甲斐駒ケ岳(黒戸尾根)


- GPS
- 24:50
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 2,347m
- 下り
- 2,338m
コースタイム
9:30駐車場出発-11:30分岐-13:50刀利天狗-14:30五合目跡地-15:30七条小屋16:15-18:05頂上-18:15-19:10七条小屋
2日目
6:30七条小屋-7:10五合目跡地-7:50刀利天狗-8:55分岐-10:10駐車場
天候 | 1日目くもり時々晴れ 2日目くもり後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
刃渡りはそれほど危険ではない。 五合目跡地を過ぎると、はしご、くさりがいくつかある。 七条小屋から頂上までの間は急になる。くさりがいくつかあるので注意が必要。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
数年前に同じルートで甲斐駒に登ったが、初日に七条小屋までしか行けず、翌日起きたときには雪が降っていたので、頂上まで行かずに下山してしまった。
頂上を踏めずにモヤモヤしていたので、数年ぶりに挑戦することにした。
今回は、前回一緒に行った友人と、もう1人の友人と3人で登った。
1日目に頂上まで行けたら行きたいと思い、7時過ぎに駐車場に到着した。
さあ登ろうと準備を進めていたら、友人の1人が、靴を自分の車に忘れていた事が判明。
集合して車1台に乗り合わせてきたので、自分の車に忘れてしまったらしい。
サンダルだったので登ることができず、仕方なく一度靴を取りに戻ることにした。
靴を取りに戻る道中、今回も甲斐駒は無理かな、他の山に変更しようか、と検討しながら戻ったが、とりあえず小屋までは行けるだろうと、もう一度戻って登ることにした。
戻ってきたときには9時を過ぎていた。
とりあえず七条小屋を目指して登山開始。
最初しばらくは樹林帯の中をひたすら登る。
景色が変わらず、まだかまだかと登ること約2時間、ようやく分岐地点に到着。
その後もしばらく樹林帯を進み、刃渡りに到着してようやく展望が開けた。
天気はそれほど良くなかったが、周囲の山が見渡せ、気分転換になった。
刃渡りを過ぎ、刀利天狗を過ぎるとしばらく下り、五合目小屋跡を過ぎるとはしごやくさりが出てきた。
長いはしごもあるが、落ち着いて登れば特に危ないところは無かった。
15:30に七条小屋に到着。
前回はここでテン泊し、翌日天気が悪くて頂上に行けなかった。
コースタイム通りに行くと下山時には暗くなるかもしれなかったが、翌日の天気が心配だったので、がんばって行ってみることにした。
テントを張り終えて16時過ぎに出発。
登り始めてすぐに急登になり、しばらくすると急なくさり場もあった。
すでに体力が無くなっていたのでペースはかなり落ちていた。
途中すれ違う人何人かに頂上までの時間を尋ねると、明るいうちに頂上まで行けると思うが、下山は暗くなっているだろうと言われた。
暗い中鎖場を通るのは危険に思い、途中で引き返そうかとも思ったが、ここで戻ったらまたモヤモヤが残ると思い、そのまま頂上を目指した。
頂上に着いた時にはまだ明るく、雲も切れていて仙丈ヶ岳、北岳、鳳凰三山、富士山など、周りの山を見渡すことができた。
頂上は風が強く、じっとしていると寒いくらいで、時間も心配だったので長居せずに10分ほどで下山を開始した。
なんとか暗くなる前に小屋に戻りたかったので、途中走ったりもしてペースを上げて下山した。
無事明るいうちに鎖場を過ぎ、しだいに暗くなってきたが、ヘッドライトを点けることなくテントに戻ることができた。
無事に戻れたので、皆でビールを飲みたいと思ったが、テン場から小屋までが遠く、なかなか買いに行く気になれなかった。
水も必要だったのでだれかが行かなければならないと思い、じゃんけんで行く人を決めることになった。
小屋からテン場までの登りを考えると、絶対に負けたくなかったが、あっけなく負けてしまった。
仕方なく小屋まで行ったが、戸を開けるとすでに就寝後で中は真っ暗だった。
外にいた人に尋ねると、奥の戸をノックすると管理人さんが出てきてくれるとのことだったので、再度中に入り奥の戸をノックしたが返事がなかった。
外から裏口を回ったが、どうやらどこかに出かけているようだった。
ビールを飲みたかったが、待っていてもいつ戻ってくるかわからなかったので、水だけ汲んでテントまで戻ることにした。
ビールが飲めなくて残念だったが、時間も遅かったので簡単にご飯を食べ、そのまま寝てしまった。
翌日は下山するだけだったので気が楽だった。
下山途中に雨が降ってきて、やはり1日目に登っておいて良かったと思った。
駐車場に着く頃には本降りになっていた。
道中トレランの人に何人も会い、登山の人で日帰りという人も何人かいた。
ネットで調べても最近は日帰りで行く人がけっこういるみたいだが、自分にはとてもじゃないが日帰りできるコースではないと思う。
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