ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2164459
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

[北アルプス] 唐松岳 強風とガスで無念の敗退

2020年01月01日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:27
距離
3.1km
登り
596m
下り
2m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:18
休憩
0:08
合計
3:26
距離 3.1km 登り 596m 下り 2m
5:45
29
6:14
13
6:27
7
6:34
6:41
8
6:49
111
8:40
28
9:08
9:09
2
9:11
ゴール地点
天候 暴風とガス 日の出の時だけご祝儀晴天?
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
八方池山荘−八方池ケルン
雪は全般少なかった。 トレースに雪が付いてたが踏み跡が分からないほどでもないので特に問題なし。 前日の吹雪でラッセルも覚悟してたがほとんどその必要はなかった。

八方池ケルン−扇雪渓
ここからは、トレースは無く、踏み跡は全く見つけられない。(下山時に自分の踏み跡も完全に消えてた)特に尾根の乗り換え場所のルート選択は慎重さが必要。 距離は長くないがナイフリッジに成ってる箇所も有るのでトラバースするか尾根上を進むかを迷う箇所ありだが、道迷いが怖かったので尾根のトップをトレースした。

扇雪渓−丸山ケルン
股下のラッセル地獄が続く。 スノーシューでも股下まで埋まる程のふかふか雪で丸山直下のラッセルは一歩進んでも半歩下がる... とにかく体力が必要。

いずれも、視界が効く状況では差ほど難しくは無いと思われるが、やはり視界が無い状態では相当な慎重さが必要と思う。 
ここまでは、スノーシュー、ダブルストックで、アイゼン、ピッケル使用せず。
2020年01月01日 05:57撮影 by  L-01K, LG Electronics
1/1 5:57
2020年01月01日 06:35撮影 by  L-01K, LG Electronics
1/1 6:35
2020年01月01日 06:36撮影 by  L-01K, LG Electronics
1/1 6:36
2020年01月01日 06:36撮影 by  L-01K, LG Electronics
1/1 6:36
風は強いが雲一つない天気で何だかいい日になる?かも??
2020年01月01日 06:36撮影 by  L-01K, LG Electronics
1/1 6:36
風は強いが雲一つない天気で何だかいい日になる?かも??
浅間山でしょうか赤く染まってきました。
2020年01月01日 06:40撮影 by  L-01K, LG Electronics
1/1 6:40
浅間山でしょうか赤く染まってきました。
初日の出・・ ありがたや〜 合掌!
2020年01月01日 07:00撮影 by  L-01K, LG Electronics
2
1/1 7:00
初日の出・・ ありがたや〜 合掌!
浅間山の肩からご来光
2020年01月01日 07:00撮影 by  L-01K, LG Electronics
2
1/1 7:00
浅間山の肩からご来光
2020年01月01日 15:22撮影 by  L-01K, LG Electronics
1/1 15:22
2020年01月01日 15:22撮影 by  L-01K, LG Electronics
2
1/1 15:22
同室だった彼と進みます
2020年01月01日 07:01撮影 by  L-01K, LG Electronics
1
1/1 7:01
同室だった彼と進みます
2020年01月01日 07:40撮影 by  L-01K, LG Electronics
1/1 7:40
2020年01月01日 15:23撮影 by  L-01K, LG Electronics
1/1 15:23
山荘にたどり着いてのカレーそばとビール
2020年01月01日 11:45撮影 by  L-01K, LG Electronics
1
1/1 11:45
山荘にたどり着いてのカレーそばとビール
撮影機器:

装備

MYアイテム
Donai
重量:2.47kg
個人装備
普通の冬装備 + スノーシュー

感想

大晦日
久々の白馬駅を降り立つと雪が舞ってました。 シャトルバスの時間まで随分有るので変わってしまった街並みを見たくて、ゴンドラ迄歩くことにして歩き出す。 
ゴンドラは空いてて待ち時間なしで乗車できそうだったが、券買所でショックな情報が・・ 予感通り最上部のクワッドリフトが強風で止まってるとの事。orz
気持ちを切り替えてゴンドラから降り一つ目のリフトを降りてから覚悟を決めてスノーシューを装着して二つ目のリフト下をハイクアップ! すると後ろから誰かが叫んでる。
振り返るとリフトの係員さん・・ 危険だから進むな!と叱られるのかと思うってると、近づいてきて山荘の宿泊ならリフトに乗せるとの事。 飛び上がる程喜んで有りがたく乗車させてもらいました。 
八方池山荘では、テレビで紅白が映ってる以外は、平日と変わらないだろうと思われる大晦日の夜を過ごしました。 こんなに淡白な小屋での年越しが有るのかと思いつつ一足先に部屋に戻り寝る事に。

元日
前日の吹雪で心配だったが、起床時には風が緩んでたので、ノンビリ仕度をはじめてると同室のO君も1Fに下りてきて一緒に朝食の弁当を食べて出発した。
小屋裏の尾根迄の短い斜面でいきなりのラッセルだったが尾根に上がると風に飛ばされたらしく新雪もほとんど無くトレースも読めたので、ヘッデンの明かりを頼りに進んだ。 
1時間ほど歩いたころか、振り返ると浅間山方面が真っ赤に染まっててなんと素晴らしい元日の夜明けかと見入ってしまった。 風は強かったが気分は上がってきて、日の出を待ってると程無く浅間山の肩からご来光がさして来た。 何だかいい一日なるかも?と思ったのも束の間で、日の出20分ほどで強風の上ガスに巻かれる事に。
それでも、八方池ケルンまでは順調に進めたのだが、その後丸山まではラッセルとルートファインディングで気持ちと体がヘトヘトに・・・ その上風が強まり降雪も増えオマケにスマホの電源が落ちて起動できない(なのでGPSログはここまで)これ以上進んでも楽しい事は何もないと判断して引き返すことにする。
正直、気温は差ほど低くなかったので、一人ならピークを踏んでたと思うが同行者の彼をこれ以上連れて行くわけにもいかず、かと言って一人返すわけにもいかないのでサクッと二人で下山開始。 途中道迷いで40分ほど無駄にしたが無事に山荘まで下山。 その間、昨日の小屋泊の人には誰にも合わなかったので丸山ケルンまで来れたのは我々だけだったと思われる。
そして山荘で一瞬スマホの電源が入るも、その後また起動できず... 買い替え? と、へこみながらもリフトが止まる前に行動開始。

車で来てたO君は恐縮してくれて、わざわざ信濃大町駅まで車で送ってくれた。 大変ありがたく助かりました。 感謝感謝でした。





お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:730人

コメント

明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます、Donai さん。
年末と年始と精力的に歩かれてますね〜。
でもどちらの山行も動画を見せて頂くと、
ヤバいし凄い所を歩かれてて、ビックリです。
股下迄のラッセルはさぞかし大変だったでしょうね、
ここら辺の湿った雪じゃ無くて、パウダーですものね。
でも日の出が見れて良かったです。
山の上から初日の出、憧れです。

私は正月から飲んだくれてて、
今日やっと初歩きでヘロヘロになって帰って来ました。
2020/1/5 0:09
Re: 明けましておめでとうございます。
mildpapaさん 明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

元日はノンビリ楽々登山のつもりで行ったのですが天気に恵まれずに
頂上が踏めなかったのは残念でした。が、初日の出はいいのが見れました。
いつもはラッセル泥棒なので、超久々のラッセルがじじぃの足には効きました。(笑)

mildpapaさんも、ご家族で日の出をご覧になったようで良かったですねぇ
いつか機会が有りましたら、年越し登山で初日の出を一緒に拝みましょう。(#^.^#)
飲んだくれ後の山行きのログも楽しみにお待ちしております。
2020/1/5 0:36
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
唐松岳 白馬八方尾根
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
八方池⇔唐松岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
八方尾根コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
八方尾根コース
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら