ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2474517
全員に公開
ハイキング
北陸

野口五郎岳〜烏帽子岳(静かな裏銀座歩き)

2020年08月01日(土) 〜 2020年08月02日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
30:25
距離
22.5km
登り
2,484m
下り
2,480m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:04
休憩
0:39
合計
5:43
距離 10.4km 登り 2,010m 下り 412m
5:52
5:54
8
6:02
6:07
31
6:38
6:41
76
7:57
8:06
60
9:06
9:26
7
2日目
山行
4:07
休憩
1:17
合計
5:24
距離 12.0km 登り 466m 下り 2,064m
6:42
96
8:25
8:32
15
8:47
5
8:52
8:55
7
9:02
9:31
7
9:38
9:40
10
9:50
10
10:00
10:32
25
10:57
36
11:33
14
11:47
11:51
7
12:06
ゴール地点
ログにはないですがピークは踏んでます
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
七倉山荘前駐車場まで自家用車
そこに車を停める(無料)

また七倉山荘までの道は降雨量が多いとゲートが閉じてしまい
通行止めにもなりますので注意

七倉山荘から高瀬ダムまではタクシーで移動(¥2340/台)
行き、戻りともに4人でシェア
ハイシーズンは5:30が始発になります
時間の詳細は以下のリンクを参照

http://www.kanko-omachi.gr.jp/mountain/qa.php#q2

※七倉山荘より先は私有地になるので指定車両以外は入れません
コース状況/
危険箇所等
★濁沢登山口〜烏帽子小屋(ブナ立尾根)
濁沢の橋は雨でしょっちゅう流されます
荒天後の通行は注意が必要です
間違っても増水時渡渉などしないこと、ダムの藻屑と消えます

ブナ立尾根は北ア3大急登の一つでかなり長いです
100m標高が上がるごとにナンバリングしてありますので
数えながら登って楽しんでください
登りはじめは階段がありますが急斜面なので滑落しなこと
それ以外では木の根や痩せ尾根もありますので踏み外しに注意

★烏帽子小屋〜三ツ岳
裏銀座の素晴らしいパノラマを見ながら歩けます
通行している人が少ないので体調管理や水に注意すること
この時期はコマクサやイワギキョウ、チングルマなどが咲き誇りとても綺麗です
またこの先の縦走路は日差しを遮るところが小屋しかありません
日中の通過は体へかなりの負担になります
体力と水のストックを考慮して先に進むか停滞するか決めてください

★三ツ岳〜野口五郎岳
途中お花畑コースと稜線コースに分かれます
お花畑は東側の斜面になり高温時に通過すると無風状態よりかなりの高温になります
体調管理に注意しこまめな水分補給を行ってください
稜線コースは逆に西(北)風が直に当たり続けます
気温が低い時の低体温、強風による転滑落に注意すること
野口五郎岳とりつきの辺りより岩がゴロゴロしているので踏み外しに注意

★烏帽子小屋〜烏帽子岳
特に迷うところはなし
ただし山頂直下は岩場になり直登&トラバースのプチ剣が体験できます
滑落に注意
山頂は巨岩が積み重なったような状態なので足場は非常に悪い
場所によっては先は奈落なので踏み外さないこと
その他周辺情報 下山後は七倉山荘の日帰り入浴施設で汗を流す(¥650)

http://www.webmarunaka.com/nanakura/spa.html

内湯、露天風呂あります
ただし狭いです
泉質は単純アルカリでかなり熱いです
私は好みですが熱いのが苦手な人は薬師の湯へ行った方がいいかもしれません
コロナ禍の昨今
山行を行うのも一苦労です
さらに梅雨も長引きなんとなくテンションも上がらぬままのサマーシーズン
陣中見舞いがてら野口五郎小屋へ行きました

久しぶりのブナ立尾根
膝が笑っちゃいます
1
コロナ禍の昨今
山行を行うのも一苦労です
さらに梅雨も長引きなんとなくテンションも上がらぬままのサマーシーズン
陣中見舞いがてら野口五郎小屋へ行きました

久しぶりのブナ立尾根
膝が笑っちゃいます
登ったと思ったらいきなり三ツ岳
ゲッソリです・・・
2
登ったと思ったらいきなり三ツ岳
ゲッソリです・・・
振り返ると烏帽子
今回は帰りによることにします
2
振り返ると烏帽子
今回は帰りによることにします
この静かな稜線
やはり裏銀座は最高です
この静かな稜線
やはり裏銀座は最高です
そして野口五郎小屋着
ご主人も親父さん、おかみさんも元気でした
やはりここは落ち着きます
そして野口五郎小屋着
ご主人も親父さん、おかみさんも元気でした
やはりここは落ち着きます
すると今日はヘリの荷揚げがあるみたいです
ラッキーです
今は雲出ていないので今じゃと思いましたら・・・飯食ってる

