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Yamareco

記録ID: 2068555
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳

2019年10月19日(土) 〜 2019年10月20日(日)
 - 拍手
captaincurry その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:12
距離
13.2km
登り
1,632m
下り
1,543m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:31
休憩
0:20
合計
4:51
距離 6.1km 登り 1,238m 下り 11m
7:26
7:27
10
7:37
53
8:30
8:38
29
9:06
9:08
32
9:41
65
10:46
10:56
61
11:57
2日目
山行
5:45
休憩
2:00
合計
7:45
距離 7.0km 登り 412m 下り 1,545m
4:11
66
5:17
5:19
9
5:28
6:22
4
7:17
8:15
41
8:56
8:59
52
9:51
9:52
31
10:23
10:24
31
10:54
10:56
48
11:44
11:45
11
11:57
1
11:57
ゴール地点
天候 駐車場から雨具がいるかどうか迷う程の霧雨、途中からミストシャワーのような嫌な雨になり、常念乗越では強風と打ち付ける雨。
小屋に着きひと息ついてビールでお疲れ様してる頃にはもんの凄い土砂降り。
天気予報通りの天気で、テン泊予定だったのを小屋泊へ変更しててマジ良かった!
夜明け前から登頂開始したが、この頃には星空が見え、うっすら槍穂の稜線のシルエットが確認できる天気に。
御来光を拝めたが、その御来光は安曇野から東の雲海の上。
下りは案の定雲の中を歩くよう。
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
常念自体初めてで、一ノ沢の普段の状況がわからないけど登山道はあちらこちらで川状態。
登り同日は橋がなく結構水量の多い川の中を渡河する場所もあった。
下山時は水量も落ち着き安心して渡河できた。
胸突八丁から上、木製階段が滑るので雨の日は注意。
雨で増水の谷川。
地響きがする程の水量!
2019年10月19日 08:01撮影 by  iPhone 7, Apple
10/19 8:01
雨で増水の谷川。
地響きがする程の水量!
登山道も何処そこ湧き水で川状態
2019年10月19日 08:05撮影 by  iPhone 7, Apple
10/19 8:05
登山道も何処そこ湧き水で川状態
橋が無く川の浅いところを渡河する箇所あり。
この日は前日までの雨もありかなり水量が多く、ちょっとおっかなかった!
2019年10月19日 09:04撮影 by  iPhone 7, Apple
10/19 9:04
橋が無く川の浅いところを渡河する箇所あり。
この日は前日までの雨もありかなり水量が多く、ちょっとおっかなかった!
雨で足場が悪いなか用心しながらここまで登って来てクタクタになったところでコレ、胸突八丁ムカつき八丁(笑)
2019年10月19日 10:18撮影 by  iPhone 7, Apple
10/19 10:18
雨で足場が悪いなか用心しながらここまで登って来てクタクタになったところでコレ、胸突八丁ムカつき八丁(笑)
常念乗越、なんも見えない風ビュービュー。
急いで常念小屋へ。
2019年10月19日 11:53撮影 by  iPhone 7, Apple
10/19 11:53
常念乗越、なんも見えない風ビュービュー。
急いで常念小屋へ。
常念小屋100周年ということで記念にこの札いただきました。

100周年のこの年に常念小屋に宿泊することになるとは思ってなかったので良いお土産になりました。

常念小屋100周年
おめでとうございます!
2019年10月19日 19:16撮影 by  iPhone 7, Apple
10/19 19:16
常念小屋100周年ということで記念にこの札いただきました。

