記録ID: 211754
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
霧ヶ峰(車山)・南の耳・北の耳・ゼブラ山
2012年07月28日(土) [日帰り]


- GPS
- 04:30
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 679m
- 下り
- 492m
コースタイム
大門峠バス停 10:30
霧ヶ峰(車山) 12:15−12:35
南の耳 13:15−13:20
北の耳 13:30−13:40
大笹峰 13:50
ゼブラ山 14:10−14:25
八島湿原バス停 15:00
霧ヶ峰(車山) 12:15−12:35
南の耳 13:15−13:20
北の耳 13:30−13:40
大笹峰 13:50
ゼブラ山 14:10−14:25
八島湿原バス停 15:00
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
茅野駅 09:35−(アルピコ交通バス)−10:22 大門峠バス停 (帰り) 八島湿原バス停 15:15−(アルピコ交通バス)−15:24 霧ヶ峰インターチェンジ 16:11−(アルピコ交通バス)−16:45 上諏訪駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回歩いたコースは、「霧ヶ峰・美ヶ原 中央分水嶺トレイル」の「Region B:大門峠〜霧ヶ峰・八島湿原」コースを基本として、その途中で車山頂上への寄り道を追加したものです。 ●大門峠バス停 → 中央分水嶺トレイル → 車山 バスで車山高原まで行ってしまうと、ほとんど自分の足で登る分がなくなってしまうので、白樺湖付近から歩き始めます。 中央分水嶺トレイルが大門峠を通っていて、そこを車山高原に行くバスも通るので、大門峠をスタート地点としました。 が、すぐ手前の西白樺湖バス停までの運賃が\1,000だったのに、大門峠までちょっと走っただけでいきなり\1,300に。 西白樺湖から歩けば良かったと少し後悔しました。 中央分水嶺トレイルは、コースは明瞭ですが、大小の石が散乱したガレガレ道が続いてとても歩きづらく、しかも結構傾斜のある斜面をジグザグも描かずに直登するので、暑い時期に歩くのはかなり苦しかったです。 そんな状況が車山高原手前の1641mピークまでずっと変わらず、とても登山道と呼べる代物ではないと感じました。 最新版の「山と高原地図」も、八ヶ岳山麓スーパートレイルの一部としながら、登山道を示す赤線は引かれていません。 1641mピークを過ぎると、草原の中の穏やかな道に変わり、ほどなく車山高原内の信濃路自然歩道に合流します。 ただし合流地点の道標は、信濃路自然歩道の前後方向(「車山山頂」と「白樺湖」)を示していただけで、中央分水嶺トレイルの方向には指示標がありませんでした。 信濃路自然歩道に入ってしまえば、あとは遊歩道のような道が車山直下まで続きます。 山頂直下は段差の大きな箇所もある、少々苦しい木段道になりますが、そこまで来れば頂上はすぐ先です。 ●車山 → 南の耳・北の耳 → ゼブラ山 → 八島ヶ原湿原 (山彦尾根コース) 車山乗越で蝶々深山への道を見送って右折すると、北の耳までは草原の中の爽快な道が続きます。 まともな坂道は、南の耳と北の耳の頂上付近に出てくる程度で、ほとんどアップダウンもなく、軽快に歩けます。 南の耳の北側の頂上直下が足元注意の急坂だったことを除けば、歩きにくい箇所もありませんでした。 途中、北の耳から大笹峰へ寄り道したところ、細い道に変わりましたが、道幅分はしっかり草が刈られていました。 北の耳から八島ヶ原湿原までの間は、割と普通の山道に変わります。 ゼブラ山からの下りは、グングン下る感じが続いて、途中にはガレて歩きにくい箇所もありました。 八島ヶ原湿原の北東端まで下れば、あとは湿原内の木道歩きです。 夏期のみ路線バスが八島ヶ原湿原まで運行されていて、バス停は八島ビジターセンターの建物脇にありました。 |
写真
撮影機器:
感想
4年前に次いで2度目となる霧ヶ峰に、ニッコウキスゲとの再会を果たしに出掛けてきました。
この花、近年は鹿による食害が著しく、一旦は全滅に近い状況にまで追い込まれていた様子に、心を痛めていたのです。
ところが保護活動のおかげで、どうにか楽しめるだけの株数が復活したと聞き、その現状をこの目で確かめてきました。
実際に歩いてみると、至る所で草原を黄色に染め抜いていた4年前を知る者として、電気柵に囲われた中でしか花を見られないというのは、甚だ残念な光景だというのが率直な印象です。
しかし再生へ向けた取り組みが大きな効果を上げているのも確かで、関係各位のご尽力に感謝するとともに、今後さらに復元が進むことを願わずにはいられませんでした。
ニッコウキスゲを見た後は山彦尾根コースに向かって、緑一色の開放的な草原に伸びる気持ちの良い道を歩いてきました。
車山の混雑とは対照的に、数えるほどしか人に会わないコースで、素晴らしい景色を静かに心ゆくまで楽しめています。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2012_07_09/mt2012_07_09.html#20120728
写真主体のブログ版 (使用写真はヤマレコと同一です)
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2012-07-28
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コメント
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今回は体調の様子見山行のようですがお疲れ様でした
ニッコウキスゲは各地で鹿の食害が報じられてますね〜本場の日光の霧降高原もかなりやられてリフトの廃止もそのしわ寄せだったりして・・・
今日男体山&女峰山登山の帰りに様子を見て来たのですが、ここも関係者の努力で最盛期の6〜7割復活したみたいですが・・・今後リニューアルオープンに向けて工事してました。
次回の山行の計画も練っているかと思います
あっという間に過ぎてしまう夏山でしょうか??ムーンライトか夜行バスで遠出出来ると良いですね
鹿の食害は、ニッコウキスゲに限らず、本当に多いようですね。
ガイドブックとかでお花畑の記事を見て、それを楽しみに行っても、あらかた消滅した後だった、という経験を何度かしています。
あと10年、せめて5年早く山を始めていれば、また違った山の楽しみ方ができていたように思われて、その頃から続けていらっしゃる方々が少し羨ましいです。
ただ、必ずしも鹿などの動物だけが犯人なのではなく、人間も相当のインパクトを与えてしまったことを考えれば、私も同じ人間として当然の報いを受けているだけ、なのかもしれません。
さて次回の山行ですが、夏の間は人の少なそうな所でしょうかね〜。
人の多い所は、不愉快な思いをされられることも多くてあまり気が進まないのです。
ですから日本アルプスや八ヶ岳などは、これまで7〜8月を避けて、ほとんど9月か10月に登っている感じです。
ムーンライトに乗って行くような山にも、9月になったら1度くらい出掛けたいと思っていますが・・・(その場合の行先候補は、2e2さんのプロフィール写真の山です!!
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