会社の先輩に誘われて参加した「行橋・別府100キロウォーキング」
会社の先輩2名と113さん、solさんの合計5名で参加。

まずは天神から高速バスでスタート地点の行橋へ。受付締切が11:00で少々焦り気味に10:30 正八幡宮に到着すると今回参加者4300人の人・人・人で溢れかえっている。
早々に受付を終え、3609番の黄色ゼッケン（目標20時間以上）を受け取り、113さんとsolさんのゼッケンを見ると、な・な・なんと白ゼッケン（白は目標20時間位内）。
当然、目標タイム毎のスタートとなるため113さん、solさんは、早々にスタートの境内内に入り、黄色ゼッケンの私と会社の先輩2人は境内の外で持参した弁当（私はおにぎり2個）を食べて境内の外で待っていたが、係の人が中に入ってもいいとのことで中に入り待つことに。
11:30頃からスタートセレモニーが始まり、12:00 いよいよ先頭スタート。
白ゼッケンのスタートから待つこと45分、12:45 に先輩と2人でスタート・ゲートを通過し、長〜い、長〜い100キロ地獄が始まった・・。

最初は4300人の長〜い人の列となって、みんなほとんど同じペースで歩いていく。但し、途中、タバコ・タイムの必要な私は先輩と別れて一人で歩くことに。
しばらく歩くと10キロぐらいのところで、solさんに追いつく。113さんは先に行かれたとのことで、しばらく一緒に歩き、先行する113さんを追うことに。
途中、またタバコ休憩していると追い越したはずの先輩が後からやってきたので、また一緒に歩き、第1CPで待っててくれた113さんと合流。（既にマメが出来てたのでここでマメの処置をするため、113さんには再度先に行ってもらう）

第1CPを出てしばらく先輩と一緒に歩くが、またしてもタバコ・タイムのために途中で分かれ一人歩きになる。おまけに夜の時間帯となり、お腹もすいてきたのでコンビニ毎に立ち寄っては、ホットドック、フランク、カップ麺・おにぎりを食べ、時間を大幅にロスしていく・・

一人歩きに備えて音楽を聞きながら歩く予定だったが、イヤホンを忘れたために音楽も聴けず、寂しい深夜の一人歩きを覚悟して、53.6キロ地点の無料の味噌汁・スープポイントに到着。
そこで味噌汁を受け取り椅子に座ろうとするとなんと横にはスープを飲んでる113さんの姿が・・・会いたかった〜。
そこからゴールまで113さんと一緒に歩くことができて助かりました〜。

特に第2CPから第3CPの間は峠を3つ超える難所で、真ん中の七曲峠は、わざわざ国道を外して設定されたもので意地悪な設定としか思えない。
杖の貸し出しもある急な登りの後に続く長〜く急な下りは、流石に普通には歩けずカニ歩きで下る始末。この時ばかりはコース設定者を恨みました〜。

そんなこんなで第3CPまで来るとそこからは別府湾が見えてゴールの別府市街地も見えている。
もうすぐゴールだなと思うも地図を確認すると残り14キロ(・・)
この14キロの長いこと長いこと・・。

8キロ手前からは1キロ毎に案内が出てきて最後の力を振り絞り足を交互に動かす（案内板を見ながら思うのは、残り何分間、右足と左足をただ交互に動かせばこの地獄から開放される・・これだけでした）。
但し、ラスト1キロになるとガラリと変わり、沿道の人がみんな「がんばって」「ゴールはすぐそこ」「お疲れ様」「おめでとう」と声をかけてくれて、ゴール直前にはsolさんも迎えてくれて、気づいたらゴールに入ってました。

ゴールの感動は最高でした〜(^^)v。　

113さんとゴール横の芝生でぶっ倒れてたらsolさんから「ビール買ってきましょうか」のtelが・・なんとうれしいコール。solさんからビールを受け取り飲もうと思うも先輩からはここで飲むと動けなくなるとの忠告で預けた荷物を受け取る体育館へ移動しそこで乾杯。

その日は参加者5名とも別府泊だったので皆で一緒に軽く飲んで打ち上げをして終わりました。
但し、ホントはそのあと喫茶店とかで今週末の打ち合わせをしようと考えていましたが、徹夜のウォーキングにアルコールも入った後では、とてもそんな気力も無くそのままホテルに帰ってダウンとなりました・・。
113さん、solさん　すみません。後で道具割等　計画書に追記しておきます。

100キロウォーク・・後半は地獄でしたが、今、思えば楽しい思い出になりました。
「次は20時間切りが目標だ〜！！」　ってことはなく、当分の間はもういいかな。
これが今現在の正直な感想ですね。

※ ちなみにヤマレコ友達のe-hayashiさんは、13時間23分のタイムで4位で完歩とのこと。
　 私が第2CPにも着いていない頃にゴールとは・・恐るべしスーパーサイヤ人です。

