記録ID: 2038763
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
谷川・武尊
谷川岳／西黒尾根から天神・田尻尾根
2019年09月27日(金) [日帰り]
群馬県
新潟県
loon_nz
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,458m
- 下り
- 1,444m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 10:18
5:24
169分
西黒尾根登山口
10:30
10:39
16分
谷川岳（トマノ耳）
10:55
11:17
13分
谷川岳（オキノ耳）
11:30
11:35
7分
谷川岳（トマノ耳）
15:23
土合口駅／谷川岳ベースプラザ
全行程、母のペースで歩いています。
登りの西黒尾根は5時間半掛かりましたが、下りの天神尾根・田尻尾根では3時間余り。
当初は泊まりで行く予定でしたが、電話した時点で肩ノ小屋は既に満室。
結果的には日帰り行程でも母はしっかり歩けていましたが、次はぜひ泊まりでゆっくりしたいところです。
登りの西黒尾根は5時間半掛かりましたが、下りの天神尾根・田尻尾根では3時間余り。
当初は泊まりで行く予定でしたが、電話した時点で肩ノ小屋は既に満室。
結果的には日帰り行程でも母はしっかり歩けていましたが、次はぜひ泊まりでゆっくりしたいところです。
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
全ルートにわたって明瞭でよく歩き込まれた登山道。 西黒尾根中盤からは急峻な岩場が続く。田尻尾根下部は粘土質で滑りやすい。 |
| その他周辺情報 | 上越線土合駅を見学して帰りました。 |
写真
自分は3月以来半年ぶりで6回目の谷川岳。今回は群馬の山は初めての母を連れてのガイド登山です。
体力的に問題ないと判断して、西黒尾根〜天神尾根の行程としました。
下りはロープウェイを利用する可能性が高いと予想していました。
5:05 土合口駅／谷川岳ベースプラザ駐車場（720m）出発
5:24 西黒尾根登山口（800m）
無雪期の西黒尾根を登るのは2年ぶりでした。登山口からいきなりの急登で尾根直上を目指します。
なお母を不必要に気後れさせてはいけないと思い、西黒尾根が「日本三大急登」の一つとされてることは伏せていました。
2
自分は3月以来半年ぶりで6回目の谷川岳。
今回は群馬の山は初めての母を連れてのガイド登山です。
体力的に問題ないと判断して、西黒尾根〜天神尾根の行程としました。
下りはロープウェイを利用する可能性が高いと予想していました。
5:05 土合口駅／谷川岳ベースプラザ駐車場（720m）出発
5:24 西黒尾根登山口（800m）
無雪期の西黒尾根を登るのは2年ぶりでした。登山口からいきなりの急登で尾根直上を目指します。
なお母を不必要に気後れさせてはいけないと思い、西黒尾根が「日本三大急登」の一つとされてることは伏せていました。
今回は群馬の山は初めての母を連れてのガイド登山です。
体力的に問題ないと判断して、西黒尾根〜天神尾根の行程としました。
下りはロープウェイを利用する可能性が高いと予想していました。
5:05 土合口駅／谷川岳ベースプラザ駐車場（720m）出発
5:24 西黒尾根登山口（800m）
無雪期の西黒尾根を登るのは2年ぶりでした。登山口からいきなりの急登で尾根直上を目指します。
なお母を不必要に気後れさせてはいけないと思い、西黒尾根が「日本三大急登」の一つとされてることは伏せていました。
5:47 送電線鉄塔(920m)ようやく尾根直上に乗るのに合わせて送電線鉄塔に到着。
ここでヘッデンを外しつつ小休止。
ここからは緩急織り交ぜつつ、長い樹林帯の登りが続きます。
母にはトマノ耳まで先が長いので、普段よりペースを抑えるようにアドバイスしました。
5:47 送電線鉄塔(920m)
ようやく尾根直上に乗るのに合わせて送電線鉄塔に到着。
ここでヘッデンを外しつつ小休止。
ここからは緩急織り交ぜつつ、長い樹林帯の登りが続きます。
