つなげてみたい 日向山


- GPS
- --:--
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 1,185m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 10:05
八ヶ岳から小淵沢駅がつながっていて、南アルプスは道の駅はくしゅうまでつながっている。
小淵沢駅と道の駅間をつなげることを主目的とし、未踏の日向山を目指す。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:山梨交通バス 道の駅はくしゅうバス停、JR中央本線 韮崎駅 |
写真
感想
最初の計画は、小淵沢駅から道の駅はくしゅう経由で日向山をピストンし
道の駅発9時45分のバスで韮崎駅へ移動し、11時のバスで金ヶ岳登山口へ。
金ヶ岳と茅ヶ岳を経由し深田記念公園に下山しバスと電車で帰路につく。
簡単に言うと、日向山と茅ヶ岳の両方行くつもりだった。
時間調整を兼ねて池袋の居酒屋に寄り、夕食をとってから出発。
高尾駅と大月駅で乗り継いで最終電車で小淵沢駅に到着、とても眠い。
あたたかな待合室で眠って行きたかったが、我慢して外に出た。
あまり考えずにほぼ普段着で来たが、夜は冬装備でも良いかもしれない。
上:Tシャツ、フランネルの長袖シャツ、コットンツイルのジャケット
下:ジーンズ、登山用厚手の靴下、登山靴(S-8)。
他:帽子(キャップ)、薄手のフリース製の手袋
特に首筋が冷たい風に吹かれて寒い、ニット帽かマフラーを切望した。
もう一枚フードつきのパーカーでもあれば、かなり戦力になったに違いない。
たまたまカバンの中に入っていた使い捨てカイロ2個がありがたかった。
おかげで目は覚めた気がするが、寒いと動きが緩慢になる傾向にあるらしい。
道路上に街灯は少なく、月明かりが無ければライトが必要なくらいであった。
途中カバンを探って、タオルを首に巻き、着替えのTシャツを頭に被った。
それでも寒い、とにかく寒い、低体温症はこんな感じで進行していくのだろう。
鳳来橋で釜無川を渡ると、いよいよ国道20号線に合流し東京方面へ進む。
少し歩くとコンビニエンスストアがあった、ここで暖をとりつつ買い物をする。
非常食の甘栗しか持ってないので、食糧を購入し魔法瓶にお湯をもらった。
寒さに耐えながらさらに1時間ほど歩く、と道の駅はくしゅうに到着。
多目的トイレの中が暖かく(パネルヒーターあり)休んでいきたい気にかられる。
深夜といえど、公共のトイレにこもるわけにいかないので我慢して外に出る。
やはり寒いのでもう一度トイレに入って暖まって、ようやく出発を決意する。
歩き出してすぐに、道の駅に戻りたい衝動に駆られるが鉄の意志で前に進む。
寒さの他に眠さもピークに達し、歩きながら何度も寝落ちしそうになる。
道の脇には深さ1m近い側溝があり、誤って落ちたら怪我をするかもしれない。
白州中学校の前のバス停の待合所で少し仮眠をとる、寒いので碌に眠れず。
それでも少しはスッキリした気になり出発するが、すぐに睡魔が襲ってきた。
今度は神社の前の空地に横たわった、芝生のお陰か寒さも気にならず眠れた。
目が覚めると東の空が明るくなり始めていて、気のせいか寒さも和らいでいた。
再び歩き始める、途中で朝陽が射し色づき始めた葉を透過する光が美しい。
ようやく矢立石登山口に到着、この時点で止まっている車はまだ数台だった。
この時点で7時を回っていて、9時45分道の駅発のバスには間に合いそうもない。
余暇に慌ただしく過ごすのも本末転倒なので、目の前の山を楽しむことにする。
山頂へ向けて登り始める、だんだん暑くなってきたのでジャケットを脱いだ。
登り始めてしばらくは紅葉がピーク、標高1500mを越えるとほぼ枯葉状態。
山頂三角点からは展望が乏しく、雁ヶ原が登山者には実質的な山頂のようだ。
雁ヶ原は花崗岩性の白い砂礫が広がった場所で、まるで砂浜か薄雪のよう。
広く開けた場所で、先に着いた登山者達が思い思いの場所で休憩していた。
眺望もよく、近隣の紅葉の山、八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、富士山など一望にできた。
今回は日向山だけにしたので、少し先の2000m地点まで延長しようと思った。
その前に朝食をとる、コンビニでもらったお湯でカップラーメンを作った。
食事の後、錦滝分岐の近くまで下りてみるが砂礫が滑って地味に危ない感じ。
あまり欲張らずにここで戻ることにし、眺望を目に焼き付け下山を開始する。
多くの登山者(子連れが意外と多い)とすれ違い、登山口の車も一杯だった。
尾白川渓谷方面に下りて、以前黒戸尾根を下山したときのコースとつながった。
11時7分発のバスに乗りたいので、心持ち早めに歩いて11時に道の駅に到着。
バスで韮崎駅に出て、駅に隣接するおそばやさんで食事をして電車に乗った。
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