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Yamareco

記録ID: 213860
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

結局、奥穂ぜいたくピークハント

2012年08月04日(土) 〜 2012年08月07日(火)
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コースタイム

4日 早朝自宅発
   12:50着 河童橋 昼飯 13:20発
   14:00着 明神
   14:50着 徳沢ロッジ
5日 6:55発 徳沢ロッジ
   7:55着 横尾
   9:30着 本谷橋
   12:00着 涸沢ヒュッテ
6日 5:20発 涸沢ヒュッテ
   6:05着 涸沢パノラマコース見晴岩
   7:05着 ザイテン取り付き
   8:30着 穂高岳山荘 9:20発
   10:10着 奥穂頂上 10:40発
   11:30着 穂高岳山荘 昼食 12:45発
   14:15着 ザイテン取り付き
   15:25着 涸沢ヒュッテ(涸沢小屋経由)
7日 5:25発 涸沢ヒュッテ
   6:55着 本谷橋
   7:55着 横尾
   8:55着 徳沢園
   9:55着 明神
   10:50着 上高地
   
天候 4日 晴れ
5日 晴れ 午後より雨 深夜より雷
6日 明け方まで雷続く 断続的に雨
7日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは、上高地バスターミナルのところ。河童橋まで行って、出し忘れに気が付き、ポストの場所を聞いたら、バスターミナルのところだけとか。戻って提出。

一番気をつかったのは、涸沢ヒュッテから下る際に、二か所ある雪渓。前日の雨と早朝のためか、表面が固い。ストックでバランスをとりながら、慎重に下った。
6日の奥穂ピストンの際も、涸沢パノラマコースは、雪渓のトラバースがある。下りはヤダと思って、涸沢小屋まわりにした。
お約束の岳沢と河童橋 観光客で賑わい
2012年08月04日 12:57撮影 by  N06A, DoCoMo
8/4 12:57
お約束の岳沢と河童橋 観光客で賑わい
梓川の清流
2012年08月04日 13:07撮影 by  N06A, DoCoMo
8/4 13:07
梓川の清流
明神に着きました
2012年08月04日 14:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/4 14:06
明神に着きました
徳沢ロッジ。再びお世話になりました。風呂に入ると、すっかり観光気分。
2012年08月04日 15:24撮影 by  N06A, DoCoMo
8/4 15:24
徳沢ロッジ。再びお世話になりました。風呂に入ると、すっかり観光気分。
横尾大橋から屏風の頭、耳。
2012年08月05日 08:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/5 8:03
横尾大橋から屏風の頭、耳。
屏風の頭。
2012年08月05日 08:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1
8/5 8:03
屏風の頭。
迫力の屏風岩。
2012年08月05日 09:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/5 9:22
迫力の屏風岩。
本谷橋。
2012年08月05日 09:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/5 9:35
本谷橋。
涸沢が見えてきた。
2012年08月05日 11:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/5 11:07
涸沢が見えてきた。
涸沢ヒュッテ手前の雪渓。
2012年08月05日 11:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/5 11:21
涸沢ヒュッテ手前の雪渓。
涸沢ヒュッテと涸沢小屋との分岐。ヒュッテにはもう一度この雪渓をいく。
2012年08月05日 11:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/5 11:51
涸沢ヒュッテと涸沢小屋との分岐。ヒュッテにはもう一度この雪渓をいく。
さっそく北穂沢、南陵、東稜を見る。
2012年08月05日 12:04撮影 by  N06A, DoCoMo
8/5 12:04
さっそく北穂沢、南陵、東稜を見る。
涸沢です。本当にお久しぶり。
2012年08月05日 12:04撮影 by  N06A, DoCoMo
1
8/5 12:04
涸沢です。本当にお久しぶり。
正面の小さなゴルジュの上を右にトラバースして東稜に取り付く。
2012年08月05日 12:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/5 12:26
正面の小さなゴルジュの上を右にトラバースして東稜に取り付く。
アップ。ゴジラの背のイガイガが肉眼でも見える。
2012年08月05日 12:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1
8/5 12:26
アップ。ゴジラの背のイガイガが肉眼でも見える。
2012年08月05日 12:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/5 12:27
ザイテングラードと涸沢槍がくっきり。
2012年08月05日 12:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/5 12:27
ザイテングラードと涸沢槍がくっきり。
何度もにらんだ北穂東稜。うむ、ゴジラの背というが、だんだんゴジラに見えてきた。
2012年08月05日 12:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/5 12:58
何度もにらんだ北穂東稜。うむ、ゴジラの背というが、だんだんゴジラに見えてきた。
取り付き点が見えない
2012年08月06日 05:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/6 5:46
取り付き点が見えない
前穂北尾根。
2012年08月06日 06:09撮影 by  N06A, DoCoMo
8/6 6:09
前穂北尾根。
五・六のコルへの雪渓が、ここから見るとかなり急傾斜で長い。
2012年08月06日 06:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/6 6:11
五・六のコルへの雪渓が、ここから見るとかなり急傾斜で長い。
ザイテングラードを横から見る。取り付き点が見える。
2012年08月06日 06:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/6 6:41
ザイテングラードを横から見る。取り付き点が見える。
ザイテングラード途中から見る北尾根。
2012年08月06日 08:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/6 8:00
ザイテングラード途中から見る北尾根。
穂高岳山荘。
2012年08月06日 08:36撮影 by  N06A, DoCoMo
8/6 8:36
穂高岳山荘。
白出のコルから奥穂方向。はしごや鎖場が見える。
2012年08月06日 08:36撮影 by  N06A, DoCoMo
1
8/6 8:36
白出のコルから奥穂方向。はしごや鎖場が見える。
奥穂頂上。ケルンの上に人がいたので、足だけで失礼。
2012年08月06日 10:12撮影 by  N06A, DoCoMo
8/6 10:12
奥穂頂上。ケルンの上に人がいたので、足だけで失礼。
2012年08月07日 21:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/7 21:25
涸沢ヒュッテが小さく見えます。
2012年08月06日 11:56撮影 by  N06A, DoCoMo
1
8/6 11:56
涸沢ヒュッテが小さく見えます。
ザイテングラード途中。
2012年08月06日 13:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/6 13:53
ザイテングラード途中。
ミヤマキンポウゲの群落。写真家の方にうかがったら、植物図鑑を引いて調べてくれた。ありがとうございます。
2012年08月06日 14:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/6 14:15
ミヤマキンポウゲの群落。写真家の方にうかがったら、植物図鑑を引いて調べてくれた。ありがとうございます。
やっぱり北尾根は良い。
2012年08月06日 15:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/6 15:19
やっぱり北尾根は良い。
涸沢小屋から見るテント村。平日でもこれ。
2012年08月06日 15:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/6 15:19
涸沢小屋から見るテント村。平日でもこれ。
一番緊張したヒュッテ下の雪渓。
2012年08月07日 05:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1
8/7 5:55
一番緊張したヒュッテ下の雪渓。
こけおどしに終わったヘルメットとザイル。
2012年08月07日 21:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/7 21:26
こけおどしに終わったヘルメットとザイル。