母にはトマノ耳まで先が長いので、普段よりペースを抑えるようにアドバイスしました。
ようやく尾根直上に乗るのに合わせて送電線鉄塔に到着。
ここでヘッデンを外しつつ小休止。
ここからは緩急織り交ぜつつ、長い樹林帯の登りが続きます。
母にはトマノ耳まで先が長いので、普段よりペースを抑えるようにアドバイスしました。
6:12 直角に曲がったブナ（1,030m）
見事に直角に曲がったブナに母も驚いてます。
でも母がベンチ代わりにするにはちょっと高過ぎるよう。
見事に直角に曲がったブナに母も驚いてます。
でも母がベンチ代わりにするにはちょっと高過ぎるよう。
森林限界を越えるのを楽しみに黙々と登っていきます。
標高の低いところではやや蒸し暑さを感じることもあって、
樹林帯の登りは長く感じました。
標高の低いところではやや蒸し暑さを感じることもあって、
樹林帯の登りは長く感じました。
標高を上げるにつれて次第に涼しくなってきましたが、
森林限界に出る直前辺りで急登となるので頑張りどころ。
森林限界に出る直前辺りで急登となるので頑張りどころ。
7:32 展望が開ける（1,400m）登山開始から2時間半でようやく最初の展望！
天神平などの周囲の光景を解説しますが、ここは高度感があって元々が高所恐怖症の母は落ち着かないよう。
1
7:32 展望が開ける（1,400m）
登山開始から2時間半でようやく最初の展望！
天神平などの周囲の光景を解説しますが、ここは高度感があって元々が高所恐怖症の母は落ち着かないよう。
登山開始から2時間半でようやく最初の展望！
天神平などの周囲の光景を解説しますが、ここは高度感があって元々が高所恐怖症の母は落ち着かないよう。
7:42 クサリ場（1,440m）西黒尾根で最も長いクサリ場へ突入。
手掛かり、足掛かりは多いけど、滑りやすい岩肌なので注意するよう伝えました。
先日の剱での経験も役立ったようで、母のフォローを行いつつ二人とも順調にクリア。
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7:42 クサリ場（1,440m）
西黒尾根で最も長いクサリ場へ突入。
手掛かり、足掛かりは多いけど、滑りやすい岩肌なので注意するよう伝えました。
先日の剱での経験も役立ったようで、母のフォローを行いつつ二人とも順調にクリア。
西黒尾根で最も長いクサリ場へ突入。
手掛かり、足掛かりは多いけど、滑りやすい岩肌なので注意するよう伝えました。
先日の剱での経験も役立ったようで、母のフォローを行いつつ二人とも順調にクリア。
痩せ尾根（1,460m）見通しの利く痩せ尾根直上に出ると、谷川岳の雄姿が大きく見えてきます！
ここからしばらく尾根が細い状態が続き、自分にとってはかなり好きな区間。
2
痩せ尾根（1,460m）
見通しの利く痩せ尾根直上に出ると、谷川岳の雄姿が大きく見えてきます！
ここからしばらく尾根が細い状態が続き、自分にとってはかなり好きな区間。
見通しの利く痩せ尾根直上に出ると、谷川岳の雄姿が大きく見えてきます！
ここからしばらく尾根が細い状態が続き、自分にとってはかなり好きな区間。
クサリ場（1,470m）
最初のよりは短いけど、次々にクサリ場が出てきて母はちょっと緊張気味。
最初のよりは短いけど、次々にクサリ場が出てきて母はちょっと緊張気味。
ラクダの背付近にて。いくつかのクサリ場をクリアして順調に登っていきます。
8:13 ラクダの背（1,516m）1,516m標高点のラクダの背に到着。
眼前に大きく見える谷川岳の姿に母もさっそく感動していました。
ラクダの背までで所要3時間余り。ここまでは概ね読みどおりのCTでした。
1
8:13 ラクダの背（1,516m）
1,516m標高点のラクダの背に到着。
眼前に大きく見える谷川岳の姿に母もさっそく感動していました。
ラクダの背までで所要3時間余り。ここまでは概ね読みどおりのCTでした。
1,516m標高点のラクダの背に到着。
眼前に大きく見える谷川岳の姿に母もさっそく感動していました。
ラクダの背までで所要3時間余り。ここまでは概ね読みどおりのCTでした。
西黒尾根から見る谷川岳。
