初めての八ヶ岳Part2猪鍋に向かって猛ダッシュ(硫黄岳〜横岳〜赤岳〜阿弥陀岳)
- GPS
- 07:50
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,669m
- 下り
- 1,649m
コースタイム
6:55 赤岳鉱泉着(休憩、ジェルで補給)
7:00 赤岳鉱泉発
7:55 赤岩の頭
8:08 硫黄岳着(3分休憩、写真撮影、ジェルで補給)
8:55 横岳
(途中赤岳展望荘で5分休憩、トイレとジェルで補給)
10:05 赤岳
10:27 キレット分岐
10:33 文三郎分岐
(途中ケルンの所で8分の朝食)
11:00 中岳のコル
11:20 阿弥陀岳(撮影とジェルで補給5分)
12:13 行者小屋
13:20 美濃戸
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5:10 美濃戸着 13:35 美濃戸発 14:10 信州またぎ亭着昼食 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 特に危険箇所はないと思う。鎖やハシゴは慎重に通過。 岩場は三点支持をしっかり行えば問題ない。 初八ヶ岳でしたが、楽しめた。 写真で見ると怖そうな所もあるが、実際はそれ程のことはない。 ただ冬はそうはいかないと感じた。 阿弥陀への登りは急なので落石起こさないように注意。 浮き石を避け慎重に登ったつもりだったが、小さい石を1個落としてしまった。 下にご夫婦が下っていたので、大声でコールしたが、全く気づかず。 石は途中で止まりセーフだった。 すれ違いの際にご夫婦で奥様が少し遅れて歩いているケース。 こちらが譲ると却って焦って登ってこれられてつまずいて転倒することが2回あった。 焦らないでゆっくり言って下さいと声をかけるのだが、待たせて悪いと思われるのか、、、 阿弥陀から行者小屋への下り、崩落箇所を高巻くところあり。 飛ばしていたので崩落箇所へそのまま突っ込んでいくところだった。 下ってくるところに注意書きや看板は無かったです。 コースよりむしろ美濃戸へ来るまでの林道の運転の方が怖かった。 行きはすれ違いなかったが、こんなところですれ違ったら嫌だなと思っていたら帰りは2台すれ違い。 2回とも自分が退避所までバック。また轍で削れている部分あり、 底を擦らないかヒヤヒヤだった。 【下山後】 車を飛ばして信州マタギ亭で猪鍋の昼食。 実は前日行きたかったのだが定休日だったので今日行きますと女将さんに電話したのだ。 美濃戸に到着後予約入れ、待望の猪鍋。客は自分のみで女将さんに色々な話を聞けた。 もちろん完食。食べ残した漬け物をお持ち帰りお願いしたら、 袋にたくさん入れてくれた上にナッツまで頂いてしまった。 食事の詳細は写真で。 |
写真
感想
さて今日のお題は南八ヶ岳。
昨日は北八をグルッと回ってきたので今日は南。
一番の目標は下山後の昼飯に猪鍋と食べること。
店の営業時間の関係で13:15までには下山したい。
一方で最低3ピークは踏みたいと考えていたので、硫黄からスタート。
時間によっては阿弥陀をスキップすることを考えた。
☆装備☆
昨日と同じ軽量装備
ザック(サロモンのトレラン用20l)
雨具上下(上はハードシェル兼用)
着替え(長袖)
ツエルト
朝食(オニギリ1個)
行動食(ジェル6本、パワーバー1本、飴)
タオル
救急キット
カメラ
トレッキングポール(Black Diamond Ultra Distance)
ハイドレーションに水1.5l
ナルゲンボトルに水0.4l
凍らしたペットボトル1本
ヘッドランプ
携帯電話
財布
地図
GPS
膝痛防止のサポーター
心拍計(心拍数コントロールしながら歩きました。)
今日の装備忘れは手袋→急な岩場や鎖、ロープで必要。
(昨日の洗濯物に入れっぱなしだった)
服装
上はファイントラックのドライレイヤーにサロモンの半袖のベースレイヤーを重ね。
下はCWXにアシックスのランニングパンツ
靴はサロモンのSpeed Cross CS3(今日はドロドロの場所ないのでGTXではない)
↑
片足200g台で軽いです。
☆行動の記録☆
ホテル〜美濃戸
早朝で道は空いているので調子良く飛ばしていたら前にミニパトがいた。
もちろん制限速度で安全運転。美濃戸からの林道はローギアでノロノロ運転。
所々退避所があるが週末などはすれ違い大変だなと思いつつ、やまのこ村の駐車場へ車を停め料金1000円を払い、トイレを済ませ出発。
美濃戸〜赤岳鉱泉
林道は心拍数120で進む。堰堤は右へ。そこからストックを使いサクサク登る。心拍数は130まで上げる。
赤岳鉱泉〜赤岩の頭
多少傾斜はきつくなるがつづら折りもあり、体力的にはそれ程きつくない。
心拍数は140まで上がる。景色が良いので展望を楽しみながら登る。
赤岩の頭で団体を抜く。おしゃべりが楽しそうだ。
赤岩の頭〜硫黄岳
目と鼻の先に頂上が見える。硫黄岳への登りは左側がスッパリ切れていて
冬は怖そうだと思ったら山と高原地図には積雪期立ち入り禁止となっている。
心拍数は140のまま。
硫黄岳山頂で写真撮ったりジェルで補給して休憩。
硫黄岳〜横岳
花が綺麗なのだが知識がないのでどこにどんな花が咲いているのか良く判らない。
一眼レフと三脚持参すれば良い写真撮影できると思った。
時間のあるときに挑戦してみたい。
最初の鎖場で半分浮いている石に手をかけ、
グイッと体重かけたら後ろにひっくり返りそうになった。
逆の手で鎖を掴んでことなきを得たが、ホールドはしっかり確認してということだ。
それ以降岩場はスピードを落として手も脚も1つ1つきっちり確認しながら登った。
鎖場以外は歩き易い。心拍数は120まで落ちる。
横岳〜赤岳
こちらも鎖、ハシゴが出てるが、装備が軽いのでそれほど負担にはならない。
小屋やテン泊で重い装備を背負うと大変なのだろう。
鎖場では反対から来る人で渋滞することもあった。
平日でこうなのだから週末はもっとスピード上がらないのだろうなと思った。
心拍数は120。途中赤岳展望荘でトイレ休憩とジェルで補給。
赤岳山頂は思ったより狭いスペースだった。
混雑すると写真の順番待にも時間かかるのだろうか。
阿弥陀の方を見ると結構急登だ。実際行った経験があるらしいパーティもそう話している。
時間を確認したらまだ10:00なので阿弥陀へ寄っても間に合いそうだ。
頂上から阿弥陀方面に直接降りようとしたら×印で道がない。
アレッと思い頂上にいた3人パーティに聞いたら、権現のほうから回り込むとのこと。
確かに地図を確認したらその通りだ。素人まる出ししてしまった。
赤岳〜阿弥陀岳
文三郎尾根までの下りは急なので慎重に下る。
この時間だと登ってくる人の方が圧倒的に多い。
手袋を忘れて、岩に直接手をつく場面もあったが特に問題なく下った。
中岳手前の鞍部で遅めの朝食。ペースが快調だったので食事するのを忘れていた。
中岳の登りは見た目ほど急ではない。ストックを取り出しスピードを上げる。
心拍数は150まで上がる。
中岳のコルから周囲の景色が美しい。
阿弥陀までの登りは急でスピードは上がらないが「猪鍋、猪鍋」と唱えながら高度を稼いだ。
ハシゴから先はストックをしまい、石を落とさないように慎重に登る。
浮き石には足をつかないように注意した。
山頂は展望が素晴らしい。ここで今日初めてトレラン装備の方を見た。
その方に写真を撮ってもらい、続いて降りて行く。
阿弥陀岳〜赤岳鉱泉
登りですれ違ったシニアの大人数のパーティーに追いついてしまった。
渋滞である。先行したトレラン仕様の方は諦めて休憩している。
急坂で追い越させてとも言えないので、そのまま後ろについて行った。
中岳のコルからすぐ下で崩落箇所を高巻く。
行者小屋まではつづら折りの単調な下り。心拍数は120。
走れば走れないこともないが猪鍋には間に合いそうなので歩く。
行者小屋で給水して先を急ぐ。
赤岳鉱泉〜美濃戸
沢筋に沿って下る。いくつもの道筋があるが、
結局は同じ方へ向かうのでともかく下へ向かえば良い。心拍数は120。
飛ばしているつもりだが、あまりスピードが上がらない。
列の長いパーティとよくすれ違う。さすがに夏休みだ。
結局到着は13:20。
コースタイム合計11時間超で実際かかった時間は7時間50分。
途中走らなかったので、この位が妥当なところだろう。
登山口は標高が高いところからスタートするのと硫黄岳から赤岳までは
標高差があまりないので、体力的にはきつくないコースだった。
阿弥陀の登りは急で心拍数も上がったが、荷物が重ければコルにデポすれば良い。
実際ザックがたくさん置いてあった。
天候にも恵まれ初めての八ヶ岳を2日間でたっぷり堪能し、最後の締めは猪鍋。
こちらも大変美味で充実した夏休みだった。
海外に住んでいるため、なかなか来れないが、東京から意外と近いのが判ったのが収穫。
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