感想

 小屋泊まり三泊もしながら、結果的には奥穂のピークハントになってしまった。予算と日程から言えば、ぜいたく三昧登山だった。小屋の飯もたらふく食ったし。太ってないか心配なくらいだ。
 東京方面から穂高に向かうアクセスは悩ましい。車で前夜発、五時間運転して沢渡で車中仮眠→4:30発のシャトルバスで上高地入りして、5:00スタート、13時頃には涸沢というアプローチも考えた。しかし、当初の目的は北穂東稜の登攀。疲れを残して取りつきたくない。で、始発電車で上高地入り。徳沢ロッジの風呂目当てに、のんびりと第一日目。二日目は、涸沢ヒュッテまでハイキング。ザックは、10ミリ×50メートルザイル他、ハーネスやらギア類の金物が重く16キロになってしまった。「疲れを残さないように」と念仏のように心に唱えながら、ヒュッテ入り。
三日目の午前中が、勝負日。ところが天気予報はどんどん悪い方向に。二日目の6日午後には雨がぱらつきはじめ、とうとう夜になって雷まで発生した。小屋の屋根の雨音が一晩中続き、夜明け前になっても雷がやまない。不安と迷いで揺れて、熟睡できなかった。4時頃、ガイドさんとツアークライマー三人が、北尾根をどうするか語り合っていた。「様子を見ましょう。落雷の恐れがありますから」とそのパーティも中断のよう。東稜行くつもりですが…と恐る恐る声をかけたら、ガイドさんは「命あってのことですからね」と。(無謀に突っ込んで、関係者に迷惑かけんじゃないよ)というオーラを感じた。
 即、東稜中止と決定。
 一日天候回復待ちもなんだしと、ザイテンをピストン、奥穂ピークハントに計画変更。南陵ルートで北穂へ行けば、遠目に東稜やら取りつき点を偵察できると思ったが、30数年ぶりの奥穂ピークも踏んでおきたいという思いもあった。70歳のおばあさんに追い抜かれた。うむ。往年の名登山家だったのか?結局、天候は断続的に雨が降り、短い時間だが何度が強く振ったりもしたので、東稜中止は正解だと自分に言い聞かせる。
 ずっと晴天が続き、下山日の七日も好天。悪天の日をアタック日に設定したのは、運の悪さか。登山前日まで、買ったばかりの羽根田治氏の新著「単独行遭難」を読んでいて、「ヤマハコワイヨー」と生来のビビりがますますビビりになって、天候の変化に一喜一憂していた。ヒュッテの布団の中では、10回は東稜を登っているんだが…。

 でもまあ、奥穂で初CQもできたし、良しとしよう。
 初CQは感激だった。ガスにまかれた奥穂のピークから、433でCQを出したら、明瞭に高山の方と交信成功。何しろハムまったくの初心者。冬の八ヶ岳で、何度か電波飛ばしたが、寒くってゆっくりしてられないので、一度も交信したことがなかったのだ。それが、いきなり自分のコールサインが聞こえたからびっくり。自分を呼んだか?とどぎまぎ。高山のKさんありがとうございます。きちんと交信できたか不安。頂上にいた何人かの方、お騒がせしてすみませんでした。声をかけていただいた方には、思わず「初交信できましたので」と自分で拍手したら、拍手を返してくれた。重ねてありがとうございます。感謝。
 味をしめて、穂高岳山荘の前からも、涸沢方向を向いてCQ。長野の二局と交信成功。初心者のぎこちない交信に付き合っていただき感謝。
 

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