もしヤマノススメで再訪するなら、ストーリー的にぜひ西黒尾根から登ってみてほしい。
8:22 ラクダの背出発
もしヤマノススメで再訪するなら、ストーリー的にぜひ西黒尾根から登ってみてほしい。
8:22 ラクダの背出発
ラクダの背を過ぎて西黒尾根の登りも後半へ。
でもまだまだ大きな標高差を感じます。
でもまだまだ大きな標高差を感じます。
8:27 ラクダのコル（1,490m）
巌剛新道と合流するラクダのコルまで少し下り。
巌剛新道と合流するラクダのコルまで少し下り。
（1,510m）ラクダのコルを過ぎると、トマノ耳手前まで続く急登が始まります。
風が抜けないところでは日射しが暑く、まだまだ夏の名残を感じました。
1
（1,510m）
ラクダのコルを過ぎると、トマノ耳手前まで続く急登が始まります。
風が抜けないところでは日射しが暑く、まだまだ夏の名残を感じました。
ラクダのコルを過ぎると、トマノ耳手前まで続く急登が始まります。
風が抜けないところでは日射しが暑く、まだまだ夏の名残を感じました。
（1,590m）
多くのクサリが掛かる急登を登っていきます。
際どいところはない代わりにとにかく体力勝負です。
多くのクサリが掛かる急登を登っていきます。
際どいところはない代わりにとにかく体力勝負です。
（1,600m）
途中で道を譲った方々がだいぶ上方に見えています。
西黒尾根の登りも後半になって、母もだいぶ疲れてきているようでした。
途中で道を譲った方々がだいぶ上方に見えています。
西黒尾根の登りも後半になって、母もだいぶ疲れてきているようでした。
（1,630m）
急登で着実に標高を稼ぎ、これまで登ってきた尾根を見通せるようになってきました。
急登で着実に標高を稼ぎ、これまで登ってきた尾根を見通せるようになってきました。
（1,630m）
一時的に急登が緩む1,630m付近。次第にトマ、オキの両耳が大きく見えてきています。
一時的に急登が緩む1,630m付近。次第にトマ、オキの両耳が大きく見えてきています。
（1,680m）時折見上げては、西黒尾根を長く感じました。
母の様子を見つつペースを合わせて登るので、いつもの単独行が本当に気楽だったと気付きました。
でも母にもトマ、オキを踏んで達成感を味わってほしいので、ガイド登山もまた頑張れるのです。
1
（1,680m）
時折見上げては、西黒尾根を長く感じました。
母の様子を見つつペースを合わせて登るので、いつもの単独行が本当に気楽だったと気付きました。
でも母にもトマ、オキを踏んで達成感を味わってほしいので、ガイド登山もまた頑張れるのです。
時折見上げては、西黒尾根を長く感じました。
母の様子を見つつペースを合わせて登るので、いつもの単独行が本当に気楽だったと気付きました。
でも母にもトマ、オキを踏んで達成感を味わってほしいので、ガイド登山もまた頑張れるのです。
9:37 氷河跡（1,750m）
乾いててもツルツル滑る氷河跡を通過。
どうすれば母が少しでも楽に登れるか、いつも以上に考えながら歩きました。
乾いててもツルツル滑る氷河跡を通過。
どうすれば母が少しでも楽に登れるか、いつも以上に考えながら歩きました。
9:58 ザンゲ岩（1,820m）
ラクダのコルから1時間半ほどで標高差350mの急登をクリア。
いつしか周囲は草紅葉が始まっていました。
ラクダのコルから1時間半ほどで標高差350mの急登をクリア。
いつしか周囲は草紅葉が始まっていました。
10:15 （1,880m）ザンゲ岩を過ぎると厳しかった傾斜は次第に緩んできます。
更に近づいてくるトマ、オキ。そしてあの道標が遂に見えてきました。
2
10:15 （1,880m）
ザンゲ岩を過ぎると厳しかった傾斜は次第に緩んできます。
更に近づいてくるトマ、オキ。そしてあの道標が遂に見えてきました。
ザンゲ岩を過ぎると厳しかった傾斜は次第に緩んできます。
更に近づいてくるトマ、オキ。そしてあの道標が遂に見えてきました。
西黒尾根を登り終え、遂にトマノ耳へのヴィクトリーロード。
母はよく頑張って登ってくれました！
母はよく頑張って登ってくれました！
10:30 谷川岳山頂・トマノ耳（1,963m）到着！山名標が新しくなってからは初めて来ました。
土合口から約5時間半で待望のトマノ耳に登頂です！
これ以上ない快晴で母の初登頂を実現出来て最高の気分でした。
ちなみに自分の初登頂時は日差しはありましたが、ガスって展望はありませんでした。
1
10:30 谷川岳山頂・トマノ耳（1,963m）到着！
山名標が新しくなってからは初めて来ました。
土合口から約5時間半で待望のトマノ耳に登頂です！
これ以上ない快晴で母の初登頂を実現出来て最高の気分でした。
ちなみに自分の初登頂時は日差しはありましたが、ガスって展望はありませんでした。
山名標が新しくなってからは初めて来ました。
土合口から約5時間半で待望のトマノ耳に登頂です！
これ以上ない快晴で母の初登頂を実現出来て最高の気分でした。
ちなみに自分の初登頂時は日差しはありましたが、ガスって展望はありませんでした。
あおいとひなたにとっても思い出の谷川岳。
前回来たのは3月半ばでまだまだ残雪たっぷりでした。
前回来たのは3月半ばでまだまだ残雪たっぷりでした。
10:39 トマノ耳出発それではオキノ耳へ向かいます。
山頂付近は紅葉が見ごろを迎えつつありました。
思えば紅葉の時期に合わせて谷川岳に登れたのは初めてです。
母もオキノ耳への道のりも楽しんでくれていました。
1
10:39 トマノ耳出発
それではオキノ耳へ向かいます。
山頂付近は紅葉が見ごろを迎えつつありました。
思えば紅葉の時期に合わせて谷川岳に登れたのは初めてです。
母もオキノ耳への道のりも楽しんでくれていました。
それではオキノ耳へ向かいます。
山頂付近は紅葉が見ごろを迎えつつありました。
思えば紅葉の時期に合わせて谷川岳に登れたのは初めてです。
母もオキノ耳への道のりも楽しんでくれていました。
10:55 谷川岳山頂・オキノ耳（1,977m）到着最後の登りを終えて、遂にオキノ耳へ登頂！
両耳へ無事に到達出来て、母も感慨深そうです。
母にとってもヤマノススメの大事な舞台の山ということで、谷川岳は特別な山になっていました。
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10:55 谷川岳山頂・オキノ耳（1,977m）到着
最後の登りを終えて、遂にオキノ耳へ登頂！
両耳へ無事に到達出来て、母も感慨深そうです。
母にとってもヤマノススメの大事な舞台の山ということで、谷川岳は特別な山になっていました。
最後の登りを終えて、遂にオキノ耳へ登頂！
両耳へ無事に到達出来て、母も感慨深そうです。
母にとってもヤマノススメの大事な舞台の山ということで、谷川岳は特別な山になっていました。
続いて、あおいとひなたもオキノ耳登頂です。
前の山名標は古くて良い雰囲気が出ていましたが、この新しい山名標もなかなか良いです。
前の山名標は古くて良い雰囲気が出ていましたが、この新しい山名標もなかなか良いです。
オキノ耳より主脈の眺望
2年前の秋に縦走した主脈の山々を母に紹介しておきました。
アルプスとはまた一味違う絶景に母も感動しきりのようです。
2年前の秋に縦走した主脈の山々を母に紹介しておきました。
アルプスとはまた一味違う絶景に母も感動しきりのようです。
11:17 オキノ耳出発肩ノ小屋でゆっくり昼食にしたいとの母の希望で、早めにオキノ耳を出発しました。
やはりオキノ耳から見るトマノ耳はネコ耳っぽいです。
1
11:17 オキノ耳出発
肩ノ小屋でゆっくり昼食にしたいとの母の希望で、早めにオキノ耳を出発しました。
やはりオキノ耳から見るトマノ耳はネコ耳っぽいです。
肩ノ小屋でゆっくり昼食にしたいとの母の希望で、早めにオキノ耳を出発しました。
やはりオキノ耳から見るトマノ耳はネコ耳っぽいです。
自分が案内するよりも前に母は肩ノ小屋へ向けて下りていきました。
初めて来たのにすっかり馴染みの場所のようです。
初めて来たのにすっかり馴染みの場所のようです。
11:42 谷川岳肩ノ小屋（1,910m）到着！肩ノ小屋付近のベンチで昼食を摂り暫しの休憩。
出来れば今回は肩ノ小屋で泊まりたかったですが、問い合わせたら既に満室とのことで日帰りとなりました。
肩ノ小屋で宿泊するのはまたの機会にとっておきます。
