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Yamareco

記録ID: 238992
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ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

安達太良山(塩沢温泉から周回) 【紅葉も終盤】

2012年10月27日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.2km
登り
1,099m
下り
1,097m

コースタイム

7:15塩沢温泉登山口 - 7:25僧悟台分岐(馬返し分岐) - 7:35金剛清水 - 8:00三階滝分岐 - 8:15三階滝 - 8:35〜8:50屏風岩 - 9:00八幡の滝 - 10:00天狗の奥庭 - 10:30〜10:45くろがね小屋 - 11:20峰の辻 - 11:35牛の背 - 11:45安達太良山頂 - 11:55〜12:25乳首 - 13:15鉄山 - 13:25鉄山避難小屋 - 13:45笹平分岐 - 14:35霧降の滝分岐(僧悟台) - 14:55見晴らし台 - 15:30草履沼 - 15:32渡渉 - 15:35僧悟台分岐 - 15:40登山口
天候 曇り後、晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
往路:
福島6:05 → 6:35二本松
300円

二本松6:45 → 7:00塩沢温泉
(昭和タクシー)
4190円

復路:
塩沢温泉16:10 → 16:25二本松(ヒッチハイク)
とても親切な方に乗せて頂きました。
深謝です。

二本松16:51 → 17:17郡山18:01 → 19:22上野
コース状況/
危険箇所等
○道の状況
・塩沢温泉〜くろがね小屋
湯川沿いに樹林帯の中を上っていく。
はじめは、広く平らな道であるが、次第に渓谷の斜面の片側が切れた細い道になる。
この区間は全般的に道が濡れており、踏み外せば滑落の危険性もある。
滑らないように注意が必要。

特に、メインコースから外れた三階滝分岐〜三階滝〜屏風岩の区間は、ミニ梯子、ミニ鎖場、ミニ岩場などがあり、滑落の危険のある箇所もいくつかあるので、要注意。
また、この区間に一部踏み跡が不明確な箇所がある。

また、八幡滝から天狗の庭までの間、6回の渡渉がある.
特に始めの2回は、川幅が広く、水流もあるので、張ってあるロープを使い、バランスを取って渡る必要あり.

・くろがね小屋〜牛ノ背
火山らしい道。
特に危険箇所なし。
ルート上にペンキマークが多数あり、道迷いの心配もなし。

・牛ノ背〜安達太良山〜牛ノ背〜鉄山〜笹平分岐
幅の広い稜線歩きなので、道が明確で、迷う心配なし。
危険箇所も安達太良山頂(乳首)の上り下りの区間以外、特になし。
この稜線は、風が強く、稜線に出ると体感温度が突然低くなるので、秋以降は、しっかりとした防風、防寒をご準備下さい。

・笹平分岐〜僧悟台〜見晴台
笹平分岐の看板に、「このコースは高山植物保護のため、下草刈りを取り止めて以来、自然状態に戻っている」との表記があり、ちょっとビビッたが、偶々通られた地元の方にお聞きしたところ、この夏、安達太良山岳会の方々が下草刈りをされて、整備されたとの事。
コース上の道標は多くありませんが、コースが明確で安心して降りることができました。
緩やかな尾根道であるが、ハイキングコースは、雨水の通り道になっているらしく、中央の凹みに泥濘が溜まっており、歩き難く、滑りやすい。

・見晴台〜馬返し分岐
幅の狭い九十九折の急な下り坂。
九十九折が始まるポイントが最も急でコースが不明確だが、道を失う危険性は低い。
沢(湯川)が近く、日当たりが悪いため、泥濘が多く、滑りやすいので、要注意。