ヘリのパイロットがウナギ?を食べている間待つことにします
2
すると今日はヘリの荷揚げがあるみたいです
ラッキーです
今は雲出ていないので今じゃと思いましたら・・・飯食ってる

ヘリのパイロットがウナギ?を食べている間待つことにします
雲も出てきましたがヘリも飛べるとのこと
するとさっそく出動です!
雲も出てきましたがヘリも飛べるとのこと
するとさっそく出動です!
かっこいい!
東邦航空さんご苦労様です
3
東邦航空さんご苦労様です
画になります
夏空に合いますね〜
画になります
夏空に合いますね〜
ヘリサイコー
レトロな小屋とのコラボはなかなかに見られない風景ですね
5
レトロな小屋とのコラボはなかなかに見られない風景ですね
最後の荷下ろしです
2
最後の荷下ろしです
ありがとうございました!
そしてこの後スタッフ&宿泊客数名で荷物運び
報酬はネクタリンでした

ごちそうさまでした♪
ありがとうございました!
そしてこの後スタッフ&宿泊客数名で荷物運び
報酬はネクタリンでした

ごちそうさまでした♪
落ち着いたので山頂へ
すると水晶がお出迎え
双耳峰です
5
落ち着いたので山頂へ
すると水晶がお出迎え
双耳峰です
赤牛!
遠い!
薬師も見えます
やっと夏空を見ることができました
最高です
2
やっと夏空を見ることができました
最高です
水蒸気が多いのでまだ霞んでます
この後晩御飯なんで一度戻ることにします
1
水蒸気が多いのでまだ霞んでます
この後晩御飯なんで一度戻ることにします
食後また山頂へ
・・・おや?
4
食後また山頂へ
・・・おや?
槍だー!
やはり見えるとテンション上がります
5
槍だー!
やはり見えるとテンション上がります
この稜線は本日貸し切り
静かで雄大で美しい・・・

涙が出そうになります
7
この稜線は本日貸し切り
静かで雄大で美しい・・・

涙が出そうになります
火山の噴火のようです
3
火山の噴火のようです
静かな稜線
この時間に歩くのも気持ちよさそうです
3
静かな稜線
この時間に歩くのも気持ちよさそうです
静かな時間が流れます
3
静かな時間が流れます
日が傾いてきました
1
日が傾いてきました
東の空には月
そして影五郎
野口五郎岳
北アの奥地なだけあってとてもいい景色が見られます
3
野口五郎岳
北アの奥地なだけあってとてもいい景色が見られます
この雲の量がたまらん
これぞ夏空です
3
この雲の量がたまらん
これぞ夏空です
いいですね
薬師の向こうへ日が沈み始めました
4
薬師の向こうへ日が沈み始めました
赤くなってゆきます
2
赤くなってゆきます
ほんといつまでも見ていたい空です
2
ほんといつまでも見ていたい空です
まもなく日没です
1
まもなく日没です
焼けてます
薬師の向こうへ日が落ちます
今日も一日お疲れさまでした
2
薬師の向こうへ日が落ちます
今日も一日お疲れさまでした
あとは余韻に浸ります
2
あとは余韻に浸ります
そうしているうちに19:30
消灯まであと少しです
小屋へ戻るとします

