焼岳(中尾温泉登山口より)


- GPS
- 07:25
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,334m
- 下り
- 1,328m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
旧中尾峠より上部はザレた道で滑りやすいので注意。特に下山時は慎重に。 |
写真
感想
新中ノ湯コースは駐車できそうもなかったので、反対側の中尾温泉の方から登ることにした。
朝、駐車場に着くと、既に5、6台の車があった。
その後、続いて数台到着したが、まだ半分くらい空いていた。
ほとんどの人が車から出て、外で話をしているが、なかなか出発しない。
いつもの登山口と何か違う雰囲気だ。
何が違うのかなあとちょっと気になってしまった。
分かった。そうだ、女性が一人もいないのだ(笑)
何となくサバサバした空気が漂っている。
そんな中、一人先に出発させてもらう。
林道の脇には、朝露に濡れたミゾソバがいっぱい。
庶民的で大好きな花だ。
旧中尾峠までは樹林帯の中で涼しい。
峠に近づくと笹原の空間が広がり、何とも言えない開放感に包まれる。
早く峠の向こうの景色が見たいという欲求に駆られ、つい急ぎ足になる。
おお、あれが上高地だな。
振り返ると笠ヶ岳が高い。
岩に登り穂高を探す。
残念ながら、今日は雲の中だ。
最後にこれから登る方を見上げる。
そこには、今にも崩れてきそうな焼岳が覆い被さるように立ちはだかっていた。
途中までの斜面には登っている人たちも見える。
が、その上は、どこをどう登るのか見当が付かない。
気持ちが落ち着くまで、ここでしばらく休憩しよう。
ここは、上高地からのコースが合流している。
ここで今日初めて女性を含むグループに会う(笑)
ザレた道の踏み跡を丁寧に辿っていくと、いつのまにか北峰の肩に着いた。
ここは、新中ノ湯コースが合流しているので、人がいっぱいだ。
新中ノ湯コースの方を見ると、行列になって登ってくる。
ここから山頂までは一登りなので、ここにザックをデポし、空身で登る。
山頂は、思ったより広く、景色もいい。
のんびりしていたら、下るときに団体に先を越されてしまった。
しばらく渋滞で下れない。(>.<)
下山途中、ペットボトルを腰にぶら下げた空身の単独女性(Kちゃん)に会った。
ザックが無いのを不思議に思ったら、峠の北の「おむすび山」(焼岳展望台)にデポしてきたという。
まめに写真を撮っていたが、自分の写真がないというので、シャッターを押してあげた。
そこからは、「おむすび山」でおにぎりを食べることにし、一緒に下った。
しばらく話をしていると、Kちゃんも、またとんでもな人であることがわかった。
わずか一年前に山を始めたばかりというのに、初めての槍に単独で北鎌尾根から登り、その足で奥穂まで縦走したとか。
今日も、これから西穂山荘でテント泊し、明日初めての西穂〜奥穂を縦走するという。
またもや、僕の山のスケールがねじ曲げられた瞬間だった。
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