けますし、雨の時にご飯の支度ができます。ビッグベン様ありがとうございました。お盆休みで岳沢のテント場も目一杯 登山道にまでテントがあふれていました。
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お盆休みで岳沢のテント場も目一杯 登山道にまでテントがあふれていました。
早朝 畳岩を見上げる 痛風でなければ ここが登路だったはず！！昨日の予感どおり！道迷い30分！！予定どおりでしたwww。前日偵察していた若者たちでも1時間近く迷ったみたいです。 やはり ガラ場の夜間通過は難しいですね。
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昨日の予感どおり！道迷い30分！！予定どおりでしたwww。前日偵察していた若者たちでも1時間近く迷ったみたいです。 やはり ガラ場の夜間通過は難しいですね。
いよいよ 天狗沢のガラ場の急登が始まります。踏み跡を外すと大岩が浮いていて 下敷きになりかねません。忠実にペンキ印を追いかけます。下りは印が見にくいのでより慎重に！！
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右手よりに 畳岩をうまく使って登ります。
軽さが違います。
コブ尾根の頭より
また行きましょうぞ！！
槍ヶ岳に続く稜線！！手前ロバの耳 馬の背 この日は奥穂からの縦走組が多く ザイル使用の団体さんもいたため、奥穂への縦走は辞めました。結果、それがよかったみたいでした。
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一番の悪場を超えました。避難小屋跡から50〜100mが最悪です。足に全体重を乗せると ほぼまちがいなく崩れます。横の岩場に手をついて体重を分散させながら下ります。 下に登山者がいた場合は 下ることはできません。私達も登山者が登り切るのを待って下りました。
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風雪のビバーグで有名な 最後の手帳です。前回とは違うページが飾られていました。本物です。尚、カメラ撮影の許可は取りました。拡大してみてください。
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感想
今回は2週間前の八ヶ岳行で痛風を発症 ほぼ治ったので出発することにした。まだ右足が少し腫れていて つま先立ちがダメなので クライミングは諦め、鎮痛剤を多めに用意して歩くだけのコースで計画しました。時間的に余裕があるので ついつい一日目は 朝寝坊 岳沢まで行ければいいや とノンビリ歩き出す。しかし台風の影響か 暑い暑い 汗をかきすぎて血が濃くなると痛風再発の可能性が高まるので、ゆっくり歩くも お構いなしに大量発汗www。岳沢に汗ぐっしょりで到着！！ もう偵察をする気持ちなど すっ飛んでしまい なんとかなるだろうと昼寝を決め込む。テント場は超混雑 トイレに行くにもテントの張り綱をまたぎまたぎ と大変でした。夜も暑くてY子さんと二人だけなんでパンツ一丁で寝ましたwww、
さぁ ジャン登頂当日朝3時出発 夜のガラ場通過はまったく自信ありません 予想通り コブ沢ルートと思しき道に入り込む 多少地形がわかっていたせいで 間違いを早めに修正 マークが確認できるところまで戻り事無きを得ましたwww。やはり 迷う自信がある時は 偵察すべきですね！！ 実は私たちより30分遅く出発した若者たちは 前日偵察したにも関わらず 1時間以上彷徨したそうです。まるで前前年のM山岳会明神隊みたいです。きっと同じように早くビールが飲みたくてしっかり偵察しなかったんだと思いますwwwww。
天狗沢は日中登降するには厚いので 涼しい内に抜けたかったので 思惑どうり 涼しい内に抜けられました。おまけで ジャンまで涼しい内に着くことが出来ました。予定では奥穂 紀美子平経由で岳沢帰着でしたが、Y子さんがひざの不調を心配したのと私も痛風の右足をかばって登ったので少しヒザに違和感があり、さらにさらに当日は人がいっぱいで ロバの耳やら馬の背の楽しい場所で渋滞やらザイルで団体様を通過させているのが望見されたので またの楽しみに残しておき 往路を帰ることとしました。でも そう！！ 天狗沢の下りが待ってます。あそこは馬の背みたいに困難とかではなく 危険なんで 少し構えてしまいます。帰り道は登山路に大キジがあるとの情報がはいり それも誰か（ビッグベン様のように）踏んずけて拡散されているとのこと 緊張の糸がピーンと張りますwww。というわけで復路はビッグベン様を探す旅となってしまいましたww
無事 物 を見つけヤレヤレ天狗のコル到着！！ 少し休んで下を覗くと4人ほど登ってきます。天狗沢上部は足を置いたところから落石が出ますので 下に登山者がいると降りられません。全員がコルに登り付いたのを確認後下山に入ります。場所により ストックを小砂利に打ち込み足場にしたりして 落石を落とし放題で下ります。なかなか・・・・ですね。
それでも 体力的には奥穂周りよりずーっと楽なんで Y子さんも文句をいわずついてきます。そんなこんなで岳沢到着 私もかばっていた右足の膝が大分やられてしまい 奥穂周りでなくてよかったです。一応穂高連峰奥の院ジャンに登れたことでY子さんの目的は達成されたので 良かったです。
