記録ID: 2173867
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原
伊吹山/快晴の登り納め!
2019年12月29日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,252m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 4:16
- 合計
- 10:15
4:04
2分
ゴンドラ山麓駅跡付近の駐車場
4:06
4:11
32分
伊吹山上野登山口
4:43
4:44
103分
伊吹山一合目(伊吹高原荘)
6:27
6:42
56分
伊吹山五合目
8:02
8:03
12分
山頂周回道分岐・合流点
11:20
11:25
30分
伊吹山八合目
11:55
12:05
21分
伊吹山五合目
12:26
12:45
38分
旧伊吹山スキー場・ゴンドラ山頂駅跡
14:19
ゴンドラ山麓駅跡付近の駐車場
快晴の下での初めての伊吹山。山頂発着時刻は頂上台地上に居た時間としています。
下山のついでに元スキーヤーとして、敬意を表してスキー場跡を探訪。
たっぷりと時間をとって伊吹山を楽しみました。
下山のついでに元スキーヤーとして、敬意を表してスキー場跡を探訪。
たっぷりと時間をとって伊吹山を楽しみました。
天候 | 晴れのち曇り(登山中は殆ど晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
有料駐車場(300円)を利用しました。 登山口付近の利便性の高い駐車場の相場は概ね500円のようですが、 少しでも節約したい自分は前者を選びました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上野登山口〜1合目までは樹林帯。地面には落ち葉と小石が多い。 伊吹山スキー場跡のゲレンデ内は歩きやすい作業道のような登山道。 標高を上げるにつれて、早朝は固く締まった地面でしたが、 気温が上がる下山時には泥濘に変わるので転倒注意です。 雪は頂上部のみ薄っすら程度でツボ足で歩き回れました。 |
その他周辺情報 | 直帰しました。 |
写真
4:04 旧伊吹山ゴンドラ乗り場付近の有料駐車場(240m)出発
車で登ってきた舗装路を一旦下って登山口へ。
4:08 伊吹山・上野登山口(220m)到着 ※当写真
このアーチの奥に登山口と上記の駐車場があります。
到着した時にこれが分からなくて、集落の中をちょっと迷走しました。
4:13 同登山口出発
軽くストレッチをしてからいよいよ登山開始。
まずは樹林帯の登りですが、落ち葉が積もり石がゴロゴロで登りでも歩きにくい。
4:43 1合目(415m)
30分で空が開けてゲレンデ跡に出ました。星空が見えていて、今日こそは好天に恵まれそうです!
車で登ってきた舗装路を一旦下って登山口へ。
4:08 伊吹山・上野登山口(220m)到着 ※当写真
このアーチの奥に登山口と上記の駐車場があります。
到着した時にこれが分からなくて、集落の中をちょっと迷走しました。
4:13 同登山口出発
軽くストレッチをしてからいよいよ登山開始。
まずは樹林帯の登りですが、落ち葉が積もり石がゴロゴロで登りでも歩きにくい。
4:43 1合目(415m)
30分で空が開けてゲレンデ跡に出ました。星空が見えていて、今日こそは好天に恵まれそうです!
5:09 2合目(540m)
スキー場の中の作業道っぽい幅広の登山道を登っていきます。
少し標高を稼ぐと下界の夜景が見えてきます。
要所には指導標があって迷うところはありません。
地面は霜が降りていて、関西に戻ってきたとは思えない冷え込み方!
ちなみに霜はヘッドライトを当てるとキラキラ光ります。
ゲレンデの中の作業道の登りなので登山としては単調で、2合目から3合目は長く感じます。
でも花の時期は飽きることなく歩けるかもしれませんが。
ほぼ平坦な地形になってくると、まもなく3合目に到着。
5:51 3合目(750m)
月明りがあれば前方に伊吹山が見えてきそうですがまだ真っ暗。
3合目を過ぎてすぐにトイレがありますが冬季閉鎖中。
霜がべったりで座りませんでしたが、ベンチ横で小休止を入れました。
6:13 4合目(810m)
3合目から殆ど登ってないけど4合目。索道の元基部らしいコンクリートの構造物があります。
4合目を過ぎると一旦樹林帯に入りましたが、冬枯れの時期なので閉塞感はありません。
薄明るくなってくる頃、森が途切れて遂に伊吹山が見えてきました!
スキー場の中の作業道っぽい幅広の登山道を登っていきます。
少し標高を稼ぐと下界の夜景が見えてきます。
要所には指導標があって迷うところはありません。
地面は霜が降りていて、関西に戻ってきたとは思えない冷え込み方!
ちなみに霜はヘッドライトを当てるとキラキラ光ります。
ゲレンデの中の作業道の登りなので登山としては単調で、2合目から3合目は長く感じます。
でも花の時期は飽きることなく歩けるかもしれませんが。
ほぼ平坦な地形になってくると、まもなく3合目に到着。
5:51 3合目(750m)
月明りがあれば前方に伊吹山が見えてきそうですがまだ真っ暗。
3合目を過ぎてすぐにトイレがありますが冬季閉鎖中。
霜がべったりで座りませんでしたが、ベンチ横で小休止を入れました。
6:13 4合目(810m)
3合目から殆ど登ってないけど4合目。索道の元基部らしいコンクリートの構造物があります。
4合目を過ぎると一旦樹林帯に入りましたが、冬枯れの時期なので閉塞感はありません。
薄明るくなってくる頃、森が途切れて遂に伊吹山が見えてきました!
6:27 5合目(890m)到着
再び索道の元基部らしいものと、元スキー場の食堂?らしい建物のある5合目に到着。
ここでようやく待望の夜明け。行く手に広がる伊吹山と大草原が織りなす荘厳な光景に感動しました!
5合目でヘッドライトを片付けたりなどして、やや長めの休憩を入れました。
6:42 5合目出発
標高こそ1,000mを越えてないのですが、森林限界を越えたかのような雰囲気の中を出発します。
再び索道の元基部らしいものと、元スキー場の食堂?らしい建物のある5合目に到着。
ここでようやく待望の夜明け。行く手に広がる伊吹山と大草原が織りなす荘厳な光景に感動しました!
5合目でヘッドライトを片付けたりなどして、やや長めの休憩を入れました。
6:42 5合目出発
標高こそ1,000mを越えてないのですが、森林限界を越えたかのような雰囲気の中を出発します。
これぞ関西に戻ってきたなと実感できる早朝の絶景です!
振り返ると赤く染まり始めた山肌、奥には琵琶湖。
そして琵琶湖の向こうには自分にとって馴染み深い比良山系。
自分が伊吹山にまだ登ったことがなかったのは、実家から見て比良が手前にあったからというのも大きいかも。
振り返ると赤く染まり始めた山肌、奥には琵琶湖。
そして琵琶湖の向こうには自分にとって馴染み深い比良山系。
自分が伊吹山にまだ登ったことがなかったのは、実家から見て比良が手前にあったからというのも大きいかも。
7:38 8合目(1,230m)到着
8合目はテーブルとベンチで至れり尽くせりですが、冷え込みでびっしりと霜が付いてます。
標高からすると、ここから山頂までワンピッチ。一息入れていきます。
7:44 8合目出発
8合目はテーブルとベンチで至れり尽くせりですが、冷え込みでびっしりと霜が付いてます。
標高からすると、ここから山頂までワンピッチ。一息入れていきます。
7:44 8合目出発
遥か眼下にスキー場跡が小さく見えてます。
思えば標高が低い南向きの斜面なのに、よくスキー場が成立していたなと昔日の感がします。
自分は単に温暖化だけでなく寒冷化も含んだ気候変動と考えてますが、ここ数十年で雪が減ったのは間違いないようです。
思えば標高が低い南向きの斜面なのに、よくスキー場が成立していたなと昔日の感がします。
自分は単に温暖化だけでなく寒冷化も含んだ気候変動と考えてますが、ここ数十年で雪が減ったのは間違いないようです。
西側の展望地から山頂のある東側を見上げます。
ぼつぼつと小さな雲が沸き始めてきました。
気付けば山頂滞在時間はもう少しで3時間になりそうです。
下山までの時間と帰省の運転の続きもあるので、そろそろ重い腰を上げます。
ぼつぼつと小さな雲が沸き始めてきました。
気付けば山頂滞在時間はもう少しで3時間になりそうです。
下山までの時間と帰省の運転の続きもあるので、そろそろ重い腰を上げます。
12:00 5合目(890m)到着
下山開始から約1時間で5合目に到着。
この草原の光景はなんともいえない心地良さを感じます。
また、後ほど気付くのですが、登山中に伊吹山を送電線に邪魔されずに眺められるのはここが最下部となります。
下山開始から約1時間で5合目に到着。
この草原の光景はなんともいえない心地良さを感じます。
また、後ほど気付くのですが、登山中に伊吹山を送電線に邪魔されずに眺められるのはここが最下部となります。
12:27 旧伊吹山スキー場・ゴンドラ降り場付近(760m)
少し離れたところで伊吹山を眺めてみたいと思ったのですが、前述の送電線鉄塔が存在感あり過ぎ。
心眼で消してみると、伊吹山の重厚感ある姿が印象的です!