昨夜の祝杯の余韻が残る中、両足を引きずりJR別府駅に独り立つ
駅の中は、大会参戦後の60代70代のご夫婦が行き交う
ザックには、何度も参加去れてる証
気取らない姿がとても美しく観え
「この人たちが、日本を支えてきたんだな〜」等とぼんやり過ごす。

扁桃腺に触れてみると、見事な丸腫で熱もある
帰宅後、体温計は38度を指す
足の痛みと合わせて、免疫力の低下により、歯や唇も異常事態

JR九州 特急ソニックで別府〜行橋は、たった64分
そこを、1日と2時間以内で歩けると〜？？
すると、4400人が全国からエントリーする(^.^)

今年からインターネット予約が開始され、受付開始から完歩制限時間と同じ26時間で受付が終了
運よく？か〜運悪く参戦することになったのがぁ〜

　地獄の「第14回 行橋〜別府100キロウォーキング」！！


ウォーキング等全く経験が無い中
13週前に15キロ
11週前に50キロ
2週間前に55キロ
これだけのトレーニング・・無謀な初参戦！

大会前日、風邪を引いてしまう
37度
55キロで痛めた両足の甲が、スタート直後にうずき出し
「1キロ歩ければいい方、絶対に完歩は無理だ〜」と、表情が曇るが
横を歩くsolさんとのお喋りで、気を紛らしながら元気に歩く(^^♪


真夜中4300人が後方ランプとヘッデンを点け、無言で数時間歩き続ける
同じ目的を持っているから、何も話さずに済むのだろうか
実は、話す力もない
遥か彼方まで青い光がうごめく、異様な光景を眺めながら、ひたすら歩き続ける。

意志の弱い私は、途中chengfuさんと出会っていなかったら、気持ちが折れていたに違いない。
ヤマレコメンバーからは携帯に沢山の激励メッセージが届き、励まされる。
苦しい時に限って届き、とてもうれしい(^^)v
みなさん、本当にありがとう
おかげさまです（*^_^*）


ゴール直前、既に来年の完歩を誓い迎えてくれるsolさんの姿を見付け、その悔しい思いとゴールの喜びで瞳が潤む

完歩証の末尾にこんな一文がある
“これから先、何度も何度もやって来るであろう雨の日、嵐の夜に、100kmもの距離を苦しみながらも諦めずに最後まで歩き徹した、この「すばらしい体験」を思い出して下さい。
またお会いしましょう。“Good Luck”・・・・”

でも、solさん
“来年行く人この指と〜まれ！！”？

・・ごめん
“と〜まらん”
もう、こりごり！　　113（*^_^*）

今回の記録
申込数　4,400
参加数　3,972
完歩数　2,885（完歩率 72.6%）

(sol)

12:30 スタート（正八幡宮）− 20:30 第1CP（中津駅）− 05:00 第2CP（宇佐）
リタイア

14.7km地点築城公園の手前でかかとの豆が気になって歩き方が変でした。
公園で手当てして、中津駅までは順調でした。
ちゃんふうさんに連絡をもらい私が中津駅に入るころ出発するちゃんふうさん達に会い手を振り、元気が出てきました。そして、友人が差入れをしてくれました。
で、

ここで私は勘違いをしました。
≪残り65km・・・ということは、45kmも歩いたんだ〜≫
・・・・・

少し歩いて気づきました。既に頭がおかしい!!!
35kmしか歩いてないんですよね〜

ここで少し心が折れました！
んんん〜
そこからグンと歩く速度が遅くなり、足の裏と甲が痛くなり足が前に進まなくなってきました。
50kmは練習したんだから歩けるハズ！
そして宇佐CP 61.6kmまでは歩けるって自分で言った!ということをつぶやきながら音楽を聴いて紛らしながらゆっくり歩きました。

しかーし、周りに人が居なくなり、早い時間から音楽を聴き始めたので電池がなくなり、携帯もGPS付けてたら電池があやしくなったので、記録も辞め・・・
なんだか上手く回らなくなりました。

そして眠気が。。まだ23時を過ぎた頃だったかな〜（おこちゃまかーー）
コンビニでトイレを済ませ、少し座ったら、気づいたら1時間程寝ていました。
最悪です！

これで、宇佐CPには間に合わない(=_=)

心は完全に折れました。
なんとか宇佐CPには到着しましたが、折れた心は復活できずリタイア宣言しました。悔しくて涙ぐんでしまった。

来年は出るもんかーーーキツイゾーーー

そして、別府までのバスに乗りちゃんふうさんとそのお友達、11さんを迎えようと思ったら、お友達はその後すぐ到着したようで、残念ながらお迎えできませんでした。
少し寝てゴール近くに行ったら丁度そのときちゃんふうさんと11さんが戻ってきました！！！

すごい！！感動！！また涙ぐんでしまいました。嬉しさと悔しさと。。

夜みなさんとご飯を食べてるうちにやっぱり【完歩したい】と思っちゃいました。
次は今回の敗因を良く研究してチャレンジしようと思っています。

来年行く人この指とーまれ！！