常念岳

captaincurry
その他1人 - GPS
- 12:12
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,632m
- 下り
- 1,543m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:51
| 天候 | 駐車場から雨具がいるかどうか迷う程の霧雨、途中からミストシャワーのような嫌な雨になり、常念乗越では強風と打ち付ける雨。 小屋に着きひと息ついてビールでお疲れ様してる頃にはもんの凄い土砂降り。 天気予報通りの天気で、テン泊予定だったのを小屋泊へ変更しててマジ良かった! 夜明け前から登頂開始したが、この頃には星空が見え、うっすら槍穂の稜線のシルエットが確認できる天気に。 御来光を拝めたが、その御来光は安曇野から東の雲海の上。 下りは案の定雲の中を歩くよう。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
常念自体初めてで、一ノ沢の普段の状況がわからないけど登山道はあちらこちらで川状態。 登り同日は橋がなく結構水量の多い川の中を渡河する場所もあった。 下山時は水量も落ち着き安心して渡河できた。 胸突八丁から上、木製階段が滑るので雨の日は注意。 |
写真
100周年のこの年に常念小屋に宿泊することになるとは思ってなかったので良いお土産になりました。
常念小屋100周年
おめでとうございます!
昨日の天気が天気だったのでこの眺めが想像できなかっただけに、更にモルゲンロートが期待できそうってことでワクワクソワソワしながら日の出を待つ。
下山後の楽しみ。
お昼ご飯。
途中寄った蕎麦屋『信州安曇野そばの郷』
サイドメニューで頼んだ常念岳の黒いなり280円
黒いのは炭?
上に載ったわさびには金箔トッピング。
味はごく普通のおいなりさんでしたが、ちょっと贅沢な期間限定ってことで(笑)
https://sa-sobanosato.com/blog/2019/10/07/秋の期間限定メニュー提供中!/
感想
今回は山友さんと二人怪我のリハビリ兼ねてののんびり登山。
とはいえ2857mの常念岳、初日は登山口から常念乗越まで1200m程の高低差のある登山なのでお気楽にとはいかない。
各地に甚大な被害をもたらした台風19号通過後も天候不順が続き、各天気予報では土曜は曇り/雨、天気図見ても停滞前線がノロノロ通過で回復は望めそうにない。
2000m〜の標高も14〜15mの強い風な予報なもんでてん泊は厳しいなという判断。
ただ翌日は晴れの予報。
それにかけて小屋泊に切り替えてアタック。
小屋についてビール飲みながら明日のことを打ち合わせしてる最中も食堂の窓に打ち付ける大粒の雨。
大丈夫かぁ?(汗;
翌朝4時、外は雲はあるものの星空が見え真っ暗な東の方にはうっすら槍穂の稜線と小屋の灯りが!
あとは御来光とモルゲンロートを拝めることを祈りつつ出発、白々と明けてくる北アルプスの山々をのんびり眺めながら5時半登頂。
今回一緒に登った山友さんと独り占めならぬ二人占めの狭い山頂で御来光と槍穂の稜線から萌える様に染まって行くモルゲンロートを眺めながら、撮ろうとセットしたカメラの操作を間違えてタイムラプスを撮り損なったのは後の祭り。
しかしながら記憶の中にタイムラプスをしっかり焼き付けたのはいうまでもありません(笑)
しかもあまりの絶景に見惚れて1時間も山頂に居るとは思わず、少し薄着で登ったもんで降りる頃には体もキンキンに冷え、めちゃめちゃ寒かった(笑)
そんなハプニングもあったものの、今年は家庭の事情で2000m超級の山行はこれがラストになりそうですが、100周年の常念小屋に泊まれたことと最高のロケーションで北アルプスを堪能できたのは一生の思い出。
下山の復路一ノ沢ルートのある西側は乗越直下から全部雲海。
当日登ってくる登山者はずっと霧雨降る雲の中を歩いて来てたためか、俯いて落胆しきった顔してたけど、挨拶ついでに乗越から上は晴れてるのを教えてあげた途端みんな笑顔に。
天気予報を信じて登りにきたのに、登山口からずっと雲の中濡れながら歩いてると気持ちも萎えてくるもんな。
そういえば出発前の打ち合わせの時も山友さんと話した中で、ネットでもこの山域の登山情報がものすごく少ないのには驚いた。
こういう挨拶と一緒にルートの情報交換するのってやっぱ大事だよなって思った。
一つきになることがあったんだけど、登山口近くにニホンザルが群れてた。
情報によると、どうやらこいつら(の群れかはわからないけと)ニホンザルがこの山域の雷鳥を襲って食べてるらしい。
ハイマツや背の低い高山植物しか生えないところまて群れがやってくるんだな。
気候変動の影響?
もう一つ、なるほどと思ったこと。
山小屋で買い物する時100円玉がなかったので50円玉2枚出したら「運搬の関係で50円玉はもうしわけないけど・・・」って言われた。
たしかにジャラ餞たくさんあるとかなりの重さになるよなと1000円札で支払い。
荷揚げヘリも今後どうなるかわからないこのご時世、本当細かいところを工夫して小屋の運営も成り立ってるんだな。
前回の奥穂涸沢ジャンダルム山行に引き続き今年は良い山行できたこと、誘ってくれた山友さんに感謝!北アルプスの自然にも感謝!









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