Y子さんの一言 「ジャンのエンジェルはもっとかわいいと思っていたので 少し残念！！」でした やっぱり 私とは感覚が少し違うようですがそこが面白い所ではありますwwww。その夜は小梨平まで下り ノンビリ？ 山の天場とは全く雰囲気の違う小梨平でしたが ぐっすり眠れました。
その次の日は予定どおり 大町山岳博物館へ！ 大好きな松濤明の亡くなる間際に残した手帳を見に行ってきました。 博物館は前回見に行った時よりきれいになってました。雷鳥の飼育もしているので見ることが出来ます。
久し振りに 手帳を見ましたが その文章を読んでいると 涙がこぼれそうになります。横でY子さんがハンカチで目をぬぐっています。今の若い方に言わせたら 友達をかばって死ぬなんて・・・！！そうですね。私達古い人間にしかわからない感覚なのかもしれませんね。ましてザイルを結んだ友は特別だという 感覚はわからないかもしれませんねwww。
今回は 前回とは違うページが公開されていました。カメラOKとのことでしたので 撮ってきました。興味がある方は 「風雪のビバーグ」松濤明 「風雪の北鎌尾根」新田次郎の小説 を読んでみてください。
その後 台風に追い立てられるように 東周りで静岡に帰着！！
後日談 案の定、痛風は再発悪化しましたwwww。また皆さんにT先輩みたいにやんちゃしちゃダメです とおしかりを受けそうです。
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私もこの本読みました
もちろん北鎌も！！ ジンときますネ・・・
痛風って大変なものだったのですね〜〜知りませんでした
ただただ贅沢病なのかと・・・（スミマセンm(__)m）
それでもジャンに登る意欲があることがすごい
モチベ−ションです。とても感服しました。
ゆっくりとお休み回復してくださいネ〜〜
松濤明は 単独登山もやってまして 一番好きな登山家です。現代人には考えられない感覚なんでしょうね。説明は不要！！わかる人にはわかるはずです。
また、大町の近くに行ったら寄ってみてください。
痛風は痛いですよ アスリートが掛かりやすいという説もありますｗｗｗ。せっかくコムレケア仲間なんで 是非痛風仲間にもなっていただき、経験していただけたら仲間のきずなもますます強くなると思いますｗｗｗ。
mmakiraさん、 台風もお二人のジャンダルム登頂を祝福するように、歩みを落としてくれたようですね。つま先では立てないというような足の状況にもかかわらず、天狗のコルからジャンダルムに登られ、同じコースを下山されるとは、凄すぎるの一言です!!
また、お二人でジャンダルムの山頂でツーショット!! ジャンのエンジェルもお二人の熱さに当てられたのではないでしょうか？?
いつもコメントありがとうございます。今回は 痛風故に一番短いコースを選んでジャン登頂を最優先としました。前日ジャンで転落死亡事故があったばかりでしたので 心配しましたがＹ子さんは気にする様子もなく無事登ることが出来ました。また足をかばって登りましたが やはり無理があったようで 今は右足が腫れあがっていますｗｗｗ。あまり褒められた行動ではないですね。
またご一緒できる日を楽しみにしております。
通風おじいちゃん、大丈夫ですか？(^^)
なんと、私のテントが岳沢にいるーってだけでもテンション上がります。穂高デビューできて嬉しい！
DXフライの方を持っていったんですね！前室広くて良さそうですね。
台風前の蒸し暑さはすごかったようですが、穂高の青空が綺麗で素晴らしいですね。
ジャンの看板もってニッコリした2人の笑顔が最高です。
松濤さんの直筆初めて見ました。想像してたよりしっかり書き込んであり、精神力の強さも感じました。
また違う日に行ったら違うページが展示されてるのでしゃうか。トモステルニシノビズを読んだら号泣してしまいそうです。
テントありがとうございました！！とてもコンパクトで軽いので助かりました。
一人用とのことですが 十分２人で寝ることが出来ました。レディーのテントなのに パンツ一丁で寝てしまい失礼いたしました。ちゃんとパンツだけは履いてましたので ご容赦ください。今回のビッグベン騒動では 本家ビッグベン様を思い出しながらニヤニヤしながら 稜線を下っておりました。いい思い出ができましたわいｗｗｗｗ。また何かにつけ話題の提供をお願いいたします。
さて、体調が整いましたら お約束の太刀岡山、バトルランナーに行きましょうね。お早いお帰りを待っております。
台風10号の影響は無かったようで、お天気に恵まれ良かったですね。
風雪のビバーグ懐かしい本です「1月4日 フーセツ 天狗ノコシカケヨリ
ドッピョウヲコエテ北カマ平ノノボリニカカリテビバーク・・・・・」
これからは、もう少しゆったりとした奥さんとのラブラブ登山を増やしてあげてください。
本当に山での判断が生死を分けた典型的な遭難ではないでしょうか？ラジュースが故障したとしたら 私一人だったら ご先祖様がやめろと言ってる啓示と解釈して引き返すと思いますが 二人だったらと思うと判断に迷います。まして応急修理がうまくいったという条件付きですから！！難しい判断だったとおもいます。遭難という観点だけで考えると いろいろ批判も出るところだと思いますが・・・。ただ人間的には 本当に感動させられます。
尚、私を安全登山に導こうということは無理です。先輩自身にあてはめてみてください。もともとＴ先輩も私も同じ穴のムジナ！！３週間後の登攀を楽しみにしてます。
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