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Yamareco

記録ID: 235767
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ハイキング
朝日・出羽三山

日暮沢からの竜門、大朝日岳日帰り周回

2012年06月23日(土) [日帰り]
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GPS
11:59
距離
19.1km
登り
1,626m
下り
1,620m

コースタイム

出発(日暮沢小屋登山口) 6:35
ゴロビスの水場 7:41
清太岩山 8:51
ユーフン山 9:16
竜門へ分岐 10:01
西朝日 11:16
西朝日再出発 11:53
中岳付近 12:50
大朝日小屋 13:24
大朝日小屋出発 13:48
銀玉水 14:08
小朝日分岐 14:58
古寺山 15:41
古寺山発 15:55
三沢清水 16:11
ハナヌキ分岐 16:33
川が見える 17:52
日暮沢 18:34
天候 ふもとは晴れ。稜線のうえはガスっておりました。
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日暮沢小屋に駐車場があります。クルマの多い日は、小屋から奥の林道脇に縦列で停める方が多いです。
コース状況/
危険箇所等
6月末には、清太岩山手前や竜門、西朝日、中岳あたりの冬は雪庇の育つところは残雪が多く見られました。大朝日岳から下る銀玉水付近も残雪が多かったです。
西朝日〜中岳のあたりは、残雪で登山道が見えないところもあり、ガスがかかると初めて通るかたは道を見失うかもしれません。
日暮沢からのルートは、ふもとほど急な上り下りで、日帰りだとひざにくるかも知れません。
日暮沢小屋からは6時35分に出発。
小屋のまえには水が引いてあります。
遠くから来るかたはここに前泊する方もおります。
日暮沢小屋からは6時35分に出発。
小屋のまえには水が引いてあります。
遠くから来るかたはここに前泊する方もおります。
ふもと近くの道は、ブナの中。
ふもと近くの道は、ブナの中。
雪はあちこちに残っていました。
雪はあちこちに残っていました。
ゴロビス、ゴロビツと言ったりします。
水場なのですが、この水場の上流は登山道があって・・・。ぼくはあまりここの水は飲みません。
ゴロビス、ゴロビツと言ったりします。
水場なのですが、この水場の上流は登山道があって・・・。ぼくはあまりここの水は飲みません。
これが水場の水源のあたり。
リュウキンカが綺麗。
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これが水場の水源のあたり。
リュウキンカが綺麗。
6月下旬ですが、カタクリも残っておりました。
6月下旬ですが、カタクリも残っておりました。
清太岩山近くの尾根に上がるところ。
清太岩山近くの尾根に上がるところ。
ミツバオウレンは可愛い花です。
ミツバオウレンは可愛い花です。
こちらも良いですね。
イワハゼと呼んだり、アカモノと呼んだり。
こちらも良いですね。
イワハゼと呼んだり、アカモノと呼んだり。
稜線近くではガスが濃くなっておりました。
稜線近くではガスが濃くなっておりました。
ハンノキについた赤いチョッキリの仲間。
ハンノキについた赤いチョッキリの仲間。
清太岩山
少しガスがとれたところ。
目指すユーフン山。
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少しガスがとれたところ。
目指すユーフン山。
足元のほうに虹が見えました。
足元のほうに虹が見えました。
ヒメサユリは、この日は小朝日岳付近では咲いていましたが、こちらはまだでした。
ヒメサユリは、この日は小朝日岳付近では咲いていましたが、こちらはまだでした。
竜門山の直下の残雪
竜門山の直下の残雪
ガスでなんにも見えませんでした。棒と赤いテープがしてあって助かりました。(とにかくうえに登れば登山道には出るのですが)
ガスでなんにも見えませんでした。棒と赤いテープがしてあって助かりました。(とにかくうえに登れば登山道には出るのですが)
竜門山付近の縦走路との合流のあたり。
ミネザクラがありました。ちいさい木で可愛らしい色合いの花。
竜門山付近の縦走路との合流のあたり。
ミネザクラがありました。ちいさい木で可愛らしい色合いの花。
ハクサンチドリはたくさんありました。
ハクサンチドリはたくさんありました。
これはアオノツガザクラでしたかね?
これはアオノツガザクラでしたかね?
何と言ってもこの時期はミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)です。
何と言ってもこの時期はミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)です。
もうちょっと晴れていたらよかったのですが。
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もうちょっと晴れていたらよかったのですが。
ミヤマウスユキソウは、せいぜい10cmほどの背丈で可愛らしい花です。
ミヤマウスユキソウは、せいぜい10cmほどの背丈で可愛らしい花です。
西朝日に向かう道。道沿いにはウスユキソウの群生が続いてほんとに薄雪の残ったようでした。
ここはいつも風が強め。
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西朝日に向かう道。道沿いにはウスユキソウの群生が続いてほんとに薄雪の残ったようでした。
ここはいつも風が強め。
イワベンケイソウ(ホソバ?)
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イワベンケイソウ(ホソバ?)
これはミヤマダイコンソウですね。
これはミヤマダイコンソウですね。
うむ、ガスのあるのもよろしい風景です。
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うむ、ガスのあるのもよろしい風景です。
西朝日岳の山頂が見えました。
ここで11時16分。
この日は西朝日のあたりの花を見に来たので、ここで竜門のほうへすこし戻って撮影などをしました。
西朝日岳の山頂が見えました。
ここで11時16分。
この日は西朝日のあたりの花を見に来たので、ここで竜門のほうへすこし戻って撮影などをしました。
西朝日岳から再び出発して中岳へ向かうところ
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西朝日岳から再び出発して中岳へ向かうところ
残雪が道を覆うところを進みます。
小朝日岳が見えました。
残雪が道を覆うところを進みます。
小朝日岳が見えました。
段々と青空が見えてきました。
ガスは遠くから見ると山の風景に合います。
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段々と青空が見えてきました。
ガスは遠くから見ると山の風景に合います。
中岳付近から大朝日岳。
小屋も見えました。
中岳付近から大朝日岳。
小屋も見えました。
大朝日岳避難小屋。100名収容の避難小屋です。
大朝日岳避難小屋。100名収容の避難小屋です。
こちらの近くにもウスユキソウがありました。
イワカガミも咲いていました。
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こちらの近くにもウスユキソウがありました。
イワカガミも咲いていました。
下山の方向もガスの中。
下山の方向もガスの中。
大朝日岳の東斜面。尾根に沿ってダケカンバが生えていました。
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大朝日岳の東斜面。尾根に沿ってダケカンバが生えていました。
振り返る大朝日岳。
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振り返る大朝日岳。
奥の院。
チングルマは真上から撮ると模様のよう。
チングルマは真上から撮ると模様のよう。
銀玉水へくだります。すっきり晴れてきました。
銀玉水へくだります。すっきり晴れてきました。
銀玉水の上部は、7月中まで雪が残ります。
銀玉水の上部は、7月中まで雪が残ります。
朝日連峰の名水、銀玉水。
小屋近くにあるのは金玉水。訓読みしてはいけません。きんぎょくすい、です。
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朝日連峰の名水、銀玉水。
小屋近くにあるのは金玉水。訓読みしてはいけません。きんぎょくすい、です。
遠くから見ると、銀玉水のうえの残雪はこんな感じ。アイゼンを使っているかたもいました。
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遠くから見ると、銀玉水のうえの残雪はこんな感じ。アイゼンを使っているかたもいました。
だんだん大朝日岳が遠くなります。
ガスに飲まれつつありました。
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だんだん大朝日岳が遠くなります。
ガスに飲まれつつありました。
小朝日岳はこちらから見ると雄雄しい。
小朝日岳はこちらから見ると雄雄しい。
この日は、巻き道を行きました。
この日は、巻き道を行きました。
巻き道から見た大朝日岳方向。
巻き道から見た大朝日岳方向。
巻き道をおわると、古寺山が見えました。
巻き道をおわると、古寺山が見えました。
やはりガスのある山もよろしいです。
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やはりガスのある山もよろしいです。
三沢清水。
大朝日岳の小屋の小屋番さんが数百m遠くの沢からホースで引いてくれています。
大雨が降るとホースがずれて水が止まることもあります。
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三沢清水。
大朝日岳の小屋の小屋番さんが数百m遠くの沢からホースで引いてくれています。
大雨が降るとホースがずれて水が止まることもあります。
ぐんと下ってハナヌキ分岐。
右に行くと古寺鉱泉。
左へ行くと日暮沢小屋。
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ぐんと下ってハナヌキ分岐。
右に行くと古寺鉱泉。
左へ行くと日暮沢小屋。
ナナカマドは花も綺麗で香りも甘いです。
ナナカマドは花も綺麗で香りも甘いです。
ハナヌキ峰のうえのあたり。
ハナヌキ峰のうえのあたり。
明るい様子が好きな道です。
明るい様子が好きな道です。
ただし、日暮沢小屋への下りはなかなかつらい。
ただし、日暮沢小屋への下りはなかなかつらい。
もう下るのが嫌だなあ、と思うころにようやく川が見えました。
もう下るのが嫌だなあ、と思うころにようやく川が見えました。
根子川の流れを聞きながら歩きます。
根子川の流れを聞きながら歩きます。
途中には、沢を渡るところがあったり
途中には、沢を渡るところがあったり
ストレートな道をしばらく行くと
ストレートな道をしばらく行くと
ようやく林道がみえました。
ようやく林道がみえました。
根子川。紅葉の時期にも良いかもしれない。
根子川。紅葉の時期にも良いかもしれない。
最後の林道歩きはちょっとぐったりします
最後の林道歩きはちょっとぐったりします

感想

すこし昔のはなしになりますが、日暮沢小屋からくるりと一周、朝日連峰の南の主稜線を歩く周回ルートを日帰りしました。
おなじルートをピストンよりも、主稜線を歩けるのが魅力的なルートです。
時期は、朝日連峰夏山開きの翌週で、何と言ってもこの時期がミヤマウスユキソウの見ごろでもあります。
小屋番さんへ挨拶して立ち話をしたりしている間に、大朝日岳に立ち寄るのを忘れて下山してから気がつきました。まあ、良いでしょう。

残雪は豊富に残っている時期で、銀玉水の上部はすっかり雪です。
下山の際には、くつ底で、滑りながら下ったのですが、登ってくるかたから「この下は急な残雪の斜面だから危険です!」と叱られました。申し訳ないです。

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コメント

この時はお世話になりました(^.^)
looseloopさん、こんばんは〜
今頃はまだ仕事でしょうか?
お疲れ様です

この時は大変お世話になりました
looseloopさんがいなければ、道迷いにより大変なことになったかもしれません。
ありがとうございました

晴れた日にまた行きたいものです
2012/11/1 20:05
komorebiさん、コメントありがとうございます
コメントありがとうございます。

この時はガスが濃くなっていましたね。わたしは何度も行っているところなので、どちらかに滑落するような箇所はないのをわかっているのですが、そうでない場合は恐い状況だったかもしれません。
大朝日に近づくにつれて晴れてくれたのはなによりでした。

わたしは、日程が空けば来年は5月の連休には一度登ることになると思います。恒例なものですから。
小屋番さんも連休中は小屋にいることになるので、予定が空くようでしたらたくさん雪のある大朝日へもいらっしゃってください。

ヤマレコを先日はじめましたので、今年の5月の様子もそのうちに載せたいと思います。
2012/11/1 22:10
じゃあ、ゴールデンウィークにお邪魔するかな(^.^)
looseloopさん、こんばんは〜

次の日はドピーカンでヒメサユリも観る事ができ、良い山行ができました

来年は、是非5月の残雪時に行きたいですね
その時はよろしくお願いします
2012/11/1 22:19
komorebiさん、ぜひGWにもおいでください
GWの時期のこの山は格別ですよ。残雪期とはまだ呼べないような時期で、場合によってはまだ雪が降ります。
登山道まで除雪が済んでいないと、長く歩くことになったりもします。
ピッケルはもちろん持って、アイゼンも12本を使って登っていました。アイゼンは天気が良いといらないくらいの場合もありますが、冷えると下山できなくなってしまいます。
でも、そのぶん景色はもう最高です。人もさらに少ない時期になりますし。

近くなりましたら登山道の状況など調べておくようにしますのでご連絡ください。
2012/11/2 23:51
プロフィール画像
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