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11:42 谷川岳肩ノ小屋（1,910m）到着！
肩ノ小屋付近のベンチで昼食を摂り暫しの休憩。
出来れば今回は肩ノ小屋で泊まりたかったですが、問い合わせたら既に満室とのことで日帰りとなりました。
肩ノ小屋で宿泊するのはまたの機会にとっておきます。
肩ノ小屋付近のベンチで昼食を摂り暫しの休憩。
出来れば今回は肩ノ小屋で泊まりたかったですが、問い合わせたら既に満室とのことで日帰りとなりました。
肩ノ小屋で宿泊するのはまたの機会にとっておきます。
肩ノ小屋からの主脈の眺望肩ノ小屋からオジカ沢の頭までは主脈の中でも比較的楽な区間で、主脈は西へ行くほどしんどいアップダウンなのは経験済み。
でもまた歩いてみたいです。
肩ノ小屋からの主脈の眺望
肩ノ小屋からオジカ沢の頭までは主脈の中でも比較的楽な区間で、主脈は西へ行くほどしんどいアップダウンなのは経験済み。
でもまた歩いてみたいです。
肩ノ小屋からオジカ沢の頭までは主脈の中でも比較的楽な区間で、主脈は西へ行くほどしんどいアップダウンなのは経験済み。
でもまた歩いてみたいです。
母の山バッジ購入のために肩ノ小屋へ。
ヤマノススメのシーンのままの室内の光景に母は大いに感動していました。
ヤマノススメのシーンのままの室内の光景に母は大いに感動していました。
12:05 谷川岳肩ノ小屋出発
立ち去り難い場所ですが、再訪を期してそろそろ出発しましょう。
肩ノ小屋に別れを告げて下山開始です。
立ち去り難い場所ですが、再訪を期してそろそろ出発しましょう。
肩ノ小屋に別れを告げて下山開始です。
主脈、俎�瑤眈�し草紅葉が始まったばかりです。
自分としては夏の風情の谷川岳を母に見てもらいたかったので、ギリギリ良しとします。
自分としては夏の風情の谷川岳を母に見てもらいたかったので、ギリギリ良しとします。
下りは天神尾根へ。こちらのほうがヤマノススメのルートなので、母も下りを楽しんでくれるでしょう。
12:17 天神ザンゲ岩（1,830m）
少し下って天神ザンゲ岩到着。
もちろんここも母は見覚えのある場所の一つです。
少し下って天神ザンゲ岩到着。
もちろんここも母は見覚えのある場所の一つです。
半年前にスキーで滑降した大斜面を見やりながら下っていきます。
南斜面ですがこちらも草紅葉が始まっています。
南斜面ですがこちらも草紅葉が始まっています。
肩ノ小屋からあっという間に標高を200mほど下げました。
登りの西黒尾根から見る谷川岳とは全く違う大草原の光景に母も感嘆の声を上げていました。
登りの西黒尾根から見る谷川岳とは全く違う大草原の光景に母も感嘆の声を上げていました。
12:43 天狗の留まり場（1,670m）早くも天狗の留まり場に到着。ヤマノススメの聖地巡礼も楽しいけど、天神尾根を下っている時は相当暑くなっていました。
木陰で出来るだけ日射しを避けて小休止をとりました。
12:43 天狗の留まり場（1,670m）
早くも天狗の留まり場に到着。ヤマノススメの聖地巡礼も楽しいけど、天神尾根を下っている時は相当暑くなっていました。
木陰で出来るだけ日射しを避けて小休止をとりました。
早くも天狗の留まり場に到着。ヤマノススメの聖地巡礼も楽しいけど、天神尾根を下っている時は相当暑くなっていました。
木陰で出来るだけ日射しを避けて小休止をとりました。
下るにつれて暑さが増す天神尾根。
難しい場所はありませんが岩場の連続なので、足元には注意して下りていきます。
難しい場所はありませんが岩場の連続なので、足元には注意して下りていきます。
熊穴沢避難小屋が近付いてくると急坂となります。
出来るだけ段差の小さなところを見極めつつ進んでいきます。
出来るだけ段差の小さなところを見極めつつ進んでいきます。
13:18 熊穴沢避難小屋（1,470m）到着肩ノ小屋から1時間余で到着。下りになると母も調子が出てきたようで、予想よりも所要時間を短縮出来ました。
ここもヤマノススメの大事な場所なので、小屋内に入ってみたりして聖地巡礼を楽しんでもらいました。
でも小屋内はやはり暑かった…。
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13:18 熊穴沢避難小屋（1,470m）到着
肩ノ小屋から1時間余で到着。下りになると母も調子が出てきたようで、予想よりも所要時間を短縮出来ました。
ここもヤマノススメの大事な場所なので、小屋内に入ってみたりして聖地巡礼を楽しんでもらいました。
でも小屋内はやはり暑かった…。
肩ノ小屋から1時間余で到着。下りになると母も調子が出てきたようで、予想よりも所要時間を短縮出来ました。
ここもヤマノススメの大事な場所なので、小屋内に入ってみたりして聖地巡礼を楽しんでもらいました。
でも小屋内はやはり暑かった…。
次第に遠ざかる谷川岳を背に登り返し熊穴沢避難小屋を過ぎると、北斜面の山腹道となります。
ここは日陰が多くて本当に涼しくて快適でした♪
でも部分的に登り返しがあるので、焦らずゆっくり通過します。
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次第に遠ざかる谷川岳を背に登り返し
熊穴沢避難小屋を過ぎると、北斜面の山腹道となります。
ここは日陰が多くて本当に涼しくて快適でした♪
でも部分的に登り返しがあるので、焦らずゆっくり通過します。
熊穴沢避難小屋を過ぎると、北斜面の山腹道となります。
ここは日陰が多くて本当に涼しくて快適でした♪
でも部分的に登り返しがあるので、焦らずゆっくり通過します。
母にとって初めて見る天神平側からの谷川岳
ヤマノススメの作中の姿になった谷川岳を見て、母もまたテンションが上がっていました。
ヤマノススメの作中の姿になった谷川岳を見て、母もまたテンションが上がっていました。
13:57 田尻尾根分岐（1,350m）登りの疲れ方から判断して、自分はロープウェイでの下山を薦めていました。
でも母は天神尾根を下っているうちに調子が出てきたようです。
田尻尾根での下りのCTが1時間半と伝えると、歩いて下りたいと言ってきました。
自分も下りの母の様子を見て大丈夫そうと考え、田尻尾根で下山することとしました。
13:57 田尻尾根分岐（1,350m）
登りの疲れ方から判断して、自分はロープウェイでの下山を薦めていました。
でも母は天神尾根を下っているうちに調子が出てきたようです。
田尻尾根での下りのCTが1時間半と伝えると、歩いて下りたいと言ってきました。
自分も下りの母の様子を見て大丈夫そうと考え、田尻尾根で下山することとしました。
登りの疲れ方から判断して、自分はロープウェイでの下山を薦めていました。
でも母は天神尾根を下っているうちに調子が出てきたようです。
田尻尾根での下りのCTが1時間半と伝えると、歩いて下りたいと言ってきました。
自分も下りの母の様子を見て大丈夫そうと考え、田尻尾根で下山することとしました。
静かな田尻尾根賑やかだった天神尾根とは打って変わって、誰にも会わない田尻尾根。
ほぼ全ての方々がロープウェイのある天神平へ向かわれるのを見て母は相当驚いていました。
静かな田尻尾根
賑やかだった天神尾根とは打って変わって、誰にも会わない田尻尾根。
ほぼ全ての方々がロープウェイのある天神平へ向かわれるのを見て母は相当驚いていました。
賑やかだった天神尾根とは打って変わって、誰にも会わない田尻尾根。
ほぼ全ての方々がロープウェイのある天神平へ向かわれるのを見て母は相当驚いていました。
田尻尾根は難しいところはありませんが、特に下部で滑りやすい箇所が多くて気は抜けません。
自分も母も下りは得意なので、順調に下りていきました。
自分も母も下りは得意なので、順調に下りていきました。
14:52 田尻尾根取付（910m）約1時間弱で田尻尾根を抜けました！
ここからは林道歩きを残すのみですが、冬はスキー場の下山コースになるので傾斜はややきつめです。
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14:52 田尻尾根取付（910m）
約1時間弱で田尻尾根を抜けました！
ここからは林道歩きを残すのみですが、冬はスキー場の下山コースになるので傾斜はややきつめです。
約1時間弱で田尻尾根を抜けました！
ここからは林道歩きを残すのみですが、冬はスキー場の下山コースになるので傾斜はややきつめです。
頭上を通過するロープウェイや、向かいにある白毛門を見上げつつ下りていきます。
15:19 林道入口（730m）田尻尾根取付から30分弱で、遂に林道を下り切りました！
終わってみれば下りは所要3時間余り。ほぼ標準的なCTでした。
母は最後までしっかりした足取りで、普段しっかりと体力づくりをしているのだと感心しました。
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15:19 林道入口（730m）
田尻尾根取付から30分弱で、遂に林道を下り切りました！
終わってみれば下りは所要3時間余り。ほぼ標準的なCTでした。
母は最後までしっかりした足取りで、普段しっかりと体力づくりをしているのだと感心しました。
田尻尾根取付から30分弱で、遂に林道を下り切りました！
終わってみれば下りは所要3時間余り。ほぼ標準的なCTでした。
母は最後までしっかりした足取りで、普段しっかりと体力づくりをしているのだと感心しました。
15:23 谷川岳ベースプラザ駐車場（720m）到着西黒尾根、天神尾根、田尻尾根と完全に周回。所要10時間余りで待望のベースプラザに戻ってきました！
たいへんお疲れさまでした！
母にとってずっと憧れの山だった谷川岳登頂を好天の下で実現出来たこと。
しかもロープウェイを使わずに登れたことは本当に嬉しいことです。
今回も単独行では味わえない達成感を得たガイド登山でした。
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15:23 谷川岳ベースプラザ駐車場（720m）到着
西黒尾根、天神尾根、田尻尾根と完全に周回。所要10時間余りで待望のベースプラザに戻ってきました！
たいへんお疲れさまでした！
母にとってずっと憧れの山だった谷川岳登頂を好天の下で実現出来たこと。
しかもロープウェイを使わずに登れたことは本当に嬉しいことです。
今回も単独行では味わえない達成感を得たガイド登山でした。
西黒尾根、天神尾根、田尻尾根と完全に周回。所要10時間余りで待望のベースプラザに戻ってきました！
たいへんお疲れさまでした！
母にとってずっと憧れの山だった谷川岳登頂を好天の下で実現出来たこと。
しかもロープウェイを使わずに登れたことは本当に嬉しいことです。
今回も単独行では味わえない達成感を得たガイド登山でした。
帰り道、ヤマノススメ聖地巡礼のために土合駅に立ち寄りました。
母も重厚な駅舎を見て感慨深そうです。
母も重厚な駅舎を見て感慨深そうです。
母が希望すれば462段の階段を下りてホームまで行くつもりでしたが、上から見るだけで十分とのことでした。それでも母は日本一のモグラ駅の光景を大いに楽しんでくれたようです。
土合駅の見学を終えてから、谷川岳の余韻に浸りつつ帰途に就きました。
今回の帰り道も山の話は尽きることがありませんでした。
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母が希望すれば462段の階段を下りてホームまで行くつもりでしたが、上から見るだけで十分とのことでした。
それでも母は日本一のモグラ駅の光景を大いに楽しんでくれたようです。
土合駅の見学を終えてから、谷川岳の余韻に浸りつつ帰途に就きました。
今回の帰り道も山の話は尽きることがありませんでした。
それでも母は日本一のモグラ駅の光景を大いに楽しんでくれたようです。
土合駅の見学を終えてから、谷川岳の余韻に浸りつつ帰途に就きました。
今回の帰り道も山の話は尽きることがありませんでした。
装備
| 個人装備 |
三脚
水
ハイドレーションシステム
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
スパッツ
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図（地形図・山と高原地図）
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感想
母にヤマノススメを薦めて以来、谷川岳もぜひ登ってみたい山の一つになっていました。雲一つない秋晴れでの初登頂を実現出来て、自分としてもホッとしています。
母にとってあちこち目標となる山があることで、普段の体力づくりのモチベーションになったようです。
下山後に母に西黒尾根は日本三大急登の一つであると伝えました。しんどさから母は納得していました。でもその急登の西黒尾根を登れたこと、そしてロープウェイに乗らずに下山出来たことをたいへん喜んでいました。自分としてもガイド冥利に尽きるという気持ちです。
今回、肩ノ小屋での宿泊、そして谷川岳ロープウェイ乗車は叶いませんでしたが、いつの日かまた再訪の機会があるでしょう。
自分としても数えてみたら、今回で6回目の谷川岳登頂。
何度登っても谷川岳は近くて良い山です。
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レポ 拝見しました。
剣に比べ ルーンさんも リラックスされ
母上様との山行を 大変楽しんでおられるのが
伝わってまいりました。
長い工程を 母上様 頑張られましたね。
ジム通い？ などされておられますか？
ほんとに素晴らしいです。
お天気が良かったのですね
最近お天気が良くかわり 予報がはずれてます。
我慢の林道のあと、素晴らしい、景色が開ける。
いいですねぇ、。風に吹かれ 景色を眺められたことでしょう。
そこからは 絶景の連続ですね。
緊張の 長ーい鎖場、馬の背ありと変化に富む魅力的な山ですね。
馬の背では 七種山に同行させていただいた
あの馬の背を思いだしました。２０１７年でしたね。
あれからは ルーンさんは アルピニストに変身。
(o^―^o)ﾆｺ
スポットでは 親子で歓声を上げられ、楽しまれたことでしょう。
ヤマノススメの 描写をじかに見るは ワクワクですね。
盛りだくさんな 谷川岳でしたね。
沢山の 素敵な景色をシェアーしていただきまして。
ありがとうございました。
摩耶山さん歩
こんばんは、mayasanpoさん。
さっそくご覧いただきまして、ありがとうございます。
おっしゃるとおり、谷川は剱よりはかなり気が楽でした。
しかも谷川は何回登っても飽きることのない好きな山です。
ヤマノススメの聖地巡礼もあって、来るたびに楽しめますよ。
西黒尾根は標高差が1200mで急登続きの楽ではないルートですが、
樹林帯から痩せ尾根、そして岩場の連続と変化に富み、登ったなあと心地良い達成感を得られます。
でも西黒尾根は母にとって、自分が考えるよりもかなり手強かったようで、
トマノ耳に辿り着いた時にはホッとしましたよ。
母の体力づくりですが、普段からよく六甲を歩いてるようです。
やはり日々の積み重ねは大きいなと思います。
mayasanpoさんと七種山でご一緒させていただいたのは2017年なんですよね。
まだ2年前なのに、ずっと前のことのように感じます。
七種山、そして六甲でmayasanpoさんとご一緒させていただいたのは、
自分にとってたいへん貴重な機会であり、良い思い出となっています。
あれから紆余曲折あって、通年山へ登るようになりましたが、
母は雪山についてはたいへん心配しています。
回数を重ねても、毎回真剣勝負で山と向き合わなければと思います。
ありがとうございました。
同じ日、ぼくも谷川岳にいました！
ぼくは西黒登山口0520発なので、4分差です。笑
どこかでお会いしていたかもですね！
この日はお天気もよく、絶好の登山日和でした！
また登りたくてウズウズしてます(^-^)
お疲れさまでした！
yuuuki0522様、はじめまして。
４分差で西黒尾根を登られていたんですね！
こちらのほうがペースが遅かったので、おっしゃるとおりに山頂か肩ノ小屋辺りで
お会いしていたかもしれませんね！
本当に１日中お天気が良く、しかも雲が上がってこなかったですよね。
時間があればもっと上でゆっくりしていたかったです。
まだ１週間経ってないのに、こちらもウズウズしています。(^_^;)
コメントをいただきまして、ありがとうございました！
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