○トイレ
塩沢温泉登山者用駐車場の前、くろがね小屋にあり。
二本松塩沢温泉スキー場が本日のスタート地点
残念ながら曇りです
二本松塩沢温泉スキー場が本日のスタート地点
残念ながら曇りです
ここが登山口に見えるけど、違います
ここが登山口に見えるけど、違います
スキー場を横切った奥の
スキー場を横切った奥の
ここが登山口
進むと僧悟台方面との分岐
くろがね小屋を目指します
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進むと僧悟台方面との分岐
くろがね小屋を目指します
日の射さない細いぬかるんだ道を進んで
日の射さない細いぬかるんだ道を進んで
金剛清水を通ると
金剛清水を通ると
次第に木々が
色づきを
見せてきます
分岐を三階滝に下りて行きます
ここから屏風岩まで、細くて滑りやすい、嫌な道です
分岐を三階滝に下りて行きます
ここから屏風岩まで、細くて滑りやすい、嫌な道です
一階が見えてきました
一階が見えてきました
ここから梯子、
足場の悪い鎖場を通って
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足場の悪い鎖場を通って
三階の上は、渓流です
この左側を通って
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三階の上は、渓流です
この左側を通って
屏風岩の上に出ました
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屏風岩の上に出ました
このあたりが紅葉の盛りでしょう
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このあたりが紅葉の盛りでしょう
日が射していれば綺麗でしょうけれど
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日が射していれば綺麗でしょうけれど
本堂に戻って進みますが
本堂に戻って進みますが
ここも鎖場や
細い路が続き
さらに進むと渡渉ポイント
計6回沢を渡ります
さらに進むと渡渉ポイント
計6回沢を渡ります
紅葉もだんだん
綺麗にになってきます
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綺麗にになってきます
苔ももっさり
やっぱり赤が好き
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やっぱり赤が好き
やがて左右にいろいろな色でパッチワークされた斜面が見えるようになります
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やがて左右にいろいろな色でパッチワークされた斜面が見えるようになります
天狗の庭から先は
天狗の庭から先は
パッチワークだらけ
1
パッチワークだらけ
日の光が欲しい
くろがね小屋が見えてきました
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くろがね小屋が見えてきました
ここらの紅葉は、
ここらの紅葉は、
終盤の感がありますが、
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終盤の感がありますが、
それでも残った紅葉は
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それでも残った紅葉は
気持ち良く
出迎えてくれます
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出迎えてくれます
稜線へ向けて
くろがね小屋を後にします
くろがね小屋を後にします
道は、火山ぽくなってきます
道は、火山ぽくなってきます
湯川の渓谷の彩りを確かめつつ、登って
湯川の渓谷の彩りを確かめつつ、登って
峰の辻に到着
石の上に
ペンキの道標
稜線が近くなると、時々青空が見えるように
稜線が近くなると、時々青空が見えるように
この道を上がってきました
この道を上がってきました
ところが牛ノ背に着くと、視界が無く、風が強い
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ところが牛ノ背に着くと、視界が無く、風が強い
とりあえず安達太良山山頂へ
とりあえず安達太良山山頂へ
視界の無い中、向かいます
視界の無い中、向かいます
本当に何も見えない・・・と嫌になっていたら突然
本当に何も見えない・・・と嫌になっていたら突然
雲が切れて、頂上が見えました
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雲が切れて、頂上が見えました
後も晴れて、ちょっとびっくり
後も晴れて、ちょっとびっくり
無事山頂に到着
今まで歩いてきた道がこんなに爽やか道だとは思いませんでした
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今まで歩いてきた道がこんなに爽やか道だとは思いませんでした
乳首の上に登りました
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乳首の上に登りました
山頂から船明神山とその奥に磐梯山
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山頂から船明神山とその奥に磐梯山
こちらは秋元湖と飯豊山方面
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こちらは秋元湖と飯豊山方面
猪苗代湖
晴れた主稜線が綺麗です
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晴れた主稜線が綺麗です
二本松市の方向
晴れたので、
鉄山に向かいます
鉄山に向かいます
湯川の渓谷方面
沼の平の噴火口
晴れた晴れた
牛ノ背から馬ノ背へ
牛ノ背から馬ノ背へ
広い稜線歩きは、
広い稜線歩きは、
視界が広くて、気持ち良いです
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視界が広くて、気持ち良いです
くろがね小屋方面
くろがね小屋方面
こんな道を下って
こんな道を下って
今来た道を振り返り
今来た道を振り返り
磐梯山に別れを告げて
磐梯山に別れを告げて
鉄山へ向かいます
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鉄山へ向かいます
鉄山避難小屋への稜線
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鉄山避難小屋への稜線
ここも広くて気持ちいい
ここも広くて気持ちいい
笹平を目指して、箕輪山方面へ向かいます
笹平を目指して、箕輪山方面へ向かいます
笹平から僧悟台へ進みます
笹平から僧悟台へ進みます
青空がありがたや
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青空がありがたや
ここも紅葉しています
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ここも紅葉しています
見晴らし台以後は、急な下りとぬかるんだ道
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見晴らし台以後は、急な下りとぬかるんだ道
スタート地点に戻ってきました
変化に富んでいて、面白かったです
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スタート地点に戻ってきました
変化に富んでいて、面白かったです

感想

この週は、仕事で福島に滞在。金曜日は、打ち上げで飲み会となり、(作為的に)残念ながら金曜日の内に自宅に帰れなくなりました。仕方がないので、土曜日に福島の山に登ることに。前日、飲み会なので、福島市に近い山ということで、安達太良山。
霊山(りょうぜん)も捨てがたかったのですけどね。
奥岳温泉から山頂を目指すルートは、多くの登山客であふれるだろうと予想されましたので、マイナーな塩沢温泉から湯川沿いに登るルートを選択。
湯川までなら、二本松からバスも通っているし、タクシーに乗ったとしても、奥岳温泉よりは安く済みます。
塩沢温泉に到着すると、案の定、車は3台しか止まっていません。
静かな山行を楽しめそうです。


・塩沢温泉〜くろがね小屋
紅葉はもう終わりに近づいていますが、この区間には、まだまだ残っていました。
しかし、当日は残念なことに、曇って日が射していなかったので、鮮やかな紅葉が見られませんでした。
とはいえ、屏風岩あたり渓谷の三方がみんな色づいて、今が盛りです。
また、天狗の庭の手前辺りからくろがね小屋まで、盛りは過ぎていますが、赤、朱、黄、緑のパッチワークが見られました。
晴れていたら、美しかったでしょう。

コースとしては、三階滝分岐〜三階滝〜屏風岩がアスレチック感覚で楽しめる道でした。
ミニ梯子、ミニ鎖場、ミニ岩場の他、倒木多数あり。
また、八幡滝以後の渡渉もエキサイティングなものがありました。

・牛ノ背〜安達太良山〜牛ノ背〜鉄山〜笹平分岐
稜線に出ると、風が強い。
その上、ガスって視界がない。
とりあえず、山頂を目指して歩いていたら、突然、雲が切れて、目の前に山頂が現われました。
そして、あっと言う間に、稜線から雲が消え、見渡せるようになりました。
この好天への変化には、びっくりしました。
山頂は勿論、稜線からの眺望が素晴らしく、猪苗代湖、磐梯山、秋元湖、飯豊山が見られます。
この見晴らし、見通しが良い稜線(牛ノ背、馬ノ背)歩きは、気持ち良かったです。

・笹平分岐〜僧悟台〜見晴台
このコースは、周りの草木の丈が高く、見晴らしが殆どないため、コースとしては面白くなかった。

・見晴台〜馬返し分岐
見晴らしがまるっきりない。
夏場なら涼しい爽やかな沢沿いの道だろうが、このシーズン、紅葉が気晴らしになるが、それも限界がある。

・スキー場
紅葉は、まだまだこれからです。


全般的に楽しくエキサイティングな山行でしたが、笹平分岐以降の僧悟台を通る道は、(疲れていた性もあるのか)イマイチなルートでした。今回の山行は、駐車場に戻る必要がないのだから、笹平分岐から土湯に下りた方が面白かったかもしれません。

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コメント

笹平分岐の看板
見たときには私もビビリました。今年はホームページの更新が行われていませんが、湯川渓谷の登山道整備されているようです。
土湯に降りるのであれば、最高峰は箕輪山ですし安達太良山頂はパスしてしまうかもしれませんね(笑
2012/10/31 7:48
前日呑み過ぎて、
寝坊 スタート、おまけに速度が上がらず、笹平着が予定より遅れていましたので、看板にはかなりビビらされました。

今回は、下山も15時を過ぎてしまい、計画の不備(前日の準備不足)を反省しています。


箕輪山ですが、仰る通り、最高峰に登らなかったのは、
なんとなく心残りではあります。
次回は、箕輪山を通りたいです。
安達太良山は・・・
2012/11/1 22:01
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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