記録ID: 2226836
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雪山ハイキング
支笏・洞爺
漁岳
2020年02月20日(木) [日帰り]
北海道
kazu_VLX
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 858m
- 下り
- 865m
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| 天候 | 曇り、一時雪と晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
最終コルから頂上にかけての急斜面は、アイスバーンに雪が被さっているだけなので、下りの振動による雪崩に注意。また、山頂では、吹雪の時に遮るものなし。 |
| その他周辺情報 | 支笏湖隣接の秘湯・丸駒温泉で、風不死岳の美しい山容を眺めながら、冷えた体を芯から温められる。 |
写真
国道453号、恵庭岳手前の漁川の隣りに数台の駐車スペースあり。
駐車スペースに入山箱あり。道外からの先着1台が停まっていたが、この駐車スペースから入山したようだ。
準備を整え、「おくいざりがわばし」を渡って、林道入口へ向かう。歩道がないので注意して車道の横を歩く。
漁岳に向かう林道入口。かつては林道入口の看板が付いていたが、今は2本の支柱のみ。ここでスノーシュー装着。
発砲禁止ののぼり。鹿と間違えて撃たれたくはない。少し進むと奥には入山箱あり、万一に備え記入する。
多くの人に親しまれている漁岳。トレースがしっかりしていて歩きやすい。
林道がぐるっと回り込んだ先のカーブにあるミラー。積雪により、低く顔を出している。
オリンピック5号線という作業道らしい。過去の冬季オリンピックにより恵庭岳の北西斜面にはコースの傷跡が今でも残っている。
標高720m辺りの尾根への取り付き地点。親切に左側斜面に「漁岳冬期」の看板があり、目印のピンクテープもいくつかある。
スノーシューでかかとをリフトして、いざ急斜面へ。しばし辛抱のとき。
あちらこちらにピンクテープ。トレースは雪で覆われているがはっきりしている。
オコタンペ山方面との分岐点。トレースが残っている。左に行くと、オコタンペ山。
ここ数日の雪でいよいよトレースが見えなくなっている。山頂に向けて尾根をひたすらラッセル。
真っ白な雪原を一歩一歩進んで行くのは気持ちよい。ただ、徐々に足が上がらなくなってくる。
いよいよ山頂をロックオン。足が重くなってきたが、けっこう距離がある。
青空が少し出てきたが、尾根に出てからというもの、支笏湖方向からの吹き上げる風が強い。
山頂目前。美しい純白の山容。時折、前を向けないほどの強烈な風が襲う。
急過ぎるのと雪が深くて、スノーシューでは滑って無理。アイゼンで蹴り込みたいが持って来ていないので、斜面右側から回り込んで山頂を目指す。
3
2/20 11:00
急過ぎるのと雪が深くて、スノーシューでは滑って無理。アイゼンで蹴り込みたいが持って来ていないので、斜面右側から回り込んで山頂を目指す。
極寒の荒涼とした世界。遮るものがないので強風と寒さに負けそう。
山頂に到着。冬季メインの山だが立派な看板。雲が多くて遠くまで眺められないが、素晴らしい景色。
支笏湖、恵庭岳、氷結したオコタンペ湖。今まで下からしか見たことがなかったが、支笏湖外輪の素晴らしい眺め。快晴ならもっと素晴らしい景色が広がっているだろう。
8
2/20 11:23
支笏湖、恵庭岳、氷結したオコタンペ湖。今まで下からしか見たことがなかったが、支笏湖外輪の素晴らしい眺め。快晴ならもっと素晴らしい景色が広がっているだろう。
帰り道は、1時間も経たないうちに降雪ですでになくなっている。帰り用のラッセルの体力が必要であると痛感する。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
靴
ザック
スノーシュー
行動食
非常食
飲料
水筒（保温性）
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
|---|
感想
3週間前に幼馴染みと奥手稲山に行って以来の登山。山頂手前の雪の深さに、日頃のトレーニング不足が響いてしまい、下山すると足取りがひどく重かった。しかしながら、支笏湖の秘湯・丸駒温泉の素晴らしい泉質により、みるみる体力が回復、至極のときを過ごすことができて幸せであった。次回は、快晴の中で漁岳山頂からの絶景を味わいたい。
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