少し離れたところで伊吹山を眺めてみたいと思ったのですが、前述の送電線鉄塔が存在感あり過ぎ。
心眼で消してみると、伊吹山の重厚感ある姿が印象的です!
伊吹山スキー場ゴンドラ山頂駅跡
吸い込まれるように建物に空いた穴より入ってみると、今にも動き出しそうなゴンドラの搬器がたくさん。
自分は少し前までスキーをしていたこともあって、伊吹山スキー場を調べたことがありました。機会がなくて結局は来ないまま閉鎖を迎えましたが。
吸い込まれるように建物に空いた穴より入ってみると、今にも動き出しそうなゴンドラの搬器がたくさん。
自分は少し前までスキーをしていたこともあって、伊吹山スキー場を調べたことがありました。機会がなくて結局は来ないまま閉鎖を迎えましたが。
13:23 旧伊吹山スキー場・ゲレンデ最下部(420m)到着
ゴンドラの山頂駅から30分少々でゲレンデ最下部まで下りてきました。
もし雪が積もれば滑ってみたいなと思わせる、気持ち良さそうな斜面と眺望の下山でした。
自分がスキーをやってた間にもスキー場はいくつも減っています。
開いている間に滑っておくべきだったなと思うところはいくつかありますが、ここもそのうちの一つでした。
13:29 ゲレンデ最下部出発
ゴンドラの山頂駅から30分少々でゲレンデ最下部まで下りてきました。
もし雪が積もれば滑ってみたいなと思わせる、気持ち良さそうな斜面と眺望の下山でした。
自分がスキーをやってた間にもスキー場はいくつも減っています。
開いている間に滑っておくべきだったなと思うところはいくつかありますが、ここもそのうちの一つでした。
13:29 ゲレンデ最下部出発
13:44 上野登山口(220m)到着!
着きました!伊吹山、楽しかったです♪
スキー場跡探訪を除けば下りは2時間半くらいの所要時間でした。
なお車を停めている300円の駐車場はこの登山口横の細い道を上がったところで、最後に標高差20mほどの登り返しとなります。
着きました!伊吹山、楽しかったです♪
スキー場跡探訪を除けば下りは2時間半くらいの所要時間でした。
なお車を停めている300円の駐車場はこの登山口横の細い道を上がったところで、最後に標高差20mほどの登り返しとなります。
深田久弥氏は「標高1500m以上」を百名山選定の条件の一つとしてますが、伊吹山はこの条件には当てはまりません。
でも深い歴史のある山、そして素晴らしい山頂と眺望の山ということが実際に登ってみて分かりました。
このアーチの向かいにあるお土産屋“みことや”さんで、伊吹山の山バッジを購入。
お店のおばちゃん達と久々に関西弁全開でお話しして楽しかったです。
また、みことやさんの前では登山靴を洗うブラシが用意してあって、樋や側溝を流れる水で泥を落とすことができました。
でも深い歴史のある山、そして素晴らしい山頂と眺望の山ということが実際に登ってみて分かりました。
このアーチの向かいにあるお土産屋“みことや”さんで、伊吹山の山バッジを購入。
お店のおばちゃん達と久々に関西弁全開でお話しして楽しかったです。
また、みことやさんの前では登山靴を洗うブラシが用意してあって、樋や側溝を流れる水で泥を落とすことができました。
夕刻になると予報どおりにすっかりどん曇りになりましたが、下界から見る伊吹山はやはり立派な山容です。
でも西側の尾根は大々的に石灰石が採掘されており、この山も武甲山と同じ宿命を持っていることを目の当たりにしました。
さすがに伊吹山は武甲山のように山頂まで削られることはないでしょうけど。
でも西側の尾根は大々的に石灰石が採掘されており、この山も武甲山と同じ宿命を持っていることを目の当たりにしました。
さすがに伊吹山は武甲山のように山頂まで削られることはないでしょうけど。
装備
個人装備 |
三脚
水
ハイドレーションシステム
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
スパッツ
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図・山と高原地図)
コンパス
ガーミンGPS
笛
鈴
ラジオ
計画書
ヘッドランプ
予備電池
アマチュア無線機
ファーストエイドキット
補修キット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
登山保険証
健康保険証
スマホ
財布
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠ズームレンズ
6本爪軽アイゼン
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
ヤマノススメ聖地巡礼も兼ねて伊吹山へ行く機会を伺っていましたが、
帰省と好天のタイミングが合ったおかげで2019年の締めくくりとして実現できました。
伸びやかな草原と広大な山頂台地、全方位の大展望。
花以外は伊吹山の魅力を存分に満喫できた一日となりました。
伊吹山も比良山系と並んで、滋賀県での好きな山になったのは言うまでもありません。
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訪問者数:497人
こんにちは
帰省途中に寄られたのですね
ヤマノススメでも登っていたのでしたか
なんと雪がなく
アイゼンが要らなかったのですね!
暖冬ですね
御岳
白山をご覧になられたんだー
かおりさんと夜間登山を
したとき 朝日とともに
御岳 穂高槍まで見えたことを
思い出しました
いい思い出です
琵琶湖 比良も鈴鹿も見える
眺望の山ですね
良い山歩きができて最高の
登り納でしたね
次のやつあつぷ
待ってます
ありがとうございました
ゴンドラがそのママ
残ってるのですね
ゴンドラで3合目まで行き登ったことが
数度ありました
なくなり難易度が上がりましたね
懐かしいです
こんばんは、mayasanpoさん。
年末の伊吹山レポをご覧いただきましてありがとうございます!
帰省前に伊吹山へ寄ってみようと思い立ち、当初は雪山装備を用意しようと思っていました。
調べてみたら本当に雪が少ないみたいということで、無雪期装備に切り換えました。
初めての山なので自分としては雪が無くてもいいやと思ったんですが、
実際に登ってみると今度は雪がある時に行ってみたいですね。
本当に眺望が素晴らしく、北アルプスも累々と見えていましたよ。
遠望はやはり冬が一番ですね。
鈴鹿も自分は行ったことがないのですが、伊吹山からみると真南にあたるのですよね。
そして西側に馴染み深い比良を見て感慨深かったです。
スキー場が閉鎖された時にリフトは全て撤去されましたが、
ゴンドラだけは夏山用に残されたんですね。今回のレポ作成で調べてみて初めて知りました。
その期間は運営会社も変わったようで、ゴンドラも廃業した時に撤去されずそのまま残ったようです。
考えてみれば伊吹山も武奈ヶ岳も、奇しくも索道の廃止によって難易度が上がるという共通点があったんですね。
両方に昔はスキー場があり、いずれも自分がスキーをやってた時に行こうと思えば行けました。
惜しいことをしました。
次の八ヶ岳のレポは既にUPできていますので、続けてご覧いただけましたら嬉しいです。
今回もありがとうございました。
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