100周年のこの年に常念小屋に宿泊することになるとは思ってなかったので良いお土産になりました。

常念小屋100周年
おめでとうございます!
この日天候も影響したためか定員200名の小屋に二十余名の宿泊者。
12名定員の部屋を山友さんと贅沢に二人貸切♫
2019年10月19日 16:31撮影 by  iPhone 7, Apple
10/19 16:31
この日天候も影響したためか定員200名の小屋に二十余名の宿泊者。
12名定員の部屋を山友さんと贅沢に二人貸切♫
ゆったりのんびりくつろげました(笑)
ゆったりのんびりくつろげました(笑)
100周年特価!
まずはこれでお疲れ様のきゃんぱ〜い♥︎
2019年10月19日 12:49撮影 by  iPhone 7, Apple
10/19 12:49
まずはこれでお疲れ様のきゃんぱ〜い♥︎
皆さんネットの口コミで『美味しかった』と評判の晩飯のハンバ〜グ!
美味かったです♫
2019年10月19日 18:03撮影 by  iPhone 7, Apple
10/19 18:03
皆さんネットの口コミで『美味しかった』と評判の晩飯のハンバ〜グ!
美味かったです♫
美味いもの食ってもう一回、缶ビールで晩酌のきゃんぱ〜い♥︎
2019年10月19日 18:03撮影 by  iPhone 7, Apple
10/19 18:03
美味いもの食ってもう一回、缶ビールで晩酌のきゃんぱ〜い♥︎
4時過ぎ登頂開始。
真っ暗でルートが全く見えない(笑)
ガレ場のなんとなく道っぽいところを歩いてたらやっぱりそこが登山ルートだったようで、標識が見えた時は少しホッとしました。
2019年10月20日 04:19撮影 by  iPhone 7, Apple
10/20 4:19
4時過ぎ登頂開始。
真っ暗でルートが全く見えない(笑)
ガレ場のなんとなく道っぽいところを歩いてたらやっぱりそこが登山ルートだったようで、標識が見えた時は少しホッとしました。
三股分岐、夜が明け始めて雲の隙間から御来光が拝めそうな予感
2019年10月20日 05:17撮影 by  iPhone 7, Apple
10/20 5:17
三股分岐、夜が明け始めて雲の隙間から御来光が拝めそうな予感
夜が明け始めて槍穂の稜線がはっきり見えるようになってきた。
昨日の天気が天気だったのでこの眺めが想像できなかっただけに、更にモルゲンロートが期待できそうってことでワクワクソワソワしながら日の出を待つ。
2019年10月20日 05:54撮影 by  iPhone 7, Apple
10/20 5:54
夜が明け始めて槍穂の稜線がはっきり見えるようになってきた。
昨日の天気が天気だったのでこの眺めが想像できなかっただけに、更にモルゲンロートが期待できそうってことでワクワクソワソワしながら日の出を待つ。
常念登頂。

涸沢から見えた常念から逆に涸沢を眺めたいと思ってたのがつい先日のこと。
こんなに早くチャンスが来るとは思ってもみなかった!
2019年10月20日 05:56撮影 by  iPhone 7, Apple
10/20 5:56
常念登頂。

涸沢から見えた常念から逆に涸沢を眺めたいと思ってたのがつい先日のこと。
こんなに早くチャンスが来るとは思ってもみなかった!
キタキタ!
稜線からだんだんと朱色に染まっていく槍穂の峰々!
コレが観たかったんです!
2019年10月20日 06:08撮影 by  iPhone 7, Apple
10/20 6:08
キタキタ!
稜線からだんだんと朱色に染まっていく槍穂の峰々!
コレが観たかったんです!
槍の下に常念の影がクッキリ。

影の天辺に映らないかなぁと思い切り手を振ってみたけど大自然の中では所詮ちっぽけな人間如き、動いてる影すら見えなかったのは言うまでもありません(笑)
2019年10月20日 06:12撮影 by  iPhone 7, Apple
10/20 6:12
槍の下に常念の影がクッキリ。

影の天辺に映らないかなぁと思い切り手を振ってみたけど大自然の中では所詮ちっぽけな人間如き、動いてる影すら見えなかったのは言うまでもありません(笑)
こんな最高の風景を見せてくれた自然に感謝!
2019年10月20日 06:13撮影 by  iPhone 7, Apple
10/20 6:13
こんな最高の風景を見せてくれた自然に感謝!
2019年10月20日 07:11撮影 by  iPhone 7, Apple
10/20 7:11
2019年10月20日 08:19撮影 by  iPhone 7, Apple
10/20 8:19
今度は表銀座縦走だな。

また来るよ!
2019年10月20日 07:11撮影 by  iPhone 7, Apple
10/20 7:11
今度は表銀座縦走だな。

また来るよ!
この日朝食は定番の卵焼きと鮭とウインナー、煮浸しと漬物。
山の中で温かい米と味噌汁をたらふくいただけるのは体力を使う登山者としては本当有難い。
2019年10月20日 07:21撮影 by  iPhone 7, Apple
10/20 7:21
この日朝食は定番の卵焼きと鮭とウインナー、煮浸しと漬物。
山の中で温かい米と味噌汁をたらふくいただけるのは体力を使う登山者としては本当有難い。

2019年10月20日 08:01撮影 by  iPhone 7, Apple
10/20 8:01

番外編。

下山後の楽しみ。
お昼ご飯。

途中寄った蕎麦屋『信州安曇野そばの郷』
サイドメニューで頼んだ常念岳の黒いなり280円

黒いのは炭?
上に載ったわさびには金箔トッピング。

味はごく普通のおいなりさんでしたが、ちょっと贅沢な期間限定ってことで(笑)

https://sa-sobanosato.com/blog/2019/10/07/秋の期間限定メニュー提供中!/
2019年10月20日 14:28撮影 by  iPhone 7, Apple
10/20 14:28
番外編。

下山後の楽しみ。
お昼ご飯。

途中寄った蕎麦屋『信州安曇野そばの郷』
サイドメニューで頼んだ常念岳の黒いなり280円

黒いのは炭?
上に載ったわさびには金箔トッピング。

味はごく普通のおいなりさんでしたが、ちょっと贅沢な期間限定ってことで(笑)

https://sa-sobanosato.com/blog/2019/10/07/秋の期間限定メニュー提供中!/
撮影機器:

感想

今回は山友さんと二人怪我のリハビリ兼ねてののんびり登山。
とはいえ2857mの常念岳、初日は登山口から常念乗越まで1200m程の高低差のある登山なのでお気楽にとはいかない。
各地に甚大な被害をもたらした台風19号通過後も天候不順が続き、各天気予報では土曜は曇り/雨、天気図見ても停滞前線がノロノロ通過で回復は望めそうにない。
2000m〜の標高も14〜15mの強い風な予報なもんでてん泊は厳しいなという判断。
ただ翌日は晴れの予報。
それにかけて小屋泊に切り替えてアタック。

小屋についてビール飲みながら明日のことを打ち合わせしてる最中も食堂の窓に打ち付ける大粒の雨。

大丈夫かぁ?(汗;

翌朝4時、外は雲はあるものの星空が見え真っ暗な東の方にはうっすら槍穂の稜線と小屋の灯りが!

あとは御来光とモルゲンロートを拝めることを祈りつつ出発、白々と明けてくる北アルプスの山々をのんびり眺めながら5時半登頂。

今回一緒に登った山友さんと独り占めならぬ二人占めの狭い山頂で御来光と槍穂の稜線から萌える様に染まって行くモルゲンロートを眺めながら、撮ろうとセットしたカメラの操作を間違えてタイムラプスを撮り損なったのは後の祭り。
しかしながら記憶の中にタイムラプスをしっかり焼き付けたのはいうまでもありません(笑)

しかもあまりの絶景に見惚れて1時間も山頂に居るとは思わず、少し薄着で登ったもんで降りる頃には体もキンキンに冷え、めちゃめちゃ寒かった(笑)

そんなハプニングもあったものの、今年は家庭の事情で2000m超級の山行はこれがラストになりそうですが、100周年の常念小屋に泊まれたことと最高のロケーションで北アルプスを堪能できたのは一生の思い出。


下山の復路一ノ沢ルートのある西側は乗越直下から全部雲海。
当日登ってくる登山者はずっと霧雨降る雲の中を歩いて来てたためか、俯いて落胆しきった顔してたけど、挨拶ついでに乗越から上は晴れてるのを教えてあげた途端みんな笑顔に。
天気予報を信じて登りにきたのに、登山口からずっと雲の中濡れながら歩いてると気持ちも萎えてくるもんな。
そういえば出発前の打ち合わせの時も山友さんと話した中で、ネットでもこの山域の登山情報がものすごく少ないのには驚いた。
こういう挨拶と一緒にルートの情報交換するのってやっぱ大事だよなって思った。

一つきになることがあったんだけど、登山口近くにニホンザルが群れてた。
情報によると、どうやらこいつら(の群れかはわからないけと)ニホンザルがこの山域の雷鳥を襲って食べてるらしい。
ハイマツや背の低い高山植物しか生えないところまて群れがやってくるんだな。

気候変動の影響?

もう一つ、なるほどと思ったこと。
山小屋で買い物する時100円玉がなかったので50円玉2枚出したら「運搬の関係で50円玉はもうしわけないけど・・・」って言われた。
たしかにジャラ餞たくさんあるとかなりの重さになるよなと1000円札で支払い。
荷揚げヘリも今後どうなるかわからないこのご時世、本当細かいところを工夫して小屋の運営も成り立ってるんだな。


前回の奥穂涸沢ジャンダルム山行に引き続き今年は良い山行できたこと、誘ってくれた山友さんに感謝!北アルプスの自然にも感謝!

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