オヤスミナサイ
3
そうしているうちに19:30
消灯まであと少しです
小屋へ戻るとします

オヤスミナサイ
夜はキンキンに冷えて何度も目覚める
すでに秋の気配のような・・・
1
夜はキンキンに冷えて何度も目覚める
すでに秋の気配のような・・・
今朝は雲が低いので槍もばっちり!
4
今朝は雲が低いので槍もばっちり!
立山も霞んできれいです
3
立山も霞んできれいです
いよいよ日の出です
寒いので早く出てほしいです〜
4
いよいよ日の出です
寒いので早く出てほしいです〜
いい色になってきました
1
いい色になってきました
モルゲン水晶
おはようございます
2
モルゲン水晶
おはようございます
後立方面も快晴です
白馬までバッチリ!
2
後立方面も快晴です
白馬までバッチリ!
すばらしい!
鷲羽、双六、笠
水晶が見事すぎる!
3
水晶が見事すぎる!
久しぶりの日の出です
稜線では3月以来、うれしすぎます
4
久しぶりの日の出です
稜線では3月以来、うれしすぎます
いい感じです
水墨画の世界のような後立
5
水墨画の世界のような後立
赤牛
その向こうには・・・海だー!
3
赤牛
その向こうには・・・海だー!
さて、そろそろ下界へ戻ることにします
1
さて、そろそろ下界へ戻ることにします
最高すぎます
野口五郎さんと槍
また来るでー
8
野口五郎さんと槍
また来るでー
何度見ても飽きません
2
何度見ても飽きません
静かな時間が流れる稜線
裏銀座は最高です
1
静かな時間が流れる稜線
裏銀座は最高です
烏帽子が見えてきました
1
烏帽子が見えてきました
何度見てもでかい三つ岳
1
何度見てもでかい三つ岳
今回は烏帽子も寄ることにします
シャキーンとしてます
5
今回は烏帽子も寄ることにします
シャキーンとしてます
南沢岳
秋にまた来ましょう
2
南沢岳
秋にまた来ましょう
ゴールの高瀬ダムが見えます
1
ゴールの高瀬ダムが見えます
今日は五郎小屋でお世話になったたくちゃんが烏帽子の整備
自称プロの無職だそうです

私もそれなりたいです!
2
今日は五郎小屋でお世話になったたくちゃんが烏帽子の整備
自称プロの無職だそうです

私もそれなりたいです!
さて、この稜線ともお別れ
寂しいです
2
さて、この稜線ともお別れ
寂しいです
烏帽子小屋の前はイワギキョウが満開
素晴らしい花の絨毯でした

また来ます!
5
烏帽子小屋の前はイワギキョウが満開
素晴らしい花の絨毯でした

また来ます!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル グローブ 雨具 日よけ帽子 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ シュラフ ツェルト
備考 水は多めに持って行きましょう
下山のブナ立尾根は時間も相まって相当気温が上がります

感想

7月はほぼ雨だらけで何もできなかった
8月に入り梅雨も明けサマーシーズン突入
ですが今年はコロナ禍でなんとなくテンションダウン・・・

そこでマッタリするため野口五郎岳へ行くことにしました
昨今都市部で第二波が発生しただでさえ静かな裏銀座は自分の息遣いしか聞こえないような世界でした
小屋へ行くと小屋番の上条さんからウエルカムドリンクをいただきました
するとヘリが来るので手伝えと・・・買収されました

ですがこんな経験ないしいつもお世話になってますので喜んで!
昼飯を食べ終え仕事に戻ったヘリのスタッフにより無事荷揚げは終わりました
こちらは待ってたので昼飯に抜きでした;;
夕方サンセットショーを見るため山頂へ向かうとこれまた見事なパノラマ
久しぶりの稜線の世界に感動です

休んでよし、泊ってよし、景色最高の野口五郎岳
また行きたいと思います

今回は帰りに烏帽子によりましたがやはりここの風景もいいですね
一度朝日を拝んでみたいと思いました

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:653人

コメント

お槍 お水晶
oyamasuki_yさん
こんばんは
兄貴、槍好きっすね!今度は反対側からですね。
そしてレアものの水晶モルゲン。
素晴らしい景色と写真です。
私頑張って水晶まで行くと、いつも雨降るんですね、、、これが。
いいプランあれば、よければまた誘ってください。
2020/8/5 2:17
Re: お槍 お水晶
お疲れ様です

shibaさん北海道行ってたんですね
私はいつも槍ですw
バカの一つ覚えですね〜

確かに水晶は雨が多いです
私も相性わるく結構降られます
今度どこか行きますか!
2020/8/6 18:13
裏銀座良いですね〜
oyamaskiさん
久しぶりのレコ、いきなりこれですか!
拍手しまくりましたよ( ^∀^)
37とか54好きです❤
41の余韻がたまらないです☺
山はいつもと変わらないのに、人間たちが勝手に色々面倒な事にしてしまっているのですが…
私も4ヶ月ぶりにお山に登りましたが、生まれたての小鹿みたいになってました(笑)
また、山頂から一緒に朝日を見たいですね!
2020/8/6 7:59
Re: 裏銀座良いですね〜
kiyohisaさんお疲れ様です

拍手ありがとうございます
おかげさまで爆釣ですよw
とても満足できる山行でした

ただ世間は大変なんで素直に喜べないですね
kiyohisaさんも丹沢でしたがやはり小鹿でしたかw
私は少し歩いているので大丈夫でしたが最初はひどいものでした

また山頂で朝日を見ましょう
冬まであと4か月ですよ!
2020/8/6 18:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら