六甲山(高座の滝〜奥高座の滝〜東おたふく山)


- GPS
- 02:30
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 820m
- 下り
- 358m
コースタイム
12:35奥高座の滝
13:30魚屋道合流
14:00東お多福山
14:15東お多福山登山口バス停
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
奥高座の滝の先へ進むには注意が必要です。道はあまりはっきりしていません。 |
写真
感想
今日は振替休日で会社が休みで天気も良かったので山へ繰り出す事に。目標は奥高座の滝を登って風吹岩方面へ抜けること、イタリアンリッジを見つけること、東お多福山の景色を写真に収めることです。
◆奥高座の滝
昼前にいつものようにJR芦屋を出発し高座の滝に向けてジョギングです。高座の滝に着いたときは汗はダラダラ、息はハアハアと切れまくり。奥高座の滝方面へ高座川沿いに進みます。今日もイノシシさんに遭遇。本当によく見かけます。奥高座の滝へ向かう道は高座川の両側にあるのですが、途中から左手の道はなくなります。ロープが張られていてこの先道なしと表示しています。が、大丈夫だろう甘く考えとロープをくぐってそのまま進みました。ですが案の定、道はなくなり、高座川側に傾いた急な斜面になってしまいました。足元を確認し、木の幹を持ちながらゆっくりと進みます。ここでぐったりとなってしまいました。川の反対側であればごく普通に歩ける道があるのに。。。と思いながらなんとか通過して砂防ダムの上流におりました。そのまま歩き続けると奥高座の滝に到着。
◆滝登り・イタリアンリッジ
ここからが楽しみにしていた滝登りです。二手に分かれていますが水量の多い左側の滝を確認すると登れそうです。岩はヌルヌルですべりやすいです。注意しながら登るともう一段の滝が現れました。この滝は岩全体に水が流れていて滑りやすいので断念。右手を見ると登れそうな岩があったのでそちらを登ります。そこからは道なき道を感覚で歩いていくと大きな岩が現れて景色が開けました。岩が連なっているので尾根沿いに歩いていくとハイカーの声が聞こえてきたのでそちらの方向へ向けて歩いていくと道にでて「C−5」の表示がありました。奥高座の滝からここまで40分くらいかかったようです。本当は奥高座の滝を登ればイタリアンリッジを見つけることができるはずと思っていたのですが、あまり気持ちに余裕がなかったようで忘れていて探し出すことができませんでした。ショック(T_T)
◆東お多福山
ここからはトレイルランに切り替えです。ジョギングしながら東お多福山を目指します。が、雨が峠付近では全然体力が続かず何度も立ち止まってしまいます。それでも踏ん張って東お多福山山頂付近へ到着。ここからの景色は、他の山頂から見る景色とは異なります。草原が広がっていてススキが綺麗です。ススキ草原の再生事業をしているようです。とても綺麗なので何枚も写真を撮りました。ここから東お多福山登山口まで一気に下り、バス停到着。バスに乗ると有馬温泉から乗車のハイカーで結構いっぱいでした。平日の昼間なのにこんなに人がいるなんてびっくりでした。
イタリアンリッジですが、残念ながらすでに崩壊しているようです。今あるのはその名残というべき岩で、一度これかな?という岩を訪れたことがあります。奥高座の滝の下流すぐの高座谷右岸を登ったところです(詳しくは当方昨年12月の記録をご参照下さい。再現性は低いのですが…)。
問題は妥当性で、これは確たることを言えません。エアリアは奥高座の滝より上流域にあるとしていますが、古い本や雑誌には下流域と読めるものが複数あり食い違います。下流域とするある本には「(ニセ)アカシア尾根のコルから高座谷に下りる途中にある」旨の記載がありました。
結局謎が残るイタリアンリッジで、arimanjuさんの記録を読んでまた探しに行きたい気が湧いてきました
イタリアンリッジに嬉しくなり長々とコメントしてしまいました。失礼しました
コメントありがとうございます!
イタリアンリッジは奥高座の滝の上流とばかり思っていました。なので滝を登ればそれっぽい岩を発見できるかと思って行った訳ですが。実際にはあの手の岩はいくつもあるので中々判断するのは難しいですね。ヤマレコでイタリアンリッジを検索するとヒットするのはjurakusaiさんの記録だけなんです。先日、記録を拝見したときにハーケンが写っていた写真を見てとても気になって気になって、探し出したいなぁと。(拍手もさせていただきました)ただ、コメントを詳しく読んでなかったので、下流域の可能性があるというところを見落としていました。jurakusuiさんのおっしゃている奥高座の滝の下流のところは次回ぜひ確認して、なんとかハーケンの写真を撮り収めたいと思います。上流域ももう一度捜索してイタリアンリッジらしき岩がないか再度確認してみたいと思います。私も由来は気になりますね。イアリアンリッジなんて名前がつく岩はどんなものかと自分の目で確認もしたいですし。
情報ありがとうございました。
「マッターホルンのイタリア側のリッジに似ている」ことからだそうです。コメントが言葉足らずで申し訳ありませんでした。古い本ですが、竹中靖一氏の「六甲」(1933年)に由来や昔の写真が載っています(図書館で借りました)。ちなみにこの本も、奥高座の滝の下流域にあると読めます。
さて、奥高座の滝ですが、登る際はくれぐれもお気を付けください。過去に事故があったと聞いたことがあります。特に断念された上の滝は、ロープがないと無理だと思います。
六甲には歴史のある岩が多く、いろいろと巡るのが大好きです
jurakusuiさん、コメントありがとうございます。
昨日は一日中雨で山に行けなかったのでネットでイタリアンリッジを検索して色々と見てみました(イタリアンリッジへの思いがとても大きくなってまして)jurakusuiさんがネットでイタリアンリッジの画像をご覧になったのは「岩場六甲」のサイトでしょうか。確かに奥高座の滝の下流域との記載があり、参考文献の記載もありました。図書館でも確認されたのですね。1933年の本が図書館で今でも読めることにびっくりしました。
百聞は一見にしかずですね。jurakusuiさんから色々と情報を頂きましたので、今度は時間に余裕に持ってじっくりと奥高座の滝付近を探索したいと思います。
事故らないように無理をせずに楽しみます。
本当に六甲は楽しいところですね。もっと早くこの楽しさに気づきたかったなぁと思っています。結果は逐次報告いたします。それでは
私が参考にしたサイトは「岩場六甲」です。
ネットで見つけた数少ない情報の一つでした。
竹中氏の「六甲」は、1976年の復刻版を図書館で借りました。昔(きっとはげ山だったころ)の六甲山の様子が書かれているので、読み物としても面白かったですよ
昔登ったことのある人に「ここだよ」って教えてもらえたら早い話なのですが、あれこれ情報を探して「ここかな」ってところに近づくのも面白いなと思います。登るも調べるも、六甲は楽しいですね
それではお気をつけて。
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